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第4部 生きる世界に微笑んで 立ち止まったら空を見上げて編
17 率君チーズ爆買い王になる 資金は潤沢です
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「ここがチーズ王国!来ましたよ!わあ、良い景色ですね!写真撮ろう」
《クイナト》より北へ馬車で3日程掛かる町、《ヤナシャ》を《クイナト》を経由すると自動マッピングに場所が出現したのでそのまま転移魔法で一瞬で《ヤナシャ》の入り口に着いた、魔法って便利ーと率は改めて思った。
「アルプスを舞台にした某アニメの女の子が出て来そうな場所ですね」
遥か向こうに聳える雪化粧の山脈、簡素な木造の建物、町の中には人と動物が共存して暮らしている。
「そうですねーヤギとか牛とかいるのかなー?」
「ヤギ?ウシ?なんだそれ?ここにいるのは犬とモギだぞ?」
『モギ?』
「ほら、そこにいる。白と黒の模様のヤツ、アイツらからミルクが出る。俺は綴の牛乳の方が好きだけど。こいつらは、雑食でオスもメスもミルクを出す。飼いやすいからな」
「オスとメス両方からミルクが出るのか…」
「そうやって子育てをする、オスとメスで平等に子供を育てエサも探す」
「へぇー」
「詠斗…肉」
「はい、肉串」
「異世界の不思議ですねー」
ヤギの大きさの牛のようなモギという動物がのんびりと道の真ん中で寝ていたり、生えている草を食べたりしている姿が目に入り、長閑な田舎の風景という印象を受けながら、早速1番大きな乳製品を扱う店に向かった。
「チーズとミルクのお店!うわぁ」
「いらっしゃい…うちの店はチーズもミルクも美味しいよー。お客さん方ここは初めてかい?今ミルクを出してあげよう」
町の外れの大きな平屋の木造の建物、どうやら製造と販売も行っているようで扉を開けるとチーズの香りが漂ってくる。
気さくな中年男性に出迎えられ、木のコップに注がれたミルクを貰いゴクリと飲んでみる。
「絞ったばかりだよ」
「んっ!濃いですね」
「これは…美味いな」
「でも後味はあっさりして…飲みやすいですね」
「搾りたて…すごい…」
「おかわり…」
「ん、あー搾りたては違うな」
店主が詠斗達の反応を見て嬉しそうにしている、《ヤナシャ》の町で1番大きな店《タトンとモギ》という店は全ての過程をこの店の裏の牧場で行っている。
「ミルクは1杯200ログね、チーズの試食も出すから」
全員ミルクをお代わりし、店の奥から店主が奥から小さく切ったチーズを皿に乗せ運んで来てくれる。
「さ、味見ておくれー」
『いただきまーす』
オレンジ色のチェダーチーズ、白く四角いのはクリームチーズ、白い玉のようなチーズはモッツァレラチーズに近い物が出され皆の目の色が変わる。
「んー!美味しい!濃いです!」
「ああ、来た甲斐があったな」
「いくらでも入りますね」
「あーみんなにも食べさせたい!」
「…おかわり」
「ん、ここのは美味いな」
早速率がチーズが陳列されている棚、チェダーチーズのホールを20個購入、小さい木箱に入れられ奥の魔法冷蔵庫からクリームチーズ20箱とガラス瓶に1つずつ入れられたモッツァレラチーズ30個、瓶のモギのミルクを40本をした。
「いやあ、若いのに商人かい?沢山買ったねーありがとうよー牛乳2本オマケね」
「ありがとうございます!また来ます!」
2,000,000ログ近くを支払い、ショルダーバッグの中の収納袋(偽装)にホクホク顔で率が詰めていく。
「また来ておくれー」
次は店主に勧められた市場へと向かう、《トイタナ》よりも小さい市場だが中々賑わっていて屋台などもあり早速皆で食べてみる。
「今朝捌いたばかりの鳥串どうだい?」
「10本下さい」
「あいよ、1本オマケな!2,500ログね」
「どうも!」
「そこの素敵なお兄さん達!うちのスープどうだい?具沢山いれるよー」
「そうですね、では6杯下さい」
「あいよー3,000ログね。毎度ー」
「あ、そこのお兄さん方、うちの腸詰串どうよ!うめぇぞ!」
「そうか、なら10本くれ」
「1本オマケで4,000ログねー」
「こっちのうちのミルクはいかが!」
「6杯、お願いします」
「ありがとう、1,200ログね。コップは持って来てねー」
ちょっとした昼飯になってしまったので屋台の裏にある、簡素なテーブルとイスで食べる事にした。
「俺がやりたいフードコートもこんな感じだ」
「あ、肉は外せないですね」
「甘い物も!……牛乳ありますし…やっちゃいます?アイス屋さん」
『いいね』
「じゃ、まずは俺達が味を見ないとなぁー店やるなら身内が味を知らないと、な、チグリス?」
「…ん」
率のアイスという言葉に3人の声が弾み、ジラとチグリスが鳥串を嚙みちぎりながらニヤリと笑う。
「このミルク…少し味が違うな」
「美味しいですけど…さっきよりもあっさりしていますね」
「モギのミルクは食べる物によって味が変わる。質が良いものを食えば濃く美味く、粗末な餌を食うと不味くなるが、そういうのは料理に使われる」
「確かに家畜って日本でもそうだったね、質の良いものを食べさせると肉が美味いって」
「なら、チーズを買うときはまずミルクを飲めばいいですね」
「食い終わったなら、いこー」
ジラが立ち上がりコップを返しに行く、串やスープのカップ等もそれぞれの屋台に返しに行って市場の散策といっても10軒ほどしかないので、野菜や肉や香辛料や布を買い漁り楽しんで、また乳製品を売っている店を周ろうと市場を出た。
「ん、そこで子供と誰か揉めているな」
町中を歩いていると、少し先の家の前で揉めているのがジラの視界と耳に入った。
「もう少し待って下さい!お願いします!」
「もう、100日待っておる!母親を亡くしたばかりで可哀想だとは思って待っていたが、こちらも生活がある、悪いが今日中に500,000ログを用意するか、モギを置いて出て行って貰う」
「そ、そんな…そんなお金……お願いします!どうか…」
大河達が眉を顰める、鑑定をして状況を把握する事にした 鑑定:少年 半豹人族 母親を亡くし天涯孤独 11歳 あ、神々がドーナツとチーズ料理食べたいそうです おっさん:大家 賭博で金が無い 500,000ログも家賃100日は高すぎますねー 神々が飽きれています あ、アイスも食べたいとの事ですー …まともに鑑定したかと思えば…ラインだと言いづらいから鑑定経由でおねだりをして来たな…。
「とにかく、そういう話しだからな!」
「ま、待って下さい!」
話しはそれ以上聞かず勢いよく家の扉を大家が閉める、詠斗達はお互いに顔を見合わせ頷き、少年に駆け寄った。
《クイナト》より北へ馬車で3日程掛かる町、《ヤナシャ》を《クイナト》を経由すると自動マッピングに場所が出現したのでそのまま転移魔法で一瞬で《ヤナシャ》の入り口に着いた、魔法って便利ーと率は改めて思った。
「アルプスを舞台にした某アニメの女の子が出て来そうな場所ですね」
遥か向こうに聳える雪化粧の山脈、簡素な木造の建物、町の中には人と動物が共存して暮らしている。
「そうですねーヤギとか牛とかいるのかなー?」
「ヤギ?ウシ?なんだそれ?ここにいるのは犬とモギだぞ?」
『モギ?』
「ほら、そこにいる。白と黒の模様のヤツ、アイツらからミルクが出る。俺は綴の牛乳の方が好きだけど。こいつらは、雑食でオスもメスもミルクを出す。飼いやすいからな」
「オスとメス両方からミルクが出るのか…」
「そうやって子育てをする、オスとメスで平等に子供を育てエサも探す」
「へぇー」
「詠斗…肉」
「はい、肉串」
「異世界の不思議ですねー」
ヤギの大きさの牛のようなモギという動物がのんびりと道の真ん中で寝ていたり、生えている草を食べたりしている姿が目に入り、長閑な田舎の風景という印象を受けながら、早速1番大きな乳製品を扱う店に向かった。
「チーズとミルクのお店!うわぁ」
「いらっしゃい…うちの店はチーズもミルクも美味しいよー。お客さん方ここは初めてかい?今ミルクを出してあげよう」
町の外れの大きな平屋の木造の建物、どうやら製造と販売も行っているようで扉を開けるとチーズの香りが漂ってくる。
気さくな中年男性に出迎えられ、木のコップに注がれたミルクを貰いゴクリと飲んでみる。
「絞ったばかりだよ」
「んっ!濃いですね」
「これは…美味いな」
「でも後味はあっさりして…飲みやすいですね」
「搾りたて…すごい…」
「おかわり…」
「ん、あー搾りたては違うな」
店主が詠斗達の反応を見て嬉しそうにしている、《ヤナシャ》の町で1番大きな店《タトンとモギ》という店は全ての過程をこの店の裏の牧場で行っている。
