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第24話 私、ヤンキー女とは相容れない性質なんで(重要なことなので二回目
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どうやら彼ら、ライオくんたちのいた村の獣人たちだったらしい。
「しかも一人はチタくんのお兄さん?」
「う、うん」
チタくんがなんとも複雑そうな顔で頷く。
あの後、逃げた一人を追いかけていったら、偶然にも兄弟の再会を果たしてしまったという。
「ほ、本当にチタなのか……?」
そのお兄さんはかなり困惑しているようだ。うん、確かにチタくんに似てるかも。
「……そうだよ」
「まさか、生きていたなんて……」
森に追放された子供は確実に死ぬ。
なのにこうして生きているのが信じられないのだろう。
「それに……その見た目は……」
あとチーターっぽくなっちゃったし、この一年で背もかなり伸びた。変化が大きくて身内でもなかなか気づけないと思う。
残る四人の獣人たちも含めて、我が家で応接しているところ。
不法侵入者だけれど、うちの子たちの家族や知人となれば、この子たちに免じてちゃんと話くらいは聞いてあげようと思ったのである。
「おいっ、なんでアタシだけ縛られてんだよっ!?」
約一名がなんか喚いてるけどね。
「リリ、お前は黙ってろ」
「だいたいお前が独断専行するからだ」
仲間からめっちゃ怒られてる。
どうやらこのヤンキー女が特別クソだっただけみたい。
てか、リリっていうのね、こいつ。思いのほかかわいい名前だ。
「シャル、この人と外で遊んでおいで」
「キキィ!(わーい)」
「わっ、ちょっ、てめぇ何しやがっ……」
他の獣人たちもヤンキー女のことは無視することに決めたらしく、シャルに引き摺られていっても誰も助けようとはしなかった。
チタくんのお兄さんが話を戻す。
「これがチタだとすると、こっちの二人は……」
「ほ、本当にあの二人なのか?」
「変装しているわけではないよな……?」
ライオくんとヒューネちゃんをまじまじと見ている。
特にライオくんなんて鬣のせいでほぼ別人だもんねぇ。
「えっと、あなた方が彼らの故郷の村の獣人さんたちだってことは分かった。それで、何でいきなり来て食糧を寄こせって言ってきたのかな?」
「その、実は……」
それは彼らの矜持に関わるものだったようで随分と苦々しい顔をしていたけど、ちゃんと話してくれた。
「「「えっ? 村をすてたの……?」」」
その内容に最も驚いたのはライオくんたちだった。
「……そうだ。苦渋の決断だったが、仕方がなかった。そして俺たちは新たな場所に村を作るため、森の中を移動していた。だが狩場が変わると、勝手が違う。獲物が減り、すでに食糧が尽きかけている状態だ。それに長期間の移動で皆、疲弊している」
「一刻も早く定住できる場所を見つけるべく、我々五人は先行してこの辺りの調査をしていた。そしてこの村を見つけたのだ」
ふむふむ。だから食べ物に困っていたと。
でも奪おうなんて野蛮だよ。
「一族の中には、我々を過酷な森に追いやった人族を恨んでいる者も多い。……彼女もその一人だ。だからここが人族の村と知って、略奪してもよいと考えたのだろう。本当にすまなかった」
四人が同時に頭を下げてくる。
だったらヤンキー女こそ謝ってくるべきだと思うよ?
まぁでも人種間のこうした悪感情って、なかなか難しいところがあるけどね。
「みんな、どう思う?」
レオルくんたちにお伺いを立てる私。
偉そうに代表者っぽく話を聞いてたけど、実質、一番下っ端だからね。
「助けてあげてもいいよ」
「うん」
「ライオくんたちはどうかな?」
三人は顔を見合わせ、それから揃って「助けたい」と呟いた。
自分たちを追い出した村人たちなのに、困っていたら手を差し伸べようとする。なんて良い子たちや。
「ということなので、その村人たちをここに連れてきても構いません。あくまで可能な限りだけど、お腹すいてるなら食べさせてあげる。ちゃんとした寝床はないけど、周りに塀もあるし、まぁ森よりはマシだと思う」
「ほ、本当かっ?」
「ありがとう!」
喜ぶ彼らに、一つ釘を刺しておく。
「あらかじめ言っておくけど、下手なことはしないようにとみんなに伝えておいてね? うちには最終兵器が――あ、帰ってきたかな?」
「クルルルル~」
この後、リューを見て獣人たちが戦慄したのは言うまでもない。
村人たちがやってきた。
ぞろぞろと総勢二百人くらい。
子供も結構いた。
「わ、私が族長のシシオダスだ。貴殿の厚意に心から感謝したい」
一際身体の大きい中年男が挨拶にきた。
もはや猫っていうより、虎って感じ。
なのに明らかに緊張していて、頑張って威厳を保とうとしているのが分かる。
もちろん私にビビってるわけじゃない。
「クルルルー」
リューがいるからだ。
たぶんちゃんと伝えてくれたのだろう。
「マジでドラゴンがいるぞ……」
「あの人族が使役しているのか……?」
「いいか、絶対に怒らせるなよ。リリのやつは逆鱗に触れて、あのドラゴンの餌にされたって話だ」
してないしてない。
ヤンキー女はトットが枝で縛って宙吊りにしてるだけで、ちゃんと生きてるよ。
「アタシが悪かった……! だから早く降ろしてくれぇっ! トイレいきてぇんだよぉ……」
なんか叫んでるけど。
「堅苦しいことは抜きにして、とりあえずお腹を膨らませてください。食べるものはすでに準備してあるんで」
「か、かたじけない」
レオナちゃん主導の下、彼らが来るまでにみんなで食事を用意しておいた。
人数が人数なので大量だ。
美味しそうな匂いが立ち昇る大きな土鍋の前に、獣人たちが涎を垂らしながら整列した。
被災時の炊き出しみたいな感じ。
ちゃんと並んでね。はいはい、そこ喧嘩しない。
「何だこれ、めちゃくちゃ美味いぞ!?」
「これはまさかオーク肉かっ? しかもこんなにいっぱい入ってるぞ!?」
どうやらかなり好評のようだ。
レオナちゃん、奮発してオーク肉まで使っちゃったからね。
まだ小さな子供も、熱いスープをはふはふしながら嬉しそうに食べている。
「どう、美味しい?」
「おいひい!」
「うん、おいしい」
「おねーちゃんありがと!」
なぜか子供がわんさか私のところに集まってきていた。
遠巻きに見て怖がってる大人たちとは対照的だ。
〈子育て〉スキルの効果をまざまざと実感させられる……。
お腹がいっぱいになると、彼らはそこここで横になり始めた。
森の中ではロクに休むことができなかったらしく、疲れていたのだろう。
そのまま地べたに寝るというのもかわいそうなので、小麦の藁を貸してあげると喜ばれた。
一方、族長を含む村の代表者たちを家に迎え、改めて話し合いの場を設けた。
「豪華な食事を提供していただき、本当に助かった。改めて礼を申し上げたい」
「いえいえ」
「それに……貴殿は、かつて我が村の者だった者たちを助けてくれたとか……」
シシオダスさんがどこか歯切れ悪そうに言う。
「ええ、そうです」
「……その中に、ライオという者もいると聞いているが」
「ライオくん? ならそこにいますけど」
私の視線を追ってライオくんを見たシシオダスさんが、大きく目を見開いた。
「っ……ライオ? ほ、本当にライオなのか……?」
物凄く顔が毛深くなってるからね。驚くのも無理はないよ。
でも何で彼のことだけ訊いてきたんだろう?
その答えはすぐに出た。
「う、うん……そうだよ、父さん……」
えー、ライオくんって、族長の息子だったんだ!
族長の息子でも狩りができないと追い出すのね……。そりゃそうか。そうしないと他の人たちに示しがつかないもんね。
だけど族長であったとしても、必ずしも心情的に割り切れているわけではないらしい。
「そうか……生きていたか……」
立場上、再会を喜ぶことができないのだろう。
それでもそう小さく呟いたシシオダスさんからは、安堵の気持ちが伝わってきた。
ニャー族って名前とは裏腹にもっと非情な人たちかと思ってたけど、そうじゃないのね。
「しかも一人はチタくんのお兄さん?」
「う、うん」
チタくんがなんとも複雑そうな顔で頷く。
あの後、逃げた一人を追いかけていったら、偶然にも兄弟の再会を果たしてしまったという。
「ほ、本当にチタなのか……?」
そのお兄さんはかなり困惑しているようだ。うん、確かにチタくんに似てるかも。
「……そうだよ」
「まさか、生きていたなんて……」
森に追放された子供は確実に死ぬ。
なのにこうして生きているのが信じられないのだろう。
「それに……その見た目は……」
あとチーターっぽくなっちゃったし、この一年で背もかなり伸びた。変化が大きくて身内でもなかなか気づけないと思う。
残る四人の獣人たちも含めて、我が家で応接しているところ。
不法侵入者だけれど、うちの子たちの家族や知人となれば、この子たちに免じてちゃんと話くらいは聞いてあげようと思ったのである。
「おいっ、なんでアタシだけ縛られてんだよっ!?」
約一名がなんか喚いてるけどね。
「リリ、お前は黙ってろ」
「だいたいお前が独断専行するからだ」
仲間からめっちゃ怒られてる。
どうやらこのヤンキー女が特別クソだっただけみたい。
てか、リリっていうのね、こいつ。思いのほかかわいい名前だ。
「シャル、この人と外で遊んでおいで」
「キキィ!(わーい)」
「わっ、ちょっ、てめぇ何しやがっ……」
他の獣人たちもヤンキー女のことは無視することに決めたらしく、シャルに引き摺られていっても誰も助けようとはしなかった。
チタくんのお兄さんが話を戻す。
「これがチタだとすると、こっちの二人は……」
「ほ、本当にあの二人なのか?」
「変装しているわけではないよな……?」
ライオくんとヒューネちゃんをまじまじと見ている。
特にライオくんなんて鬣のせいでほぼ別人だもんねぇ。
「えっと、あなた方が彼らの故郷の村の獣人さんたちだってことは分かった。それで、何でいきなり来て食糧を寄こせって言ってきたのかな?」
「その、実は……」
それは彼らの矜持に関わるものだったようで随分と苦々しい顔をしていたけど、ちゃんと話してくれた。
「「「えっ? 村をすてたの……?」」」
その内容に最も驚いたのはライオくんたちだった。
「……そうだ。苦渋の決断だったが、仕方がなかった。そして俺たちは新たな場所に村を作るため、森の中を移動していた。だが狩場が変わると、勝手が違う。獲物が減り、すでに食糧が尽きかけている状態だ。それに長期間の移動で皆、疲弊している」
「一刻も早く定住できる場所を見つけるべく、我々五人は先行してこの辺りの調査をしていた。そしてこの村を見つけたのだ」
ふむふむ。だから食べ物に困っていたと。
でも奪おうなんて野蛮だよ。
「一族の中には、我々を過酷な森に追いやった人族を恨んでいる者も多い。……彼女もその一人だ。だからここが人族の村と知って、略奪してもよいと考えたのだろう。本当にすまなかった」
四人が同時に頭を下げてくる。
だったらヤンキー女こそ謝ってくるべきだと思うよ?
まぁでも人種間のこうした悪感情って、なかなか難しいところがあるけどね。
「みんな、どう思う?」
レオルくんたちにお伺いを立てる私。
偉そうに代表者っぽく話を聞いてたけど、実質、一番下っ端だからね。
「助けてあげてもいいよ」
「うん」
「ライオくんたちはどうかな?」
三人は顔を見合わせ、それから揃って「助けたい」と呟いた。
自分たちを追い出した村人たちなのに、困っていたら手を差し伸べようとする。なんて良い子たちや。
「ということなので、その村人たちをここに連れてきても構いません。あくまで可能な限りだけど、お腹すいてるなら食べさせてあげる。ちゃんとした寝床はないけど、周りに塀もあるし、まぁ森よりはマシだと思う」
「ほ、本当かっ?」
「ありがとう!」
喜ぶ彼らに、一つ釘を刺しておく。
「あらかじめ言っておくけど、下手なことはしないようにとみんなに伝えておいてね? うちには最終兵器が――あ、帰ってきたかな?」
「クルルルル~」
この後、リューを見て獣人たちが戦慄したのは言うまでもない。
村人たちがやってきた。
ぞろぞろと総勢二百人くらい。
子供も結構いた。
「わ、私が族長のシシオダスだ。貴殿の厚意に心から感謝したい」
一際身体の大きい中年男が挨拶にきた。
もはや猫っていうより、虎って感じ。
なのに明らかに緊張していて、頑張って威厳を保とうとしているのが分かる。
もちろん私にビビってるわけじゃない。
「クルルルー」
リューがいるからだ。
たぶんちゃんと伝えてくれたのだろう。
「マジでドラゴンがいるぞ……」
「あの人族が使役しているのか……?」
「いいか、絶対に怒らせるなよ。リリのやつは逆鱗に触れて、あのドラゴンの餌にされたって話だ」
してないしてない。
ヤンキー女はトットが枝で縛って宙吊りにしてるだけで、ちゃんと生きてるよ。
「アタシが悪かった……! だから早く降ろしてくれぇっ! トイレいきてぇんだよぉ……」
なんか叫んでるけど。
「堅苦しいことは抜きにして、とりあえずお腹を膨らませてください。食べるものはすでに準備してあるんで」
「か、かたじけない」
レオナちゃん主導の下、彼らが来るまでにみんなで食事を用意しておいた。
人数が人数なので大量だ。
美味しそうな匂いが立ち昇る大きな土鍋の前に、獣人たちが涎を垂らしながら整列した。
被災時の炊き出しみたいな感じ。
ちゃんと並んでね。はいはい、そこ喧嘩しない。
「何だこれ、めちゃくちゃ美味いぞ!?」
「これはまさかオーク肉かっ? しかもこんなにいっぱい入ってるぞ!?」
どうやらかなり好評のようだ。
レオナちゃん、奮発してオーク肉まで使っちゃったからね。
まだ小さな子供も、熱いスープをはふはふしながら嬉しそうに食べている。
「どう、美味しい?」
「おいひい!」
「うん、おいしい」
「おねーちゃんありがと!」
なぜか子供がわんさか私のところに集まってきていた。
遠巻きに見て怖がってる大人たちとは対照的だ。
〈子育て〉スキルの効果をまざまざと実感させられる……。
お腹がいっぱいになると、彼らはそこここで横になり始めた。
森の中ではロクに休むことができなかったらしく、疲れていたのだろう。
そのまま地べたに寝るというのもかわいそうなので、小麦の藁を貸してあげると喜ばれた。
一方、族長を含む村の代表者たちを家に迎え、改めて話し合いの場を設けた。
「豪華な食事を提供していただき、本当に助かった。改めて礼を申し上げたい」
「いえいえ」
「それに……貴殿は、かつて我が村の者だった者たちを助けてくれたとか……」
シシオダスさんがどこか歯切れ悪そうに言う。
「ええ、そうです」
「……その中に、ライオという者もいると聞いているが」
「ライオくん? ならそこにいますけど」
私の視線を追ってライオくんを見たシシオダスさんが、大きく目を見開いた。
「っ……ライオ? ほ、本当にライオなのか……?」
物凄く顔が毛深くなってるからね。驚くのも無理はないよ。
でも何で彼のことだけ訊いてきたんだろう?
その答えはすぐに出た。
「う、うん……そうだよ、父さん……」
えー、ライオくんって、族長の息子だったんだ!
族長の息子でも狩りができないと追い出すのね……。そりゃそうか。そうしないと他の人たちに示しがつかないもんね。
だけど族長であったとしても、必ずしも心情的に割り切れているわけではないらしい。
「そうか……生きていたか……」
立場上、再会を喜ぶことができないのだろう。
それでもそう小さく呟いたシシオダスさんからは、安堵の気持ちが伝わってきた。
ニャー族って名前とは裏腹にもっと非情な人たちかと思ってたけど、そうじゃないのね。
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