103 / 108
10.三日月の真相編
50三日月を討つ日 ④
しおりを挟む
***
せわしなく、慌ただしく、音が入り乱れ、声が飛び交う。
「神守隊長と遠野副隊長が、三日月雷奈の姉妹三名への状況報告を完了しました」
「了解、その後?」
「双子の妹以外の二人は帰郷の関係で、先刻、光丘を発った模様。隊長と副隊長、帰還します」
「了解」
「はい、こちら総司令部室」
「おい、今何時だ?」
走るペンの音、まくしたてる打鍵の鳴り、急かすピッチの呼び声、簡潔な報告と応答。それら全てが、焦燥一色に染まっている。
夥多な情報量の飽和で、室温がいくらか上昇しているかのような総司令部室の中、休む間もなく手足を動かし続けるのは、主体双体入り混じる四名の隊員たち。
その奥の大きなビジネスチェアは、空席だ。
「……何だって!?」
突如、一際大きな焦燥が、とめどない音の流出をはたと止めた。ピッチを手にした主体の隊員を、驚いた他の三名が食い入るように見つめる。
喘ぐような相槌の後、ピッチを切った彼は、仲間たちを振り返った。
「大変です、門番の七番隊が――」
***
「――以上、現在に至るまでの経緯です」
寄合室の広い畳の上、大きなモニターを前に、人間姿の時尼美雷は、整った正座の姿勢を崩さずそう告げた。モニターの画面は左右に二分割され、それぞれに情報管理局と学院の長が映し出されている。左方、学院の長が口を開いた。
「三日月雷奈の双子の妹君でも、GPSを利用した位置検索をおこなえないとはいえ、場所の特定はそう難しくはないでしょう。さすがの三日月ガオンも、そう広範囲に雪雲を展開することは難しい……というより無駄ですので、異常気象が発生しているポイントに絞られるかと」
「だが、問題は焦眉の急であるということだ。正攻法で光丘より種子島へと飛行する二時間、一行が持ちこたえられるとも限らぬ。やはり……」
「ええ……元より、あなたは最初からそのつもりなのでしょう」
四つの瞳は、格好としては各々の目の前にある画面に向けられている。だが、見つめているのは、間違いなく画面越しの美雷の神妙な面持ちだった。
あらましを伝えて程なく、二人の賢者は美雷が胸に秘めていた要望を看破した。美雷にしてみれば、話が早くて僥倖だ。
「はい、最初から最終手段しかないかと。具体的には――」
ピリリリリ。
張り詰めた空気を打ち破るように、ピッチが鳴いた。寄合室で緊急の三者会議を開いている間、火急の用以外の連絡はメールでおこなうこと、そしてゆめゆめ入室しないことを部下たちに言い置いてある。つまり、この着信音は非常事態の警笛だ。
二人に非礼を詫びて、美雷は着信に応答した。奇しくも、情報管理局局長も同じタイミングで、部下から何かしらの報告を受けたようで、学院長に一声かけて対応していた。
両者が受けた報告は、同一の現象に言及したものだった。
美雷は会議を打ち切り、機器もそのままに正門へ急行した。吉と出るか凶と出るかは、その目で見なければ確かめられない。
局長はこう言っていた。
『今しがた、時空震の発生が観測された模様だ。まもなく解析結果が出よう』
そして、総司令部の隊員はこう言っていた。
『門番の七番隊から連絡です。本部の目と鼻の先で、時空洞穴と見られる空間の歪みが発生したと――!』
***
ぼんやりと、闇の底から意識が浮上した。
目を開けた。開けたはずだった。けれど、視界は闇に包まれたままだった。
状況を確認しようとしたが、手も足も、指一本すら動かなかった。耳も聞こえない。かろうじて残った感覚は、麻痺と紙一重の極寒と、体の背面に感じる冷たい重力。
ちぎれそうな記憶の糸を手繰り寄せる。父親との対峙。激闘。倒れていく友人たち。絶体絶命の境地でつかみとった、新たな力。そして、全身全霊を振り絞って、自らを道連れに、彼を崖底に突き落としながら渾身の雷術を放って――。
そこで、糸はふつりと途切れた。
それでも、十分に分かったことが三つ。
一つ目は、ここはあの急斜面の果てだということ。
二つ目は、自分は雪の上にあおむけに倒れているということ。
三つ目は――。
(私は……死ぬとね)
雷奈の頭に、息をするように自然にその一言が浮かんだ。
当たり前だ。あれだけ体力を消耗して、崖下に落ちたうえに、氷点下でもおかしくない気温にさらされているのだ。これで無事生還できると思う方が不自然だろう。
不思議なのは、そこに恐怖感を感じていないことだ。恐れも、怯えもなく、ただ自分の命が尽きることへの納得だけが、穏やかな心の水底に沈んでいる。生物が最も恐れる死というものは、いざ目の前にすると、そう受け入れがたいものでもないらしい。
強いていうなら、少しの心残りが水面に浮かんでいた。
氷架璃や芽華実たちは無事だろうか。
家族、友人、誰にもお別れを言えていない。
まだ、やりたいことはたくさんあった。
巻き戻る時間の、その先へ行ってみたかった。
どれも、もう夢想するばかりの泡沫だ。無念の思いを乗せた小さな息を吐きだすと、雷奈はまぶたを閉じた。
一つ、また一つ。街が眠りにつく時のように、頭の中の明かりが次々に消えていく。
夜に溶けていく。永遠に朝の来ない夜に。
――その時だった。
ふと気配を感じて、目を開いた。一つだけ灯った明かりの中、確信する。
誰かが、そばにいる。
一番可能性が高いのは、共に崖下に落ちたガオンだ。倒したつもりでいたが、彼のことだ、しぶとく立ち上がらないとも限らない。
だが、体が動かないとはいえ、心までも、身構える素振りさえ見せなかった。気配一つで、その可能性を棄却した。
そこにいる誰かからは、敵意が感じられなかった。
目も見えず、耳も聞こえないままだったが、それは疑わなかった。むしろ、悠然と雷奈を見守るような、老成の風格と包容力のある存在に感じたのだ。
この異常気象の中、山中の展望公園の崖下に誰が来るというのだろうか。もし現れるとしたら――。
雷奈は凍えて硬くなった頬をわずかにほころばせて、ぎこちなく唇を動かした。
「あなたは……もしかして、神様?」
返答は聞こえない。それどころか、自分の声も耳に届かない始末だ。うまく喋れているかどうかもわからない。喉が震える感覚はわずかにあるが、かすれて音にならずに消えているかもしれない。
「それとも……フィライン・エデンの、君臨者?」
やはり正否はわからない。よく考えたら、この状況でやってくるとしたら、神様は神様でも死神ではないのだろうか。そんな考えが緩慢に頭をよぎったが、彼女にとっては些末な問題だった。
細雪のように舞って消えた些事はとうに忘れ、雷奈は淡く微笑んだまま言った。
「ねえ……私、覚悟は、あったとよ。やけん、ここで、戦うことには……大賛成やった。死ぬなら……ここで、って思ってた」
言葉は、伝わっているのだろうか。たとえ相手がうなずいていようとも、視力を失っていてはそれもわからない。
けれど、そこに立つ気配は消えないから。雷奈を見下ろしたまま、耳を傾けてくれているような気がしたから。
「お願い……最期に、願いを叶えて。きっと……ここでなら、叶う気がして……」
未来で待っていたはずの、多くのものが失われる。やりたかったこと、欲しかったもの、なりたかった自分、全部全部を今、手放す。
けれど、もしもそれらと引き換えに、一つだけ手に入るのならば――世界の命運を左右する敢闘の褒美にでも、最期のわがままくらい許されるのではないだろうか。
だから、手足の感覚もなくなって、背に感じていた重力もなくなって、自分がそこに存在しているという実感もなくなって――何もかもを手放していく中で、最後の最後までとっておいたその言葉を、心を、故郷の空に解き放った。
「……母さんに、会いたい」
せわしなく、慌ただしく、音が入り乱れ、声が飛び交う。
「神守隊長と遠野副隊長が、三日月雷奈の姉妹三名への状況報告を完了しました」
「了解、その後?」
「双子の妹以外の二人は帰郷の関係で、先刻、光丘を発った模様。隊長と副隊長、帰還します」
「了解」
「はい、こちら総司令部室」
「おい、今何時だ?」
走るペンの音、まくしたてる打鍵の鳴り、急かすピッチの呼び声、簡潔な報告と応答。それら全てが、焦燥一色に染まっている。
夥多な情報量の飽和で、室温がいくらか上昇しているかのような総司令部室の中、休む間もなく手足を動かし続けるのは、主体双体入り混じる四名の隊員たち。
その奥の大きなビジネスチェアは、空席だ。
「……何だって!?」
突如、一際大きな焦燥が、とめどない音の流出をはたと止めた。ピッチを手にした主体の隊員を、驚いた他の三名が食い入るように見つめる。
喘ぐような相槌の後、ピッチを切った彼は、仲間たちを振り返った。
「大変です、門番の七番隊が――」
***
「――以上、現在に至るまでの経緯です」
寄合室の広い畳の上、大きなモニターを前に、人間姿の時尼美雷は、整った正座の姿勢を崩さずそう告げた。モニターの画面は左右に二分割され、それぞれに情報管理局と学院の長が映し出されている。左方、学院の長が口を開いた。
