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第一部 不毛の大地開拓 頑張ろう編

4 スキルと善行ポイント

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「では、まずはステータスオープンと口にするか、頭の中で言ってみてくれ」

「は、はい!ステータスオープンっ!」



時永 詠斗 : 不老不死 肉体年齢 21歳 担う者



所持魔法

土魔法 水魔法 火魔法 風魔法 浄化魔法 



スキル

状態異常無効 無限収納(時間停止) ステータス隠蔽 攻撃無効※



固有スキル

園芸ショップ



善行ポイント

10,000pt



「うゃっ、何か目の前に出たっ!」

力んで叫ぶと目の前にパネルが出現し、後退りしてしまう。

「これが、今君が保有している能力だ。固有スキルは異界人の恩恵だ、我々にもどういった物かは分からん。状態異常無効はその名の通り毒や寒さ熱さ病を無効にする。無限収納は所持している物を無限に仕舞える。但し今の所は生き物は仕舞えない。試してみよう、君と共に来た荷物を触れて収納と口にするか、頭の中で言葉にしてくれ」

「はい、収納?」

右手でボストンバッグに触れると、今度こそ手品のように消えてしまう。

「うわ」

「出すときは同じ、口にするか頭に浮かべて出してみてくれ」

今度は頭に思い浮かべるとボストンバッグが出現する、便利すぎる、便利すぎて頭が真っ白になりそうになるのをなんとか踏みとどまる。

「攻撃無効は…無効化出来ない場合もある。剣、槍、ある程度の魔法は問題ないが…なるべくは避けた方がいいな」

「そう、なるべくはそんな状況にならないようにします」

顔が引きつる、異世界は日本とは全く違う、治安なども比べられないくらい悪いだろう、それでも神々はこうして詠斗の身を案じてくれている。

「ステータス隠蔽は、指で押してみてくれ」

「はい、こうかな?」

ステータス隠蔽の文字を人差し指でタッチする、するとすぐに表示が変わる



時永 詠斗 : 21歳



所持魔法

土魔法



「鑑定アイテム等で見られても問題のないステータスに切り替わる。人を越えた力は時に波乱を呼ぶからな、人々がいる場所はこちらに替えておくと良い」

「はい」

「固有スキルの方は後でゆっくり見てくれ、次は…」

「善行ポイントの説明ですね」

今迄説明してくれた神に礼をし、下がりまた次の神が詠斗の正面に立つ。

「まずステータス画面の善行ポイントを押して下さい」



善行ポイント

10,000pt

現在交換可能

魔法

土魔法(土生成:50pt) 水魔法(水弾:50pt)

火魔法(火矢:50pt) 風魔法(風斬:50pt)

浄化魔法(自動清掃:300pt)

スキル

鑑定:500pt 無限収納(ウィンドウ表示:300pt)



「こちらは現在の貴方の保有ポイントと交換可能の物の一覧です。善行ポイントとは、我々または《アタラクシア》にとって良い事や我々の依頼…こちらに関してはまた後程説明します。依頼達成などで受け取れるポイントです」

「は、はぁ…この10,000ポイントって…」

「そのポイントは我々の感謝の印です、交換可能の内容は日々変わっていきます。困った時等確認して下さい。魔法は様々な可能性があり、自分の力で学び進化させていくとことも大事です」

「先ほどの神様が言ってましたね、ならスキルを先に…いやゆっくり考えます」

「はい、では次は…」

「依頼についてだな」
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