35 / 76
第1章
第35話 揶揄って、本気になって
しおりを挟む
「ねえ、レイ」
「んー?」
「……近くないかな」
「何がぁ?」
早めの夕食後、サロンのソファでレイは本を読んでいた。エディがわざわざ離れたところに座っていたからその横に移動し、背中を預けてだらけきった格好で。
意識しているのが丸わかりなエディを見上げ、レイはにやりと笑う。
「返事はしなくていいしなかったことにするんだろ?」
「手を出したこと怒ってる?」
「いーやぁ、全然? 膝貸して、眠くなってきた」
「え、ちょっと」
「おっ勃てたらぶん殴るから」
在学中エディを枕にして爆睡することだってあった。流石に膝枕ではないけれど、似たようなものだろう。
エディの腿に頭を預け、エディ色の織毛布を被ったレイは顔を上げ、何かに耐えている表情を眺めてにんまりと笑う。
もっと限界まで揶揄い続けてやろう。人の感情を勘違いだと決めつけて言わせないよう線引きした罰だ。
「エディ、手」
「……はい」
「頭、撫でて」
熱く大きな手で撫でられるのが好き。甘やかな声で言ったそれを反芻させてしまうのか、耳まで赤くしながらレイの頭をぎこちなく撫でてくる手にすり、と頬を寄せた。
ここまですれば、レイが勘違いでなく好意を寄せているなんてわかりそうなものだ。いつまで耐えるのか見もの。
「……レイ」
熱の籠った目で見下ろされ、撫で方が怪しくなるとレイはふいと顔を逸らす。
恋人でしかしないようなことはしない。エディを枕にして昔のように撫でてもらいたいだけだから、顔が近付いても許さない。
レイは手にしていたままの本に視線を向け、エディを無視した。
「生殺しだ……」
「それを望んだのはお前だろ、親友」
レイが言葉にしない限り、この関係は変わらない。それを望んだのは、先に好きになったはずのエディの方。
本で顔を隠しながら、レイはエディをちらりと見上げる。
「……俺の返事、どっちだと思ってる?」
「……これでお断りだったら心が折れるから聞きたくない」
「うん、まあ英断。でもお前は俺のこと好きだしそれでもいいんだろ?」
腿を指でつうとなぞりながら、断ること前提の言葉を匂わせる。
今言われたって断るのは事実。焦らして焦らして、エディなんてもう親友でしかない相手に一生囚われて生きていけば良いんだ。
「触ったら、我慢できないんだって」
「天下の聖騎士サマが嫌がる相手に無体を働いたって知ったら世間はどう思うかな」
「……気持ち良さそうにしてたのに」
「なかったことなんじゃねえの」
「うう……」
翻弄する側になるとこんなに楽しいのか。レイはエディの珍しく狼狽える様を見上げ、身体を起こす。
すぐ隣に座り直し、耳許に顔を寄せた。
「エドガー、明日は休み?」
「っ、休み、だけど」
「んじゃ夜更かしできるな。トランプある? ポーカーしたい」
敢えて愛称ではなく本名で甘ったるく聞けば示すわかりやすい反応に笑ってしまう。
早く手を出せ。発言全部撤回しろ。でも何があってももう頷いてなんてやらないし好きだなんて絶対言わない。
恋人未満の甘ったるいやり取りでずぶずぶになってしまえばいい。レイが折れてやるのは、助けられた時以上にときめくかエディが必死になって謝ってきてからだ。
「それとも、お前は親友とベッドに行きてえの?」
「……悪魔だ」
「聖騎士サマを誑かせるなんてすっげえ悪魔がいたもんだな?」
早く堕ちてしまえばいい。
レイはエディ色の織毛布を羽織ったまま、忍耐を試すためにまた寄りかかり本を読み進める。
何度か読んだこともあるし、展開も知っている冒険譚。少しだけ表現が過激なところもある話で、学校の図書室の端にひっそりと置かれていた大人向けの本だ。
騎士達の戦いと恋愛を描いたものを読み進めているうち、ふとレイは思いつく。
「騎士も戦いに出るんなら戦場で同僚とそういうことすんの?」
「そういうことって?」
「戦いの熱が冷めないからお互いに慰め合うみたいな」
「知らないし、俺はしないからわからないな」
「ふうん。……つまり一昨日のなかったことにしたあれはただしたいからしたと」
存在していることを確かめたくて触れてキスして、延長線であんなことしてしまっただけ。欲求が湧いたからしただけか。
