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簡単に変えられないから
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音楽が聞こえてきて、ぼんやり覚醒する。
遮光カーテンの閉まった部屋は、ぼんやりと薄暗くて、また瞼を閉じそうになる。
なんとかこじ開けて、横になったままスマホを開いた。
こんな風に起きるのは久しぶりだった。
この一週間はずっと奏輔さんが家にいて、起きたら朝食と紅茶が用意されていたからだ。
(朝ご飯をあきらめればもうちょっと寝られる……)
スマホの時計を見て、ぼんやりと二度寝の算段を立てる。
朝食のある生活は良かったけれど、ないならないでいい。
個包装のフルーツグラノーラのストックもまだあったはずだ。
朝はあまり得意ではない。
一週間くらいちゃんと起きる生活をしてみたところで、一人でそんな生活を維持できるわけはなかった。
ギリギリまで布団にいて、支度をして、ビスケットみたいなフルーツグラノーラをパリパリ食べながら出社する。
入社して三ヶ月、仕事はそう難しくないし、基本定時で帰れる。
いい仕事につけたなと思う。
思い描いていたようなかっこいいOLにはなれていないけれど、そこそこ満足はしていた。
(執事家電が欲しい……)
まだスッキリ覚醒しきらない電車の中で、久しぶりに思う。
「執事家電」というのは、私が勝手に作った妄想家電だ。
決まった時間にカーテンを開けて、紅茶を淹れて、朝食を作る……みたいな、執事がやってくれそうなことをしてくれる家電群を指す。
技術的にはもう可能な時代だろうし、実はすでにロボット掃除機は家にある。
しかも、お気に入りの執事が出てくる漫画とのコラボで、アニメ声優の声入りだ。
これが、もっといろんな家電に波及すればいいというのが私の「執事家電妄想」だ。
執事が紅茶を淹れて起こしてくれれば、それは気持ちよく起きられる。
実際、奏輔さんがそうしてくれていた昨日までは、ちゃんと毎朝二度寝せずに起きていた。
彼氏を執事扱いというのもなんだけど、奏輔さんはかなり理想的だと思う。
残念ながら、奏輔さんを雇えるほどの収入はないので、昨日までの一週間を維持はできないんだけれども。
夕食は面倒くさくて、会社帰りにデパ地下で安くなっていたお弁当を買って帰った。
暗い部屋に帰るのも久しぶりで、ちょっと寂しいものの、安堵もする。
奏輔さんには言えないことを抱えているせいだと思う。
四日間開封せずに置いてあった小さなダンボール箱を開封する。
箱には「化粧品」と書いてあるが、中には化粧品なんて入っていない。入っているのは、アダルトグッズだ。
別に自分で注文したわけじゃない。送ってきたのは博己だ。
金曜日に、博己からメッセージが届いていた。
また『仕事』絡みかと思って当然身構えたのだけれど、内容は「ソウにプールの優待券を渡したから行ってくるといいよ」だった。
もちろん、この前のキャンプみたいに仕組まれる可能性を考えたけど、「大丈夫、今回は俺も客も行かない。ソウと二人だけ」と。
信じきれないところに、「この前のお詫びっていうか、ボーナスで、水着も送っといたから。家に届いてるはずだよ」と言われて、どんないかがわしいデザインかと思っていたら、わりとかわいいまともな水着の画像が送られてきた。特別布が少ないわけでもなく、普通にセンスがいい。ビキニだけど、胸元にふわふわっとフリルもあって可愛かった。
それで終われば良かったけれど、やっぱり博己だ。続けてもう一枚、画像が送られてきた。
「水着の下でも目立たないヤツも送っといた。使うなら開ければいいし、『化粧品』って書いてあるから、使わないなら開けずに置いておけばいいよ」
目の前には、その二枚目の画像と同じものがある。
ゆるくカーブした柔らかいシリコンの上に、形の違う突起が三ヶ所に付いている。真ん中と後ろは形の違う棒状で、前は小さなイボイボ。
つまりこれは、ヴァギナとアナルとクリの三点責グッズだ。
装着してしまえば、外に出ている部分は薄く滑らかで、水着を着ればたしかにわからないだろう。
しっかり防水仕様で、ちゃんと振動もする電動タイプだ。
水着の方は、奏輔さんの前で開封しないのも不自然だったから開封して、土曜日に着た。もちろん、博己から送られたとは言えないので、自分で注文したことになっている。博己もご丁寧に、私の名前で注文してあった。
