クラス転移は突然に

お肉だいすき

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プロローグ

クラス転移

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雲一つない青空の下に気だるげに歩く少年がいた。

少年の名前は朝生玲。高校2年生だ。

(あー、ダリー。何でこんなクソ暑い日に学校行かないと行けないんだよ・・・・)


「よっ!玲!今日もダルそうだね」

彼女は國山華(くにやまはな)学校でも1、2を争う美人だ。なんと言っても胸はそこまで大きくないが形は整ってあり引っ込むところは引っ込んでいるナイスバディーで、髪はショートカットで右に分けてある。

「そりゃこの暑さじゃダルいだろ?」

「確かにね・・・・でもそんな今にも死にそうな顔にはならないかな?」

「よく分かったな。その通りだ。俺は今にも死にそうなんだ。」

「胸はって言うことじゃ無いんじゃない・・・・・・・?」

そんな呆れた顔で見られたらこっちが逆に悲しくなるだろ。


華と他愛もない話をしながら通学路を歩いて行き、教室まで来た。
ドアを開くとそこには白い目で見てくるクラスメートがいた。

まあ慣れたんだけどね。

それにもちゃんと理由がある。それは、暴力事件だ。
ある日学校から帰っているとナンパされている女子生徒がいた。その女子生徒は嫌がっていたが流石に男性3人の力には勝てるはずも無かった。
だが、周りの人は誰も助けようとはしなかった。
俺もそうしようとした。が、視線が合ってしまった。その瞬間女子生徒は何か言おうとしていたがこちらの事を気にしたのか言うのをやめた。

俺はこのままじゃ寝覚めが悪くてめんどくさいと思いながらも助ける事にした。
俺はガラの悪そうな男に近より

「その女子生徒離してください。」と言ったが男は邪魔なのが入ってきたような顔をして、はーっと長いため息をしたあといきなり殴りかかってきた。
俺はある程度喧嘩慣れしてるので避けれた。
その一撃を避けたことによって他の男も入ってきて相手は二人になった。
俺は右の男が放ってきた右ストレートを避け、頭を掴み前傾姿勢にさせ、腹を思いっきり膝で三回殴った。

その間あまりにもやり方が酷かったため、もう一方の男は唖然とし動いていなかった。

否。動けなかったのである。

もう一方の男は金的で一発だった。それは男なら自分のを触って同情するほどに・・・

そして女子生徒の手を掴んでいる男がこっちにやってきて掴んでこようとしたところをアッパーで一撃とはいかず倒れたところを5回踏み潰した。

周りの野次馬は目を瞑っている者や口を抑えている女性などもいた。

それから女子生徒を連れて現場から逃げた。

そしてその時の女子生徒が華ということだ。


その時の暴力事件は学校に広まりその時偶々いた男子生徒が俺がやったところを見ていたらしく俺はクラスいや学校で孤立した。

その事に申し訳なく思っているのか華が頻繁に話し掛けて来るようになった。

っと話が長くなったな。

まあ、そんな感じだ。

そんな風に思い耽りながら席に着くと大西政人(おおにしまさと)が

「うっわ怖!こんな奴いたら俺救急車に運ばれるわー」

と態とらしく大声で皆に聞こえるように言った。

他の奴等もクスクス笑っていると

「違う!玲は私を体を張ってまで助けてくれた。あれは私を助けるためであって玲は決して不良なんかじゃない!!」

あー良い友達を持ったな。俺のために涙を流してまでみんなを説得しようとしてくれる。 

幸せだな。


そう、思っていた瞬間クラスが蒼白い光を放つ魔方陣に囲まれた。

中にはテンプレ来た!!とかいっている奴もいたが大抵の者は騒いでキャーキャー言って混乱している。


俺は華の手を素早く掴み外に出ようとしたが何かの壁に当たり外には出れなかった。



そのあとも壁を手から血が流れても殴り続けたが外へ出ることは出来なかった。

そうこうしているうちに魔方陣は一層光を増し光で前が見えなくなった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうもお肉大好きです。

僕は学生なので夏休みです。やっぱ夏と言ったら海とはいかず宿題地獄です・・・・

そんなこんなで更新は週に2、3回位のペースになると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。


後、お気に入り登録1増えるだけでもテンション上がりまくるので登録お願いします。



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