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6.新最司官編
27安楽椅子の跡地にて 前編
しおりを挟む何分間棒立ちになっていたのかわからない。体感時間にして十分余りそうしていた気がするが、だとすれば二人がそんな長い時間黙って待っているのも不自然だ。きっと、数秒しかたっていないのだろう。
前後も上下もわからないほど憔悴した霞冴は、乾いた喉から声を絞り出した。
「今……なん、て」
「聞こえなかったのならば、あるいは、理解できなかったのであれば、何度でも申し上げよう。お主を、今の地位から解任する、と言ったのだ」
解任する。カイニンスル。
何度反芻しても、その単語が突き付けてくる意味は変わらない。
霞冴に、希兵隊のトップの役職を辞めろと言っているのだ。
「どういう……待ってください、どうしてですか……!?」
「二人の協議の末、出た結論です。最たる理由は、先の人間界での北海道遠征」
今年一月、雷奈たちが北海道へ修学旅行に行くのに伴って、霞冴は希兵隊員を派遣した。人間界のどこでダークやチエアリが出るかわからない以上、ワープフープのない北海道でもすぐに戦闘に入れるよう、特別編性チームを同伴させたのだ。
それが、霞冴を罷免に追いやるほどの問題だという。
「あ、あの判断は適切だったはずです! 選ばれし人間たちは守らなければならない。かといって、彼女らの通常の学校生活を制限するわけにもいかない。だからこちらが出向いて護衛したんです!」
「言い分はわかります。ですが、フィライン・エデンはフィライン・エデンの損害防止にも努めなければなりません。あなたは、ワープフープから遠く隔たった地で、無線が通じなくなるなどの危険を予測していましたか? あるいは、一人の十番隊隊員だけでは事足りぬ、本部の医療設備がなければ命にかかわるような怪我を負う事態を考慮していましたか?」
霞冴が息を詰まらせた。派遣員の一人であった親友の河道ルシルは、現地で負傷して、かなり危うい状態にまで陥っていたのだ。医療人員のラウラに実力が伴っていなかったなら、彼女は助からなかっただろう。
「また、フィライン・エデン史上初の試みとなるであろう今回の判断に踏み切るにあたって、我々に一言の相談もなかったことも引っ掛かります」
「それはっ……希兵隊をどう動かすかは基本的に私が決めることです。これまでもそうであったでしょう!」
「確かに希兵隊の指揮はあなたの管轄です。しかし、今回の北海道遠征は前述のような危険を伴うことであり、最司官の一存では不安定な要素がありました。せめて我々に一言あってもよかったのでは?」
「…………」
「言いたいことはわかります。希兵隊の指揮に関して素人の私たちに相談するのは、確かに心許ないかもしれません。ですが、相談結果がどうであれ、そのあたりの連携をうまく取れていないあなたには、最司官の座を降りるだけの落ち度があるということです」
学院長の語勢は静かながら、有無を言わせぬ圧力があった。局長を一瞥してみれば、無言を通して学院長の言葉を肯定する意思が伝わってくる。
反論のしようはいくらでもあった。しかし、彼女が事前に相談をしなかったのは事実であり、それを連携の怠慢と指摘されてしまえば、押し黙るほかない。
学院長は毅然と霞冴を見下ろしている。局長も、感情の読み取れない目でじっと見つめてくる。
霞冴とて、やすやすと引き下がりたくなどない。だが、やはり学院長の弁論は間違っていないのであり、ここで駄々をこねる霞冴の選択が誤っていないとも言い切れない。
もし頼み込むか押し通すかして、霞冴が今の地位を離れずに済んだとして、今後の関係悪化は免れない。その空気は、すぐに隊員たちに、そして局員、学院の者たちにも伝わるだろう。その結果、やはり霞冴に非難が集まっては元も子もない。
息が浅くなり、めまいがする。肯定したくない。信頼してくれる隊員たちの頂点でありたい。
だが、ただでさえ先ほどのことがあって摩耗していた精神は、すでに限界を迎えていた。プレッシャーと、徐々に増してくる罪悪感にさいなまれた心は、疲弊に耐えかねて主の首を縦に動かした。
「……わかり、ました。罷免を、受け入れます」
自分が発したその一言で、これまで築き上げてきたすべてが崩れ去った気がした。全隊員を指揮するための判断力、精神力、洞察力を培ってきた努力。皆の心を一つにするために奔走した日々。そして、自分の実力を認め、次期最司官にと背中を押してくれた先代の信頼――。