もちろん、コレも私の名前になっているとは聞いていたけれど、奏輔さんの前では開けずに置いてあった。ここ最近はいたって普通のエッチしかしていないし、それで私も奏輔さんも十分満足できているのだから、邪魔をしないで欲しい……
と、スマホがメッセージの着信を告げる。悪いことはしていないのに、ドキリとした。
博己だ。
盗聴器でも仕掛けているのかと思うタイミングだ。
『使った?』
『水着だけ』
『本当にノーマルだけなんだ』
『本当にってどういうこと?』
『ソウに聞いたら普通って言ってた』
『うん、普通よ』
『じゃあ、使いたいとは思わない?』
当たり前、と返事を打とうとしたけれど、博己の次のメッセージの方が早い。
『本当に?』
『想像しなかった?』
当然だと返したいのに、手が止まる。
想像しないわけじゃなかった。
大勢人のいるプールで、こんなものを挿れて過ごす。
それはどれだけ背徳的な快感だろう。
と、今度は通話の着信音が鳴る。
「……はい」
「本当は使いたいんでしょ?」
「そんなこと……」
「なくないよね?」
「……そもそも、奏輔さんと性癖抜きでやっていけるか証明しろって言ったのはそっちだし」
「性癖抜きで愛してるって証明しろとは言ったね」
「だったらノーマルでいいじゃないですか」
「まあ、ソウを巻き込まないのは賢明だけど、そもそもヒメちゃん、ソウ以外でもだいぶ感じてるよね? ソウでなくてもいいんじゃないの?」
「な……そっちが仕組んで働かせただけでしょ?」
「でも、もう動画は消してある。俺が強制したのは最初の見学だけだ」
「……キャンプのも、仕組んだでしょう?」
「ははは。うん、あれは仕組んだ。でも、俺じゃなくてお客様がだよ」
「…………」
「それじゃ、ヒメちゃんはあの日の『お仕事』は嫌だった?」
「……あんな痛くてツライの……」
「そう? 遊歩道で全裸になって、木に縛られて、あんなに濡らしてたのに?」
「…………あれは、仕事だったから」
「そっか。いいよ、そういうことで。仕事って割り切って働いてる子の方が多いしね。普通に彼氏とか旦那さんとかいるキャストの方が多いもん。ソウも幸せそうだし、今は認めてあげる」
「認めてもらわなくても、奏輔さんとはラブラブですから」
「はいはい。で、『仕事』はどうする?」
「そんなの……」
もちろん断る、と言おうとしたのに、博己は遮って言葉を重ねてくる。
「まあ、籍は置いておくから考えといて」
じゃあね、と電話が切られた。
なんとも勝手な話だ。
送りつけられたアダルトグッズは、とりあえず下着の入った引き出しの奥にしまっておく。
と、パールの連なった下着が目に入った。
たしかに、最近はそういうプレイをしていない。
ちょっと強く乳首をつねられたりすることはあるし、アナルも多少は触られたりするけれど、まあ「普通」の範疇だ。
それで十分満たされていると思っていた。
ただ、自分がMであることは変わっていなくて、こういうのを目にしてしまうとちょっとうずくものはある。
脱衣所から洗濯ばさみを持ってきて、乳首を挟んだ。
久しぶりの道具がもたらす痛みに、ほぅ、と息を吐く。
しかし、股の間に指を這わせてみても、それは物足りなくて切ない。
それでも博己の送ってきたモノは使いたくなくて、部屋を見回す。
スカートを吊っているハンガーからスカートを取り、乳首の洗濯ばさみを外して、代わりにハンガーのクリップで乳首を挟んだ。洗濯ばさみよりも大きくて、乳首全体をぎゅっと潰されるような感じがする。
さらにハンガーのフックにバケツを引っ掛けて、風呂場に入った。
シャワーでバケツの中に水を入れると、クリップは重さに耐えきれず、あっという間に外れてしまう。
もう一度留め直して、今度はすぐに落ちないよう、少しずつ、ギリギリのところまで水を入れた。今度はゆっくりと引っ張られていって、先端の痛みを感じやすいところをパチンッと弾いて床に落ちていった。
さっきよりはちゃんと痛みがあったのに、それでも物足りなく感じて、もう一度同じことを繰り返した。
(あの時はもっと……)
思い出したのは、キャンプ場での『お仕事』だった。
木に脚をロープで吊られて、手で必死にぶら下がって、その上乳首に糸を結ばれて、バケツに水を入れられて。
クリップとは違い、食い込むようにキツく結ばれた糸は、外れるまでにすごく力が必要だった。
