10 / 13
ごっくん! ザーメン定食
第10話 ファミレスのフライドポテト 〜スペルマソース付き〜
しおりを挟む
「いえ~い! シャバの空気は美味しいねー!」
まるで刑期が終了した犯罪者のようなことを言う美羽は街中を華麗なステップで歩いていた。
「だってさー。いつも家にいるからこうやって遊びに出かけられるのは嬉しいんだよ」
それなら、俺が仕事に行っている間にでも出かけたらいいのに。
「そうじゃなくてー。おじさんと一緒に出かけるから楽しいんだよ。ちゃんとわかってる?」
美羽は俺に顔を近づけて頬を膨らませる。
ストレートにそんなことを言われて、俺は不覚にも美羽を愛おしく感じた。
「……冗談だよ。おじさんにはこれからも私を養ってもらわないといけないし」
そういうことを言わなければ、何か好きなものでも買ってあげようかと思ったのだが。
大体、美羽はいつまで俺の家にいるつもりなのだろうか?
「…………そんなの、考えたことなかったな」
ふと、美羽の横顔を見ると、彼女は少し悲しそうな表情をしていた。
「このままおじさんと結婚しちゃうってものいいかもね。だって、私にとっては初めての人だし」
それも冗談……だと思いたくはなかった。
美羽が俺の家に来て数ヶ月が経ったが、あまりにも平穏だったため、彼女がいなくなるなんてこれまで考えたことがなかった。
こんな生活が長く続くはずがないとわかっているが、彼女がいなくなったら俺は生きる意味すら失ってしまうかもしれない。
一度、これからのことについては美羽としっかり話し合いをしておくべきだろう。
「あ、おじさん!」
その時、美羽が明るい表情でこちらを振り向いた。
「あそこにファミレスがあるよ! もうそろそろお昼だし、何か食べていこうよ!」
ファミレスなんて特に珍しいものではないのに、美羽は興味津々な様子で俺の腕を掴んで引っ張った。
「いらっしゃいませ。二名様ですか?」
ファミレスに入ると若い女性店員が俺たちにそう尋ねて来たので、俺は頷いた。
女性店員に端の席へ案内されて俺が席に座ると、美羽が俺の隣に座ってきた。
「へ~、ファミレスって色んなメニューがあるんだね。目が回ってきそうだよ」
美羽はファミレスのメニューを物珍しそうに眺めている。
「えへへ、実はファミレスって一回も来たことなかったんだよね」
そう言えば、たまに忘れそうになるが、美羽はお嬢様学校の出身だからそれなりに良い家の子供なのかもしれない。
それにしてもファミレスに一度も来たことがないというのは驚きだったが。
「おじさんは何が食べたい? 私はパエリアとリゾットとジャンボパフェが食べたいかな」
いきなり飛ばそうとする美羽だったが、俺はフライドポテトを勧めた。
「フライドポテト? それなら二人でシェアして食べられるね! それでいこう!」
俺は美羽の無茶苦茶な注文を阻止して、取り敢えずはフライドポテト一品だけを頼んだ。
しばらくして、大皿に載せられた山盛りのフライドポテトが運ばれてくる。
「ボリュームすっご! コスパ最強じゃん!」
俺もこの量には驚いたが、美羽は目を輝かせて興奮していた。
「いただきます!」
美羽は丁寧にフライドポテトの前で手を合わせて一本ずつ食べ始めた。
俺もそんな彼女の顔を見ながらフライドポテトを手に取って口に運ぶ。
「もぐもぐもぐもぐ」
美羽は大皿の上に一緒に載っていた小皿のケチャップやマヨネーズでフライドポテトを味付けしてすぐに半分以上を食べてしまった。
「…………」
しかし、飽きたのかだんだんと手の動きがゆっくりになり、俺をちらりと見てくる。
まさかとは思うが、ここで「アレ」をやれとは彼女も言わないだろう。
「おじさん、ちんちん出して」
近くを通った女性店員が目を丸くしてこちらを見てきた。
もしかしてら、今の一言を聞かれたのかもしれないが、気のせいだと思ったのか、そのまま素通りしてくれた。
「大丈夫。私が通路側に座ってるから他の人には見えないって」
そう言うと、美羽がこっそり俺のズボンに手を伸ばしてチンコを掴んだ。
周囲には店員や大勢の客もいるのに危険過ぎる。
俺は止めようとしたが、美羽はチンコを手放さず、優しく撫でるように扱き始めた。
「おじさん、私たち、今すっごくえっちなことしてるよね」
インモラルなこの状況を再確認させられるかのように耳元で美羽に囁かれた俺は抵抗することが出来なかった。
びゅくんっ! びゅるるっ! びゅるっ!
