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18話 何も思い出せない

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          「ここが木良木小学校か」

           勝義は校舎をじーっとみた。

      雨音「どう?思え出せそう?」

勝義「うーん、ごめん何も思い出せそうにない」

「そっか...」

「でも何だか懐かしい気分にはなったような気がする。」

伯斗「おー!そっか!そっか!少しずつ少しずつ思い出せばいいよ!」

鈴木「成果なし..か。」

勝義「雨音と鈴木はなんか思い出した?」

雨音、鈴木「いや、何も思い出せない」

勝義「何で思い出せないんだ?(やっぱり、いじめらていたから脳が勝手に嫌な記憶を消してたりとか?ってか何で自分のことなのに、わからないんだよ俺!)」

みんな悩んでる顔をした。

夏石「次行ってみよー!公園公園!」

雨音「そうそう!公園!勝義君、昔、木良木公園で遊んでた様な気がする!」

伯斗「行ってみよーぜ!」

小学校から歩きで10分ぐらいで公園に着いた。

夏石、伯斗「え!?」

                                  「この公園、広いー!!!」
木良木公園はとても大きな公園で、周りは木で、囲まれている公園だった。

全員、公園のテーブルとベンチに座った。

夏石「さぁー!みんな!おかし食べましょ!」

鈴木「おぅ!」伯斗「食べよ!食べよ!」

雨音「もーあなた達何しに来たの!」

勝義「雨音もポテチ食おうよ」

雨音「勝義君まで..」

伯斗「まぁ、暑いし一旦休もうぜ」

全員「賛成ー」

全員テーブルに座り、お菓子を食べた。

雨音「ねぇ勝義君」

「ん?」

「この公園の向こうに見えるでっかい木見える?」

「見えるけど」




             続く




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