人形の家

あーたん

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第二章

本当の事⑩駅前のコンビニ編

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表札、小野寺 唯
            小野寺 咲

(ん?咲…??)

仏壇を見つけた渚

小野寺咲 13歳

(ん??)

もしかしてこの人咲さんのお母さん…??

(あ、私、顔が似てるんだっけ。混乱さしたくないな…。コンタクトつける前に帰ろう。)

(帰ってきた??遺骨??もう身元分かったのかな…)

渚「おじゃましましたー!!」

(見られる前に帰れてよかった…)


そしてLINEをひらく

【担任】

渚「あの、咲さんの名字ってなに?」
担任「ん?どうした?なんか分かったか?
小野寺 咲 だが…」
渚「あっ。やっぱり。さっきお母さんに会ったかも」
担任「え!顔が似てることでなんか言われなかったか??」
渚「大丈夫!お母さんコンタクト落としちゃって見えてなかったみたいだから!!」
担任「ならよかった…」


【地元☆グループ】
渚「咲さんのお母さんに会った。顔は見られてない。家の場所もわかった。」

雅「そんな偶然もあるんだね」

拓海「なんか切ないなあ」

渚「子供が死んでるんだもんね」

雅「絶対に解決しような」

友香「受験前に解決しないと(๑•̀д•́๑)キリッ」

渚「みんなありがとう。」


【カッパ】
渚「咲さんって身元分かったの?」

カッパ「もう白骨化しててなぁ。なかなかだったんだが、ニュースをみた、咲さんのお母さんがさっき来てだな。遺品を確認したいって」

「おそらくそうだろうと。こっちも検死を急いでいるよ」

渚「ありがとう。よろしくお願いします」



きっと帰りだったんだろう。
たくさん泣いたんだろう。

いじめたやつも殺したやつも隠したやつも
絶対に許さない。
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