今の彼女を確立するために磨き上げてきた結晶たちは、この瞬間をもって色あせ、空疎な石ころへとなり果てた。
瞳から力を失い、血の気も引いた霞冴のありさまに、二機関のトップは同情のまなざしを向けながら、
「賢明な判断です、司令官。ありがとうございます」
「お主なら良い返答をくれると信じていたぞ。……だが」
局長が付け足した最後の一言に、霞冴はうつむけていた顔を上げた。
「罷免というよりも、正確には更迭といったところか」
「コウテツ……」
頭が回らず、オウム返しのようにただその単語を繰り返す。局長はうむとうなずいて、
「明日には新しい最高司令官を向かわせよう。引き継ぎはそちらで頼む」
「新しい最司官を……え!?」
ようやく霞冴の目に光が戻り、二度食らいつく。
「ま、まさかっ……」
「如何した? 最高司令官が他の二機関により解任された場合、次期最高司令官を決めるのも二機関であろう。我々が後任を決定したことに異存でも?」
「違います、そこじゃない。新しい最高司令官を向かわせるって、つまり……現行の隊員ではない!?」
局長はこともなげに肯定して見せた。
「そんなのっ……前代未聞です! 新入隊員が最高司令官ですって!?」
「だが、規則上可能であろう。通常の入隊試験を取り仕切り、最終決定を下すのはやはり最高司令官。その最高司令官が不信任となれば、尋常の入隊試験は行えぬ。その場合は定められた要領にのっとって我々が試験を執り行い、合否を決定する。そして合格となったならば、そやつも最高司令官の選考対象内。此度はそれが適用されたまでだ」
「しかし、そんなことをすれば組織が……。実力も未知数、隊員たちの信頼もなく、それどころか反感を買いかねません! その隙にダークや……もしチエアリが暴れだしたら、一大事に……!」
「実力なら十分です。私たちは、必要な試験科目のほか、面接や追加試験を行いましたが、彼女は最高司令官として機能するに足る人物でした。そして、あなたの言うとおり、確かに新人がいきなり頂に立っては不信感を買うでしょう。だからこそ……」
びし、と伸ばされた手のひらが霞冴を指し示す。上品な所作だったが、今にもその五本指が心臓をえぐるのではないかと戦慄するほどの気迫があった。
「あなたが平隊員として残るのです。あなたは、現行の隊員たちと新最高司令官の橋渡しになる。そうして、新しい希兵隊を円滑に育んでいってください」
学院長は、手を下ろすと、呼吸一つ分の長さの目礼をした。
「話は以上です。お疲れさまでした。今日明日は、しかるべき作業に充ててください」
その言葉を最後に、部屋を後にする学院長。次いで、局長も扉から出て行った。廊下には、ここまで霞冴を案内してくれた学院の者が控えている。霞冴と局長を送り出す役割も担っているのだろう。
そんなものは、いらなかった。上品に歩いて帰りたくなどなかった。
廊下を走り抜けてもいい。何なら、そこの窓から飛び降りたっていい。
とにかく、とにかく早く、この場から逃げ出したかった。
***
「これとかどうっちゃかねー?」
雷奈がほいと向けた鏡をのぞきこみ、ミルクティー色をした猫は頭を少しだけ左に傾けた。
「うーん……かわいいんだけど、このリボンはちょっと重いわね」
霞冴が帰ってからも、つかさとまつりは雷奈の部屋にとどまっていた。せっかく選ばれし人間と仲良くなったので、もう少し親交を深めていこう、ということである。
猫の姿になっても、つかさとまつりはそっくりだが、人間姿で髪の長さが違うのと関係あるのか、つかさの方は耳の付け根に長めの飾り毛がついていた。そこに、雷奈の髪飾りをつけて遊んでいたのである。ちなみに、普段は小さなリボンで結わえているようだ。
「そっか、猫にしたらこれは重いか。じゃあ、このリボンはアワにでもつけとくか」
「氷架璃、ボクそういう趣味じゃ……」
「フーとまつりに挟まれて座ってんだから、あんたもオセロみたいに女子になっちゃいなよ」
「どういう理屈!? だいぶと意味わかんないよ!?」
猫陣は全員主体になり、アワに気兼ねすることなくガールズトークを繰り広げていた。
宴もたけなわといったその時、突然、談笑を割ってバイブが鳴った。
「うん? 私のスマホっちゃか。……え、コウ?」