「三日月雷奈の双子の妹君でも、GPSを利用した位置検索をおこなえないとはいえ、場所の特定はそう難しくはないでしょう。さすがの三日月ガオンも、そう広範囲に雪雲を展開することは難しい……というより無駄ですので、異常気象が発生しているポイントに絞られるかと」
「だが、問題は焦眉の急であるということだ。正攻法で光丘より種子島へと飛行する二時間、一行が持ちこたえられるとも限らぬ。やはり……」
「ええ……元より、あなたは最初からそのつもりなのでしょう」
四つの瞳は、格好としては各々の目の前にある画面に向けられている。だが、見つめているのは、間違いなく画面越しの美雷の神妙な面持ちだった。
あらましを伝えて程なく、二人の賢者は美雷が胸に秘めていた要望を看破した。美雷にしてみれば、話が早くて僥倖だ。
「はい、最初から最終手段しかないかと。具体的には――」
ピリリリリ。
張り詰めた空気を打ち破るように、ピッチが鳴いた。寄合室で緊急の三者会議を開いている間、火急の用以外の連絡はメールでおこなうこと、そしてゆめゆめ入室しないことを部下たちに言い置いてある。つまり、この着信音は非常事態の警笛だ。
二人に非礼を詫びて、美雷は着信に応答した。奇しくも、情報管理局局長も同じタイミングで、部下から何かしらの報告を受けたようで、学院長に一声かけて対応していた。
両者が受けた報告は、同一の現象に言及したものだった。
美雷は会議を打ち切り、機器もそのままに正門へ急行した。吉と出るか凶と出るかは、その目で見なければ確かめられない。
局長はこう言っていた。
『今しがた、時空震の発生が観測された模様だ。まもなく解析結果が出よう』
そして、総司令部の隊員はこう言っていた。
『門番の七番隊から連絡です。本部の目と鼻の先で、時空洞穴と見られる空間の歪みが発生したと――!』
***
ぼんやりと、闇の底から意識が浮上した。
目を開けた。開けたはずだった。けれど、視界は闇に包まれたままだった。
状況を確認しようとしたが、手も足も、指一本すら動かなかった。耳も聞こえない。かろうじて残った感覚は、麻痺と紙一重の極寒と、体の背面に感じる冷たい重力。
ちぎれそうな記憶の糸を手繰り寄せる。父親との対峙。激闘。倒れていく友人たち。絶体絶命の境地でつかみとった、新たな力。そして、全身全霊を振り絞って、自らを道連れに、彼を崖底に突き落としながら渾身の雷術を放って――。
そこで、糸はふつりと途切れた。
それでも、十分に分かったことが三つ。
一つ目は、ここはあの急斜面の果てだということ。
二つ目は、自分は雪の上にあおむけに倒れているということ。
三つ目は――。
(私は……死ぬとね)
雷奈の頭に、息をするように自然にその一言が浮かんだ。
当たり前だ。あれだけ体力を消耗して、崖下に落ちたうえに、氷点下でもおかしくない気温にさらされているのだ。これで無事生還できると思う方が不自然だろう。
不思議なのは、そこに恐怖感を感じていないことだ。恐れも、怯えもなく、ただ自分の命が尽きることへの納得だけが、穏やかな心の水底に沈んでいる。生物が最も恐れる死というものは、いざ目の前にすると、そう受け入れがたいものでもないらしい。
強いていうなら、少しの心残りが水面に浮かんでいた。
氷架璃や芽華実たちは無事だろうか。
家族、友人、誰にもお別れを言えていない。
まだ、やりたいことはたくさんあった。
巻き戻る時間の、その先へ行ってみたかった。
どれも、もう夢想するばかりの泡沫だ。無念の思いを乗せた小さな息を吐きだすと、雷奈はまぶたを閉じた。
一つ、また一つ。街が眠りにつく時のように、頭の中の明かりが次々に消えていく。
夜に溶けていく。永遠に朝の来ない夜に。
――その時だった。
ふと気配を感じて、目を開いた。一つだけ灯った明かりの中、確信する。
誰かが、そばにいる。
一番可能性が高いのは、共に崖下に落ちたガオンだ。倒したつもりでいたが、彼のことだ、しぶとく立ち上がらないとも限らない。
だが、体が動かないとはいえ、心までも、身構える素振りさえ見せなかった。気配一つで、その可能性を棄却した。
そこにいる誰かからは、敵意が感じられなかった。
目も見えず、耳も聞こえないままだったが、それは疑わなかった。むしろ、悠然と雷奈を見守るような、老成の風格と包容力のある存在に感じたのだ。
この異常気象の中、山中の展望公園の崖下に誰が来るというのだろうか。もし現れるとしたら――。
