87 / 164
ロシア(アルファ部隊)編
美少女
しおりを挟む
「どうしてこうなったんだよぉぉ。」
俺はロシアの空港で叫んでいた。
「仕方ないわよ。あなた第一級指定危険人物だから。」
俺は女装させられていた。
そう。女装させられていたのだ。
「だからって女装する必要は無いだろ?」
「いや。女装は大事だね。翔太くん。」
「なんでアノルフはメイク技術があるんだよ。」
「テキトーに動画見てたら覚えれたんだよ。」
「なんで動画みてんだよ。」
「まぁいいじゃないか。翔太。
想像以上にぷふっ、か、可愛いぞ。」
そう爆笑しながら裕太は言ってくる。
殺してやろうか。
まぁだが俺は所謂美少女であった。
茶髪のロングに少しのジト目。
背丈はあまり高くないため、ギリ女の子見えて、
すれ違う男性が全員目を見開いて見てくる。
「はぁ。億劫だな。」
「今は日本語だからいいけど、
ちゃんと日本では口調は女の子にするんだよ。」
「えー。めんどくせぇ。ってかマリアは?」
「マリアは先に行ったよ。」
俺はその言葉を聞いたあと、空港へと入っていった。
荷物検査は時間短縮のため3人別れた。
ってかこれ荷物検査大丈夫かな?
俺のカバンの中には、
べレッタとスイッチブレードがある。
金属探知機とかでバレたら詰むくね?
ってかもう詰んでね?
「ねぇそこの少女。」
俺は背後から話しかけられる。
「え?な、なんでしょうか?」
一応下手に出ておこう。
ってか坊ちゃんみたいなやつだな。
金持ってそぉ。
ってお前後ろ見ろ。殺意に満ちている人達が
こっち見てきてるぞ。
「君、ここの人ではなさそうだね。
どこ住みなんだい?」
「え、えっと日本に住んでてこっちには旅行で。」
「日本人だったんだね。じゃあ好きな男性のタイプ
とかはあるのかな?」
なんだこいつ。口説きに来てるのか?
ここでスカート脱いだろか?
って後ろの奴らも聞く耳立ててんじゃねぇぞ。
「いや、私男性はちょっと。」
「え?じゃあ君レズ?」
「いや、それは違います。」
あ、ミスった。めんどくさいことになる。
後ろの男性陣が騒ぎ始める。
おいおい。ここ空港だぞ。
純血だとかあんま大声で言うんじゃねぇ。
「ふふっ。それは楽しみだ。」
てめぇ襲う気か?しばくぞ?
「次の方こちらへどうぞ。」
俺はカバンを受付の人に渡す。
そして、機会に通してなにかコソコソ言っている。
うーん。やっぱりダメだよな。
なんでこれでいけると思ったんだろ。
「少し中を確認させて頂いてもよろしいでしょうか。」
はい詰んだ。みんな後は頼んだぞ。
受付の人がべレッタを少し持ち上げた時、
後ろからベテランの人?が走ってきて、
受付の人の手を抑える。
そして、耳打ちで何かを知らせる。
「それでは良い旅を。」
やっぱりアルファ部隊で手を回してくれたんだな。
若干苦笑いだが仕方ないな。
「ねぇ。き、君。何者?」
後ろの口説き魔に声をかけられた。
多分べレッタを見られたんだろうな。
「あまり詮索しないでね。」っと
ロシア語で言い最後にウィンクする。
口止め料だ。これで口外したら殺すからな。
「翔太くん。あざといね。
すごい盛り上がり方だよ。」
「ははっ。これで俺はハニートラップも
できるようになったってことだな。」
「実の弟が女装してるのはやはり面白いな。」
「お前後で風穴開けてやるからな。」
俺はロシアの空港で叫んでいた。
「仕方ないわよ。あなた第一級指定危険人物だから。」
俺は女装させられていた。
そう。女装させられていたのだ。
「だからって女装する必要は無いだろ?」
「いや。女装は大事だね。翔太くん。」
「なんでアノルフはメイク技術があるんだよ。」
「テキトーに動画見てたら覚えれたんだよ。」
「なんで動画みてんだよ。」
「まぁいいじゃないか。翔太。
想像以上にぷふっ、か、可愛いぞ。」
そう爆笑しながら裕太は言ってくる。
殺してやろうか。
まぁだが俺は所謂美少女であった。
茶髪のロングに少しのジト目。
背丈はあまり高くないため、ギリ女の子見えて、
すれ違う男性が全員目を見開いて見てくる。
「はぁ。億劫だな。」
「今は日本語だからいいけど、
ちゃんと日本では口調は女の子にするんだよ。」
「えー。めんどくせぇ。ってかマリアは?」
「マリアは先に行ったよ。」
俺はその言葉を聞いたあと、空港へと入っていった。
荷物検査は時間短縮のため3人別れた。
ってかこれ荷物検査大丈夫かな?