レイは理不尽な難癖だと内心笑いながら詰ってみる。
「っ、あのねえ」
「目先の欲に溺れてしたのになかったことにできるくらいには俺に魅力がないってことか、わかったわかった」
「そんなわけないだろ、レイは」
「俺は、なに?」
距離を詰めようとした胸を押し戻し、まっすぐに視線を合わせる。
じわじわと赤面していく顔から目を逸らさずにしていれば、エディは簡単に折れた。
視線を顔ごと逸らし、呟くように続ける。
「……魅力的だと、……思います、けど」
「ふうん。どこが?」
「え!? えっと、……えっと、……か、顔とか」
「……お前、趣味悪いのな」
まさかこの色男から顔が好きだと言われるなんて露ほども思わず面食らってしまう。
もっとこう、あるだろう。瞳だとか褒めるところはそれなりに。瞳だって整っているわけじゃないから褒められても困るけれど、こんな地味な顔のどこが良いんだか。
小さくなってしまったエディを眺めていると、腕が伸び抱き寄せられてしまった。腰をがっしりと抱き込まれ、膝の上に乗せられる。
「おい」
「この細い腰も、声も、俺には世界で誰よりも魅力的に見えるんだからこれ以上は煽らないで。じゃないとまた」
「しない。……エディ、自分が言ったこと忘れんな」
触れない、近付かないと言ったのはエディだ。もうしないから、なかったことにしようと。
散々揶揄いはしたけれど、その先はもうしない。レイは至近距離にエディが好きらしい顔を近付け真顔で問う。
「俺とお前は親友だろ、エディ?」
「んー?」
「……近くないかな」
「何がぁ?」
早めの夕食後、サロンのソファでレイは本を読んでいた。エディがわざわざ離れたところに座っていたからその横に移動し、背中を預けてだらけきった格好で。
意識しているのが丸わかりなエディを見上げ、レイはにやりと笑う。
「返事はしなくていいしなかったことにするんだろ?」
「手を出したこと怒ってる?」
「いーやぁ、全然? 膝貸して、眠くなってきた」
「え、ちょっと」
「おっ勃てたらぶん殴るから」
在学中エディを枕にして爆睡することだってあった。流石に膝枕ではないけれど、似たようなものだろう。
エディの腿に頭を預け、エディ色の織毛布を被ったレイは顔を上げ、何かに耐えている表情を眺めてにんまりと笑う。
もっと限界まで揶揄い続けてやろう。人の感情を勘違いだと決めつけて言わせないよう線引きした罰だ。
「エディ、手」
「……はい」
「頭、撫でて」
熱く大きな手で撫でられるのが好き。甘やかな声で言ったそれを反芻させてしまうのか、耳まで赤くしながらレイの頭をぎこちなく撫でてくる手にすり、と頬を寄せた。
ここまですれば、レイが勘違いでなく好意を寄せているなんてわかりそうなものだ。いつまで耐えるのか見もの。
「……レイ」
熱の籠った目で見下ろされ、撫で方が怪しくなるとレイはふいと顔を逸らす。
恋人でしかしないようなことはしない。エディを枕にして昔のように撫でてもらいたいだけだから、顔が近付いても許さない。
レイは手にしていたままの本に視線を向け、エディを無視した。
「生殺しだ……」
「それを望んだのはお前だろ、親友」
レイが言葉にしない限り、この関係は変わらない。それを望んだのは、先に好きになったはずのエディの方。
本で顔を隠しながら、レイはエディをちらりと見上げる。
「……俺の返事、どっちだと思ってる?」
「……これでお断りだったら心が折れるから聞きたくない」
「うん、まあ英断。でもお前は俺のこと好きだしそれでもいいんだろ?」
腿を指でつうとなぞりながら、断ること前提の言葉を匂わせる。
今言われたって断るのは事実。焦らして焦らして、エディなんてもう親友でしかない相手に一生囚われて生きていけば良いんだ。
「触ったら、我慢できないんだって」
「天下の聖騎士サマが嫌がる相手に無体を働いたって知ったら世間はどう思うかな」
「……気持ち良さそうにしてたのに」
「なかったことなんじゃねえの」
「うう……」
翻弄する側になるとこんなに楽しいのか。レイはエディの珍しく狼狽える様を見上げ、身体を起こす。
すぐ隣に座り直し、耳許に顔を寄せた。
