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第5部 ここで生きていく 晴れた日は海を見て編
18 王太子
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「来てくれたか!みん…大河…」
離宮の前で待つラージュが目にした1人に警戒を顕に腰元の剣に手を伸ばす、詠斗が言い掛けようとしてそれを制し千眼が前に出た。
「私は序列第3位千眼魔王…この国の王太子に用があるそれだけだ」
「ラージュ、悪いようにはしない。まずは王太子に合わせてくれ。院長先生の許可はとっている」
「大河!皆も魔王という存在がどれ程危険なのか理解をしていない!魔王1体で国が簡単に滅びるのだ!」
「その程度だ…王よ」
「何!?」
大河に食ってかかるラージュを千眼が静かな声で止める、星の瞬く夜と雪原の輝く朝の対称的な2人。
「主達は簡単に私など屠れる…王よ本来ならばお前程度の存在に主達が会うことなど叶わぬ…心の広い主達がお前を友としている感謝すべき事…」
「千眼、止めろ」
「千眼さんは家族で友人だよ!ラージュさんも落ち着いて」
「千眼さんは優しいですよ」
「…お前達は分かってないのだ…」
大河が千眼を止め詠斗と率が間にはいる、ラージュは下がりポツリと呟く。
「いるな気配がする」
「ああ…匂いが濃い」
「綴さん大丈夫?」
「はい…大丈夫ですよ、晴海君」
事の成り行きを見守りながら、ジラ、チグリスは離宮から目を離さず気配を伺っている、綴は紅い砂が王宮よりも濃く纏わり付く離宮に顔をしかめ心配する晴海に笑顔を向けて千眼の眼鏡に付け替えて中に入るよう促す。
「ここで話していても仕方ありません、中にはいりましょう」
「綴、しかし」
「ラージュさん理由は後で話します、とにかく状況を」
「なあ、ラージュ。今日はここに来ると前触れ出しているのに誰も出てこないのか?」
「あ、ああいつもそうだが?食堂でカーライルが待ちそこで食事や会話をする」
「…そうか、早く入るぞ」
ジラが何かを考える、先頭にはジラとチグリスが並び扉を開ければ何かの魔法が発動した気配を感じる。
「扉で発動する仕掛けか…主達幻影魔法が発動した…主達には効かないが…」
ちらと状況把握が纏まらないラージュの方を見る、すぐに視線を戻し中へと進んでいく。
「陛下おまちしておりました!カーライル殿下もお待ちですよ。本日は客人も招いてとの事ですので、王宮の料理人達も張り切っておりますぞ」
「ああ…」
食堂では既にラージュの目にはいつも通りに座ってまっているカーライルがいるが、詠斗達の眼にはこの中には10歳程の少年など何処にもいない、微妙に掃除の行き届いてない離宮、急な客人で慌てて掃除したような雑さが目立つ。
腹が出た脂ぎった服のボタンが弾けそうな執事と侍女達、神々からの依頼もあり片っ端から鑑定を掛けていく。
執事 侍女:王太子に毒を盛り弱らせている 王太子は寝所に幽閉中 良からぬ気配あり注意
「まずい!ラージュ、王太子の寝所はどこだ!」
「ここに王太子はいないです、ラージュさん王太子は毒も盛られて危険な状態です!」
「ダメだ!マッピングが機能しない!」
「僕達自体に魔法は無効のようですが、スキルには影響があるんですね」
「カーライルならここに…寝所はこの離宮の1番奥だ」
「俺達にはここに子供など見えない」
「いそごう!」
晴海が最初に駆け出す、ジラ達が続き千眼が蝶の姿に変わり飛んでいく。
「なんたる無礼な!兵をよ…」
「待て、どういう事だ?」
慌てて兵を呼ぶ執事にラージュが制止する、椅子の上できょとんとしているカーライルをラージュが剣で切り伏せれば霧となって消えていく。
「ひ、ひああ」
執事、侍女達が怒りを顕にしたラージュを前に逃げ出そうとするが、出口の扉は千眼の蝶によって塞がれ誰も出られない。
「そうしていろ」
ラージュの冷えた声に使用人達がガクガクと震え地べたに崩れる、ラージュは急ぎ寝所に駆けて行った。
「鍵が掛けられている」
「どいて!」
詠斗の風斬で扉を切り裂き中には駆け込む、中には痩せた子供が1人…床に横たわっていた。
「なっ!」
「主達…待て」
千眼の制止で綴の足が止まる、先に千眼が中に入り横たわる子供…カーライル・デイル・アストリガー王太子の傍に立つ。
「久しぶりだな…相も変わらず業の深い…」
「だぁれ?」
「かつてお前と約束を交わした魔王…」
「やくそく…?」
「毒に侵されている…傭兵王この子供の指先を少し切ってくれ…決して血に触れないように…」
「はいよ、ちょっとごめんな」
ジラがカーライルの傍に座り枯れた枝のような指の先を小さなナイフで痛みも出ない速度で切る、ラージュが大河達の側に立ち成り行きを見守る。
千眼がカーライルの指を持ち指毎口に含んですぐに吐き出す、黒い蝶を出して一気にカーライルの身体に入れていく。
「何を!?」
ラージュが目を見開き駆け出そうとするのを、大河と綴が手を出し止める、2人から感じる怒りにラージュも身を引く、こんな小さい子供が何故こんな目に合わなければならないのか、固唾を飲んで見守る。
「身体の毒を抜いているが全てを取り除けない…弱体化は出来た」
カーライルの毒を取り除いた蝶達は宙で消えていく度、千眼の髪がはらりと地面に落ちる前に黒い炎で燃え消える。
「アリス…この子供を孤児院へ…身体は毒で衰弱している…スープ等を飲ませるように…体液や血には決して触れないように…今なら転移出来る」
「わ、分かった!すぐ戻るから!」
千眼が腕に抱えた子供を晴海に託す、晴海がそっと受け取ると骨と皮の重みの無い肉体に歯を食い縛って孤児院に転移した。
離宮の前で待つラージュが目にした1人に警戒を顕に腰元の剣に手を伸ばす、詠斗が言い掛けようとしてそれを制し千眼が前に出た。
「私は序列第3位千眼魔王…この国の王太子に用があるそれだけだ」
「ラージュ、悪いようにはしない。まずは王太子に合わせてくれ。院長先生の許可はとっている」
「大河!皆も魔王という存在がどれ程危険なのか理解をしていない!魔王1体で国が簡単に滅びるのだ!」
「その程度だ…王よ」
「何!?」
大河に食ってかかるラージュを千眼が静かな声で止める、星の瞬く夜と雪原の輝く朝の対称的な2人。
「主達は簡単に私など屠れる…王よ本来ならばお前程度の存在に主達が会うことなど叶わぬ…心の広い主達がお前を友としている感謝すべき事…」
「千眼、止めろ」
「千眼さんは家族で友人だよ!ラージュさんも落ち着いて」
「千眼さんは優しいですよ」
「…お前達は分かってないのだ…」
大河が千眼を止め詠斗と率が間にはいる、ラージュは下がりポツリと呟く。
「いるな気配がする」
「ああ…匂いが濃い」
「綴さん大丈夫?」
「はい…大丈夫ですよ、晴海君」
事の成り行きを見守りながら、ジラ、チグリスは離宮から目を離さず気配を伺っている、綴は紅い砂が王宮よりも濃く纏わり付く離宮に顔をしかめ心配する晴海に笑顔を向けて千眼の眼鏡に付け替えて中に入るよう促す。
「ここで話していても仕方ありません、中にはいりましょう」
「綴、しかし」
「ラージュさん理由は後で話します、とにかく状況を」
「なあ、ラージュ。今日はここに来ると前触れ出しているのに誰も出てこないのか?」
「あ、ああいつもそうだが?食堂でカーライルが待ちそこで食事や会話をする」
「…そうか、早く入るぞ」
