102 / 807
第4部 生きる世界に微笑んで 立ち止まったら空を見上げて編
19 幼いドラゴン カタン
しおりを挟む
「ただいまー」
『おかえりなさ……』
「今日から彼とモギもここに住むから、よろしくね」
「ベルンです!よ、よろくお願いします」
「よろしくお願いします、私はナイルと言います…えと」
「私は千眼…」
ナイルも千眼も詠斗達の方を見る、まだ幼いとも言える子供に正体を言っていいのか目で確認すると詠斗は笑顔で頷く、ここで暮らすなら家族…ならばきちんと先に招待は言っておくべきだと思う。
「私はドラゴンですがよろしくお願いしますね、ベルンさん」
「私は序列第3位千眼魔王だ…よろしく…」
「魔王…?ドラゴン?伝説の?すごい!」
子供らしい反応に2人がほっとする、泣かれでもしたら困るしどうしたらいいか分からない。
「よし、まずはお風呂行こう!その後テトラの所で服を…あ、カイネ達が明日の準備が終わったって、迎えに行ってくる」
「はい、先お風呂に行ってますねー」
「うん」
「では、ベルンくん行きましょう」
「私たちもちょうど行こうとしていましたから皆でいきましょう」
「ん…率」
「あ、そうだね…」
チグリスが率に手を差し出す、率は顔を綻ばせその手を取って繋ぐ。チグリスの手は温かく大きかった…。
「ここがお風呂…モギ達!ダメだよー」
「構わないぞ、屋外の風呂はきゅうやハル達用も風呂だから好きに入れば良い」
最近ハル達やきゅう達の為に屋外にアルケールやアゲイル達が作った風呂場、建物に入らずに直行で入れる為きゅう達が仕事した後に入っていく…が次々モギ達が勝手に入っていく。
気持ち良さそうに入ってはいるが、10頭も入ればぎゅうぎゅうなので残りの10頭は大人しく待っている。
「これは、外の風呂を広げた方が良いなー」
「アゲイルさん、レグさん」
「うむ、風呂の前では皆同じだ。風呂を拡げるとしよう」
「アルケールさんも」
「戻ったよーってモギが風呂入っている?風呂入るんだ」
詠斗がカイネとバルタルを連れて戻って来ると、モギ達が風呂に入り寛いでいる姿を見て驚く。
『きゅ』『もぐ!』『もぐ』『もぐぅ』『ぴぃ』『ぱしゃ』
「よーみなさんお揃いでって…え、なにモギ!風呂入ってる!面白ー写真撮ろ」
「俺もー」
きゅう達とラドゥ達も風呂に入りに来たらしく鉢合わせし大所帯で入る事になり、きゅう達もモギ達と一緒に入って寛いでいる上に、身体も洗ってあげている、モギ達も気持ち良さそうにしている。
「俺達も行こう」
紹介しつつ服を脱いで入り方をベルンに教え、皆でゆっくりと入った…。
「詠斗…ベルンとモギをカタンの所に連れて行く、土が必要だから来てくれ…」
「チグリス、カタンの所に行くんですか?私も行きます、食事を持って行きますから」
「私も…茶を持って行こう」
「カタン…?」
風呂が終わりチグリスが詠斗に言うと、ナイルと千眼も一緒に付いて行くらしい…詠斗はカタンと聞いてもピンと来ない、大河達を見てもお互い顔を見合わせた。
「カタンは私たちの群れの中で一番若いドラゴンです、まだ魔力のコントロールが上手く出来ず隠蔽魔法が常時発動して気配を感じにくいんです」
「私でも見失う時がある」
「家からあまり出ないように言っているんです、面倒は主に長様やアルケール様、伴侶様が見ています」
「なら、僕も行きたいですね」
「僕も是非行きます」
「子供のドラゴン見たいな」
「俺もここでお世話になっているので是非挨拶したいです」
「お、俺も挨拶を…」
とういう訳で、チグリス、ベルンwithモギ、ナイル、千眼、詠斗達、カイネ、バルタルでドラゴンの家が集まる外れに向かった。
「カタン…入るぞ」
テトラやカル達の家の奥の小さめな家、その周辺には木の柵に魔石を埋め込んでいるようだった。
チグリスが中に入るともぞりと布の塊が動き小さな7,8歳程の子供が起き上がってチグリスに向かってくる。
「この家の中と柵の中でしたら、カタンを認識出来ますが…カタンが制御出来ないとこの中でも見失います」
「特殊な結界を張っている…」
ナイル達は外で待ちカタンの家周辺の事情の説明を聞く、魔力が高く龍皇国騎士団の団長の1人カラクの1人息子でここで預かっているとの事。
「カタン…客だ」
「あーチグチグー抱っこしてー」
「…行くぞ」
チグリスが溜息をついてカタンを抱いて家の外に出ると、一瞬ナイル、千眼以外がポカンとして口を開けるが無言でスマホで写真を撮り始めた。
「それースマホーカタンも持ってるーとるー」
「かわいいドラゴンの子ですねー」
自分の身長よりも長い蒼緑の髪と宝石のように輝くエメラルドの瞳、頬はバラ色のとても可愛らしい子供が巾着袋からチグリスが小さくしたであろうスマホで写真を撮ってはしゃいでいた。
