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ロシア(アルファ部隊)編
美少女が本気を出すようです。
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俺は今地下道にいた。
昨日確認した路地裏を通り、マンホールの中に入る。
「あーあ。臭いな~。やだな~。」
「ホントそうだね。まぁ仕方ないけど。」
「すぐに終わらしちゃおっか。」
「そうしよう。」
俺たちは目的の場所につき、壁にC4爆弾を付ける。
「じゃあ。作戦開始だ。」
その声と同時に爆発する。
「じゃあ翔太くん。頑張ってね。」
「あぁ。マリアもアノルフも頼んだぞ。」
「りょーかい。」
「翔太。」「なんだよ。」
「愛美を頼んだぞ。」
「あぁ。任せろ。ちゃんと車用意しとけよ。」
そうして、俺も中へと入っていった。
「ヴァクストゥーム。」俺の右目が青く光り輝く。
だが、昔に比べるとかなり薄くなりほぼ無色になった。
「止まれ。動けば殺す。」
俺の目の前に武装した2人組がいる。
肩にはSATの文字。
さすがとしか言いようがないな。
美少女を目の前にしても何も動じない。
俺は深呼吸をする。
「そこをどいてもらうぞ。」俺は距離を詰める。
SATもMP5を俺に発砲する。
さすが日本の特殊部隊だな。
命中率がいい。約20発の銃弾が俺に飛んでくる。
そのうち俺に被弾する銃弾は18発。
だが、ほとんどが俺の頭か胸に当たる場所なので、
俺はスライディングをしてかわす。
下の方に飛んできている銃弾はブレードでさばく。
SATは二手に分かれて、左右から発砲する。
相手は位置をずらし走りながら発砲するため
なかなかに厄介だが、右からの銃弾が少ない。
左のヤツのリロードをカバーするためか。
なら右からやるか。
俺は直角に曲がり急接近をする。
ブレードを振り下げる。
MP5で受け止めてくる。
もちろん。予想通りだ。
俺は左手でナイフを持ち、相手の太ももに刺す。
だが、蹴りを入れられて、ナイフを手放してしまう。
仕方ないため俺はブレードでの接近戦をする。
余裕でさばかれてしまうな。
左にいるやつは発砲できない。
俺がこいつを盾にしながら戦っているからだ。
ブレードを弾くので手一杯となり、
俺はその隙を逃さずに飛び回し蹴りをくらわす。
相手は少しよろめくため、左太ももから抜いた
M9べレッタから発砲してMP5を破壊する。
だが、相手の裏拳が俺のももかんに当たる。
やばい。立てない。そのままみぞおちを殴られ、
相手は俺の脇の下から手を忍ばせ、俺の事を拘束する。
「このまま撃て。」
やばい。もう片方のSATがグロックを構える。
あの銃じゃこの後ろのやつに貫通することは無い。
俺という肉壁と防弾スーツ。やばすぎる。
だけど、いくらエリート集団のSATの人でも
味方にダメージが入るかもしれないと思ってしまう。
約1秒が経つ。俺は後ろに頭突きをする。
「グハッ。」
俺はすぐに背後へ回りこみ、延髄チョップする。
そして、こいつを肉壁にしながらべレッタを撃つ。
もう片方のMP5に被弾する。
俺はその瞬間から距離を詰めて、飛び蹴りをする。
数メートル吹っ飛び、相手は意識を失う。
くっそ。2人でもこんなに厄介なのかよ。
俺はさらに奥へと向かった。
そして、とある一室。
窓から中を眺めた時、俺の知ってる人が寝ていた。
「姉さん。」
そう。俺の姉、西宮愛美がそこで生きていた。
昨日確認した路地裏を通り、マンホールの中に入る。
「あーあ。臭いな~。やだな~。」
「ホントそうだね。まぁ仕方ないけど。」
「すぐに終わらしちゃおっか。」
「そうしよう。」
俺たちは目的の場所につき、壁にC4爆弾を付ける。
「じゃあ。作戦開始だ。」
その声と同時に爆発する。
「じゃあ翔太くん。頑張ってね。」
「あぁ。マリアもアノルフも頼んだぞ。」
「りょーかい。」
「翔太。」「なんだよ。」
「愛美を頼んだぞ。」
「あぁ。任せろ。ちゃんと車用意しとけよ。」
そうして、俺も中へと入っていった。
「ヴァクストゥーム。」俺の右目が青く光り輝く。
だが、昔に比べるとかなり薄くなりほぼ無色になった。
「止まれ。動けば殺す。」
俺の目の前に武装した2人組がいる。
肩にはSATの文字。
さすがとしか言いようがないな。
美少女を目の前にしても何も動じない。
俺は深呼吸をする。
「そこをどいてもらうぞ。」俺は距離を詰める。
SATもMP5を俺に発砲する。
さすが日本の特殊部隊だな。
命中率がいい。約20発の銃弾が俺に飛んでくる。
そのうち俺に被弾する銃弾は18発。
だが、ほとんどが俺の頭か胸に当たる場所なので、
俺はスライディングをしてかわす。
下の方に飛んできている銃弾はブレードでさばく。
SATは二手に分かれて、左右から発砲する。
相手は位置をずらし走りながら発砲するため
なかなかに厄介だが、右からの銃弾が少ない。
左のヤツのリロードをカバーするためか。
なら右からやるか。
俺は直角に曲がり急接近をする。
ブレードを振り下げる。
MP5で受け止めてくる。
もちろん。予想通りだ。
俺は左手でナイフを持ち、相手の太ももに刺す。
だが、蹴りを入れられて、ナイフを手放してしまう。
仕方ないため俺はブレードでの接近戦をする。
余裕でさばかれてしまうな。
左にいるやつは発砲できない。
俺がこいつを盾にしながら戦っているからだ。
ブレードを弾くので手一杯となり、
俺はその隙を逃さずに飛び回し蹴りをくらわす。
相手は少しよろめくため、左太ももから抜いた
M9べレッタから発砲してMP5を破壊する。
だが、相手の裏拳が俺のももかんに当たる。
やばい。立てない。そのままみぞおちを殴られ、
相手は俺の脇の下から手を忍ばせ、俺の事を拘束する。
「このまま撃て。」
やばい。もう片方のSATがグロックを構える。
あの銃じゃこの後ろのやつに貫通することは無い。
俺という肉壁と防弾スーツ。やばすぎる。
だけど、いくらエリート集団のSATの人でも
味方にダメージが入るかもしれないと思ってしまう。
約1秒が経つ。俺は後ろに頭突きをする。
「グハッ。」
俺はすぐに背後へ回りこみ、延髄チョップする。
そして、こいつを肉壁にしながらべレッタを撃つ。
もう片方のMP5に被弾する。
俺はその瞬間から距離を詰めて、飛び蹴りをする。
数メートル吹っ飛び、相手は意識を失う。
くっそ。2人でもこんなに厄介なのかよ。
俺はさらに奥へと向かった。
そして、とある一室。
窓から中を眺めた時、俺の知ってる人が寝ていた。
「姉さん。」
そう。俺の姉、西宮愛美がそこで生きていた。
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