「ミルクは1杯200ログね、チーズの試食も出すから」
全員ミルクをお代わりし、店の奥から店主が奥から小さく切ったチーズを皿に乗せ運んで来てくれる。
「さ、味見ておくれー」
『いただきまーす』
オレンジ色のチェダーチーズ、白く四角いのはクリームチーズ、白い玉のようなチーズはモッツァレラチーズに近い物が出され皆の目の色が変わる。
「んー!美味しい!濃いです!」
「ああ、来た甲斐があったな」
「いくらでも入りますね」
「あーみんなにも食べさせたい!」
「…おかわり」
「ん、ここのは美味いな」
早速率がチーズが陳列されている棚、チェダーチーズのホールを20個購入、小さい木箱に入れられ奥の魔法冷蔵庫からクリームチーズ20箱とガラス瓶に1つずつ入れられたモッツァレラチーズ30個、瓶のモギのミルクを40本をした。
「いやあ、若いのに商人かい?沢山買ったねーありがとうよー牛乳2本オマケね」
「ありがとうございます!また来ます!」
2,000,000ログ近くを支払い、ショルダーバッグの中の収納袋(偽装)にホクホク顔で率が詰めていく。
「また来ておくれー」
次は店主に勧められた市場へと向かう、《トイタナ》よりも小さい市場だが中々賑わっていて屋台などもあり早速皆で食べてみる。
「今朝捌いたばかりの鳥串どうだい?」
「10本下さい」
「あいよ、1本オマケな!2,500ログね」
「どうも!」
「そこの素敵なお兄さん達!うちのスープどうだい?具沢山いれるよー」
「そうですね、では6杯下さい」
「あいよー3,000ログね。毎度ー」
「あ、そこのお兄さん方、うちの腸詰串どうよ!うめぇぞ!」
「そうか、なら10本くれ」
「1本オマケで4,000ログねー」
「こっちのうちのミルクはいかが!」
「6杯、お願いします」
「ありがとう、1,200ログね。コップは持って来てねー」
ちょっとした昼飯になってしまったので屋台の裏にある、簡素なテーブルとイスで食べる事にした。
「俺がやりたいフードコートもこんな感じだ」
「あ、肉は外せないですね」
「甘い物も!……牛乳ありますし…やっちゃいます?アイス屋さん」
『いいね』
「じゃ、まずは俺達が味を見ないとなぁー店やるなら身内が味を知らないと、な、チグリス?」
「…ん」
率のアイスという言葉に3人の声が弾み、ジラとチグリスが鳥串を嚙みちぎりながらニヤリと笑う。
「このミルク…少し味が違うな」
「美味しいですけど…さっきよりもあっさりしていますね」
「モギのミルクは食べる物によって味が変わる。質が良いものを食えば濃く美味く、粗末な餌を食うと不味くなるが、そういうのは料理に使われる」
「確かに家畜って日本でもそうだったね、質の良いものを食べさせると肉が美味いって」
「なら、チーズを買うときはまずミルクを飲めばいいですね」
「食い終わったなら、いこー」
ジラが立ち上がりコップを返しに行く、串やスープのカップ等もそれぞれの屋台に返しに行って市場の散策といっても10軒ほどしかないので、野菜や肉や香辛料や布を買い漁り楽しんで、また乳製品を売っている店を周ろうと市場を出た。
「ん、そこで子供と誰か揉めているな」
町中を歩いていると、少し先の家の前で揉めているのがジラの視界と耳に入った。
「もう少し待って下さい!お願いします!」
「もう、100日待っておる!母親を亡くしたばかりで可哀想だとは思って待っていたが、こちらも生活がある、悪いが今日中に500,000ログを用意するか、モギを置いて出て行って貰う」
「そ、そんな…そんなお金……お願いします!どうか…」
大河達が眉を顰める、鑑定をして状況を把握する事にした 鑑定:少年 半豹人族 母親を亡くし天涯孤独 11歳 あ、神々がドーナツとチーズ料理食べたいそうです おっさん:大家 賭博で金が無い 500,000ログも家賃100日は高すぎますねー 神々が飽きれています あ、アイスも食べたいとの事ですー …まともに鑑定したかと思えば…ラインだと言いづらいから鑑定経由でおねだりをして来たな…。
「とにかく、そういう話しだからな!」
「ま、待って下さい!」
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