あのクールで無駄が嫌いそうな一番隊隊長から電話とは珍しい。何用だろうかと首をひねりながら、雷奈は応答ボタンを押した。スピーカー越しのコウの声は、いつもの冷静な低音ボイスだったが、急きこんでいるかのようにわずかに早口だった。
『三日月、時尼を見てねえか? 一時間前の総司令部からの連絡に答えてからこっち、ピッチにも出ねえんだ』
「え、霞冴っちゃか? フィライン・エデンに向かったけん、てっきり用事がすんだら本部に帰ったんだと思っとったけど……戻っとらんと?」
『ああ、戻ってねえ。しかも音信不通……。他機関との会談を終えて学院を後にしたのは、学院長から確認が取れたんだが、そこからの消息が不明だ。もう一度、人間界に行ったりしてねえか?』
雷奈は少しだけ考え込んだ。
仕事だからと呼び出しに応じた霞冴だが、本当ならまだ皆のもとに帰りたくない心中なのではないだろうか。希兵隊舎に帰らずとも、フィライン・エデンにいれば、有名人の霞冴は誰かに会い、そのいつもと違う様子に言及されるかもしれない。それを避けようとするならば、手っ取り早いのは人間界のどこかで過ごすこと。
どこからどこまで説明しようかと悩んだ雷奈だが、結局すべて端折って、人間界にいる可能性は否定できないから探してみる、とだけ答えた。コウたちも、総司令部と相談して捜索に乗り出すつもりでいるようだ。
電話を切った雷奈が事情を説明すると、つかさが双体へと姿を変えながら立ち上がった。険しい顔で、人間たちと正統後継者二人を順繰りに見つめる。
「ねえ、霞冴があの後、部屋に戻らずに去っていったのは……やっぱり何かあったんじゃないの?」
氷架璃と芽華実、アワとフーが互いに一瞬ずつ視線を交錯させた。つかさとまつりに心配かけまいとして、霞冴は挨拶を言づけて立ち去ったのだ。迷子の一件が解決してから何があったかは、無論二人には話していない。
「教えなさい、あの子が私たちに顔も見せずに帰るなんて、不自然だわ」
「霞冴ちゃん、どうかしちゃったの?」
まつりも双体に戻り、心配そうに瞳を揺らす。
雷奈は迷った末に、見つかった母親が発した言葉で姉を思い出し、隠れて泣いていたのだと打ち明けた。それを二人に悟られたくないから、黙って帰ったことも。
つかさは焦燥を押し殺した低い声でつぶやいた。
「あの子、まだ一人で泣いてるかもしれない。普段のらりくらりしてるけど、脆いのよ、大事なところが。……探しに行かないと」
「ボクたちも手分けしよう」
「ええ!」
アワとフーも人間姿になり、一同は片付けもそこそこに部屋を飛び出した。雷奈は双子と組み、あとはパートナー同士でペアになって三方向へ散る。万が一トラブルに巻き込まれていた場合のことを考えて、複数人で行動することにしたのだ。
「雷奈、私たちはこのあたりの地理に詳しくないわ。行き先はあんたに任せる!」
「なら……向こうに行こう。あっちは人通りが少なか。もし一人になりたかったら、ひとけのない場所へ行ってるかも」
「オーケー!」
左につかさを、右にまつりを連れて、雷奈は走り出した。両脇から憂慮と焦心の波動がびんびんと伝わってきて、間にいる雷奈まで胸の奥がひどくざわついてくる。
こんな時に、氷架璃のオセロのたとえが思い返されたが、今の彼女には苦笑すらできなかった。
***
時尼霞冴は、人間界に戻っていた。道路や駅から離れた、静かな土手の斜面で、膝を抱えて顔をうずめる。目の前を、くるぶしまでしかないであろう浅い川の水が輝きながら流れていく。
最高司令官は、通常、先代の最高司令官に任命されて就任する。霞冴もまた、ずっと下で修行してきた先輩に推薦されて今の地位に就いたのだ。
その先輩は、今はどこにいるのかわからない。連絡を取りたくても、電話番号も住所も現在の勤め先もわからない。だが、こうなってはもう、合わせる顔がなくなった。当時、総司令部には跡を継げる隊員が霞冴以外にいなかったのは事実だ。しかし、彼は選択の余地がなかったからではなく、お前ならできると、お前に任せたいと、そう言って隊を去ったのだ。その想いもすべて、裏切ってしまった。
「それにしても、不自然だよ……」
霞冴は二人の言い分に、まだ引っ掛かりを覚えていた。
突きつけられた不手際は五十歩くらい譲って認めよう。しかし、注意喚起もなく、いきなり解任とは度が過ぎないか。
(本当は別の理由があったとか? だとしたら、それは何?)
さらに、このタイミングであまりにも適役な新入隊員が見つかるなど、出来すぎている。霞冴の解任が迫る中、ちょうど少しばかり優秀そうなひとが受験したものだから、かなり買いかぶって採点したのではなかろうか。だが、あの二人に限って、そんな短絡的なことをしそうにもない。
考えの論理がまとまらず、何か見落としているものがある気もして、「うーん……」と首をひねる。普段、頭の回転は速い霞冴だが、さすがに今日は疲れ切っている。思考力が鈍り、判断力も低下していそうだ。
しかし、どうやら弱っていたのはそれらだけではなかったらしい。聴覚も、気配の感覚もお留守だった。
「うっ!?」
唐突に走った脇腹の痛み。無意識に前のめりになったとたん、バランスを崩して、雑草の生えた坂を転げ落ちていく。川のそばまで転落し、平面で止まった霞冴は、仰向けのまま、まだ焼けつくような痛覚を放つ右の脇腹を見た。セーラー服の身頃の一部が黒く変色し、破れ、のぞいた皮膚には血がにじんでいる。かすり傷程度の浅さだったようで、出血は多くないが、警戒するべきは二撃目だ。
額に汗を浮かべながら起き上がった霞冴は、そこでようやく、背後を取られていたことを悟った。
黒々とした不定形の巨躯。三角耳がかろうじて猫らしく、爛々とした目は不気味に光っている。ダークだ。
何たる不覚、何たる警戒の怠りようか。戦闘要員でないとはいえ、希兵隊員にあるまじき失態だ。
霞冴は焦りを抑え、冷静に敵の分析にかかった。
(服が焦げてる、ということは熱量による攻撃。炎術にしては燃え広がりが少ない。雷術なら体にしびれが残るはず。……光術……閃線か燎光あたりか!)
ダークは口元に光を蓄えだした。近くに人はいないが、下手な逃げ方をすると物理的被害は拡大する。発射の瞬間を見極めようと、臨戦態勢でタイミングをうかがった。
大気中の微細な魂・源子をかき集め、光へと変換していくダーク。拡大と収縮を繰り返しながら、光源は徐々に明るさと大きさを増していく。光の速さは一瞬だ。撃ち放たれてから逃げても遅いこと極まりない。全神経を集中させ、発射の予兆をつかもうとする。
わずかな変化だった。不規則に揺れていた光の玉が、形状を安定させたのだ。その機を逃さず、霞冴は大きく横に跳躍する。髪の先を焦がしながら、一瞬前まで霞冴の鎖骨があったところを、乳白色のレーザーが射抜いた。
横に飛びながら、霞冴は右手で刀印を結んだ。足が地に着くのとどちらが早いか、すかさず詠唱を始める。
「尾根の笠、彷彿の帳、すくみて形成す進撃の未練!」
霞冴の体の前に、白い霧が集まる。自然の霧ではない。源子が姿を変えたものだ。
「声渇する暗黙で幕切りの時を満たせ! ――煙れ、霧砲!」
霧を凝縮して撃ち出した砲弾が、ダークの側面を削り取る。痛覚があるのかないのか定かでないものの、ダークは体を揺らし、激昂したように反対側面から触手を伸ばした。
猫特有の軽やかなジャンプで、迫りくる触手を逃れた霞冴。しかし、着地の瞬間、ぐらりとよろめいた。思っていた以上に体も疲れていたようで、機敏な動きに耐えられなかったのだ。
体勢を崩した霞冴は、とっさに立て直そうとするも、向かってきた魔の手をさばききれなかった。胴にぐるりと巻きつかれ、軽々と持ち上げられる。川のそばから、土手の上にいるダークの目線まで吊り上げられた霞冴は、浮遊感に顔をしかめながら両手を闇色の眉間に向けた。この距離から撃てば致命傷だ。
だが、たとえ詠言を破棄して、いくら術の発動を早めたとしても、すでに相手に届いているのはダークの腕の方だ。源子を手元に集め始めた霞冴の華奢な胴体を、握りつぶすように締める。息が詰まり、集中が途切れた。
咳き込む霞冴へ向けられた大きな丸い目は、ぼんやりと赤みがかった光を放ちだした。懐中電灯になったような両目から放たれた薄紅の光が、獲物の体へと注がれる。温度にして、初撃のような焼けつく熱さではない。服にも肌にも変化は現れない。だが、光波は音も見た目の変容もなく、霞冴の体内を蝕んだ。
「くうぅぅっ……!」
まるで内臓を引っ掻き回されているかのような苦痛。まともな反撃どころではなく、がむしゃらに足をばたつかせるが、ダークは小さな体を手放す気配もない。
腹部を締め上げられているうえに光術をまともに食らい、悶え苦しんでいた霞冴だが、やがてその動きも緩慢になった。感覚が薄れ、気が遠くなる。
細くあえぎながら、意識を手放す直前、遠くで空気を切り裂く風の音が聞こえた気がした。
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