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第三章 オリヴァー誘惑作戦
その計画、乗らせて頂こう *
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「ちっ違いますのオリヴァー様、これはその別に貴方様を誘惑しようとかそういう意図はなくてただ……」
シャーロットは咄嗟に腕で胸を隠す。しかし少々パニックになっているので口が勝手に動いてしまった。
「俺を、誘惑?」
「ええ、〈オリヴァー様誘惑計画〉といいましてでもこれは中止にして……」
「気に入った。その計画、乗らせて頂こう」
オリヴァーがニヤリと笑った。
「へっ……って、きゃ!」
彼は彼女を横抱きにするとベッドに連行した。すぐ熱いキスが降ってくる。ぬちゃぬちゃと舌と舌を絡ませ合う、淫らで濃厚な口づけである。あきらかに今までとは違う。
「んっ……ふあっ、んんっ」
(これ、これよ……こういうキスを待っていたの)
「君から誘ってきたということは、良いんだね? シャーロット」
オリヴァーが唇を離した。二人の唾液が銀の糸を引く。
「して下さいまし……。実はオリヴァー様が求めて下さるのをずっと待っておりましたの。だからこのような格好を……」
頬を紅潮させてシャーロットは答えた。
「……君は恐ろしい人だな。俺の理性を根こそぎ奪ってしまうとは……。傷が治るまでずっと我慢していたんだよ」
「オリヴァー様、私を好きにして下さい……」
「……っ、頭がおかしくなりそうだよ、俺の天使。任せてくれ。その刺激的なコスチューム、とても色っぽくていやらしいね。こんな姿を見せられて今夜は一回で済みそうにない。君がよがり狂うまでやらせてくれないか」
「はいっ……っ、ん、んあ……あぁぅ」
肉厚の舌がまるで蛇のようにシャーロットの口腔を犯す。前歯の裏をなぞり、上顎をくすぐり、また引き抜かれそうか勢いで舌を吸われる。と思えば、敏感な先端を甘噛みされたり、側面をなぞってきたりと強弱をつけて責められる。そうすると口吸いだけでビリビリと快感の雷が走った。
(ああっ、すごい……キスだけで濡れてしまうわ)
シャーロットは布地の少ないショーツの奥がじっとりとぬかるむのを感じた。逞しい猟犬騎士に組み敷かれた下で、もじもじとほっそりした太股をこすり合わせた。
「気持ちいいんだね、シャーロット。前回みたいに可愛い声で鳴いておくれ、俺のカナリア」
「そんな……あっ……っあ、だめぇ、んんっ」
シャーロットは咄嗟に腕で胸を隠す。しかし少々パニックになっているので口が勝手に動いてしまった。
「俺を、誘惑?」
「ええ、〈オリヴァー様誘惑計画〉といいましてでもこれは中止にして……」
「気に入った。その計画、乗らせて頂こう」
オリヴァーがニヤリと笑った。
「へっ……って、きゃ!」
彼は彼女を横抱きにするとベッドに連行した。すぐ熱いキスが降ってくる。ぬちゃぬちゃと舌と舌を絡ませ合う、淫らで濃厚な口づけである。あきらかに今までとは違う。
「んっ……ふあっ、んんっ」
(これ、これよ……こういうキスを待っていたの)
「君から誘ってきたということは、良いんだね? シャーロット」
オリヴァーが唇を離した。二人の唾液が銀の糸を引く。
「して下さいまし……。実はオリヴァー様が求めて下さるのをずっと待っておりましたの。だからこのような格好を……」
頬を紅潮させてシャーロットは答えた。
「……君は恐ろしい人だな。俺の理性を根こそぎ奪ってしまうとは……。傷が治るまでずっと我慢していたんだよ」
「オリヴァー様、私を好きにして下さい……」
「……っ、頭がおかしくなりそうだよ、俺の天使。任せてくれ。その刺激的なコスチューム、とても色っぽくていやらしいね。こんな姿を見せられて今夜は一回で済みそうにない。君がよがり狂うまでやらせてくれないか」
「はいっ……っ、ん、んあ……あぁぅ」
肉厚の舌がまるで蛇のようにシャーロットの口腔を犯す。前歯の裏をなぞり、上顎をくすぐり、また引き抜かれそうか勢いで舌を吸われる。と思えば、敏感な先端を甘噛みされたり、側面をなぞってきたりと強弱をつけて責められる。そうすると口吸いだけでビリビリと快感の雷が走った。
(ああっ、すごい……キスだけで濡れてしまうわ)
シャーロットは布地の少ないショーツの奥がじっとりとぬかるむのを感じた。逞しい猟犬騎士に組み敷かれた下で、もじもじとほっそりした太股をこすり合わせた。
「気持ちいいんだね、シャーロット。前回みたいに可愛い声で鳴いておくれ、俺のカナリア」
「そんな……あっ……っあ、だめぇ、んんっ」
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