雷奈は凍えて硬くなった頬をわずかにほころばせて、ぎこちなく唇を動かした。
「あなたは……もしかして、神様?」
返答は聞こえない。それどころか、自分の声も耳に届かない始末だ。うまく喋れているかどうかもわからない。喉が震える感覚はわずかにあるが、かすれて音にならずに消えているかもしれない。
「それとも……フィライン・エデンの、君臨者?」
やはり正否はわからない。よく考えたら、この状況でやってくるとしたら、神様は神様でも死神ではないのだろうか。そんな考えが緩慢に頭をよぎったが、彼女にとっては些末な問題だった。
細雪のように舞って消えた些事はとうに忘れ、雷奈は淡く微笑んだまま言った。
「ねえ……私、覚悟は、あったとよ。やけん、ここで、戦うことには……大賛成やった。死ぬなら……ここで、って思ってた」
言葉は、伝わっているのだろうか。たとえ相手がうなずいていようとも、視力を失っていてはそれもわからない。
けれど、そこに立つ気配は消えないから。雷奈を見下ろしたまま、耳を傾けてくれているような気がしたから。
「お願い……最期に、願いを叶えて。きっと……ここでなら、叶う気がして……」
未来で待っていたはずの、多くのものが失われる。やりたかったこと、欲しかったもの、なりたかった自分、全部全部を今、手放す。
けれど、もしもそれらと引き換えに、一つだけ手に入るのならば――世界の命運を左右する敢闘の褒美にでも、最期のわがままくらい許されるのではないだろうか。
だから、手足の感覚もなくなって、背に感じていた重力もなくなって、自分がそこに存在しているという実感もなくなって――何もかもを手放していく中で、最後の最後までとっておいたその言葉を、心を、故郷の空に解き放った。
「……母さんに、会いたい」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
私がいつの間にか精霊王の母親に!?
桜 あぴ子(旧名:あぴ子)
ファンタジー
サラは幼い頃から学ばなくても魔法が使えた。最近では思っただけで、魔法が使えるまでに。。。
精霊に好かれる者は、強力な魔法が使える世界。その中でも精霊の加護持ちは特別だ。当然サラも精霊の加護持ちだろうと周りから期待される中、能力鑑定を受けたことで、とんでもない称号がついていることが分かって⁉️
私が精霊王様の母親っ?まだ、ピチピチの10歳で初恋もまだですけど⁉️
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。

とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。

神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
未来の地球と辺境の星から 趣味のコスプレのせいで帝のお妃候補になりました。初めての恋でどうしたら良いのか分かりません!
西野歌夏
ファンタジー
恋を知らない奇妙で野暮な忍び女子#
仕事:奉行所勤め#
今まで彼氏なし#
恋に興味なし#
趣味:コスプレ#
ー時は数億年先の地球ー
そんな主人公が問題を起こし、陰謀に巻き込まれ、成り行きで帝のお妃候補になる話。
帝に愛されるも、辺境の星から、過去の地球から、あちこちから刺客が送り込まれて騒ぎになる話。
数億年前の地球の「中世ヨーロッパ」の伯爵家を起点とする秘密のゲームに参加したら、代々続く由緒正しい地主だった実家に、ある縁談が持ち込まれた。父上が私の嫁入りの話を持ってきたのだ。23歳の忍びの私は帝のお妃候補になってしまった。プテラノドン、レエリナサウラ、ミクロラプトルなどと共存する忍びの国で、二つの秘密結社の陰謀に巻き込まれることになる。
帝と力を合わせて事件を切り抜けて行くうちに、帝に愛され、私は帝にとってなくてはならない存在にー
ようこそ猫カフェ『ネコまっしぐランド』〜我々はネコ娘である〜
根上真気
キャラ文芸
日常系ドタバタ☆ネコ娘コメディ!!猫好きの大学二年生=猫実好和は、ひょんなことから猫カフェでバイトすることに。しかしそこは...ネコ娘達が働く猫カフェだった!猫カフェを舞台に可愛いネコ娘達が大活躍する?プロットなし!一体物語はどうなるのか?作者もわからない!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる