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レズ
ユカリ
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中学の同級生だったユカリと初めてレズったのは高校卒業を目前にした初春だった。
その日はユカリのご両親が四国の親戚のところへ出掛けたので私が泊まりに行ったのでした。
お昼過ぎに着き、2人で簡単な昼食を作り食べ、ゲームをしたり、おしゃべりしたりしていました。年頃の女の子が2人ですから、恋バナや少しエッチな話にもなります。
中学は一緒でしたが、ユカリは普通科の進学校に、私は私立の女子校へと進路が異なりました。それでも家が比較的に近いこともあり、時々会っていました。
「ユカリは高校生活、どうだった?」
「私はすごく楽しかったよ。佳奈は?」
「楽しかったんだけど、女子校だったから、何かと気を遣ったよ」
「そうなんだ。やっぱり女子だけだと、色々面倒だよね」
「そうそう。特に1年の時は、部活の先輩が彼氏と別れたとかで機嫌悪くってさ」
「それは面倒だね。ねっ、ちなみにさぁ……女子校だとさ、女子同士のカップルとかいるの?」
「いるいる! 特に体育系の部活やってる子たちはね」
「やっぱりいるんだ!」
ユカリは興味津々っと言った感じで目を輝かせ、身を乗り出して聞いてきます。
「佳奈の知ってる子もいる?」
「いるよ。バドミントン部の子で、同級生同士付き合ってる子がいる」
「へぇ、なんか凄いね」
「周りも皆知ってるから、気を遣うのよ」
「公認の関係なの?」
「うん、バドミントン部の部室で鍵を掛けて2人で居たらしくて」
「えーやだ! それすごくない?」
「すごいよねー」
そんな話をしている間に夕方になり、買い物に行ってご飯を作ろうということになりました。
夕飯をハンバーグにすると決めて、私たちは近くのスーパーに行きました。
「ねぇねぇ、いま佳奈の学校の子とかが見たらさぁ、佳奈もレズだって言われちゃうのかな(笑)」
「やだ、まだその話。大丈夫よ。ユカリとならそう思われても気にしないわ」
そんなくだらないことを話しながら家に戻り、キッチンに向かいました。
「あ、私お風呂洗ってくるから、こっち任せていい?」
「OK! 任せて」
そしてだんだんと夕暮れが近づいていきました。
続
その日はユカリのご両親が四国の親戚のところへ出掛けたので私が泊まりに行ったのでした。
お昼過ぎに着き、2人で簡単な昼食を作り食べ、ゲームをしたり、おしゃべりしたりしていました。年頃の女の子が2人ですから、恋バナや少しエッチな話にもなります。
中学は一緒でしたが、ユカリは普通科の進学校に、私は私立の女子校へと進路が異なりました。それでも家が比較的に近いこともあり、時々会っていました。
「ユカリは高校生活、どうだった?」
「私はすごく楽しかったよ。佳奈は?」
「楽しかったんだけど、女子校だったから、何かと気を遣ったよ」
「そうなんだ。やっぱり女子だけだと、色々面倒だよね」
「そうそう。特に1年の時は、部活の先輩が彼氏と別れたとかで機嫌悪くってさ」
「それは面倒だね。ねっ、ちなみにさぁ……女子校だとさ、女子同士のカップルとかいるの?」
「いるいる! 特に体育系の部活やってる子たちはね」
「やっぱりいるんだ!」
ユカリは興味津々っと言った感じで目を輝かせ、身を乗り出して聞いてきます。
「佳奈の知ってる子もいる?」
「いるよ。バドミントン部の子で、同級生同士付き合ってる子がいる」
「へぇ、なんか凄いね」
「周りも皆知ってるから、気を遣うのよ」
「公認の関係なの?」
「うん、バドミントン部の部室で鍵を掛けて2人で居たらしくて」
「えーやだ! それすごくない?」
「すごいよねー」
そんな話をしている間に夕方になり、買い物に行ってご飯を作ろうということになりました。
夕飯をハンバーグにすると決めて、私たちは近くのスーパーに行きました。
「ねぇねぇ、いま佳奈の学校の子とかが見たらさぁ、佳奈もレズだって言われちゃうのかな(笑)」
「やだ、まだその話。大丈夫よ。ユカリとならそう思われても気にしないわ」
そんなくだらないことを話しながら家に戻り、キッチンに向かいました。
「あ、私お風呂洗ってくるから、こっち任せていい?」
「OK! 任せて」
そしてだんだんと夕暮れが近づいていきました。
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