放たれた精液を小皿で受け止めた美羽はフライドポテトにそれをつけて何事もなかったかのように食べた。
まるで刑期が終了した犯罪者のようなことを言う美羽は街中を華麗なステップで歩いていた。
「だってさー。いつも家にいるからこうやって遊びに出かけられるのは嬉しいんだよ」
それなら、俺が仕事に行っている間にでも出かけたらいいのに。
「そうじゃなくてー。おじさんと一緒に出かけるから楽しいんだよ。ちゃんとわかってる?」
美羽は俺に顔を近づけて頬を膨らませる。
ストレートにそんなことを言われて、俺は不覚にも美羽を愛おしく感じた。
「……冗談だよ。おじさんにはこれからも私を養ってもらわないといけないし」
そういうことを言わなければ、何か好きなものでも買ってあげようかと思ったのだが。
大体、美羽はいつまで俺の家にいるつもりなのだろうか?
「…………そんなの、考えたことなかったな」
ふと、美羽の横顔を見ると、彼女は少し悲しそうな表情をしていた。
「このままおじさんと結婚しちゃうってものいいかもね。だって、私にとっては初めての人だし」
それも冗談……だと思いたくはなかった。
美羽が俺の家に来て数ヶ月が経ったが、あまりにも平穏だったため、彼女がいなくなるなんてこれまで考えたことがなかった。
こんな生活が長く続くはずがないとわかっているが、彼女がいなくなったら俺は生きる意味すら失ってしまうかもしれない。
一度、これからのことについては美羽としっかり話し合いをしておくべきだろう。
「あ、おじさん!」
その時、美羽が明るい表情でこちらを振り向いた。
「あそこにファミレスがあるよ! もうそろそろお昼だし、何か食べていこうよ!」
ファミレスなんて特に珍しいものではないのに、美羽は興味津々な様子で俺の腕を掴んで引っ張った。
「いらっしゃいませ。二名様ですか?」
ファミレスに入ると若い女性店員が俺たちにそう尋ねて来たので、俺は頷いた。
女性店員に端の席へ案内されて俺が席に座ると、美羽が俺の隣に座ってきた。
「へ~、ファミレスって色んなメニューがあるんだね。目が回ってきそうだよ」
美羽はファミレスのメニューを物珍しそうに眺めている。
「えへへ、実はファミレスって一回も来たことなかったんだよね」
そう言えば、たまに忘れそうになるが、美羽はお嬢様学校の出身だからそれなりに良い家の子供なのかもしれない。
それにしてもファミレスに一度も来たことがないというのは驚きだったが。
「おじさんは何が食べたい? 私はパエリアとリゾットとジャンボパフェが食べたいかな」
いきなり飛ばそうとする美羽だったが、俺はフライドポテトを勧めた。
「フライドポテト? それなら二人でシェアして食べられるね! それでいこう!」
俺は美羽の無茶苦茶な注文を阻止して、取り敢えずはフライドポテト一品だけを頼んだ。
しばらくして、大皿に載せられた山盛りのフライドポテトが運ばれてくる。
「ボリュームすっご! コスパ最強じゃん!」
俺もこの量には驚いたが、美羽は目を輝かせて興奮していた。
「いただきます!」
美羽は丁寧にフライドポテトの前で手を合わせて一本ずつ食べ始めた。
俺もそんな彼女の顔を見ながらフライドポテトを手に取って口に運ぶ。
「もぐもぐもぐもぐ」
美羽は大皿の上に一緒に載っていた小皿のケチャップやマヨネーズでフライドポテトを味付けしてすぐに半分以上を食べてしまった。
「…………」
しかし、飽きたのかだんだんと手の動きがゆっくりになり、俺をちらりと見てくる。
まさかとは思うが、ここで「アレ」をやれとは彼女も言わないだろう。
「おじさん、ちんちん出して」
近くを通った女性店員が目を丸くしてこちらを見てきた。
もしかしてら、今の一言を聞かれたのかもしれないが、気のせいだと思ったのか、そのまま素通りしてくれた。
「大丈夫。私が通路側に座ってるから他の人には見えないって」
そう言うと、美羽がこっそり俺のズボンに手を伸ばしてチンコを掴んだ。
周囲には店員や大勢の客もいるのに危険過ぎる。
俺は止めようとしたが、美羽はチンコを手放さず、優しく撫でるように扱き始めた。
「おじさん、私たち、今すっごくえっちなことしてるよね」
インモラルなこの状況を再確認させられるかのように耳元で美羽に囁かれた俺は抵抗することが出来なかった。
びゅくんっ! びゅるるっ! びゅるっ!
放たれた精液を小皿で受け止めた美羽はフライドポテトにそれをつけて何事もなかったかのように食べた。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」
久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる