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033 奪還
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「本日は素晴らしかったぞ!レミー・カーネリアンよ!」
プレゼンテーションを終えたレミーは、カーライル王の観覧室に呼び出され、ねぎらいの言葉を受けていた。
カーライル王は、必要な資金と人員はいくらでも出すので、すぐにでも録音再生装置を大量生産して欲しいと言った。
カーライル王国の特産品として、世界中に輸出していきたいとのことだったが、それはレミーにとっても願ったり叶ったりのことであった。
今までも斬新な魔導具をいくつも作ってきた彼女であったが、商業ベースに乗せるためには量産体制の構築が一番の課題であると感じていた。
それを国家が全面的に支援してくれるという。
ただただ嬉しかった。
ティモシーさんにも早く報告しなきゃ。そう思った時であった。
カーライル王のいる観覧室の扉は、突然やってきた係員に扮したカーライル兵によってけたたましく開かれ、その報告が伝えられた。
「ティモシー・スティーブンソン様とシェリル・クローネン様が、ラノアール王国の暗部に捕らえられ、さらわれてしまいました!」
レミーは、頭の中が真っ白になるのを感じた。
…………………………………………
カーライル兵からの報告によると、ティモシー、シェリルの両名は、カーライル王国の宮廷通信魔術師であるトーマス、ジェイコブ、マットの3人になりすましたラノアール王国の暗部によって捕らえられたとのことだった。
おそらく魔導具で姿を変えて潜伏していたのだ。
本物のトーマス、ジェイコブ、マットはおそらくもうこの世にはいないのだろう。
最初にティモシーが捕らえられた。
暗部の3人はトーマスたちの服を着ていたため魔力障壁の黒装束ではなかったが、捕獲のために使用された手錠は、魔術使用不能・身体能力低下の機能をもった魔導具だったそうで、それでティモシーは精神破壊も封じられた。
シェリルがすぐさま奪還を試みるも、ティモシーを人質に取られているせいでなすすべもなく、彼女もそのまま捕らえられてしまったそうだ。
暗部の動きは極めて迅速で、その場に居合わせたシシリー、バーグルーラも、その他のカーライル兵も、手を出すことはできなかったという。
私のせいだ。
事の顛末を聞いてしばらく愕然とした後、レミーはそう思った。
私が音楽会で暗部を釣ろうというアイデアなんか出したから。
しかし、レミーは生来の切り替えの速さと前向きさによって、すぐさまその考えを改める。
「奪われたなら、奪い返しましょう!」
レミーは立ち上がり、拳を握ってそう言った。
レミーはカーライル王の観覧室だった部屋で開催された緊急会議に、そのまま参加している。会議のテーブルには、シシリーとバーグルーラも同席している。
エルフのシシリー、そして小さいながらも黒竜であるバーグルーラが会議に参加することに対して、一般兵の中には動揺を示す者も少なからず存在したが、カーライル王の「今はそんなことにこだわっている場合ではない」という一声で参加が承認された。
「もうこうなったら王様も言ってた通り、ラノアール王国と全面戦争ですよ!あの国をぶっ潰してティモシーさんとシェリルさんを奪い返しましょう!」
レミーの提案に、カーライル王は頭を抱えた。
「そうしたいのは山々だが…ティモシー殿とシェリル殿の命はラノアールに握られておる。特にティモシー殿にはバルガルド事件での恩もある。恩人の命を盾にされては、軽々に手を出すことはできんな…」
確かにその通りだ。レミーは唇を噛んだ。
「せめて、ラノアール王宮のどこに二人が捕らえられているかわかれば、少数精鋭で潜入し、奪還できる可能性もあるのだが…」
沈痛な面持ちでそう言ったカーライル王に、シシリーが明るく言い放った。
「それならきっと大丈夫だよ!」
一同が驚いてシシリーに注目する。
シシリーは観覧室のテーブルの上に何気なく転がっていた小さな水晶を手にとった。
それは室内でも音楽が聴きやすくなるようにとティモシーが用意したという小型の音声通信用水晶だった。
「ティモシーとシェリルが捕まった時ね、たまたまアタシ、これと同じものを手に持っていたの。それを空間魔術の転送で、こっそりティモシーの服のポケットの中に瞬間移動させておいたよ!」
会議に参加しているカーライル兵たちは「おお」「なんと…」などと感嘆の声を上げている。
この小さな水晶に音声を送れる距離は、半径500m程度だという。
それならラノアール王宮に潜入さえできれば、ティモシーと通信し、居場所を特定することだってできるはずだ。
もちろん身体検査で水晶を発見され奪われてしまうことも考えられるが、まあ、その時はその時だ。
レミーは再び、声に力を込めて言った。
「行きましょう、ラノアール王国へ」
カーライル王は自分の気持ちを確認するかのように、何度か頷いた。
「…そうだな。うむ、そうしよう」
…………………………………………
ラノアール王国には、レミー、シシリー、バーグルーラの3人に加えて、カーライル王国の精鋭部隊のエースだという2人も同行することになった。
潜入ミッションを得意とする双子の男女で、姉がショコラ、弟がデイモンといった。
二人ともまったく同じ中性的な顔立ちをしており、赤茶色の髪をアシンメトリーに流す同じヘアスタイルで揃えていたが、ショコラのほうは左側の髪の毛が長めでデイモンは右が長めという違いはあった。
ティモシー・シェリル奪還のためにラノアール王国へと向かう馬車に、レミーは乗っていなかった。
馬車の荷台にはシシリーに頼んで空間魔術の光の輪を作ってもらい、レミーはそこを通り抜け、自宅地下で魔導具を作成している。