(あの時は、痛くてツラくて、もう無理だって思ったのに……)
今は、あの刺激が欲しかった。
遮光カーテンの閉まった部屋は、ぼんやりと薄暗くて、また瞼を閉じそうになる。
なんとかこじ開けて、横になったままスマホを開いた。
こんな風に起きるのは久しぶりだった。
この一週間はずっと奏輔さんが家にいて、起きたら朝食と紅茶が用意されていたからだ。
(朝ご飯をあきらめればもうちょっと寝られる……)
スマホの時計を見て、ぼんやりと二度寝の算段を立てる。
朝食のある生活は良かったけれど、ないならないでいい。
個包装のフルーツグラノーラのストックもまだあったはずだ。
朝はあまり得意ではない。
一週間くらいちゃんと起きる生活をしてみたところで、一人でそんな生活を維持できるわけはなかった。
ギリギリまで布団にいて、支度をして、ビスケットみたいなフルーツグラノーラをパリパリ食べながら出社する。
入社して三ヶ月、仕事はそう難しくないし、基本定時で帰れる。
いい仕事につけたなと思う。
思い描いていたようなかっこいいOLにはなれていないけれど、そこそこ満足はしていた。
(執事家電が欲しい……)
まだスッキリ覚醒しきらない電車の中で、久しぶりに思う。
「執事家電」というのは、私が勝手に作った妄想家電だ。
決まった時間にカーテンを開けて、紅茶を淹れて、朝食を作る……みたいな、執事がやってくれそうなことをしてくれる家電群を指す。
技術的にはもう可能な時代だろうし、実はすでにロボット掃除機は家にある。
しかも、お気に入りの執事が出てくる漫画とのコラボで、アニメ声優の声入りだ。
これが、もっといろんな家電に波及すればいいというのが私の「執事家電妄想」だ。
執事が紅茶を淹れて起こしてくれれば、それは気持ちよく起きられる。
実際、奏輔さんがそうしてくれていた昨日までは、ちゃんと毎朝二度寝せずに起きていた。
彼氏を執事扱いというのもなんだけど、奏輔さんはかなり理想的だと思う。
残念ながら、奏輔さんを雇えるほどの収入はないので、昨日までの一週間を維持はできないんだけれども。
夕食は面倒くさくて、会社帰りにデパ地下で安くなっていたお弁当を買って帰った。
暗い部屋に帰るのも久しぶりで、ちょっと寂しいものの、安堵もする。
奏輔さんには言えないことを抱えているせいだと思う。
四日間開封せずに置いてあった小さなダンボール箱を開封する。
箱には「化粧品」と書いてあるが、中には化粧品なんて入っていない。入っているのは、アダルトグッズだ。
別に自分で注文したわけじゃない。送ってきたのは博己だ。
金曜日に、博己からメッセージが届いていた。
また『仕事』絡みかと思って当然身構えたのだけれど、内容は「ソウにプールの優待券を渡したから行ってくるといいよ」だった。
もちろん、この前のキャンプみたいに仕組まれる可能性を考えたけど、「大丈夫、今回は俺も客も行かない。ソウと二人だけ」と。
信じきれないところに、「この前のお詫びっていうか、ボーナスで、水着も送っといたから。家に届いてるはずだよ」と言われて、どんないかがわしいデザインかと思っていたら、わりとかわいいまともな水着の画像が送られてきた。特別布が少ないわけでもなく、普通にセンスがいい。ビキニだけど、胸元にふわふわっとフリルもあって可愛かった。
それで終われば良かったけれど、やっぱり博己だ。続けてもう一枚、画像が送られてきた。
「水着の下でも目立たないヤツも送っといた。使うなら開ければいいし、『化粧品』って書いてあるから、使わないなら開けずに置いておけばいいよ」
目の前には、その二枚目の画像と同じものがある。
ゆるくカーブした柔らかいシリコンの上に、形の違う突起が三ヶ所に付いている。真ん中と後ろは形の違う棒状で、前は小さなイボイボ。
つまりこれは、ヴァギナとアナルとクリの三点責グッズだ。
装着してしまえば、外に出ている部分は薄く滑らかで、水着を着ればたしかにわからないだろう。
しっかり防水仕様で、ちゃんと振動もする電動タイプだ。
水着の方は、奏輔さんの前で開封しないのも不自然だったから開封して、土曜日に着た。もちろん、博己から送られたとは言えないので、自分で注文したことになっている。博己もご丁寧に、私の名前で注文してあった。
