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第八章 涙のプロポーズ
ジンジン *
しおりを挟む「ん、はぁ……っ」
「色っぽい顔をしているね……。全体を揉んでごらん。たまに、乳首を摘まんで」
「はい……っ、あ、ふぅ……」
弾力のある果実をもみもみと刺激する。掌にツンと尖った先端を感じ、指でくりくりといじってみた。すると甘くもどかしい快感が沸き起こり、蜜口からとろりと愛液が溢れた。
「……はぅ、ふ……ん、ん、ふぅ」
(胸も気持ちいいけれど、足りないわ。もっと、もっとあそこを……!)
堪らなくなったシャーロットは、もぞもぞと男根に秘部をこすりつけた。黒々とした陰毛の下から、逞しい剛直が伸びている。オリヴァーの分身は熱い粘液をまとい、ぬらっと光った。
「……っ、く……はぁ……。上手だよ、シャーロット。俺は我慢の限界に挑んでいるけどね……。次は花芽をいじってごらん。中指でそっと触るんだよ」
オリヴァーはぶるっと胴震いした。彼女の無意識な攻めに感じているようである。
(花芽ですって? それではまるで自慰ですわ。駄目よ、そんな破廉恥な行為をしては。慎みがないと思われてしまう……)
シャーロットはとっさに思った。がしかし、とうに熟れた秘唇の奥が切なく疼いている。
(ああ、触りたい……! もう辛抱出来ないわ)
乳房を充分に愛撫した手が、勝手に下腹部へ移動する。柔らかい金の和毛に隠れて、ぷっくりとふくれた愛らしい唇が、蜜を垂らして待っていた。ジンジンと刺激を求めて呼吸している。
(ああ、だめよ、だめだめ。愛しい殿方の前で、自分を慰めるなんて、はしたない行為なのだから……!)
しかし理性が欲望に負けた。シャーロットは二指で花弁を怖々と開く。ぬちゃりとそこが割れ、つんとした甘い匂いが漂った。濃紅色の最奥は雄を求めてぴくぴくと痙攣している。勃起した肉芽が空気にあたり、ひやりとした。
(ああっ……やってしまったわ……!)
シャーロットは羞恥に顔を火照らせた。
「相変わらず神秘的な美しさだ……。もっとよく見せて」
オリヴァーはうっとりと溜息を零す。
「んっ……だめ、ですわ……これ以上は」
「シャーロット。開きなさい」
やや命令口調で言われる。そうすると、彼女のM心が刺激され、ジュンッと肉孔が濡れた。
「……っ、は、はいぃ……」
くちゃりと淫らな音をさせて、さらに花びらの奥を露出させる。生々しいピンク色がむき出しになる。むわっとヨーグルトのような香りが広がった。
「君の一番敏感なところを優しく触ってごらん。そっとだよ。強くすると痛いからね」
「は、い……っ」
シャーロットはおそるおそる肉芽に触れる。暖かくて、つるっとしている。小さいが芯があるが、柔らかい。そこにかすかに指を当てただけで、痺れるような法悦が背筋を駆け抜けた。
「ふあぁ……っ」
「愛液をまぶしたら、軽く押しつぶして」
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