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【一章】『運命の番』編
44 退院に向けて
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俺の和解案に、お兄様は釈然としないという表情を浮かべた。予想はしていたよ。
だって、俺の提案は元々お兄様がしてくれた『約束』に少し条件を付け加えただけだから。
お兄様は俺の生活は保障すると言った。俺がはっきりと『大和の子供を産む事に迷いはない』と言った時も、こちらでの生活の全面的サポートを約束してくれた。少なくとも育児が落ち着くまでは働けないから、俺はその申し出を素直に受ける事にした。
だから、元々の申し出に俺だけじゃなく大和も含めて、場所の希望を付け加えて、改めて『俺からの和解案』として提示したんだ。
大和の身体だけじゃなくて『心』の事を考えれば、雑音の多い街中で過ごすよりも、ゆったりとした時間が流れる場所で、心身を休ませてあげたかった。俺自身も、少し休みたい。
もう一つは完全な私事だ。俺個人の頼み事。でも、とっても大切な事だから、俺が動けない以上、頼むしかなかった。絶対に断られないと確信した上で。
果たしてお兄様の返事は……。
「……………」
なんか考え込んでるし…。で、この反応も予想出来ていたから、奥の手を使う事にした。
「これ以上は俺も譲れません。俺の希望は全て受け入れてくれるんですよね? 俺の希望は、大和との穏やかで安定した生活です。その為の資金援助をして下さい。それで納得いただけないようでしたら、訴えるしかありません。俺も此処にはいられません」
「っ…!!! えっ…!!!」
驚愕の声を上げたのは大和だ。
ごめんね。何処にも行かないって…ずっと傍にいるって約束したもんね。後で幾らでも謝るから今は我慢してね。『嘘』だから。
あ、お兄様が大和を見てる。あと一押しだ。
「俺は大和を悲しませたくないんです。お兄様が自分の為に罪に問われたら、大和が悲しみます。俺も大和の傍を離れたくありません。でも、お兄様を犯罪者にしたら大和の傍にはいられません」
「……………。解った。和解案を受け入れよう」
うん。俺の読み通り。お兄様はブラコン?ていうの? 大和を溺愛してるみたいだから、大和を悲しませる様な選択はしないって思ったんだよね。門脇さんも笑顔で頷いてるから、納得してくれたんだ。
大和もほっとした顔してる。俺はずっと握っていた大和の手を、ぎゅっぎゅってにぎにぎした。大和が嬉しそうに笑った。
笑顔がちょー可愛いんですけど!
「住む所と必要なものはすぐに用意しよう。それと、二つ目の要望も了解した。すぐに取り掛かろう」
「あ~、二つ目は…すみません…。人様に頼む事ではないって、解ってるんですけど…」
「なに。構わんさ。さしたる手間でもない。辞表と一緒に委任状を書いてもらえれば、向こうも煩くは言わないだろう。あそこはそういう所だ。Ωの幸せを第一に考えてくれる」
「…そうですね。そういう所でした。
改めて、よろしくお願いします」
俺は頭を下げた。隣では何故か、大和も頭を下げている。『ありがとう』って事かな?
示談についてはこれにて一件落着という事で、俺は大和の病状について訊いてみたのだけれど…。
なんと、病状という事でなら、大和はどこも悪くなかった! 搬送時は衰弱が激しく危険な状態だったらしいけれど、今の症状としては体力と筋力の低下のみ。大和に必要な治療は、食べて体を動かす事! 医療的な治療は必要ないので入院の必要もなく、要するに、いつでも退院できる状態らしい。
大和が入院しているのは、お兄様の意向。体に異常はなくとも無気力自暴自棄状態の大和を一人暮らしのアパートには帰せない。また同じ事になりかねないから。でも、家族には言ってないから実家にも連れて帰れない。という事で、大和は今も入院中。病院側は、特別個室はホテルでいうスイートルームみたいなものでVIPしか使わないので、治療の必要がない患者でもお金さえ払えば問題ないらしい。
……………。なんだかなぁ~…。
「じゃあ、お兄様が家の準備をして下さるまでは入院していても構わない、という事ですか?」
「大丈夫だ。二週間で全て調えよう。それまでは君も病院暮らしになるが…」
病院暮らし…。ホテル暮らしみたいな言い方だな。病院をホテル代わりにするって、どうなの?
それより、二週間で準備出来ちゃうの? 家を? 必要なもの全部って言ってたから、家具家電も?
あ~、でも、お兄様なら出来そう。
「解りました。退院までの二週間は、俺が大和に付き添いますね」
「こちらこそ、よろしくお願いする」
住む所とその他諸々はお兄様達に任せるとして、俺の此処でやる事は決まった。
大和にとにかく食べさせる! そして、病室の外に連れ出して歩かせる! 目指せ! 体力回復! 筋力回復!
決意を内心で固め大和を見ると、どうしたの?と言いたげに首を傾げていた。
「…?」
お前の事だぞ、大和! 俺より頭一つ分以上高い所で首を傾げるんじゃない!
くそっ! 可愛いな!
…………………………
大和と違う角度で、俺もヤバいかも知んない…。
翌日から早速、『食べさせる』『歩かせる』を実行した俺。食べさせるほうは問題なかった。俺が一緒だからか、栄養バランスを考えて作られた病院食を、大和は文句一つ言わずに食べた。歩かせるほうは苦労するかと思ったけれど、こちらもすんなり病室を出てくれた。お兄様がどんなに説得しても頑なだったのに。訊けば、俺が一緒で嬉しいらしい。全く、調子のいい奴だな。ただ、体力と筋力の低下で疲れやすくなっていたから、毎日少しずつ歩く距離を伸ばす事にした。
そうして、予定していた二週間は瞬く間に過ぎー。
大和が退院する日がやって来た。
お兄様、本当に二週間で全部用意したよ…。否、実質は十二日? だって一昨日の夜、面会時間ギリギリにやって来て、
「本日、準備は全て整った。予定通りに明後日退院出来るから、退院の用意をしておくように」
って言ってたもん。
もう、今更驚かないよ、俺…。
……………。…ごめんなさい。驚いてます。驚き過ぎて、逆に何も言えなくなっただけです…。
あ、養護施設の仕事も無事?辞職の手続きは終わったって、同時に報告を受けた。こっちは門脇さんが動いてくれたんだって。もう、感謝しかないよね。
……………。これで俺、もうあの施設とは無関係になったんだな…。後悔はしてない。してないよ!? でも…なんか…ほんのちょっぴり寂しい…かな。だって六年お世話になったし、今いる子供達に「さよなら」言えなかったのが心残り…。あ、やべ…。泣きそう…。
…………。
俺、何も言ってないのに、大和が後ろから抱き締めてくれた。俺は声を出さずに少しだけ泣いた…。
こうしてこの日、大和の約三週間の入院生活が終わりを告げ、退院となった。
新生活が始まるー。
だって、俺の提案は元々お兄様がしてくれた『約束』に少し条件を付け加えただけだから。
お兄様は俺の生活は保障すると言った。俺がはっきりと『大和の子供を産む事に迷いはない』と言った時も、こちらでの生活の全面的サポートを約束してくれた。少なくとも育児が落ち着くまでは働けないから、俺はその申し出を素直に受ける事にした。
だから、元々の申し出に俺だけじゃなく大和も含めて、場所の希望を付け加えて、改めて『俺からの和解案』として提示したんだ。
大和の身体だけじゃなくて『心』の事を考えれば、雑音の多い街中で過ごすよりも、ゆったりとした時間が流れる場所で、心身を休ませてあげたかった。俺自身も、少し休みたい。
もう一つは完全な私事だ。俺個人の頼み事。でも、とっても大切な事だから、俺が動けない以上、頼むしかなかった。絶対に断られないと確信した上で。
果たしてお兄様の返事は……。
「……………」
なんか考え込んでるし…。で、この反応も予想出来ていたから、奥の手を使う事にした。
「これ以上は俺も譲れません。俺の希望は全て受け入れてくれるんですよね? 俺の希望は、大和との穏やかで安定した生活です。その為の資金援助をして下さい。それで納得いただけないようでしたら、訴えるしかありません。俺も此処にはいられません」
「っ…!!! えっ…!!!」
驚愕の声を上げたのは大和だ。
ごめんね。何処にも行かないって…ずっと傍にいるって約束したもんね。後で幾らでも謝るから今は我慢してね。『嘘』だから。
あ、お兄様が大和を見てる。あと一押しだ。
「俺は大和を悲しませたくないんです。お兄様が自分の為に罪に問われたら、大和が悲しみます。俺も大和の傍を離れたくありません。でも、お兄様を犯罪者にしたら大和の傍にはいられません」
「……………。解った。和解案を受け入れよう」
うん。俺の読み通り。お兄様はブラコン?ていうの? 大和を溺愛してるみたいだから、大和を悲しませる様な選択はしないって思ったんだよね。門脇さんも笑顔で頷いてるから、納得してくれたんだ。
大和もほっとした顔してる。俺はずっと握っていた大和の手を、ぎゅっぎゅってにぎにぎした。大和が嬉しそうに笑った。
笑顔がちょー可愛いんですけど!
「住む所と必要なものはすぐに用意しよう。それと、二つ目の要望も了解した。すぐに取り掛かろう」
「あ~、二つ目は…すみません…。人様に頼む事ではないって、解ってるんですけど…」
「なに。構わんさ。さしたる手間でもない。辞表と一緒に委任状を書いてもらえれば、向こうも煩くは言わないだろう。あそこはそういう所だ。Ωの幸せを第一に考えてくれる」
「…そうですね。そういう所でした。
改めて、よろしくお願いします」
俺は頭を下げた。隣では何故か、大和も頭を下げている。『ありがとう』って事かな?
示談についてはこれにて一件落着という事で、俺は大和の病状について訊いてみたのだけれど…。
なんと、病状という事でなら、大和はどこも悪くなかった! 搬送時は衰弱が激しく危険な状態だったらしいけれど、今の症状としては体力と筋力の低下のみ。大和に必要な治療は、食べて体を動かす事! 医療的な治療は必要ないので入院の必要もなく、要するに、いつでも退院できる状態らしい。
大和が入院しているのは、お兄様の意向。体に異常はなくとも無気力自暴自棄状態の大和を一人暮らしのアパートには帰せない。また同じ事になりかねないから。でも、家族には言ってないから実家にも連れて帰れない。という事で、大和は今も入院中。病院側は、特別個室はホテルでいうスイートルームみたいなものでVIPしか使わないので、治療の必要がない患者でもお金さえ払えば問題ないらしい。
……………。なんだかなぁ~…。
「じゃあ、お兄様が家の準備をして下さるまでは入院していても構わない、という事ですか?」
「大丈夫だ。二週間で全て調えよう。それまでは君も病院暮らしになるが…」
病院暮らし…。ホテル暮らしみたいな言い方だな。病院をホテル代わりにするって、どうなの?
それより、二週間で準備出来ちゃうの? 家を? 必要なもの全部って言ってたから、家具家電も?
あ~、でも、お兄様なら出来そう。
「解りました。退院までの二週間は、俺が大和に付き添いますね」
「こちらこそ、よろしくお願いする」
住む所とその他諸々はお兄様達に任せるとして、俺の此処でやる事は決まった。
大和にとにかく食べさせる! そして、病室の外に連れ出して歩かせる! 目指せ! 体力回復! 筋力回復!
決意を内心で固め大和を見ると、どうしたの?と言いたげに首を傾げていた。
「…?」
お前の事だぞ、大和! 俺より頭一つ分以上高い所で首を傾げるんじゃない!
くそっ! 可愛いな!
…………………………
大和と違う角度で、俺もヤバいかも知んない…。
翌日から早速、『食べさせる』『歩かせる』を実行した俺。食べさせるほうは問題なかった。俺が一緒だからか、栄養バランスを考えて作られた病院食を、大和は文句一つ言わずに食べた。歩かせるほうは苦労するかと思ったけれど、こちらもすんなり病室を出てくれた。お兄様がどんなに説得しても頑なだったのに。訊けば、俺が一緒で嬉しいらしい。全く、調子のいい奴だな。ただ、体力と筋力の低下で疲れやすくなっていたから、毎日少しずつ歩く距離を伸ばす事にした。
そうして、予定していた二週間は瞬く間に過ぎー。
大和が退院する日がやって来た。
お兄様、本当に二週間で全部用意したよ…。否、実質は十二日? だって一昨日の夜、面会時間ギリギリにやって来て、
「本日、準備は全て整った。予定通りに明後日退院出来るから、退院の用意をしておくように」
って言ってたもん。
もう、今更驚かないよ、俺…。
……………。…ごめんなさい。驚いてます。驚き過ぎて、逆に何も言えなくなっただけです…。
あ、養護施設の仕事も無事?辞職の手続きは終わったって、同時に報告を受けた。こっちは門脇さんが動いてくれたんだって。もう、感謝しかないよね。
……………。これで俺、もうあの施設とは無関係になったんだな…。後悔はしてない。してないよ!? でも…なんか…ほんのちょっぴり寂しい…かな。だって六年お世話になったし、今いる子供達に「さよなら」言えなかったのが心残り…。あ、やべ…。泣きそう…。
…………。
俺、何も言ってないのに、大和が後ろから抱き締めてくれた。俺は声を出さずに少しだけ泣いた…。
こうしてこの日、大和の約三週間の入院生活が終わりを告げ、退院となった。
新生活が始まるー。
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