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10.三日月の真相編
50三日月を討つ日 ⑦
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***
乱暴に開けられた穴に、寒風が通る季節になった。
期末テストも終了し、短縮期間に入った初日、三年B組に復帰した二人とともに、氷架璃と芽華実は放課後の屋上にいた。
ちょうど隅っこに集まって、南側の手すりに氷架璃と芽華実がもたれかかり、角を挟んで西側の手すりから、アワとフーが久々の風景を眺めている。
学ラン姿の中性的な容貌の少年と、セーラー服のおとなしそうな少女。こうしてみると、他のクラスメイトとなんら変わらない。あの激闘の後ということもあって、甚だしいギャップが違和感さえ感じさせる。
特にアワなど、教室でクラスメイトに「おー、流清おはよう! 期末試験の追試、ご愁傷様!」「二人で交通事故なんてお熱いことで!」などと冷やかされて、いつものように「うるさいよっ」と苦笑しながら軽く返しているのを見ると、やはりこの柳に風のような態度こそ彼らしいと感じさせられる。ガオンを前にして見せた剣呑な声や表情、吐き捨てた悪態が、全て幻であったかのようだ。
「……芽華実もなかなかイケメン発言してたけどな。『今は私が、あなたを守ってみせる!』って」
「ひ、必死な状況でのセリフを蒸し返すのは反則よ……」
顔を赤らめると、芽華実は外の景色を眺め続けるアワとフーに慌てて話を振った。
「そ、それで、話って?」
「ああ、そうだね」
短縮期間の放課後とはいえ、ほかの生徒が屋上に上がってこないとも限らない。寒風に吹きさらされる場所といえど、食堂がごったがえしていれば、部活動前の軽い昼食をとる場所を求めて、人が流れてくるかもしれないのだ。
手すりを背にすると、アワは二人を交互に見て尋ねた。
「今回も、何度か時空洞穴が開いたわけだけれどさ。前回と違う点があるよね?」
前回――クロ化した霞冴を利用したジンズウの事件のことだろう。違う点、と言われると、あらゆる点がそうである気がする。
犯人がただのチエアリでなかった点、時空洞穴の接続先が遥か遠方だった点、時間の飛躍はしていない点……。
二人の逡巡を見通してか、盲点となっていた答えをフーが口にした。
「今回、君臨者の使者が噛んでないのよ」
「!」
言われてみれば、と二人は息をのんだ。前回は、三度の大規模な時空震を感知した君臨者が、フィライン・エデンを憂いて日躍を遣わせた。だが、今回も同様のケースであるのに、日躍は来なかった。
「もちろん、神のみぞ知る理由があるのかもしれないけどさ。ただ、ひっかかるなってだけで」
そもそも、存在証明自体あやふやな君臨者に、一貫性を求めることそのものが、荒唐無稽ともいえる。最も君臨者に近い立場といえる、流清家と風中家の正統後継者ですら見当もつかないのだから、知りようのない真相なのかもしれない。
肩をすくめると、彼はしばらく自分の足元を見つめてから、「それから、もう一つ」と視線を上げた。
「二人とも、あれからクロは見かけた?」
「え?」
顔を見合わせ、首を横に振る。そういえば、しばらくあの奇妙な黒猫の姿を目にしていない。ダークもだ。
毎日遭遇するようなものでもないので、見かけなくとも違和感を抱くほどではなかった。だが、改めて問うに値する事象なのだろう。
手すりに背を預け、アワが「やっぱりか」と顎に手を当てた。
「ボクたちもね、ここ数日間、町を見回ってみたんだけど、一度も見かけなかったんだよね」
「病み上がりにデートかよ」
「違うよ!?」
声を荒らげるアワも、わずかにうつむくフーも、頬に朱がさしてしまっている。冷やかされたことへの羞恥か、あるいはイケナイ図星を暴いてしまったのか。どちらかを見定めている間に、アワは咳払いして仕切りなおした。
「そもそも、希兵隊に頼まれて、見回りしたり君たちに訊いたりしてるんだよ。なんでも、ガオンの一件以来、人間界では一度も討伐してないっていうから」
「希兵隊はクロやダークの出現を監視してるのよね? それでも、やっぱり人間界では発生が確認されていないということ?」
「そうなるね。……人間界でクロやダークが自然発生するわけがないことを考えると、あれは全てガオンが生み出していたということ。そして発生が収まったということは……」
「……ガオン討伐は叶ったってことか」
「考えてみれば、種子島の異常気象も、もう続いてないものね。吹雪を起こすのをやめたのではなく、ガオンが倒れたから、ということなのね」
「……だといいんだけど」
アワは半身をねじって、再び遠景へと視線を投じた。氷架璃がやきもきしながらその先を促す。
「けど、何だよ」
「……美雷の口調からすると、彼女はガオンを討伐できたことの確認をしているというより……むしろ、反証を探しているかのようだったからさ」
「なんじゃそりゃ。なんでだよ」
