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423番、吉田喜男⑧
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※暴力描写、痛々しい描写、激しい描写が多く含まれます。苦手な方はお気をつけください。
❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙……!!!」
拘束に加え、目隠しをされ。
陰部にはコックリング、胸にはクリップ、その他にも尿道プラグ、尻には電撃プラグが刺さり、振動だけではない絶え間ない強烈な刺激を受け続けて数時間。
こもった熱を吐き出すこともできず、空イキを余儀なくされ、快楽から逃れたくて必死に身体を動かそうとするが、叶わず。
意識が飛びそうになる度に、胸のクリップと尻に刺さった電撃プラグ電流が流れ、現実に引き戻される。
「も...…ゆるし、て……」
「えーなにいってんの? オニイサン、サイコパスなんでしょー? こんな楽しいことやめちゃうなんて、もったいないよー」
「も……さいこぱすなん、て…なのらないか、ら……っ」
「ふふ、遠慮しなくていいってばー。友だちに、大人の玩具の開発兼営業の人がいてさー。玩具の試作品、いーーーーっぱいもらったんだー。使った感想聞かせてって言ってたから、いーーーーっぱい試して感想聞かせてね。ああ、そうだ。可愛いピアスもね、いっぱいもらったんだよー。どこにあけたい?」
満面の笑みで尋ねる燐に、喜男の顔から血の気が引いていく。首をぶんぶん振って喚き散らすが、喜男の主張など通るはずもなく。
「もーうるさいなー。ちょっと黙っててくれる?」
頭をガチっと掴んで動きを止めると、無造作に喜男が履いていた下着を口の中に突っ込んだ。
ごふっ、と変な声が漏れる。苦しさなのか、必死に吐き出そうとするが、うまくできない。
「ふふ。静かになったー。さぁって♫ どれをつけてあげよーかなー? あ、これなんか良さげー。まずはーやっぱお胸かなー?」
憐は楽しそうにそう言うと、無造作にピアッサーを胸の突起に突き刺した。
声にならない悲鳴が、静かに闇の中へと消えていった。
❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
「受刑者番号、423番。本名吉田喜男、でお間違いないですね?」
「はい。元々精神疾患を抱えていいた為、カウンセリング治療を行っていたのですが……力及ばず残念です。ココでの治療の内容、自傷行為の経緯などこちらの書類に詳しく記載しております。ご一読ください」
「承知いたしました。こうなってしまっては普通の生活に戻るのは難しいでしょう。責任をもって『特別精神病棟』の方でお預かりさせていただきます」
「よろしくお願いします」
聞く人が聞けば白々しいにも程がある会話を淡々と繰り広げ、病棟職員は拘束具でぐるぐる巻きにされた喜男を肩に担ぎ上げ、小さく会釈すると所長室を出て行った。
「もー、よっしー、壊れるの早くない? 早すぎてつまんなかったんだけどー」
「まあまあ、そう拗ねるな」
もっと遊びたかったのにー、と不貞腐れる憐に、所長をはじめ職員一同苦笑する。
「性犯罪がこの世の中からなくならない限り、またすぐ新しいのが来るわ。そしたらまたいっぱい遊んであげて頂戴な」
「だよねー。オレが言えた義理じゃないけどさー、少しでも性犯罪で苦しむ人がいなくなったらいいな、って思うよ」
出た、棚上げ、とかお前が言うな、とか色んな声が飛び交い、所長室は賑やかな笑い声に包まれた。
fin。
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「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙……!!!」
拘束に加え、目隠しをされ。
陰部にはコックリング、胸にはクリップ、その他にも尿道プラグ、尻には電撃プラグが刺さり、振動だけではない絶え間ない強烈な刺激を受け続けて数時間。
こもった熱を吐き出すこともできず、空イキを余儀なくされ、快楽から逃れたくて必死に身体を動かそうとするが、叶わず。
意識が飛びそうになる度に、胸のクリップと尻に刺さった電撃プラグ電流が流れ、現実に引き戻される。
「も...…ゆるし、て……」
「えーなにいってんの? オニイサン、サイコパスなんでしょー? こんな楽しいことやめちゃうなんて、もったいないよー」
「も……さいこぱすなん、て…なのらないか、ら……っ」
「ふふ、遠慮しなくていいってばー。友だちに、大人の玩具の開発兼営業の人がいてさー。玩具の試作品、いーーーーっぱいもらったんだー。使った感想聞かせてって言ってたから、いーーーーっぱい試して感想聞かせてね。ああ、そうだ。可愛いピアスもね、いっぱいもらったんだよー。どこにあけたい?」
満面の笑みで尋ねる燐に、喜男の顔から血の気が引いていく。首をぶんぶん振って喚き散らすが、喜男の主張など通るはずもなく。
「もーうるさいなー。ちょっと黙っててくれる?」
頭をガチっと掴んで動きを止めると、無造作に喜男が履いていた下着を口の中に突っ込んだ。
ごふっ、と変な声が漏れる。苦しさなのか、必死に吐き出そうとするが、うまくできない。
「ふふ。静かになったー。さぁって♫ どれをつけてあげよーかなー? あ、これなんか良さげー。まずはーやっぱお胸かなー?」
憐は楽しそうにそう言うと、無造作にピアッサーを胸の突起に突き刺した。
声にならない悲鳴が、静かに闇の中へと消えていった。
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「受刑者番号、423番。本名吉田喜男、でお間違いないですね?」
「はい。元々精神疾患を抱えていいた為、カウンセリング治療を行っていたのですが……力及ばず残念です。ココでの治療の内容、自傷行為の経緯などこちらの書類に詳しく記載しております。ご一読ください」
「承知いたしました。こうなってしまっては普通の生活に戻るのは難しいでしょう。責任をもって『特別精神病棟』の方でお預かりさせていただきます」
「よろしくお願いします」
聞く人が聞けば白々しいにも程がある会話を淡々と繰り広げ、病棟職員は拘束具でぐるぐる巻きにされた喜男を肩に担ぎ上げ、小さく会釈すると所長室を出て行った。
「もー、よっしー、壊れるの早くない? 早すぎてつまんなかったんだけどー」
「まあまあ、そう拗ねるな」
もっと遊びたかったのにー、と不貞腐れる憐に、所長をはじめ職員一同苦笑する。
「性犯罪がこの世の中からなくならない限り、またすぐ新しいのが来るわ。そしたらまたいっぱい遊んであげて頂戴な」
「だよねー。オレが言えた義理じゃないけどさー、少しでも性犯罪で苦しむ人がいなくなったらいいな、って思うよ」
出た、棚上げ、とかお前が言うな、とか色んな声が飛び交い、所長室は賑やかな笑い声に包まれた。
fin。
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続きが投稿されているのに先程気が付きました!
今後、受刑者がどうなっていくのか本当に楽しみです!
いつも感想ありがとうございます!
励みになってます!
書き進めてはいるので、近いうちに更新できると思います。亀の歩み状態ですが、気長に待っていただけるとありがたいです(*^^*)
メチャメチャ面白〜い😊
もっと鬼畜でも良いくらい😏
しばらく更新がないみたいですが、ずっと待っています🙂
才能を埋もれさすのは勿体ないっす。
ずっとずっと待ってますから😊😊
わー!ありがとうございます!!感想嬉しすぎて涙出てきました!←
展開をどうするか悩んでたらストップしてましたが、近々更新予定です!
気長に待っていただけるとありがたいです!
とても続きが気になる作品です。更新がされる日を心待ちにしております✨
わー!!感想ありがとうございますm(_ _)m
そう言ってもらえると励みになります。がんばります!