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ロシア(シエスタ護衛)編
可愛い
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リムジンの中。
シエスタを隣で座らせているが、
こいつは寝ずに暴れてやがる。
俺は必死に押さえつけ、首筋のシールみたいなのを
剥がしてやると、シエスタは多少大人しくなった。
そして、屋敷に着き、シエスタを抱える。
やべぇ。こいつの部屋わかんねぇ。
メイドさんに話そうにもロシア語がわかんねぇ。
そう思ってるとメイドさんが
私に着いてこいと言わんばかりに俺を先導する。
着いていくと、白ベースの真ん中にでかいベッドが
置かれている部屋に案内される。
って暴れるなって。危ねぇな。
俺はシエスタをベッドに座らせる。
こいつ酔ったら寝るタイプじゃないのかよ。
「やぁ~。翔太くん。ご苦労。」
「あぁ。本当にご苦労だよ。
早く寝ろよ。」
「もう少しいてくれよ~。」
「え?やだよ。早く寝たい。」
「そんな事言うなよ~。つれないな~。」
「だぁー。もう。わかったよ。
だから、裾を引っ張るな。」
俺はシエスタの隣に腰を下ろす。
「うむ。それでよしだよ。」
俺は頭を撫でられる。なんで俺が
年下に頭を撫でられなきゃいけないんだ。
「それでなんか話したいことでもあるのか?」
「そんなのあるわけないじゃにゃいか。
ひっく。ただ雑談をしたいだけだよ~。」
「あぁ。そうかい。」
そして、シエスタと俺は数十分間話したい。
「しょれでね~。私スイカの種を飲んだ時はね~。
お腹から芽が生えるんじゃにゃいかと思ったんだよ」
「あぁ。そうか。その話はもう三回目だ。
ほら。はやく寝やがれ。」
「じゃあキスして~。」
「お前意識戻った時に恥ずかしさで死ぬぞ?」
「どうしぇ忘れてるからいいよ~。」
「絶対やらねぇから安心しろ。」
俺はシエスタを寝転がらせて、部屋を去る。
「ちっ。くそ。あいつ。ギャップありすぎだろ。」
俺は不覚にも可愛いと思ってしまった。
シエスタを隣で座らせているが、
こいつは寝ずに暴れてやがる。
俺は必死に押さえつけ、首筋のシールみたいなのを
剥がしてやると、シエスタは多少大人しくなった。
そして、屋敷に着き、シエスタを抱える。
やべぇ。こいつの部屋わかんねぇ。
メイドさんに話そうにもロシア語がわかんねぇ。
そう思ってるとメイドさんが
私に着いてこいと言わんばかりに俺を先導する。
着いていくと、白ベースの真ん中にでかいベッドが
置かれている部屋に案内される。
って暴れるなって。危ねぇな。
俺はシエスタをベッドに座らせる。
こいつ酔ったら寝るタイプじゃないのかよ。
「やぁ~。翔太くん。ご苦労。」
「あぁ。本当にご苦労だよ。
早く寝ろよ。」
「もう少しいてくれよ~。」
「え?やだよ。早く寝たい。」
「そんな事言うなよ~。つれないな~。」
「だぁー。もう。わかったよ。
だから、裾を引っ張るな。」
俺はシエスタの隣に腰を下ろす。
「うむ。それでよしだよ。」
俺は頭を撫でられる。なんで俺が
年下に頭を撫でられなきゃいけないんだ。
「それでなんか話したいことでもあるのか?」
「そんなのあるわけないじゃにゃいか。
ひっく。ただ雑談をしたいだけだよ~。」
「あぁ。そうかい。」
そして、シエスタと俺は数十分間話したい。
「しょれでね~。私スイカの種を飲んだ時はね~。
お腹から芽が生えるんじゃにゃいかと思ったんだよ」
「あぁ。そうか。その話はもう三回目だ。
ほら。はやく寝やがれ。」
「じゃあキスして~。」
「お前意識戻った時に恥ずかしさで死ぬぞ?」
「どうしぇ忘れてるからいいよ~。」
「絶対やらねぇから安心しろ。」
俺はシエスタを寝転がらせて、部屋を去る。
「ちっ。くそ。あいつ。ギャップありすぎだろ。」
俺は不覚にも可愛いと思ってしまった。
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