俺のカバンの中には、
べレッタとスイッチブレードがある。
金属探知機とかでバレたら詰むくね?
ってかもう詰んでね?
「ねぇそこの少女。」
俺は背後から話しかけられる。
「え?な、なんでしょうか?」
一応下手に出ておこう。
ってか坊ちゃんみたいなやつだな。
金持ってそぉ。
ってお前後ろ見ろ。殺意に満ちている人達が
こっち見てきてるぞ。
「君、ここの人ではなさそうだね。
どこ住みなんだい?」
「え、えっと日本に住んでてこっちには旅行で。」
「日本人だったんだね。じゃあ好きな男性のタイプ
とかはあるのかな?」
なんだこいつ。口説きに来てるのか?
ここでスカート脱いだろか?
って後ろの奴らも聞く耳立ててんじゃねぇぞ。
「いや、私男性はちょっと。」
「え?じゃあ君レズ?」
「いや、それは違います。」
あ、ミスった。めんどくさいことになる。
後ろの男性陣が騒ぎ始める。
おいおい。ここ空港だぞ。
純血だとかあんま大声で言うんじゃねぇ。
「ふふっ。それは楽しみだ。」
てめぇ襲う気か?しばくぞ?
「次の方こちらへどうぞ。」
俺はカバンを受付の人に渡す。
そして、機会に通してなにかコソコソ言っている。
うーん。やっぱりダメだよな。
なんでこれでいけると思ったんだろ。
「少し中を確認させて頂いてもよろしいでしょうか。」
はい詰んだ。みんな後は頼んだぞ。
受付の人がべレッタを少し持ち上げた時、
後ろからベテランの人?が走ってきて、
受付の人の手を抑える。
そして、耳打ちで何かを知らせる。
「それでは良い旅を。」
やっぱりアルファ部隊で手を回してくれたんだな。
若干苦笑いだが仕方ないな。
「ねぇ。き、君。何者?」
後ろの口説き魔に声をかけられた。
多分べレッタを見られたんだろうな。
「あまり詮索しないでね。」っと
ロシア語で言い最後にウィンクする。
口止め料だ。これで口外したら殺すからな。
「翔太くん。あざといね。
すごい盛り上がり方だよ。」
「ははっ。これで俺はハニートラップも
できるようになったってことだな。」
「実の弟が女装してるのはやはり面白いな。」
「お前後で風穴開けてやるからな。」
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
古屋さんバイト辞めるって
四宮 あか
ライト文芸
ライト文芸大賞で奨励賞いただきました~。
読んでくださりありがとうございました。
「古屋さんバイト辞めるって」
おしゃれで、明るくて、話しも面白くて、仕事もすぐに覚えた。これからバイトの中心人物にだんだんなっていくのかな? と思った古屋さんはバイトをやめるらしい。
学部は違うけれど同じ大学に通っているからって理由で、石井ミクは古屋さんにバイトを辞めないように説得してと店長に頼まれてしまった。
バイト先でちょろっとしか話したことがないのに、辞めないように説得を頼まれたことで困ってしまった私は……
こういう嫌なタイプが貴方の職場にもいることがあるのではないでしょうか?
表紙の画像はフリー素材サイトの
https://activephotostyle.biz/さまからお借りしました。

城で侍女をしているマリアンネと申します。お給金の良いお仕事ありませんか?
甘寧
ファンタジー
「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。
友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する為、城で侍女の仕事をしつつ得意な武力を活かし副業で「便利屋」を掛け持ちしながら借金返済の為、奮闘する毎日。
マリアンネに執着するオネエ王子やマリアンネを取り巻く人達と様々な試練を越えていく。借金返済の為に……
そんなある日、便利屋の上司ゴリさんからの指令で幽霊屋敷を調査する事になり……
武闘家令嬢と呼ばれいたマリアンネの、借金返済までを綴った物語

猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる