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デリバリー
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奏輔が帰宅したとき、バイブとローターは電池切れで止まっていたが、ビニールテープでしっかり縛られた瑞姫の身体は少し触れられただけでも仰け反るほど敏感になっていた。
「ただいま。いい子にしてた?」と、奏輔がキスしてくれる。
まずは乳首の洗濯ばさみを外して、優しくゆっくりと舐める。
「あああああ! だめ、ああっ、んんんっ!」
まだ縛られたままの身体を大きく捩りながら激しく喘いだが、奏輔はゆっくり丁寧に舐め続けた。
たっぷり舐めてから、ゆっくりと太腿のビニールテープを剥がす。チリチリとテープの剥がされる感覚に、また身を捩る。
パンツはぐっしょり濡れていて、布団まで湿っぽい。
パンツを脱がせて、バイブとローターを抜くと、瑞姫はその開放感に「ほう、」と息を吐いた。しかし、下の口はぱっくりと開いたままになっていて、奏輔にじっくり見られると、今度は羞恥に悶た。
ようやく、胸と腕のビニールテープも外される。
瑞姫はそのまま、奏輔に抱きついた。
「ちょっとつらかったかな? よく頑張ったね」
よしよしと優しく頭を撫でてくれるのが気持ちいい。
「汗もかいているし、お風呂に入ろうか。こっちもびちょびちょだしね」
股の間に手を入れられると、瑞姫はまた赤面した。
いつものように、マッサージのように髪を洗ってから、優しく撫でるように身体を洗ってくれる。
ただ、いつも以上に敏感になっている瑞姫の身体は、腕や背中を洗っているだけでも淫靡な声が漏れて止まない。
奏輔は笑いながら、「そんなに気持ちよかったの?」と言う。六時間放置なんてどれだけ大変だったことかと言ってやりたいが、声は快感の喘ぎにすり替わってしまう。
「ここもまた剃っちゃおうか」
一週間ほど前にも剃ったけれど、短い毛が生えてきている。股を開いて、身を委ねた。
お風呂を出て少し落ち着くと、お腹が空いてきた。
時刻はもう午後二時だ。
少しゆっくりしたいし、今回はデリバリーを頼むことにした。
ピザかファミレスかパスタか寿司、と言われて、寿司を頼むことにした。
三十分くらいで来てくれるらしい。
「ねえ、瑞姫。ちょっとエッチな格好で出てみない?」
「出るって……デリバリーの受け取りに?」
「そ。僕のYシャツ一枚か、瑞姫のぴっちりした服をノーブラでか、シャツワンピのボタンをギリギリまで外すか」
どれを選んでも、かなり恥ずかしい格好だ。
奏輔のYシャツは超ミニのワンピースくらいの丈しかないし、ぴっちりしたカットソーだと乳首が見える。シャツワンピのボタンをギリギリまで開けるのが、まだかろうじてマシだろうか。とりあえず丈は長いし、乳首も見えなさそうだ。
「じゃあ、シャツワンピで」
奏輔は、聞くなりいそいそとシャツワンピを持ってくる。以前バイブを入れて出かけるために奏輔が用意してくれたものだ。白と水色の爽やかなストライプで、ハイウエストにリボンを結べるようになっている上品なデザインだ。
下着は着けずに、素肌にシャツワンピを着る。一度普通に全部のボタンを留めて、ウエストのリボンを結んだ。そこから、奏輔が少しずつボタンを外していく。プチプチとボタンを外されるのは、なかなかに恥ずかしい。ハイウエストのリボンがあるので、結局リボンのギリギリまでボタンを外してしまった。
「これ……見えない?」
「胸は見えるけど、乳首までは見えないよ。リボンでちゃんと締まってるから」
言いながら、襟を少し外へ広げられた。いっそう胸が顕になる。
さらに、奏輔はスカートの裾にあるボタンにも手をかけた。
「え、そっちも外すの?」
「『ギリギリまで開ける』って言ったでしょ?」
今度は下からプチプチとボタンを外されて、股と同じくらいの高さまで外されてしまった。むしろ、股よりも少しだけ上から開いている。
「や……これは、見えちゃうでしょ……?」
「下から見られなければ平気だよ。立って上から見る分には見えない」
姿見の前に立つと、確かにギリギリ見えないくらいではあった。
(うう、でも本当にギリギリ……)
と、後ろから奏輔が手を伸ばしてきて、服の上から胸を揉み始めた。
「んっ、奏輔さっ、ここ、玄関っ」
姿見は玄関の横にあるのだ。
「うん、だから、ちゃんと声抑えてね」
指でコリコリと乳首を刺激してくる。
そのまま玄関で声を我慢していると、廊下に足音が聞こえた。
奏輔は、ようやく瑞姫から離れて、ドアホンのところへ行った。
瑞姫は慌てて服を正す。
「ピンポーン」と暢気な音がして、奏輔が応答する。
瑞姫は、ドキドキしながらドアを開けた。
ドアは押して開けるので、思ったよりも前かがみになってしまった。大きく開いた胸元が気になる。配達員も、胸元を見ているような気がした。慌てて姿勢を正して、商品を受け取る。
お金を持っていないことに気付いて振り返ると、奏輔が財布を渡してくれた。
と、お金を受け取るために配達員が床に箱を置いた。商品を入れてきたケースだ。予期せず下から見上げられる形になってしまう。
瑞姫は、慌てて脚をきゅっと閉じた。
配達員は、立ち上がってお金を受け取り、釣り銭を返し、床に置いた箱を取るためにもう一度しゃがんだ。そして、もう一度下から見上げてきた。
ほんの一瞬ではあったが、最後のはたぶん意識して見上げられていた。
「配達員さん、瑞姫のこと見てたね」
「うう、恥ずかしい……」
「瑞姫、鏡見てごらんよ」
鏡を見ると、大きく開いた胸元は羞恥でほんのり赤く染まり、開いたスカートの間からは片脚が出て太腿が丸見え、しかも、直前まで奏輔が触っていたせいで、乳首は服の上からでもはっきりとわかった。
「や……こんなエッチだった……?」
「あの配達員さん、今晩は瑞姫をおかずにするんじゃないかな?」
瑞姫はもう真っ赤だ。
「嫌って言う割に、瑞姫ちょっと感じちゃってるよね? ……今晩はその格好でお散歩に行こうか」
「ただいま。いい子にしてた?」と、奏輔がキスしてくれる。
まずは乳首の洗濯ばさみを外して、優しくゆっくりと舐める。
「あああああ! だめ、ああっ、んんんっ!」
まだ縛られたままの身体を大きく捩りながら激しく喘いだが、奏輔はゆっくり丁寧に舐め続けた。
たっぷり舐めてから、ゆっくりと太腿のビニールテープを剥がす。チリチリとテープの剥がされる感覚に、また身を捩る。
パンツはぐっしょり濡れていて、布団まで湿っぽい。
パンツを脱がせて、バイブとローターを抜くと、瑞姫はその開放感に「ほう、」と息を吐いた。しかし、下の口はぱっくりと開いたままになっていて、奏輔にじっくり見られると、今度は羞恥に悶た。
ようやく、胸と腕のビニールテープも外される。
瑞姫はそのまま、奏輔に抱きついた。
「ちょっとつらかったかな? よく頑張ったね」
よしよしと優しく頭を撫でてくれるのが気持ちいい。
「汗もかいているし、お風呂に入ろうか。こっちもびちょびちょだしね」
股の間に手を入れられると、瑞姫はまた赤面した。
いつものように、マッサージのように髪を洗ってから、優しく撫でるように身体を洗ってくれる。
ただ、いつも以上に敏感になっている瑞姫の身体は、腕や背中を洗っているだけでも淫靡な声が漏れて止まない。
奏輔は笑いながら、「そんなに気持ちよかったの?」と言う。六時間放置なんてどれだけ大変だったことかと言ってやりたいが、声は快感の喘ぎにすり替わってしまう。
「ここもまた剃っちゃおうか」
一週間ほど前にも剃ったけれど、短い毛が生えてきている。股を開いて、身を委ねた。
お風呂を出て少し落ち着くと、お腹が空いてきた。
時刻はもう午後二時だ。
少しゆっくりしたいし、今回はデリバリーを頼むことにした。
ピザかファミレスかパスタか寿司、と言われて、寿司を頼むことにした。
三十分くらいで来てくれるらしい。
「ねえ、瑞姫。ちょっとエッチな格好で出てみない?」
「出るって……デリバリーの受け取りに?」
「そ。僕のYシャツ一枚か、瑞姫のぴっちりした服をノーブラでか、シャツワンピのボタンをギリギリまで外すか」
どれを選んでも、かなり恥ずかしい格好だ。
奏輔のYシャツは超ミニのワンピースくらいの丈しかないし、ぴっちりしたカットソーだと乳首が見える。シャツワンピのボタンをギリギリまで開けるのが、まだかろうじてマシだろうか。とりあえず丈は長いし、乳首も見えなさそうだ。
「じゃあ、シャツワンピで」
奏輔は、聞くなりいそいそとシャツワンピを持ってくる。以前バイブを入れて出かけるために奏輔が用意してくれたものだ。白と水色の爽やかなストライプで、ハイウエストにリボンを結べるようになっている上品なデザインだ。
下着は着けずに、素肌にシャツワンピを着る。一度普通に全部のボタンを留めて、ウエストのリボンを結んだ。そこから、奏輔が少しずつボタンを外していく。プチプチとボタンを外されるのは、なかなかに恥ずかしい。ハイウエストのリボンがあるので、結局リボンのギリギリまでボタンを外してしまった。
「これ……見えない?」
「胸は見えるけど、乳首までは見えないよ。リボンでちゃんと締まってるから」
言いながら、襟を少し外へ広げられた。いっそう胸が顕になる。
さらに、奏輔はスカートの裾にあるボタンにも手をかけた。
「え、そっちも外すの?」
「『ギリギリまで開ける』って言ったでしょ?」
今度は下からプチプチとボタンを外されて、股と同じくらいの高さまで外されてしまった。むしろ、股よりも少しだけ上から開いている。
「や……これは、見えちゃうでしょ……?」
「下から見られなければ平気だよ。立って上から見る分には見えない」
姿見の前に立つと、確かにギリギリ見えないくらいではあった。
(うう、でも本当にギリギリ……)
と、後ろから奏輔が手を伸ばしてきて、服の上から胸を揉み始めた。
「んっ、奏輔さっ、ここ、玄関っ」
姿見は玄関の横にあるのだ。
「うん、だから、ちゃんと声抑えてね」
指でコリコリと乳首を刺激してくる。
そのまま玄関で声を我慢していると、廊下に足音が聞こえた。
奏輔は、ようやく瑞姫から離れて、ドアホンのところへ行った。
瑞姫は慌てて服を正す。
「ピンポーン」と暢気な音がして、奏輔が応答する。
瑞姫は、ドキドキしながらドアを開けた。
ドアは押して開けるので、思ったよりも前かがみになってしまった。大きく開いた胸元が気になる。配達員も、胸元を見ているような気がした。慌てて姿勢を正して、商品を受け取る。
お金を持っていないことに気付いて振り返ると、奏輔が財布を渡してくれた。
と、お金を受け取るために配達員が床に箱を置いた。商品を入れてきたケースだ。予期せず下から見上げられる形になってしまう。
瑞姫は、慌てて脚をきゅっと閉じた。
配達員は、立ち上がってお金を受け取り、釣り銭を返し、床に置いた箱を取るためにもう一度しゃがんだ。そして、もう一度下から見上げてきた。
ほんの一瞬ではあったが、最後のはたぶん意識して見上げられていた。
「配達員さん、瑞姫のこと見てたね」
「うう、恥ずかしい……」
「瑞姫、鏡見てごらんよ」
鏡を見ると、大きく開いた胸元は羞恥でほんのり赤く染まり、開いたスカートの間からは片脚が出て太腿が丸見え、しかも、直前まで奏輔が触っていたせいで、乳首は服の上からでもはっきりとわかった。
「や……こんなエッチだった……?」
「あの配達員さん、今晩は瑞姫をおかずにするんじゃないかな?」
瑞姫はもう真っ赤だ。
「嫌って言う割に、瑞姫ちょっと感じちゃってるよね? ……今晩はその格好でお散歩に行こうか」
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