今、私にできることをしなきゃ。最速で。
レミーはそう強く意志を固め、黙々と作業に取り組んだ。
プレゼンテーションを終えたレミーは、カーライル王の観覧室に呼び出され、ねぎらいの言葉を受けていた。
カーライル王は、必要な資金と人員はいくらでも出すので、すぐにでも録音再生装置を大量生産して欲しいと言った。
カーライル王国の特産品として、世界中に輸出していきたいとのことだったが、それはレミーにとっても願ったり叶ったりのことであった。
今までも斬新な魔導具をいくつも作ってきた彼女であったが、商業ベースに乗せるためには量産体制の構築が一番の課題であると感じていた。
それを国家が全面的に支援してくれるという。
ただただ嬉しかった。
ティモシーさんにも早く報告しなきゃ。そう思った時であった。
カーライル王のいる観覧室の扉は、突然やってきた係員に扮したカーライル兵によってけたたましく開かれ、その報告が伝えられた。
「ティモシー・スティーブンソン様とシェリル・クローネン様が、ラノアール王国の暗部に捕らえられ、さらわれてしまいました!」
レミーは、頭の中が真っ白になるのを感じた。
…………………………………………
カーライル兵からの報告によると、ティモシー、シェリルの両名は、カーライル王国の宮廷通信魔術師であるトーマス、ジェイコブ、マットの3人になりすましたラノアール王国の暗部によって捕らえられたとのことだった。
おそらく魔導具で姿を変えて潜伏していたのだ。
本物のトーマス、ジェイコブ、マットはおそらくもうこの世にはいないのだろう。
最初にティモシーが捕らえられた。
暗部の3人はトーマスたちの服を着ていたため魔力障壁の黒装束ではなかったが、捕獲のために使用された手錠は、魔術使用不能・身体能力低下の機能をもった魔導具だったそうで、それでティモシーは精神破壊も封じられた。
シェリルがすぐさま奪還を試みるも、ティモシーを人質に取られているせいでなすすべもなく、彼女もそのまま捕らえられてしまったそうだ。
暗部の動きは極めて迅速で、その場に居合わせたシシリー、バーグルーラも、その他のカーライル兵も、手を出すことはできなかったという。
私のせいだ。
事の顛末を聞いてしばらく愕然とした後、レミーはそう思った。
私が音楽会で暗部を釣ろうというアイデアなんか出したから。
しかし、レミーは生来の切り替えの速さと前向きさによって、すぐさまその考えを改める。
「奪われたなら、奪い返しましょう!」
レミーは立ち上がり、拳を握ってそう言った。
レミーはカーライル王の観覧室だった部屋で開催された緊急会議に、そのまま参加している。会議のテーブルには、シシリーとバーグルーラも同席している。
エルフのシシリー、そして小さいながらも黒竜であるバーグルーラが会議に参加することに対して、一般兵の中には動揺を示す者も少なからず存在したが、カーライル王の「今はそんなことにこだわっている場合ではない」という一声で参加が承認された。
「もうこうなったら王様も言ってた通り、ラノアール王国と全面戦争ですよ!あの国をぶっ潰してティモシーさんとシェリルさんを奪い返しましょう!」
レミーの提案に、カーライル王は頭を抱えた。
「そうしたいのは山々だが…ティモシー殿とシェリル殿の命はラノアールに握られておる。特にティモシー殿にはバルガルド事件での恩もある。恩人の命を盾にされては、軽々に手を出すことはできんな…」
確かにその通りだ。レミーは唇を噛んだ。
「せめて、ラノアール王宮のどこに二人が捕らえられているかわかれば、少数精鋭で潜入し、奪還できる可能性もあるのだが…」
沈痛な面持ちでそう言ったカーライル王に、シシリーが明るく言い放った。
「それならきっと大丈夫だよ!」
一同が驚いてシシリーに注目する。
シシリーは観覧室のテーブルの上に何気なく転がっていた小さな水晶を手にとった。
それは室内でも音楽が聴きやすくなるようにとティモシーが用意したという小型の音声通信用水晶だった。
「ティモシーとシェリルが捕まった時ね、たまたまアタシ、これと同じものを手に持っていたの。それを空間魔術の転送で、こっそりティモシーの服のポケットの中に瞬間移動させておいたよ!」
会議に参加しているカーライル兵たちは「おお」「なんと…」などと感嘆の声を上げている。
この小さな水晶に音声を送れる距離は、半径500m程度だという。
それならラノアール王宮に潜入さえできれば、ティモシーと通信し、居場所を特定することだってできるはずだ。
もちろん身体検査で水晶を発見され奪われてしまうことも考えられるが、まあ、その時はその時だ。
レミーは再び、声に力を込めて言った。
「行きましょう、ラノアール王国へ」
カーライル王は自分の気持ちを確認するかのように、何度か頷いた。
「…そうだな。うむ、そうしよう」
…………………………………………
ラノアール王国には、レミー、シシリー、バーグルーラの3人に加えて、カーライル王国の精鋭部隊のエースだという2人も同行することになった。
潜入ミッションを得意とする双子の男女で、姉がショコラ、弟がデイモンといった。
二人ともまったく同じ中性的な顔立ちをしており、赤茶色の髪をアシンメトリーに流す同じヘアスタイルで揃えていたが、ショコラのほうは左側の髪の毛が長めでデイモンは右が長めという違いはあった。
ティモシー・シェリル奪還のためにラノアール王国へと向かう馬車に、レミーは乗っていなかった。
馬車の荷台にはシシリーに頼んで空間魔術の光の輪を作ってもらい、レミーはそこを通り抜け、自宅地下で魔導具を作成している。
今、私にできることをしなきゃ。最速で。
レミーはそう強く意志を固め、黙々と作業に取り組んだ。
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