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ロシア(アルファ部隊)編
美少女
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「どうしてこうなったんだよぉぉ。」
俺はロシアの空港で叫んでいた。
「仕方ないわよ。あなた第一級指定危険人物だから。」
俺は女装させられていた。
そう。女装させられていたのだ。
「だからって女装する必要は無いだろ?」
「いや。女装は大事だね。翔太くん。」
「なんでアノルフはメイク技術があるんだよ。」
「テキトーに動画見てたら覚えれたんだよ。」
「なんで動画みてんだよ。」
「まぁいいじゃないか。翔太。
想像以上にぷふっ、か、可愛いぞ。」
そう爆笑しながら裕太は言ってくる。
殺してやろうか。
まぁだが俺は所謂美少女であった。
茶髪のロングに少しのジト目。
背丈はあまり高くないため、ギリ女の子見えて、
すれ違う男性が全員目を見開いて見てくる。
「はぁ。億劫だな。」
「今は日本語だからいいけど、
ちゃんと日本では口調は女の子にするんだよ。」
「えー。めんどくせぇ。ってかマリアは?」
「マリアは先に行ったよ。」
俺はその言葉を聞いたあと、空港へと入っていった。
荷物検査は時間短縮のため3人別れた。
ってかこれ荷物検査大丈夫かな?
俺のカバンの中には、
べレッタとスイッチブレードがある。
金属探知機とかでバレたら詰むくね?
ってかもう詰んでね?
「ねぇそこの少女。」
俺は背後から話しかけられる。
「え?な、なんでしょうか?」
一応下手に出ておこう。
ってか坊ちゃんみたいなやつだな。
金持ってそぉ。
ってお前後ろ見ろ。殺意に満ちている人達が
こっち見てきてるぞ。
「君、ここの人ではなさそうだね。
どこ住みなんだい?」
「え、えっと日本に住んでてこっちには旅行で。」
「日本人だったんだね。じゃあ好きな男性のタイプ
とかはあるのかな?」
なんだこいつ。口説きに来てるのか?
ここでスカート脱いだろか?
って後ろの奴らも聞く耳立ててんじゃねぇぞ。
「いや、私男性はちょっと。」
「え?じゃあ君レズ?」
「いや、それは違います。」
あ、ミスった。めんどくさいことになる。
後ろの男性陣が騒ぎ始める。
おいおい。ここ空港だぞ。
純血だとかあんま大声で言うんじゃねぇ。
「ふふっ。それは楽しみだ。」
てめぇ襲う気か?しばくぞ?
「次の方こちらへどうぞ。」
俺はカバンを受付の人に渡す。
そして、機会に通してなにかコソコソ言っている。
うーん。やっぱりダメだよな。
なんでこれでいけると思ったんだろ。
「少し中を確認させて頂いてもよろしいでしょうか。」
はい詰んだ。みんな後は頼んだぞ。
受付の人がべレッタを少し持ち上げた時、
後ろからベテランの人?が走ってきて、
受付の人の手を抑える。
そして、耳打ちで何かを知らせる。
「それでは良い旅を。」
やっぱりアルファ部隊で手を回してくれたんだな。
若干苦笑いだが仕方ないな。
「ねぇ。き、君。何者?」
後ろの口説き魔に声をかけられた。
多分べレッタを見られたんだろうな。
「あまり詮索しないでね。」っと
ロシア語で言い最後にウィンクする。
口止め料だ。これで口外したら殺すからな。
「翔太くん。あざといね。
すごい盛り上がり方だよ。」
「ははっ。これで俺はハニートラップも
できるようになったってことだな。」
「実の弟が女装してるのはやはり面白いな。」
「お前後で風穴開けてやるからな。」
俺はロシアの空港で叫んでいた。
「仕方ないわよ。あなた第一級指定危険人物だから。」
俺は女装させられていた。
そう。女装させられていたのだ。
「だからって女装する必要は無いだろ?」
「いや。女装は大事だね。翔太くん。」
「なんでアノルフはメイク技術があるんだよ。」
「テキトーに動画見てたら覚えれたんだよ。」
「なんで動画みてんだよ。」
「まぁいいじゃないか。翔太。
想像以上にぷふっ、か、可愛いぞ。」
そう爆笑しながら裕太は言ってくる。
殺してやろうか。
まぁだが俺は所謂美少女であった。
茶髪のロングに少しのジト目。
背丈はあまり高くないため、ギリ女の子見えて、
すれ違う男性が全員目を見開いて見てくる。
「はぁ。億劫だな。」
「今は日本語だからいいけど、
ちゃんと日本では口調は女の子にするんだよ。」
「えー。めんどくせぇ。ってかマリアは?」
「マリアは先に行ったよ。」
俺はその言葉を聞いたあと、空港へと入っていった。
荷物検査は時間短縮のため3人別れた。
ってかこれ荷物検査大丈夫かな?
俺のカバンの中には、
べレッタとスイッチブレードがある。
金属探知機とかでバレたら詰むくね?
ってかもう詰んでね?
「ねぇそこの少女。」
俺は背後から話しかけられる。
「え?な、なんでしょうか?」
一応下手に出ておこう。
ってか坊ちゃんみたいなやつだな。
金持ってそぉ。
ってお前後ろ見ろ。殺意に満ちている人達が
こっち見てきてるぞ。
「君、ここの人ではなさそうだね。
どこ住みなんだい?」
「え、えっと日本に住んでてこっちには旅行で。」
「日本人だったんだね。じゃあ好きな男性のタイプ
とかはあるのかな?」
なんだこいつ。口説きに来てるのか?
ここでスカート脱いだろか?
って後ろの奴らも聞く耳立ててんじゃねぇぞ。
「いや、私男性はちょっと。」
「え?じゃあ君レズ?」
「いや、それは違います。」
あ、ミスった。めんどくさいことになる。
後ろの男性陣が騒ぎ始める。
おいおい。ここ空港だぞ。
純血だとかあんま大声で言うんじゃねぇ。
「ふふっ。それは楽しみだ。」
てめぇ襲う気か?しばくぞ?
「次の方こちらへどうぞ。」
俺はカバンを受付の人に渡す。
そして、機会に通してなにかコソコソ言っている。
うーん。やっぱりダメだよな。
なんでこれでいけると思ったんだろ。
「少し中を確認させて頂いてもよろしいでしょうか。」
はい詰んだ。みんな後は頼んだぞ。
受付の人がべレッタを少し持ち上げた時、
後ろからベテランの人?が走ってきて、
受付の人の手を抑える。
そして、耳打ちで何かを知らせる。
「それでは良い旅を。」
やっぱりアルファ部隊で手を回してくれたんだな。
若干苦笑いだが仕方ないな。
「ねぇ。き、君。何者?」
後ろの口説き魔に声をかけられた。
多分べレッタを見られたんだろうな。
「あまり詮索しないでね。」っと
ロシア語で言い最後にウィンクする。
口止め料だ。これで口外したら殺すからな。
「翔太くん。あざといね。
すごい盛り上がり方だよ。」
「ははっ。これで俺はハニートラップも
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「実の弟が女装してるのはやはり面白いな。」
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