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第25話 ようやくダンジョンが登場した
しおりを挟む「しかし、その姿は……」
シシオダスさんは息子の変わり果てた姿に困惑している。
そりゃたった一年でもじゃもじゃになっちゃったら、何があったんだってなるよ。
「ライオくんだけじゃなくて、チタくんたちも明らかに見た目が変わっちゃったんですよね。ある日、急に寝込んでしまったかと思うと、二日くらいずっと起きなくて。やっと目を覚ましたらこうなってたので私たちもびっくりしました。三人とも似たようなタイミングだったんですけど、ニャー族って誰もがこうってわけじゃないんですかね?」
「……普通はない。だが……」
シシオダスさんは少し言い淀んで、
「我が一族には、古くから言い伝えられていることがある。……本来は猫の獣人である我らだが、獅子や豹などの獣人に〝進化〟することがある、と」
進化だってばよ。
レベルアップどころじゃなかったわ。
確かにもっと根本的な変化っぽいもんね。
進化は主に魔物において起こるものだという。
例えば、ホーンラビットから上位種のアルミラージに、オークからハイオークに、といった具合だ。
だがその魔物の性質を有する魔族や獣人も、進化する可能性があるのだとか。
「しかし今まで身近で進化した者を見たことは一度も無い。進化する条件も分からない。辛うじて私の祖母から、祖母の父の兄、すなわち私の大叔父が進化していたという話を聞いたことがあるくらいだ。しかしそれも眉唾ものかと思っていたのだが……」
つまり進化というのは本当にごくごく稀にしか発生しないものらしい。
なんかスーパーサ○ヤ人みたいだね。
「サオリ殿。申し訳ないが、少し彼らの力を確かめさせてもらえないだろうか?」
彼の提案を受けて、私たちは外に出た。
「ライオ。私にぶつかってきなさい」
「え? ……う、うん、分かった」
何だ何だと、猫のようにあちこちに寝転がっていたニャー族たちが注目してくる。
「じゃあ、いくよ」
ライオくんが恐る恐る地面を蹴って、シシオダスさんに向かっていった。
ライオくんもこの短期間で大きくなったけれど、体格では圧倒的にシシオダスさんの方が上だ。けれどぶつかった瞬間、その衝撃でシシオダスさんの身体が吹き飛ばされそうになった。
「ぐ、ぬうっ……」
何とか耐えるシシオダスさん。
そしてライオくんの服を掴み、投げ飛ばそうとする。
けれどライオくんはビクともしなかった。
「なっ……」
「馬鹿な、族長の力を物ともしていないだとっ……?」
「あの身体でなんという怪力なんだ……!」
今度はライオくんが攻めに回った。するとシシオダスさんの身体が持ち上がり、ついには足が宙から浮き上がる。
「でいっ」
「ぐっ!」
そのまま力任せに放り投げてしまう。
「「「族長が投げられたっ!?」」」
ニャー族たちが驚嘆する中、シシオダスさんは地面を転がってすぐに起き上った。
「……私の完敗だ」
「お、おれ……勝っちゃった……?」
ライオくん自身も驚いている。
続いてヒューネちゃんと、ニャー族の若者が向かい合うことになった。
「先に相手の背後を取った方の勝ち。我が村でよくやる遊びの一つだ」
予想通りヒューネちゃんは圧勝した。
右へのフェイントを入れたかと思うと、次の瞬間には左回りでもう相手の背後に回っていて、私の目にはほとんど見えなかったほどだ。
「チタのことはすでに聞いている。一族でも指折りの足の速さを持つ兄に、あっさり追い付いてしまったのだな。わざわざ改めて確かめる必要はないだろう」
次は自分の番だとウォーミングを始めていたチタくん、がっくりしている。ドンマイ。
「間違いない。見た目の変化に加え、この急激な能力の向上。やはり三人とも進化したようだ」
シシオダスさんはそう結論付けた。
「し、進化だと……?」
「あれは伝説じゃなかったのか……?」
「しかもあの三人が……」
生存競争に負けて村から追い出された三人の身に起こった出来事に、ニャー族の代表者たちは動揺を隠せない様子。
「一体どうやって進化したんだ……?」
「我々にも可能なのか……?」
「きっかけや条件があるのだろうか……?」
うん、どう考えても〈子育て〉スキルのお陰だよねぇ……。
でも幾らスキルの影響で成長が早くなるからって、そんなに簡単に進化しちゃうものなのだろうか?
伝説レベルになるくらい進化が難しいことと、さすがに噛み合ってない気がする。
確かに進化前にも彼らの成長は著しかったけれど、それでも大人の中にはそれ以上の経験値を得ているニャー族がいるだろう。
進化の条件(トリガー)は、単なる経験や強さだけじゃないってこと?
「サオリお姉ちゃん。進化する魔物って、ほとんど生まれてすぐに進化するみたいだよ? それと同じじゃないかなー」
ああ、なるほど、さすがレオルくん。
つまり子供じゃないと進化できないのかもね。
「それで、そもそもなんで村を捨てることになったんですかね?」
仕切り直して家に戻ると、私はずっと気になっていたことを訊いた。
村ごと放棄するなんて、よっぽどのことがあったに違いない。
「実は……村の近くにダンジョンができたのだ」
「ダンジョン?」
キターーーーーーッ!
異世界モノの定番中の定番、ダンジョン!
ていうか、今の今までダンジョンのダの字も出なかったとか、異世界モノとしてどうよ?
まぁ戦闘系チートじゃないし仕方ないけど。
「そこから溢れ出してきた魔物のせいで、今までいた村に住むことができなくなったのだ」
ダンジョンは忽然と出現したらしい。
どうやらこの世界ではままあることだとか。
災害みたいなものだね。
「最下層にあるダンジョンの命――コアを破壊すればダンジョンは消失する。ゆえに我々は一族の精鋭を送り込み、攻略に挑戦したのだが……失敗に終わってしまった」
ダンジョンの規模や難易度は千差万別らしい。
この森に住んでいた彼らでも攻略できなかったということは、きっとかなり高難度なダンジョンなのだろう。
「楽しそう!」
「うん!」
「え? ちょっ、レオルくん? レオナちゃん?」
なんか急に二人が目を輝かせ始めたんですけど。
「いやいや、危ないって。聞いてなかったの? ニャー族の人たちでも攻略を断念したって」
「んー、でもあんまり強くないよね?」
うわっ、レオルくん、ばっさり!
空気が一気に張り詰めた。猫さんたちめっちゃ怒ってるよぉー。
「れ、レオルにいちゃんたちはすっごく強いんだ!」
「ぼくらでもかなわないし!」
「そうよ」
ライオくんたちがフォローしてくれた。
進化した獣人たちにそう言われてしまえば、ただの人族の子供だと侮るわけにはいかないだろう。険が少し引っ込んだ。
てか、よく考えてみたらこの子たちの場合、進化してるわけじゃないのに強いよね?
やっぱ天才なのか。
「ねぇ、お姉ちゃん。そのダンジョン、行ってみていい?」
「レオナも行ってみたーい」
「本気?」
「うん! どのみちこのままだとニャーさんたち困るよ?」
「たくわえにも限度があるよ?」
確かに二百人いる彼らにずっと食べさせ続けていくようなキャパはない。
近くのどこかに新しい村を作るにしても、相当な労力が必要だろう。
元の村に戻れるならそれが一番である。
「おれたちも行きたい!」
「ぼくも!」
「わたしも!」
「ちょっ、君たちまで!?」
ライオくんたちもやる気満々だ。
「い、いや、さすがに子供に任せるわけには……」
一方、シシオダスさんたちは困惑している。
うーん、私も反対だ。普段から狩りで魔物と戦ってるけど、ダンジョンはそれ以上に危険なはず。幾ら強いと言っても、子供の彼らに無茶はさせたくない。もしものことがあったら、お姉ちゃん一生悔やむよ。
でも、ここで頭ごなしに反対しちゃっていいものかな?
そもそも危険だって言っても、実際に行ったことも見たこともないダンジョンだ。
もしかしたら今のレオルくんたちにとってちょうどいいレベルで、ちょうどいい挑戦だったりするのかもしれない。
うん、そうだ。
やっぱり良いか悪いかは、ちゃんと自分の目で確かめた上で結論付けないと。
というわけで、私は言った。
「じゃあ、お姉ちゃんも付いていく」
「「「危ないからぜったいダメ!」」」
一蹴された。
何でや?
シシオダスさんは息子の変わり果てた姿に困惑している。
そりゃたった一年でもじゃもじゃになっちゃったら、何があったんだってなるよ。
「ライオくんだけじゃなくて、チタくんたちも明らかに見た目が変わっちゃったんですよね。ある日、急に寝込んでしまったかと思うと、二日くらいずっと起きなくて。やっと目を覚ましたらこうなってたので私たちもびっくりしました。三人とも似たようなタイミングだったんですけど、ニャー族って誰もがこうってわけじゃないんですかね?」
「……普通はない。だが……」
シシオダスさんは少し言い淀んで、
「我が一族には、古くから言い伝えられていることがある。……本来は猫の獣人である我らだが、獅子や豹などの獣人に〝進化〟することがある、と」
進化だってばよ。
レベルアップどころじゃなかったわ。
確かにもっと根本的な変化っぽいもんね。
進化は主に魔物において起こるものだという。
例えば、ホーンラビットから上位種のアルミラージに、オークからハイオークに、といった具合だ。
だがその魔物の性質を有する魔族や獣人も、進化する可能性があるのだとか。
「しかし今まで身近で進化した者を見たことは一度も無い。進化する条件も分からない。辛うじて私の祖母から、祖母の父の兄、すなわち私の大叔父が進化していたという話を聞いたことがあるくらいだ。しかしそれも眉唾ものかと思っていたのだが……」
つまり進化というのは本当にごくごく稀にしか発生しないものらしい。
なんかスーパーサ○ヤ人みたいだね。
「サオリ殿。申し訳ないが、少し彼らの力を確かめさせてもらえないだろうか?」
彼の提案を受けて、私たちは外に出た。
「ライオ。私にぶつかってきなさい」
「え? ……う、うん、分かった」
何だ何だと、猫のようにあちこちに寝転がっていたニャー族たちが注目してくる。
「じゃあ、いくよ」
ライオくんが恐る恐る地面を蹴って、シシオダスさんに向かっていった。
ライオくんもこの短期間で大きくなったけれど、体格では圧倒的にシシオダスさんの方が上だ。けれどぶつかった瞬間、その衝撃でシシオダスさんの身体が吹き飛ばされそうになった。
「ぐ、ぬうっ……」
何とか耐えるシシオダスさん。
そしてライオくんの服を掴み、投げ飛ばそうとする。
けれどライオくんはビクともしなかった。
「なっ……」
「馬鹿な、族長の力を物ともしていないだとっ……?」
「あの身体でなんという怪力なんだ……!」
今度はライオくんが攻めに回った。するとシシオダスさんの身体が持ち上がり、ついには足が宙から浮き上がる。
「でいっ」
「ぐっ!」
そのまま力任せに放り投げてしまう。
「「「族長が投げられたっ!?」」」
ニャー族たちが驚嘆する中、シシオダスさんは地面を転がってすぐに起き上った。
「……私の完敗だ」
「お、おれ……勝っちゃった……?」
ライオくん自身も驚いている。
続いてヒューネちゃんと、ニャー族の若者が向かい合うことになった。
「先に相手の背後を取った方の勝ち。我が村でよくやる遊びの一つだ」
予想通りヒューネちゃんは圧勝した。
右へのフェイントを入れたかと思うと、次の瞬間には左回りでもう相手の背後に回っていて、私の目にはほとんど見えなかったほどだ。
「チタのことはすでに聞いている。一族でも指折りの足の速さを持つ兄に、あっさり追い付いてしまったのだな。わざわざ改めて確かめる必要はないだろう」
次は自分の番だとウォーミングを始めていたチタくん、がっくりしている。ドンマイ。
「間違いない。見た目の変化に加え、この急激な能力の向上。やはり三人とも進化したようだ」
シシオダスさんはそう結論付けた。
「し、進化だと……?」
「あれは伝説じゃなかったのか……?」
「しかもあの三人が……」
生存競争に負けて村から追い出された三人の身に起こった出来事に、ニャー族の代表者たちは動揺を隠せない様子。
「一体どうやって進化したんだ……?」
「我々にも可能なのか……?」
「きっかけや条件があるのだろうか……?」
うん、どう考えても〈子育て〉スキルのお陰だよねぇ……。
でも幾らスキルの影響で成長が早くなるからって、そんなに簡単に進化しちゃうものなのだろうか?
