ご主人様とボク

但馬憂姫

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※ご主人様とボク

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ボクの名前はラッシー。
大型犬、になるのかな? ペットとしてご主人様に飼われてるんだ。
大きな尻尾と耳がお気に入り。
ご主人様が褒めてくれるから。

でも、なんでだろう?

『うちのわんこ。可愛いだろう?』

ってご主人様がお友達に紹介すると凄く驚かれる。
でも、みんな驚いたあとはいっぱいかわいがってくれるからいいんだ。

今日もこれからご主人様のお友達が来るらしい。
いっぱいかわいがってもらえるかな?


「ラッシー、ただいま。今日はお友達をたくさん連れてきたぞ。ご挨拶しような」

そう言って、ご主人様は檻の鍵を開けてくれる。首輪にリードを付けられ、ボクはご主人様に引かれながらあとをついて行った。


「お待たせ。俺の自慢のわんこ。可愛いだろう?」

やっぱり動揺したり驚いたり。様々な反応にいつもにように首を傾げる。

「ちゃんと調教済みだから、悪さはしないさ。とってもいい子でとっても可愛い。さあ、ラッシー。ご挨拶は?」
「わんっ!!!」

元気よくお返事するとご主人様が頭を撫でてくれた。えへへ、嬉しいな。

「さあ、ではここではなんだから運動場へ移動しよう」

ご主人様とお友達とボクは地下にある運動場へやってきた。
ここにはいろんなおもちゃがあって、いっぱい遊んでもらえるんだ。

「さあ、ラッシー。みなさんにご奉仕しなさい」
「わんっ!!」

ボクは元気よく返事をするとお友達のズボンとパンツを下ろした。彼のモノを口に咥えてペロペロ舐める。

「さあ、みなさんも。ラッシーと遊んでやって下さいな」


「んっ、ぁ、ふぁ…」

尻尾のバイブが抜かれ、代わりにたくさんの男性がかわるがわる熱いモノを挿れてくる。激しく突かれ、乳首や臀部足先に口内と休む間もなく舐められる。

「ぁんっ、ゃ…ふにゃぁ…」
「おやおや、猫になってしまったんじゃないか?」

男たちから笑いが漏れる。
ご主人様は、お気に入りの椅子に腰掛け、ワインを傾けながらこちらを見ていた。

『遊びの時間』は随分と長く、おもちゃもたくさん使ってもらい、遊んでもらうのが大好きなボクでも流石に呼吸が粗くなる。呼吸の乱れに気づいたのか、ご主人様はお友達に声をかけた。

「みなさん、そろそろお腹が空いた頃ではないですか? 美味しいワインにささやかな料理を上のリビングに用意させています。お風呂の用意も整っていますから、ご利用の方はどうぞ」

ご主人様はお友達が服を着るのを待って、お友達を伴って上へと上がっていった。
しばらくして、ご主人様が一人、戻ってくる。
ご主人様はボクを抱きかかえ、運動場の隅にあるシャワー室へ向かい、身体を丁寧に洗ってくれた。元通り尻尾と耳をつけてくれ、首輪つけるとボクのお部屋まで運んでくれた。餌とお水をお皿に入れてくれ、ほっぺにキスをし、頭を撫でてくれた。

「今日もとてもいい子だったよ。ゆっくりおやすみ」

ご主人様は優しく微笑むと檻の鍵をかけ、部屋を出て行った。

ご主人様のお役に立ててよかった。
ボクは疲れもあって檻の中で蹲ると、そのまま眠りについた。

明日は何して遊んでもらえるのかな?

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