「わからない。今は三大機関とも大わらわらしくて、気軽に連絡取れそうにないしね」
そう言って、アワは視線の先を空へと転じる。今は太陽が覇者として坐する蒼穹に。けれど、その瞳は、やがて迫りくる夜を支配する輝きを見つめているかのようだった。
カレンダーによると、今週には満月を迎えるそうだ。円く満ちゆく月のように、この混乱も、まもなく調和してゆくのだろうか。
だが、誰もが知っている。無慈悲な夜の女王は、二日も待たずにその姿を変える。
少しずつ細り、新月を迎え、そして――。
「……まだ、終わっていないのかもしれないな」
真昼の空に放たれたアワのつぶやきは、彼女には届かない。
***
――以上が、現時点までの事の顛末である。
その後、フィライン・エデンでは不穏な事象は一つとして起こっておらず、噴水公園での殺戮未遂に始まる一連の騒動が嘘のように、平穏な日常が戻っている。
時空震も起こらず、襲撃もなく、フィライン・エデンにおけるクロやダークの数も大きな変動はない。
さらに、対クロ類機関である希兵隊、人間からの聴取を行った正統後継者、および統計記録を担う情報管理局は、一貫して、人間界でのクロ類の発生が消失したとの見解を示している。
人間界でのイレギュラーなクロ類の発生はガオンに起因していたと考えられ、その消失はすなわちガオンの活動の停止を示唆する。
しかし、現状、不可解な点が一つ残る。
希兵隊員三名、正統後継者二名、および人間二名は、間違いなく時空洞穴により帰還した。彼らは、誰の手によって帰されたのか。
彼らを帰還させた時空洞穴の開通直前には、何者かが種子島に降り立ったと思しき時空震は観測されていない。すなわち、第三者が介入してきた痕跡はない。
とはいえ、とある存在の介入を仮定すれば、それは些末な問題である。とある存在――君臨者ならば、その場にあらずとも、時空洞穴を開くことは可能であると考えられる。
だが、これはあくまでも仮定の域を出ない。実際に介入したことを示す証拠、そして個人の救命という所詮世界の末端に過ぎない事象に対する介入の動機は不明なままである。昨年の春に勃発した、時空系能力をもつチエアリによる誘拐事件の折に観測された、君臨者の使者を名乗る者も、本件には関与しておらず、詳細は明らかになっていない。時空学研究科の見解がまたれるが、検討材料の不足につき、困難を極める見通しである。
なお、三者会議における独自の見解を別紙に付す。ただし、本見解は検証困難な事象を多分に含む迂遠な仮説であり、オッカムの剃刀に反するため、取扱注意の件とする――。
乱暴に開けられた穴に、寒風が通る季節になった。
期末テストも終了し、短縮期間に入った初日、三年B組に復帰した二人とともに、氷架璃と芽華実は放課後の屋上にいた。
ちょうど隅っこに集まって、南側の手すりに氷架璃と芽華実がもたれかかり、角を挟んで西側の手すりから、アワとフーが久々の風景を眺めている。
学ラン姿の中性的な容貌の少年と、セーラー服のおとなしそうな少女。こうしてみると、他のクラスメイトとなんら変わらない。あの激闘の後ということもあって、甚だしいギャップが違和感さえ感じさせる。
特にアワなど、教室でクラスメイトに「おー、流清おはよう! 期末試験の追試、ご愁傷様!」「二人で交通事故なんてお熱いことで!」などと冷やかされて、いつものように「うるさいよっ」と苦笑しながら軽く返しているのを見ると、やはりこの柳に風のような態度こそ彼らしいと感じさせられる。ガオンを前にして見せた剣呑な声や表情、吐き捨てた悪態が、全て幻であったかのようだ。
「……芽華実もなかなかイケメン発言してたけどな。『今は私が、あなたを守ってみせる!』って」
「ひ、必死な状況でのセリフを蒸し返すのは反則よ……」
顔を赤らめると、芽華実は外の景色を眺め続けるアワとフーに慌てて話を振った。
「そ、それで、話って?」
「ああ、そうだね」
短縮期間の放課後とはいえ、ほかの生徒が屋上に上がってこないとも限らない。寒風に吹きさらされる場所といえど、食堂がごったがえしていれば、部活動前の軽い昼食をとる場所を求めて、人が流れてくるかもしれないのだ。
手すりを背にすると、アワは二人を交互に見て尋ねた。
「今回も、何度か時空洞穴が開いたわけだけれどさ。前回と違う点があるよね?」
前回――クロ化した霞冴を利用したジンズウの事件のことだろう。違う点、と言われると、あらゆる点がそうである気がする。
犯人がただのチエアリでなかった点、時空洞穴の接続先が遥か遠方だった点、時間の飛躍はしていない点……。
二人の逡巡を見通してか、盲点となっていた答えをフーが口にした。
「今回、君臨者の使者が噛んでないのよ」
「!」
言われてみれば、と二人は息をのんだ。前回は、三度の大規模な時空震を感知した君臨者が、フィライン・エデンを憂いて日躍を遣わせた。だが、今回も同様のケースであるのに、日躍は来なかった。
「もちろん、神のみぞ知る理由があるのかもしれないけどさ。ただ、ひっかかるなってだけで」
そもそも、存在証明自体あやふやな君臨者に、一貫性を求めることそのものが、荒唐無稽ともいえる。最も君臨者に近い立場といえる、流清家と風中家の正統後継者ですら見当もつかないのだから、知りようのない真相なのかもしれない。
肩をすくめると、彼はしばらく自分の足元を見つめてから、「それから、もう一つ」と視線を上げた。
「二人とも、あれからクロは見かけた?」
「え?」
顔を見合わせ、首を横に振る。そういえば、しばらくあの奇妙な黒猫の姿を目にしていない。ダークもだ。
毎日遭遇するようなものでもないので、見かけなくとも違和感を抱くほどではなかった。だが、改めて問うに値する事象なのだろう。
手すりに背を預け、アワが「やっぱりか」と顎に手を当てた。
「ボクたちもね、ここ数日間、町を見回ってみたんだけど、一度も見かけなかったんだよね」
「病み上がりにデートかよ」
「違うよ!?」
声を荒らげるアワも、わずかにうつむくフーも、頬に朱がさしてしまっている。冷やかされたことへの羞恥か、あるいはイケナイ図星を暴いてしまったのか。どちらかを見定めている間に、アワは咳払いして仕切りなおした。
「そもそも、希兵隊に頼まれて、見回りしたり君たちに訊いたりしてるんだよ。なんでも、ガオンの一件以来、人間界では一度も討伐してないっていうから」
「希兵隊はクロやダークの出現を監視してるのよね? それでも、やっぱり人間界では発生が確認されていないということ?」
「そうなるね。……人間界でクロやダークが自然発生するわけがないことを考えると、あれは全てガオンが生み出していたということ。そして発生が収まったということは……」
「……ガオン討伐は叶ったってことか」
「考えてみれば、種子島の異常気象も、もう続いてないものね。吹雪を起こすのをやめたのではなく、ガオンが倒れたから、ということなのね」
「……だといいんだけど」
アワは半身をねじって、再び遠景へと視線を投じた。氷架璃がやきもきしながらその先を促す。
「けど、何だよ」
「……美雷の口調からすると、彼女はガオンを討伐できたことの確認をしているというより……むしろ、反証を探しているかのようだったからさ」
「なんじゃそりゃ。なんでだよ」
「わからない。今は三大機関とも大わらわらしくて、気軽に連絡取れそうにないしね」
そう言って、アワは視線の先を空へと転じる。今は太陽が覇者として坐する蒼穹に。けれど、その瞳は、やがて迫りくる夜を支配する輝きを見つめているかのようだった。
カレンダーによると、今週には満月を迎えるそうだ。円く満ちゆく月のように、この混乱も、まもなく調和してゆくのだろうか。
だが、誰もが知っている。無慈悲な夜の女王は、二日も待たずにその姿を変える。
少しずつ細り、新月を迎え、そして――。
「……まだ、終わっていないのかもしれないな」
真昼の空に放たれたアワのつぶやきは、彼女には届かない。
***
――以上が、現時点までの事の顛末である。
その後、フィライン・エデンでは不穏な事象は一つとして起こっておらず、噴水公園での殺戮未遂に始まる一連の騒動が嘘のように、平穏な日常が戻っている。
時空震も起こらず、襲撃もなく、フィライン・エデンにおけるクロやダークの数も大きな変動はない。
さらに、対クロ類機関である希兵隊、人間からの聴取を行った正統後継者、および統計記録を担う情報管理局は、一貫して、人間界でのクロ類の発生が消失したとの見解を示している。
人間界でのイレギュラーなクロ類の発生はガオンに起因していたと考えられ、その消失はすなわちガオンの活動の停止を示唆する。
しかし、現状、不可解な点が一つ残る。
希兵隊員三名、正統後継者二名、および人間二名は、間違いなく時空洞穴により帰還した。彼らは、誰の手によって帰されたのか。
彼らを帰還させた時空洞穴の開通直前には、何者かが種子島に降り立ったと思しき時空震は観測されていない。すなわち、第三者が介入してきた痕跡はない。
とはいえ、とある存在の介入を仮定すれば、それは些末な問題である。とある存在――君臨者ならば、その場にあらずとも、時空洞穴を開くことは可能であると考えられる。
だが、これはあくまでも仮定の域を出ない。実際に介入したことを示す証拠、そして個人の救命という所詮世界の末端に過ぎない事象に対する介入の動機は不明なままである。昨年の春に勃発した、時空系能力をもつチエアリによる誘拐事件の折に観測された、君臨者の使者を名乗る者も、本件には関与しておらず、詳細は明らかになっていない。時空学研究科の見解がまたれるが、検討材料の不足につき、困難を極める見通しである。
なお、三者会議における独自の見解を別紙に付す。ただし、本見解は検証困難な事象を多分に含む迂遠な仮説であり、オッカムの剃刀に反するため、取扱注意の件とする――。
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