伝説レベルになるくらい進化が難しいことと、さすがに噛み合ってない気がする。
確かに進化前にも彼らの成長は著しかったけれど、それでも大人の中にはそれ以上の経験値を得ているニャー族がいるだろう。
進化の条件(トリガー)は、単なる経験や強さだけじゃないってこと?
「サオリお姉ちゃん。進化する魔物って、ほとんど生まれてすぐに進化するみたいだよ? それと同じじゃないかなー」
ああ、なるほど、さすがレオルくん。
つまり子供じゃないと進化できないのかもね。
「それで、そもそもなんで村を捨てることになったんですかね?」
仕切り直して家に戻ると、私はずっと気になっていたことを訊いた。
村ごと放棄するなんて、よっぽどのことがあったに違いない。
「実は……村の近くにダンジョンができたのだ」
「ダンジョン?」
キターーーーーーッ!
異世界モノの定番中の定番、ダンジョン!
ていうか、今の今までダンジョンのダの字も出なかったとか、異世界モノとしてどうよ?
まぁ戦闘系チートじゃないし仕方ないけど。
「そこから溢れ出してきた魔物のせいで、今までいた村に住むことができなくなったのだ」
ダンジョンは忽然と出現したらしい。
どうやらこの世界ではままあることだとか。
災害みたいなものだね。
「最下層にあるダンジョンの命――コアを破壊すればダンジョンは消失する。ゆえに我々は一族の精鋭を送り込み、攻略に挑戦したのだが……失敗に終わってしまった」
ダンジョンの規模や難易度は千差万別らしい。
この森に住んでいた彼らでも攻略できなかったということは、きっとかなり高難度なダンジョンなのだろう。
「楽しそう!」
「うん!」
「え? ちょっ、レオルくん? レオナちゃん?」
なんか急に二人が目を輝かせ始めたんですけど。
「いやいや、危ないって。聞いてなかったの? ニャー族の人たちでも攻略を断念したって」
「んー、でもあんまり強くないよね?」
うわっ、レオルくん、ばっさり!
空気が一気に張り詰めた。猫さんたちめっちゃ怒ってるよぉー。
「れ、レオルにいちゃんたちはすっごく強いんだ!」
「ぼくらでもかなわないし!」
「そうよ」
ライオくんたちがフォローしてくれた。
進化した獣人たちにそう言われてしまえば、ただの人族の子供だと侮るわけにはいかないだろう。険が少し引っ込んだ。
てか、よく考えてみたらこの子たちの場合、進化してるわけじゃないのに強いよね?
やっぱ天才なのか。
「ねぇ、お姉ちゃん。そのダンジョン、行ってみていい?」
「レオナも行ってみたーい」
「本気?」
「うん! どのみちこのままだとニャーさんたち困るよ?」
「たくわえにも限度があるよ?」
確かに二百人いる彼らにずっと食べさせ続けていくようなキャパはない。
近くのどこかに新しい村を作るにしても、相当な労力が必要だろう。
元の村に戻れるならそれが一番である。
「おれたちも行きたい!」
「ぼくも!」
「わたしも!」
「ちょっ、君たちまで!?」
ライオくんたちもやる気満々だ。
「い、いや、さすがに子供に任せるわけには……」
一方、シシオダスさんたちは困惑している。
うーん、私も反対だ。普段から狩りで魔物と戦ってるけど、ダンジョンはそれ以上に危険なはず。幾ら強いと言っても、子供の彼らに無茶はさせたくない。もしものことがあったら、お姉ちゃん一生悔やむよ。
でも、ここで頭ごなしに反対しちゃっていいものかな?
そもそも危険だって言っても、実際に行ったことも見たこともないダンジョンだ。
もしかしたら今のレオルくんたちにとってちょうどいいレベルで、ちょうどいい挑戦だったりするのかもしれない。
うん、そうだ。
やっぱり良いか悪いかは、ちゃんと自分の目で確かめた上で結論付けないと。
というわけで、私は言った。
「じゃあ、お姉ちゃんも付いていく」
「「「危ないからぜったいダメ!」」」
一蹴された。
何でや?
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