もちろん、コレも私の名前になっているとは聞いていたけれど、奏輔さんの前では開けずに置いてあった。ここ最近はいたって普通のエッチしかしていないし、それで私も奏輔さんも十分満足できているのだから、邪魔をしないで欲しい……
と、スマホがメッセージの着信を告げる。悪いことはしていないのに、ドキリとした。
博己だ。
盗聴器でも仕掛けているのかと思うタイミングだ。
『使った?』
『水着だけ』
『本当にノーマルだけなんだ』
『本当にってどういうこと?』
『ソウに聞いたら普通って言ってた』
『うん、普通よ』
『じゃあ、使いたいとは思わない?』
当たり前、と返事を打とうとしたけれど、博己の次のメッセージの方が早い。
『本当に?』
『想像しなかった?』
当然だと返したいのに、手が止まる。
想像しないわけじゃなかった。
大勢人のいるプールで、こんなものを挿れて過ごす。
それはどれだけ背徳的な快感だろう。
と、今度は通話の着信音が鳴る。
「……はい」
「本当は使いたいんでしょ?」
「そんなこと……」
「なくないよね?」
「……そもそも、奏輔さんと性癖抜きでやっていけるか証明しろって言ったのはそっちだし」
「性癖抜きで愛してるって証明しろとは言ったね」
「だったらノーマルでいいじゃないですか」
「まあ、ソウを巻き込まないのは賢明だけど、そもそもヒメちゃん、ソウ以外でもだいぶ感じてるよね? ソウでなくてもいいんじゃないの?」
「な……そっちが仕組んで働かせただけでしょ?」
「でも、もう動画は消してある。俺が強制したのは最初の見学だけだ」
「……キャンプのも、仕組んだでしょう?」
「ははは。うん、あれは仕組んだ。でも、俺じゃなくてお客様がだよ」
「…………」
「それじゃ、ヒメちゃんはあの日の『お仕事』は嫌だった?」
「……あんな痛くてツライの……」
「そう? 遊歩道で全裸になって、木に縛られて、あんなに濡らしてたのに?」
「…………あれは、仕事だったから」
「そっか。いいよ、そういうことで。仕事って割り切って働いてる子の方が多いしね。普通に彼氏とか旦那さんとかいるキャストの方が多いもん。ソウも幸せそうだし、今は認めてあげる」
「認めてもらわなくても、奏輔さんとはラブラブですから」
「はいはい。で、『仕事』はどうする?」
「そんなの……」
もちろん断る、と言おうとしたのに、博己は遮って言葉を重ねてくる。
「まあ、籍は置いておくから考えといて」
じゃあね、と電話が切られた。
なんとも勝手な話だ。
送りつけられたアダルトグッズは、とりあえず下着の入った引き出しの奥にしまっておく。
と、パールの連なった下着が目に入った。
たしかに、最近はそういうプレイをしていない。
ちょっと強く乳首をつねられたりすることはあるし、アナルも多少は触られたりするけれど、まあ「普通」の範疇だ。
それで十分満たされていると思っていた。
ただ、自分がMであることは変わっていなくて、こういうのを目にしてしまうとちょっとうずくものはある。
脱衣所から洗濯ばさみを持ってきて、乳首を挟んだ。
久しぶりの道具がもたらす痛みに、ほぅ、と息を吐く。
しかし、股の間に指を這わせてみても、それは物足りなくて切ない。
それでも博己の送ってきたモノは使いたくなくて、部屋を見回す。
スカートを吊っているハンガーからスカートを取り、乳首の洗濯ばさみを外して、代わりにハンガーのクリップで乳首を挟んだ。洗濯ばさみよりも大きくて、乳首全体をぎゅっと潰されるような感じがする。
さらにハンガーのフックにバケツを引っ掛けて、風呂場に入った。
シャワーでバケツの中に水を入れると、クリップは重さに耐えきれず、あっという間に外れてしまう。
もう一度留め直して、今度はすぐに落ちないよう、少しずつ、ギリギリのところまで水を入れた。今度はゆっくりと引っ張られていって、先端の痛みを感じやすいところをパチンッと弾いて床に落ちていった。
さっきよりはちゃんと痛みがあったのに、それでも物足りなく感じて、もう一度同じことを繰り返した。
(あの時はもっと……)
思い出したのは、キャンプ場での『お仕事』だった。
木に脚をロープで吊られて、手で必死にぶら下がって、その上乳首に糸を結ばれて、バケツに水を入れられて。
クリップとは違い、食い込むようにキツく結ばれた糸は、外れるまでにすごく力が必要だった。
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