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皆と仲良しになりたいです!
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「おぉ、サミュエルじゃないか。こんな時間にどうしたんだ?お茶の用意なら2階に給湯室があるだろ?」
大きなくまさんみたいな男の人にびっくりして目をまん丸にしている僕に気付いていないのか、少し遠くに居るその人はサムを見て不思議そうにしていて。
「料理長じゃないですか。料理長こそこの時間はいつも厨房にはいないのにどうされたのですか?」
「いやーな、今日の昼からノア坊ちゃんが病人食から解放されるだろ?最初に食ってもらう料理だし、快気祝いみたいなもんだから気合が入っちまってなぁ!朝から仕込みで厨房に籠ってたんだよ」
ほわっ!このおっきい人、料理長さんだったんだ!護衛の人とかの方がイメージ通りって感じだけど、あんなに美味しい料理が作れる人なんだから天職ってやつなんだろうなぁ……!
これまたびっくりして目をまん丸にしていると、ニンマリ笑ったサムが僕に視線を向けて。
「だ、そうですよ、ノア様。本日のランチが楽しみですね?」
「へ・・・?ノ、ノア坊ちゃん!?ななななんでこんなところに?!」
にんまり顔のサムとは対象に、大きな体をワタワタとさせて慌てている料理長さん。大きな人がわたわたしてるとなんだかちょっと可愛く見えちゃうねぇ。
思わずにこにこになりつつサムに降ろしてぇってお願いした。
承知しましたって降ろしてくれたサム。そのままとてとてと料理長さんに近寄って、料理長さんの大きな手をギュって両手で握った。
「りょーりちょーさん、いつも美味しいご飯ありがとー!今日のご飯もすっごく楽しみです!」
カチン、と固まってしまった料理長さん。どうしたんだろう?
しかしそれにしても料理長さんのおててがおっきい。僕の手なんか隠れちゃうくらい。すごいなぁ。僕も大人になったら料理長さんくらいおっきくなれるかなぁ?
料理長さんの反応が無いのをいいことに、僕は料理長さんのおててをひたすらにぎにぎツンツン。このおっきい手から繊細な料理が作られるなんて、不思議だぁ。
うーん、このおっきい手で頭撫でられたら気持ちよさそう。
なんて思いついてしまった僕。にんまりして勝手に料理長さんのおててを僕の頭に乗っけて。そのままセルフなでなでをしてみた。
おぉ……!これはイイね!
にんまり顔で満足してたら、固まっちゃってた料理長さんがハッてして。
「ぐぅううう……っ!」
僕がセルフなでなでしてる手と逆の手で心臓のところをギュって掴んで涙目で呻いてしまった。
「え!?なに!?どうしたの!?苦しい?苦しいの?大丈夫?」
「す、すみません、ノア坊ちゃん。俺は大丈夫でさぁ。それより料理を旨いって言ってくれてありがとうございます。今後も腕によりをかけてノア様の腹を満たさせてもらいますよ!」
そう言って涙目のままセルフなでなでしていた手で僕の頭を撫でてくれた。おっかなびっくりって感じだったけど。でもやっぱりセルフなでなでよりちゃんと撫でてもらえる方が嬉しいなぁって思ってにっこにこになっちゃった。
「ありがとー、料理長さん!」
「俺の方こそありがとうございます」
2人してニコニコしながらお礼を言いあっていると、落ち着いたのか目元に滲んでいた涙をグイって拭った料理長さんが、自分の事は料理長って呼び捨てにしてくれって。その方が嬉しいんだって!だから僕、料理長って呼ぶことにしたんだ。
後から料理長って役職名?的なやつだよね。お名前で呼んだ方が良かったのでは?って気付いたけど、本人が料理長って呼ばれたいって言ってたしいいよね?
やっぱり料理長が嬉しい呼び方の方が良いだろうし!
それからサムにまた抱えてもらって、料理長に厨房の中を見せてもらったんだ。僕は一人で歩けるっていったんだけど、厨房は危険がいっぱいだからって。たしかに僕の知ってる厨房とはやっぱり違って、なんだか不思議な感じだった。
そりゃそうだよね、魔法があるんだもん、って一人で納得したけども。
そうこうしているうちにお昼の用意の為に集まってきた料理人さん達。何故かちょっと遠巻きにされながらも厨房見学は終了しました!
やっぱり雇い主の息子って立場だと遠巻きにされちゃいがち?
でもでも料理長とは仲良しになれた気がするし、他の料理人さん達とも長期戦で仲良しになろう大作戦を決行しなければならないかもしれませんね!!
なんてフンフンと鼻息を荒くしている僕をサムは微笑ましそうに見守ってくれていた。
よーし!次はどこに行こうかなー!