ジラが何かを考える、先頭にはジラとチグリスが並び扉を開ければ何かの魔法が発動した気配を感じる。
「扉で発動する仕掛けか…主達幻影魔法が発動した…主達には効かないが…」
ちらと状況把握が纏まらないラージュの方を見る、すぐに視線を戻し中へと進んでいく。
「陛下おまちしておりました!カーライル殿下もお待ちですよ。本日は客人も招いてとの事ですので、王宮の料理人達も張り切っておりますぞ」
「ああ…」
食堂では既にラージュの目にはいつも通りに座ってまっているカーライルがいるが、詠斗達の眼にはこの中には10歳程の少年など何処にもいない、微妙に掃除の行き届いてない離宮、急な客人で慌てて掃除したような雑さが目立つ。
腹が出た脂ぎった服のボタンが弾けそうな執事と侍女達、神々からの依頼もあり片っ端から鑑定を掛けていく。
執事 侍女:王太子に毒を盛り弱らせている 王太子は寝所に幽閉中 良からぬ気配あり注意
「まずい!ラージュ、王太子の寝所はどこだ!」
「ここに王太子はいないです、ラージュさん王太子は毒も盛られて危険な状態です!」
「ダメだ!マッピングが機能しない!」
「僕達自体に魔法は無効のようですが、スキルには影響があるんですね」
「カーライルならここに…寝所はこの離宮の1番奥だ」
「俺達にはここに子供など見えない」
「いそごう!」
晴海が最初に駆け出す、ジラ達が続き千眼が蝶の姿に変わり飛んでいく。
「なんたる無礼な!兵をよ…」
「待て、どういう事だ?」
慌てて兵を呼ぶ執事にラージュが制止する、椅子の上できょとんとしているカーライルをラージュが剣で切り伏せれば霧となって消えていく。
「ひ、ひああ」
執事、侍女達が怒りを顕にしたラージュを前に逃げ出そうとするが、出口の扉は千眼の蝶によって塞がれ誰も出られない。
「そうしていろ」
ラージュの冷えた声に使用人達がガクガクと震え地べたに崩れる、ラージュは急ぎ寝所に駆けて行った。
「鍵が掛けられている」
「どいて!」
詠斗の風斬で扉を切り裂き中には駆け込む、中には痩せた子供が1人…床に横たわっていた。
「なっ!」
「主達…待て」
千眼の制止で綴の足が止まる、先に千眼が中に入り横たわる子供…カーライル・デイル・アストリガー王太子の傍に立つ。
「久しぶりだな…相も変わらず業の深い…」
「だぁれ?」
「かつてお前と約束を交わした魔王…」
「やくそく…?」
「毒に侵されている…傭兵王この子供の指先を少し切ってくれ…決して血に触れないように…」
「はいよ、ちょっとごめんな」
ジラがカーライルの傍に座り枯れた枝のような指の先を小さなナイフで痛みも出ない速度で切る、ラージュが大河達の側に立ち成り行きを見守る。
千眼がカーライルの指を持ち指毎口に含んですぐに吐き出す、黒い蝶を出して一気にカーライルの身体に入れていく。
「何を!?」
ラージュが目を見開き駆け出そうとするのを、大河と綴が手を出し止める、2人から感じる怒りにラージュも身を引く、こんな小さい子供が何故こんな目に合わなければならないのか、固唾を飲んで見守る。
「身体の毒を抜いているが全てを取り除けない…弱体化は出来た」
カーライルの毒を取り除いた蝶達は宙で消えていく度、千眼の髪がはらりと地面に落ちる前に黒い炎で燃え消える。
「アリス…この子供を孤児院へ…身体は毒で衰弱している…スープ等を飲ませるように…体液や血には決して触れないように…今なら転移出来る」
「わ、分かった!すぐ戻るから!」
千眼が腕に抱えた子供を晴海に託す、晴海がそっと受け取ると骨と皮の重みの無い肉体に歯を食い縛って孤児院に転移した。
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