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最終章 永遠{とわ}の誓い
愛おしい猟犬騎士 *
しおりを挟む(いつ見ても素敵だわ。ああ、もっとオリヴァーが欲しいわ……。貴方がいないと、あそこが寂しくて堪らない……)
オリヴァーは彼女のほっそりとした脚を左右に割り、片方を肩に担いだ。先程果てたばかりの肉棒は、すでに力を取り戻し、亀頭から先走りの液を垂らしている。
「好きだよ、シャーロット……。もっといっぱい抱かせておくれ」
「ん……私もです……。来て、オリヴァー……。私の中に、熱いものをたくさん下さい……」
シャーロットは両手を伸ばして夫を抱き寄せた。
「……っ、煽るのが上手だね……俺の天使は……」
「ん……っ、貴方は私の……愛おしい猟犬騎士だわ……っ」
二人は激しい口づけを交わした。互いの舌の根が抜けるほど吸い合い、唾液を交換する。
(大好き、オリヴァー……。貴方の為ならいくらでも大胆になれるわ)
「オリヴァー……。挿れて、中に欲しいの、もっと……」
シャーロットは欲情に瞳を潤ませた。ぞくっとするような表情である。そのあまりの妖艶さに、オリヴァーはゴクリと唾を飲んだ。
「やるよ、いくらでも……」
オリヴァーはもう焦らさず、狙いを定めると、すぐにシャーロットを犯した。
「ああああぁぁー……っ、大き、いぃー……っ」
風呂場で抱き合った時に放たれた精が、なんなく灼熱の塊の侵入を許す。ぶちゅぶちゅと泡だった男汁が結合部から溢れてきた。青い匂いが漂う。
「ああぁぁん……っ、私のなか……オリヴァーで、いっぱいだわ……っ、……お腹が、破けてしまうぅぅ……っ」
シャーロットは枕に後頭部をこすりつけて悶えた。入れられただけで軽く達したような気がする。続けての絶頂に火だるまになりそうだ。
「……っ、もうイったのかい……? 二回目だね。シャーロット、もっと感じさせてあげる……」
オリヴァーは、今まで一度も触られてない花芽をグリッと押しつぶした。充血した紅い実は、待望の刺激に敏感に反応する。背筋を駆け抜けた快感の稲妻に、シャーロットは反り返った。
「ああぁっ! ……そこだめぇ、おかっ、おかしくなりますわ……ああぁ、あぅぅっ」
「そうかい? こんなに感じているじゃないか。蜜が溢れてくるよ。聞こえる?」
グッチャグッチャと結合部が鳴る。耳を塞ぎたくなるような淫らな音が、逆に興奮を煽った。
(いやっ、聞いてはだめよ……もっと気持ちよくなってしまうわ)
しかしシャーロットの理性とは裏腹に、腰が勝手に動き出す。オリヴァーのゆるゆるとした律動に合わせてしまうのだ。
(どうしよう、止まらない……!)
「あんっあんっ……いやっ、見ないでぇっ……」
「自分で腰を振るなんて、なんて淫らなんだ、俺の天使は……。もっと可愛がって、たくさん蜜液を出させてあげる」
「ま、待って……っあ、だめ……そこ、気持ち良すぎる、からぁ……あっあっ、ああんっ」
オリヴァーはぴとりと肉の突起に指を当て、絶妙な強さで振動を与えた。強くなったり、弱くなったり、まるで淫具のような刺激を送る。
これにはシャーロットはたまらなかった。カッと目を開き、片方の踵{かかと}をシーツにこすりつけて身悶える。
「いやぁぁぁー……! だめぇぇー……! 壊れ、ちゃうぅぅぅー……っ!」
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