──────────
途中で戻ってきた料理人達は普段黒髪黒目と接することがほぼ無い故に、どう接したらいいのか分からず遠巻きにノアを見守っていました。
「お、おい、ノア様がいらっしゃるぞ!」
「なんて綺麗な漆黒なんだ……」
「あんなに綺麗な漆黒の髪なんだ、きっと瞳も吸い込まれそうなほど綺麗な漆黒なんだろうなぁ……」
「俺らみたいなのがこんなに近くで見ちまっていいのか?天罰とかくだらねぇよな?」
「あ、料理長め!ノア様にデレデレと!うらやま……けしからん!!」
などとヒソヒソ言い合っていたとかいないとか?(笑)
大きなくまさんみたいな男の人にびっくりして目をまん丸にしている僕に気付いていないのか、少し遠くに居るその人はサムを見て不思議そうにしていて。
「料理長じゃないですか。料理長こそこの時間はいつも厨房にはいないのにどうされたのですか?」
「いやーな、今日の昼からノア坊ちゃんが病人食から解放されるだろ?最初に食ってもらう料理だし、快気祝いみたいなもんだから気合が入っちまってなぁ!朝から仕込みで厨房に籠ってたんだよ」
ほわっ!このおっきい人、料理長さんだったんだ!護衛の人とかの方がイメージ通りって感じだけど、あんなに美味しい料理が作れる人なんだから天職ってやつなんだろうなぁ……!
これまたびっくりして目をまん丸にしていると、ニンマリ笑ったサムが僕に視線を向けて。
「だ、そうですよ、ノア様。本日のランチが楽しみですね?」
「へ・・・?ノ、ノア坊ちゃん!?ななななんでこんなところに?!」
にんまり顔のサムとは対象に、大きな体をワタワタとさせて慌てている料理長さん。大きな人がわたわたしてるとなんだかちょっと可愛く見えちゃうねぇ。
思わずにこにこになりつつサムに降ろしてぇってお願いした。
承知しましたって降ろしてくれたサム。そのままとてとてと料理長さんに近寄って、料理長さんの大きな手をギュって両手で握った。
「りょーりちょーさん、いつも美味しいご飯ありがとー!今日のご飯もすっごく楽しみです!」
カチン、と固まってしまった料理長さん。どうしたんだろう?
しかしそれにしても料理長さんのおててがおっきい。僕の手なんか隠れちゃうくらい。すごいなぁ。僕も大人になったら料理長さんくらいおっきくなれるかなぁ?
料理長さんの反応が無いのをいいことに、僕は料理長さんのおててをひたすらにぎにぎツンツン。このおっきい手から繊細な料理が作られるなんて、不思議だぁ。
うーん、このおっきい手で頭撫でられたら気持ちよさそう。
なんて思いついてしまった僕。にんまりして勝手に料理長さんのおててを僕の頭に乗っけて。そのままセルフなでなでをしてみた。
おぉ……!これはイイね!
にんまり顔で満足してたら、固まっちゃってた料理長さんがハッてして。
「ぐぅううう……っ!」
僕がセルフなでなでしてる手と逆の手で心臓のところをギュって掴んで涙目で呻いてしまった。
「え!?なに!?どうしたの!?苦しい?苦しいの?大丈夫?」
「す、すみません、ノア坊ちゃん。俺は大丈夫でさぁ。それより料理を旨いって言ってくれてありがとうございます。今後も腕によりをかけてノア様の腹を満たさせてもらいますよ!」
そう言って涙目のままセルフなでなでしていた手で僕の頭を撫でてくれた。おっかなびっくりって感じだったけど。でもやっぱりセルフなでなでよりちゃんと撫でてもらえる方が嬉しいなぁって思ってにっこにこになっちゃった。
「ありがとー、料理長さん!」
「俺の方こそありがとうございます」
2人してニコニコしながらお礼を言いあっていると、落ち着いたのか目元に滲んでいた涙をグイって拭った料理長さんが、自分の事は料理長って呼び捨てにしてくれって。その方が嬉しいんだって!だから僕、料理長って呼ぶことにしたんだ。
後から料理長って役職名?的なやつだよね。お名前で呼んだ方が良かったのでは?って気付いたけど、本人が料理長って呼ばれたいって言ってたしいいよね?
やっぱり料理長が嬉しい呼び方の方が良いだろうし!
それからサムにまた抱えてもらって、料理長に厨房の中を見せてもらったんだ。僕は一人で歩けるっていったんだけど、厨房は危険がいっぱいだからって。たしかに僕の知ってる厨房とはやっぱり違って、なんだか不思議な感じだった。
そりゃそうだよね、魔法があるんだもん、って一人で納得したけども。
そうこうしているうちにお昼の用意の為に集まってきた料理人さん達。何故かちょっと遠巻きにされながらも厨房見学は終了しました!
やっぱり雇い主の息子って立場だと遠巻きにされちゃいがち?
でもでも料理長とは仲良しになれた気がするし、他の料理人さん達とも長期戦で仲良しになろう大作戦を決行しなければならないかもしれませんね!!
なんてフンフンと鼻息を荒くしている僕をサムは微笑ましそうに見守ってくれていた。
よーし!次はどこに行こうかなー!
──────────
途中で戻ってきた料理人達は普段黒髪黒目と接することがほぼ無い故に、どう接したらいいのか分からず遠巻きにノアを見守っていました。
「お、おい、ノア様がいらっしゃるぞ!」
「なんて綺麗な漆黒なんだ……」
「あんなに綺麗な漆黒の髪なんだ、きっと瞳も吸い込まれそうなほど綺麗な漆黒なんだろうなぁ……」
「俺らみたいなのがこんなに近くで見ちまっていいのか?天罰とかくだらねぇよな?」
「あ、料理長め!ノア様にデレデレと!うらやま……けしからん!!」
などとヒソヒソ言い合っていたとかいないとか?(笑)
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