「エドガー、明日は休み?」
「っ、休み、だけど」
「んじゃ夜更かしできるな。トランプある? ポーカーしたい」
敢えて愛称ではなく本名で甘ったるく聞けば示すわかりやすい反応に笑ってしまう。
早く手を出せ。発言全部撤回しろ。でも何があってももう頷いてなんてやらないし好きだなんて絶対言わない。
恋人未満の甘ったるいやり取りでずぶずぶになってしまえばいい。レイが折れてやるのは、助けられた時以上にときめくかエディが必死になって謝ってきてからだ。
「それとも、お前は親友とベッドに行きてえの?」
「……悪魔だ」
「聖騎士サマを誑かせるなんてすっげえ悪魔がいたもんだな?」
早く堕ちてしまえばいい。
レイはエディ色の織毛布を羽織ったまま、忍耐を試すためにまた寄りかかり本を読み進める。
何度か読んだこともあるし、展開も知っている冒険譚。少しだけ表現が過激なところもある話で、学校の図書室の端にひっそりと置かれていた大人向けの本だ。
騎士達の戦いと恋愛を描いたものを読み進めているうち、ふとレイは思いつく。
「騎士も戦いに出るんなら戦場で同僚とそういうことすんの?」
「そういうことって?」
「戦いの熱が冷めないからお互いに慰め合うみたいな」
「知らないし、俺はしないからわからないな」
「ふうん。……つまり一昨日のなかったことにしたあれはただしたいからしたと」
存在していることを確かめたくて触れてキスして、延長線であんなことしてしまっただけ。欲求が湧いたからしただけか。
レイは理不尽な難癖だと内心笑いながら詰ってみる。
「っ、あのねえ」
「目先の欲に溺れてしたのになかったことにできるくらいには俺に魅力がないってことか、わかったわかった」
「そんなわけないだろ、レイは」
「俺は、なに?」
距離を詰めようとした胸を押し戻し、まっすぐに視線を合わせる。
じわじわと赤面していく顔から目を逸らさずにしていれば、エディは簡単に折れた。
視線を顔ごと逸らし、呟くように続ける。
「……魅力的だと、……思います、けど」
「ふうん。どこが?」
「え!? えっと、……えっと、……か、顔とか」
「……お前、趣味悪いのな」
まさかこの色男から顔が好きだと言われるなんて露ほども思わず面食らってしまう。
もっとこう、あるだろう。瞳だとか褒めるところはそれなりに。瞳だって整っているわけじゃないから褒められても困るけれど、こんな地味な顔のどこが良いんだか。
小さくなってしまったエディを眺めていると、腕が伸び抱き寄せられてしまった。腰をがっしりと抱き込まれ、膝の上に乗せられる。
「おい」
「この細い腰も、声も、俺には世界で誰よりも魅力的に見えるんだからこれ以上は煽らないで。じゃないとまた」
「しない。……エディ、自分が言ったこと忘れんな」
触れない、近付かないと言ったのはエディだ。もうしないから、なかったことにしようと。
散々揶揄いはしたけれど、その先はもうしない。レイは至近距離にエディが好きらしい顔を近付け真顔で問う。
「俺とお前は親友だろ、エディ?」
26
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして
みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。
きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。
私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。
だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。
なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて?
全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです!
※「小説家になろう」様にも掲載しています。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる