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第四章
その後
しおりを挟む担任は、遺体から、担任のDNAが見つかり
その他の証拠もあった為、あっさり自供したらしい。
そして、地元☆グループは
警察に呼ばれていた。
渚「あー引越し前に呼ばれるなんて…」
雅「やな予感…」
友香「なるようにしかならん!(๑•̀д•́๑)キリッ」
拓海「俺が1番やばそう」
警察署に着くと
カッパが居た。
渚「なんですかー?」
カッパ「なんですかじゃないよ!!!
まず言うことは??」
みんな「ごめんなさい。」
声を揃えて言った。
カッパ「ちがーう!!ほかに!!」
みんな「え??」
カッパ「お前らの探偵ごっこに付き合ってあげたんだぞ??こっちは!!」
みんな「あ!ありがとうございまーす!!」
カッパ「あのなぁ、殺人犯は見つかったけど、軽犯罪をしていいとは誰も言ってないぞ?」
みんな「あ、はい…」
カッパ「全員、20歳まで保護観察だぁー!!」
みんな「えーーーーーー!!!!!」
カッパ「保護観察だけで済んでいいと思えーー!!」
みんな「ひぇーーーー!!!」
みんなで文句を言いながらしぶしぶ応じ
警察署を出た。
カッパが電話をする。
カッパ「お前の頼みちゃんと聞いたぞー?」
渚の母「あら、ありがとう!」
カッパ「あのなぁ、、子供を危ない目に合わせるんじゃないんだよ…」
渚の母「ほら、だって、可愛い子には旅をさせろって言うじゃない?」
カッパ「あのなぁ…」
渚の母「まぁ、あの今回はとんでもないご迷惑をお掛けしました。」
カッパ「まぁいい。父親がいないあの子にとって、こういうのできるのは俺しかいないからな。」
渚の母「あら、頼りになるわね!カッパさんっ?」
カッパ「お前もまだその呼び方で呼ぶのか」
渚の母「だって本名知らないもん」
カッパ「もうこの親にしてこの子ありだ。」
渚の母「ま、もうすぐそっち帰るからまたよろしくお願いしますね!親子共々w」
カッパ「お前とは腐れ縁だな…仕方ない…」
全ての話を聞いていた渚の母は
昔からお世話になってるカッパに
連絡を入れていたようだ。
渚「あーー保護観察ながいよー!!」
雅「20歳までは辛いぜww」
拓海「もう悪いこと出来ねぇなw」
友香「しないけどねもう卒業してたし(๑•̀д•́๑)キリッ」
雅「渚も帰ってくるし、また楽しくなるなぁ」
友香「そういえば渚、受験勉強は( -∀-)?」
そして渚は思い出した。。
「あ!!!引越し準備終わってない!!
あー!!受験勉強ー!!!」
みんな笑っている。
渚は普通の日常に戻っていった。
人形が好きだった咲。
奇しくも、人形の家と呼ばれる所で
誰にも知られず、2年を過ごした。
だが咲にそっくりな渚のおかげで
今度は大好きな母親の人形と
大好きな友達からのお花に囲まれている。
渚は、この村から離れる。
それでもこの村であった事。
そして出会った友達。
そして咲の事。
絶対に忘れずに生きていく事を心に誓っている。
ーー人形の家ーー 終わり
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