「ベルンこいつはカタン…カタンは魔力制御が出来ない…この結界はカタンの魔力を吸収してカタンの気配を定着させている…こいつは寒いのが苦手で結界の余分な魔力で周辺を温かくしている。モギもこの辺りなら過ごしやすいだろう」
「確かにこの辺りは温かいですね」
「そうなの?」
「俺達は状態異常無効が付いているからな、寒さや暑さに耐性があるんだな」
カイネの言葉に詠斗が反応する、そういえばいつも快適に過ごしているのがスキルのお陰かと改めて関心した。
「モギ達も寛いでます。でも、良いんですか?」
「カタン、モギをお前の家周りに住まわせても構わないか?」
「いいよー」
「あ、ありがとうございます!カタンさん!」
「カタンでいいよー」
大河が確認を取り、ベルンが快く返事をする。
「よし、今日はここでご飯にしよう。カタンは何を食べたい?」
「んー」
「カタンは草食なので私と同じ物が良いですね」
「お、おれのモギのミルクも飲んでください!」
「ミルクー?」
「カタン、長様やアゲイル様が持って来てくれる牛乳ですよ。ミルクはベルンさんのモギから出た物です、飲みますか?」
「のむー」
「はい。ベルン、コップ」
「ありがとうございます!」
すぐに傍にいたモギのミルクを絞り、カタンに渡すとゆっくり1口飲み目を輝かせゴクゴクと一気に飲み干した。
「おいしいー」
ニコニコと笑うカタンにベルンも嬉しそうだった、モギ達はさっさとカタンの家周辺で各々寛げる場所を見つけて休んでいる。
詠斗達は早速鉄板を出して肉や野菜を焼き始め、カルやテトラも呼んで服や小麦粉を混ぜる魔法具の相談もしつつ、カタンとベルンも仲を深めていった。
『おかえりなさ……』
「今日から彼とモギもここに住むから、よろしくね」
「ベルンです!よ、よろくお願いします」
「よろしくお願いします、私はナイルと言います…えと」
「私は千眼…」
ナイルも千眼も詠斗達の方を見る、まだ幼いとも言える子供に正体を言っていいのか目で確認すると詠斗は笑顔で頷く、ここで暮らすなら家族…ならばきちんと先に招待は言っておくべきだと思う。
「私はドラゴンですがよろしくお願いしますね、ベルンさん」
「私は序列第3位千眼魔王だ…よろしく…」
「魔王…?ドラゴン?伝説の?すごい!」
子供らしい反応に2人がほっとする、泣かれでもしたら困るしどうしたらいいか分からない。
「よし、まずはお風呂行こう!その後テトラの所で服を…あ、カイネ達が明日の準備が終わったって、迎えに行ってくる」
「はい、先お風呂に行ってますねー」
「うん」
「では、ベルンくん行きましょう」
「私たちもちょうど行こうとしていましたから皆でいきましょう」
「ん…率」
「あ、そうだね…」
チグリスが率に手を差し出す、率は顔を綻ばせその手を取って繋ぐ。チグリスの手は温かく大きかった…。
「ここがお風呂…モギ達!ダメだよー」
「構わないぞ、屋外の風呂はきゅうやハル達用も風呂だから好きに入れば良い」
最近ハル達やきゅう達の為に屋外にアルケールやアゲイル達が作った風呂場、建物に入らずに直行で入れる為きゅう達が仕事した後に入っていく…が次々モギ達が勝手に入っていく。
気持ち良さそうに入ってはいるが、10頭も入ればぎゅうぎゅうなので残りの10頭は大人しく待っている。
「これは、外の風呂を広げた方が良いなー」
「アゲイルさん、レグさん」
「うむ、風呂の前では皆同じだ。風呂を拡げるとしよう」
「アルケールさんも」
「戻ったよーってモギが風呂入っている?風呂入るんだ」
詠斗がカイネとバルタルを連れて戻って来ると、モギ達が風呂に入り寛いでいる姿を見て驚く。
『きゅ』『もぐ!』『もぐ』『もぐぅ』『ぴぃ』『ぱしゃ』
「よーみなさんお揃いでって…え、なにモギ!風呂入ってる!面白ー写真撮ろ」
「俺もー」
きゅう達とラドゥ達も風呂に入りに来たらしく鉢合わせし大所帯で入る事になり、きゅう達もモギ達と一緒に入って寛いでいる上に、身体も洗ってあげている、モギ達も気持ち良さそうにしている。
「俺達も行こう」
紹介しつつ服を脱いで入り方をベルンに教え、皆でゆっくりと入った…。
「詠斗…ベルンとモギをカタンの所に連れて行く、土が必要だから来てくれ…」
「チグリス、カタンの所に行くんですか?私も行きます、食事を持って行きますから」
「私も…茶を持って行こう」
「カタン…?」
風呂が終わりチグリスが詠斗に言うと、ナイルと千眼も一緒に付いて行くらしい…詠斗はカタンと聞いてもピンと来ない、大河達を見てもお互い顔を見合わせた。
「カタンは私たちの群れの中で一番若いドラゴンです、まだ魔力のコントロールが上手く出来ず隠蔽魔法が常時発動して気配を感じにくいんです」
「私でも見失う時がある」
「家からあまり出ないように言っているんです、面倒は主に長様やアルケール様、伴侶様が見ています」
「なら、僕も行きたいですね」
「僕も是非行きます」
「子供のドラゴン見たいな」
「俺もここでお世話になっているので是非挨拶したいです」
「お、俺も挨拶を…」
とういう訳で、チグリス、ベルンwithモギ、ナイル、千眼、詠斗達、カイネ、バルタルでドラゴンの家が集まる外れに向かった。
「カタン…入るぞ」
テトラやカル達の家の奥の小さめな家、その周辺には木の柵に魔石を埋め込んでいるようだった。
チグリスが中に入るともぞりと布の塊が動き小さな7,8歳程の子供が起き上がってチグリスに向かってくる。
「この家の中と柵の中でしたら、カタンを認識出来ますが…カタンが制御出来ないとこの中でも見失います」
「特殊な結界を張っている…」
ナイル達は外で待ちカタンの家周辺の事情の説明を聞く、魔力が高く龍皇国騎士団の団長の1人カラクの1人息子でここで預かっているとの事。
「カタン…客だ」
「あーチグチグー抱っこしてー」
「…行くぞ」
チグリスが溜息をついてカタンを抱いて家の外に出ると、一瞬ナイル、千眼以外がポカンとして口を開けるが無言でスマホで写真を撮り始めた。
「それースマホーカタンも持ってるーとるー」
「かわいいドラゴンの子ですねー」
自分の身長よりも長い蒼緑の髪と宝石のように輝くエメラルドの瞳、頬はバラ色のとても可愛らしい子供が巾着袋からチグリスが小さくしたであろうスマホで写真を撮ってはしゃいでいた。
「ベルンこいつはカタン…カタンは魔力制御が出来ない…この結界はカタンの魔力を吸収してカタンの気配を定着させている…こいつは寒いのが苦手で結界の余分な魔力で周辺を温かくしている。モギもこの辺りなら過ごしやすいだろう」
「確かにこの辺りは温かいですね」
「そうなの?」
「俺達は状態異常無効が付いているからな、寒さや暑さに耐性があるんだな」
カイネの言葉に詠斗が反応する、そういえばいつも快適に過ごしているのがスキルのお陰かと改めて関心した。
「モギ達も寛いでます。でも、良いんですか?」
「カタン、モギをお前の家周りに住まわせても構わないか?」
「いいよー」
「あ、ありがとうございます!カタンさん!」
「カタンでいいよー」
大河が確認を取り、ベルンが快く返事をする。
「よし、今日はここでご飯にしよう。カタンは何を食べたい?」
「んー」
「カタンは草食なので私と同じ物が良いですね」
「お、おれのモギのミルクも飲んでください!」
「ミルクー?」
「カタン、長様やアゲイル様が持って来てくれる牛乳ですよ。ミルクはベルンさんのモギから出た物です、飲みますか?」
「のむー」
「はい。ベルン、コップ」
「ありがとうございます!」
すぐに傍にいたモギのミルクを絞り、カタンに渡すとゆっくり1口飲み目を輝かせゴクゴクと一気に飲み干した。
「おいしいー」
ニコニコと笑うカタンにベルンも嬉しそうだった、モギ達はさっさとカタンの家周辺で各々寛げる場所を見つけて休んでいる。
詠斗達は早速鉄板を出して肉や野菜を焼き始め、カルやテトラも呼んで服や小麦粉を混ぜる魔法具の相談もしつつ、カタンとベルンも仲を深めていった。
15
お気に入りに追加
294
あなたにおすすめの小説
元万能技術者の冒険者にして釣り人な日々
於田縫紀
ファンタジー
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
今日も聖女は拳をふるう
こう7
ファンタジー
この世界オーロラルでは、12歳になると各国の各町にある教会で洗礼式が行われる。
その際、神様から聖女の称号を承ると、どんな傷も病気もあっという間に直す回復魔法を習得出来る。
そんな称号を手に入れたのは、小さな小さな村に住んでいる1人の女の子だった。
女の子はふと思う、「どんだけ怪我しても治るなら、いくらでも強い敵に突貫出来る!」。
これは、男勝りの脳筋少女アリスの物語。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。
今年で33歳の社畜でございます
俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました
しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう
汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。
すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。
そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる