スパダリ猟犬騎士は貧乏令嬢にデレ甘です!【R18/完全版】

鶴田きち

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第三章 オリヴァー誘惑作戦

おねだりが上手だね *

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「ああぁん、んっ、はぅぅっ、ひぁぁんっ」 
「教えておくれ、シャーロット……。犯されている自分を見ながら抱かれるのは、どんな気分だい? 興奮するかい? 随分気持ちよさそうだね……。そうだ、この状態で気をやってしまおうかな……」
「あっあっあっ、だめ、このまま出しちゃ、いやぁん……あっだめぇぇっ、いやぁ、いやあぁっ」

 言葉では嫌がっているが、しかし本当の彼女は燃えたぎる白濁を欲していた。後背位の状態で精をぶちまけて欲しい、と子宮が渇望する。その証拠に、肉壺はまるで蛇のようにうねり、自ら快感を得ようと蠢いていた。

「っ……、くっ、はぁ、はぁ……。すごい締め付けだな……これじゃあすぐにイってしまう……。俺の種が欲しいかい? シャーロット」

 オリヴァーが凜々しい眉根を寄せて呟いた。抑えきれない男の色香に酔いそうだ。

「……はいっ、はいぃ……っ」

 彼女はガクガクと頷いた。激しい愛の営みによって、滑らかな額に汗が浮き、黄金色の前髪が貼り付いている。サファイアの瞳は愉悦の涙で濡れ、唇からは飲み込みきれない唾液が一筋垂れていた。

(欲しいわ……! オリヴァー様の熱いものが)

「はぅぅ、ひぁっ、ああんっ……く、下さい、貴方様の……せ、精を……私の奥にぃぃ……!」
「……っ、おねだりが上手だね……。いい子だ、たっぷり味わいなさい」
「はぅっ、ふあ、ひぁぁ、あっくる、くる……くるくるっ――……ぁぁぁぁああああああっ――……!」

 一際最奥を突き上げられ、めりめりと音がするような位の勢いで肉筒を責められる。丸い臀部がぶるぶる揺れる。このまま背中側が破けそうな程強烈な快感だった。もっとも弱い部分を剛直でえぐられて、シャーロットは頭が真っ白になるくらいの絶頂を味わう。蜜壺に炎の飛沫が発射された。

「――……はぁ、はぁっ……っ」
「……っ、く……。大丈夫かい……?」

 二人の荒い息が響いた。ぐったりと力の抜けたシャーロットをオリヴァーが優しく抱き留める。精を放ったせいか、彼の額にも汗が浮いていた。
 濃厚なキスをし合いながら、二人はまたベッドに逆戻りする。

「イったんだね、可愛いかったよ……俺の天使……」
「はあ、はあ……オリヴァー、さ、ま……」
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