【完結】妹が猫だと言い張りかわいがる女が、明らかに俺の元カノなんだが……

「猫を飼いたい」「にゃぁ」

桧山達也の妹である陽菜が連れてきたのは、赤い首輪を巻いた元カノの千島茜だった。

羞恥に頬を染める茜を見て、達也は茜が脅されているのではないかと考える。
しかし茜から返ってきたのは、自ら望んで猫になったという答えだった。

理解の外にありながら陽菜と茜の説得により、茜を猫として飼うことを渋々許容した達也だったが、元恋人から形を変えて飼い主-飼い猫の関係になった二人はどんどん深みにはまっていき――。

これは達也が飼い猫と妹に巻き込まれ飼い主-飼い猫から再び恋人になるまでの物語。

7時、10時、16時、19時、22時更新予定

※この物語は、法律・法令・公序良俗に反する行為を容認・推奨するものではありません
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