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第三章
文化祭準備
しおりを挟むこのクラスの女子は人形屋さんを開くことになった。
(友香に人形の作り方教えてもらおう)
直美「私裁縫苦手なんだよね」
涼香「昔っから苦手だよね直美」
渚「意外だね~」
(この2人は要注意…。変なことは言わないようにしよう。)
そうすると担任が入ってくる
担任「おーい!紙が届いたぞ!」
そうすると担任な大きい紙を出す。
担任「寄せ書き用の紙だ!書き方はお前らに任せる!」
直美「先生は書かないんですかー?」
担任「先生はいいよ。」
「期末テスト作るのに忙しいんだ!」
(じゃあしょうがないね…)
そうして、空いた時間に
ひとりひとり寄せ書きを書いていく。
(自分で言ったけどなんて書こう…)
直美「うちらも書こう~!!」
涼香「書こ書こ~!」
そして、休み時間みんなの寄せ書きを見てる渚
(これでわかった…)
『短い間だったけど、楽しかったです
みんな仲良くしてくれてありがとう。
転校生なんて珍しくてみんな戸惑ったと思うけど仲良くなれて嬉しかったです。
離れても友達だと思ってます。塩野 渚』
(ふぅ、、書けた。)
直美「なぎさー!!!」
渚「はーい??」
涼香「男子が理科室でやるお化け屋敷の準備見に行こうよー!!」
渚「えっ?見に行くのー?」
直美「そうwなんか準備進めてるみたいよ?」
渚「あ、うん」
涼香「渚、怖いの??」
(怖い…)
直美「渚らしくないねw」
そうして、3人は理科室に向かった。
真っ暗の理科室。窓という窓はダンボールで塞がれている。
入ってしばらくすると
「ぎゃーーーー!!!!!!」
と渚が叫んだ。
その瞬間電気がつき
男子たち「驚かす前に驚くなよ~w」
渚「えっ?」
直美「ねぇ~渚~それただの人体模型w」
渚「あっ」
普通に置かれていただけの人体模型にびっくりした渚だった。
涼香「ほんとに苦手なんだねw」
男子たち「なぁー!?暇ならこれ手伝ってくれよ」
直美と涼香は手伝いに行ってしまった。
渚は少し気を落ち着かせる為に
椅子座った。
そうすると男子が1人来た。
男子「昔のやつのほうが怖かったんだぜ??」
渚「昔のやつ?」
男子「俺らが入学してすぐの頃かな?これ新しくなったんだよ。」
渚「え、そうなの?」
男子「1個上の先輩がさ、内蔵の部品取った、裏の部分っての?あそこにさ、「としお」って落書きしてさw」
渚「なに?としお??」
男子「人体模型ってとしおって呼ばない?」
渚「呼ばないよwww」
男子「先輩、全額弁償だったらしいよww」
「内蔵とかに書いとけば、それだけで済んだのにもうあの模型の中だからねw」
渚「そりゃそうだよw」
男子「普段は内蔵入れとくもんだから、気づかれないとでも思ったのかな?」
渚「それはバカだねw」
男子「昔のとしおのほうがリアルで怖かったんだよなぁ」
渚「昔のはもう無いの?」
男子「わかんないけどさすがに捨てたんじゃない?」
他の男子「おーい、ナンパしてないで、手伝え!!」
男子「ナンパじゃねえーし!!」
男子は行ってしまった。
渚は「としお」でたまに思い出し笑いするようになった。
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