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1年の長期休暇後のルセリア
94話 陛下に3つのお願い、その1つ
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これまでの経緯と、使者のダイロンが話した内容、そして私の推理を王族の皆に話し終えた。
みな、顔がこわばっている。無理もない話だ。
人間からも獣人からも個人的な付き合いはしている者はいるが、今回のように国としての交流はなかった。
そのため、王族としても、どのように対応すればいいのか、悩んでいたのだ。
何事も初めての時は何が正解かなんてわからない。これから、交流していき、段々とお互いことを理解していけたらいいと陛下たちは思っていたようだ。
「獣人が話したその貴族については、また後日か」
「あなた、もしかしたら、そのものは反貴族派の・・・」
考えればきりがないが、今はこれから始める獣人たちとの謁見だ。私が奴隷はないと強く言ったため、その話は出てこないと思うが、不安は尽きない。
「父上。、獣人の皆様をこれ以上待たせるのも悪いでしょう」
アトランが陛下に言う。
「そうだな。少なくとも、謁見とその後のパーティーは問題なく進めないといけない。しかし、ルセリア嬢から話を聞く限りでは
我々人間とだいぶ文化が異なるのだう。話を聞いた我々はまだしも、他の貴族たちは獣人に対し偏見を持つかもしれん」
「獣人たちのお目付け役が必要ということか?」
「それでしたら、お姉様がよろしいのでは?」
「・・・はい?。わたし」
お目付け役がいれば、少しは安心できるがなぜ私が?と思うが理由は尋ねなくてもわかる。だって、この中で一番獣人のことについて理解?しているのは私で、道案内して少なからず交流ある、何より城の衛兵には案内役だと言ってしまっている。
「任せてもよいか?ルセリア嬢」
少し安心した顔になった陛下が私を見てくる。それに続き、王妃様、アトラン、ロベルト、エクリシアは順番に私を呼び。
「ルセリア嬢」
「ルセリア」
「ルセリア」
「ルセリアお姉様」
何この同調圧力、しかもそれが全員王族、言うなれば王族圧力、つまりは逆らえないということだ。
あきらめた私は、深く深呼吸をして
「わかりました。ただし、陛下、3つお願いしたいことがあります」
「話してみよ」
私は3つのお願いを陛下に話、陛下は少し驚くが3つとも了承してくれた。
それから、私は城の外で待つ獣人たちの元に戻った。大分待たせてしまったようで、私が戻るなり、
「遅いぞ、お前」
とサンガが私に怒ってきた。大部待たせてしまったが、まだしばらくは待ってもらわないといけない。
ここは私が謝ろうと思い。
「ごめんなさい。・・・あとサンガ様私はお前ではなくルセリアです」
「お前で十分だ」
「サンガ様、・・・申し訳ありません。ルセリア様」
「いえ、待たせてしまったのは私ですから。それに、もうしばらくは待ってもらいますから」
「まだ、待たせるのか」
サンガがまた文句を言いだすが、こればっかりなし方がない。再度謝ってから、しばらく私は獣人国アマーゾネについて、そして犬獣族についての話を聞いていった。
しばらくして、城の従者が来て、
「アストライア公爵家令嬢。準備ができました。案内いたします」
と報告しに来てくれたので、私は獣人のみなさんに「私についてきてください」と言って、一緒に城の中に入っていく。
城の中を獣人たちと歩いていると、獣人が小さな声で「すごくきれいな家」「あまり人がいないのか?この家は」「この柱、石でできているのか?」など話始める。そして、従者の人が止まり「ここになります」と言う、二つの部屋の前には執事とメイドが立っていた。私は振り返り、
「今から男女に分かれてもらいます。男性はこの部屋に、そして女性はこちらの部屋に入ってください」
執事とメイドがお辞儀をして、部屋のドアを開ける。部屋の中は豪華な衣装が多く並んでいて、いわゆる衣装部屋だ。
陛下にお願いした1つ目のお願いが、獣人の全員に衣装を用意してもらうこと。
申し訳ないけど、獣人たちが着ている服?布?で謁見に出るのは明らかに場違いだし。獣人を偏見や差別する貴族が出てくるかもしれない。そのために、獣人のための衣装とここまで来るのに、なるべく貴族たちと会わないためのねまわしを陛下にお願いしていた。男女に分かれ、緊張しながらもみんな部屋に入ってくる。
「お前、なんだこの部屋は?」
サンガが私に言ってくる。
「衣裳部屋です、服を着替える部屋ですよ」
「見ればわかる。だがなぜ着替えないといけない」
心の中で、溜息を吐きながら
「サンガ様、”郷に入っては郷に従え”です」
「何だ、その郷に何とかは」
「”郷に入っては郷に従え”違う国に来たのなら、その国の風習を尊重し、それに従うことが、お互いに関係がうまくいく。という意味です。獣人国の使者であるサンガ様ならわかりますよね」
「ううん・・・」
言葉では納得したが、身体が部屋に入ろうとしていない。それなら
「サンガ様が我が国の衣装を着た姿、とても見てみたいです。とてもかっこいいと思いますので」
「////そ、そうか、なら仕方がない。着てみるか」
サンガは衣裳部屋に入っていった。(チョロいわね)
私は女性用の部屋に入る。部屋の中では何人ものメイドがいて、獣人たちに似合う衣装を選び、着替えさせていた。
緊張しながらも、今までに来たことがない衣装に興味を持っている様子。
男性の方もおそらく同じなのだろう。
私もメイドたちにドレスに着替えさせてもらい、全員が着替えると部屋を出ていく。
男性陣は既に着替え終えていたようで、女性陣を待っていた。
私が部屋を出ると
「どうだ、」
と着替えたサンガが話しかけてきた。少し顔が赤くなっているが
「凄くかっこいいですよ。サンガ様」
「////あ、当たり前だろ」
と答える。それから私たちは王侯貴族が待つ謁見が行われる広間まで歩いていく。
大きな扉の前に到着した私たちは、整列して扉が開くのを待つ。
獣人たちは緊張している。私にもその緊張感は伝わってくる。
胸に手を当てると、私の心臓はいつもの鼓動よりも早く大きく動いていた。
(大丈夫、大丈夫、絶対に大丈夫)
いつの間にか、手に人の字を書いては飲み込んでいた。
「何やってるんだよ。お前」
私の行動が怪しく見えたのかサンガが言ってくる、しかし今の私には聞こえていない。
すると呼ばれても反応しない私の手をサンガが噛んでくる
「キャァ」
びっくりした私はサンガの方を向く。
「何するんですか」
「お前が反応しないからだ」
「だからって、噛まなくてもいいではないですか」
噛まれたところを見ると、歯型が少しついているが痛みはない、噛まれた部分を見ながら、これって前世で話に聞いた”甘噛み”なのかしら?
そう思ってサンガを見ると、緊張しながらも頑張らなければという強い眼差しで私を見ていた。
そうだ頑張らないと、と自分に言い聞かす。先ほどよりも緊張がとけた私に扉が音を立てて開き始める。
そして、私たちは王侯貴族が集う広間に一歩踏み出した。
みな、顔がこわばっている。無理もない話だ。
人間からも獣人からも個人的な付き合いはしている者はいるが、今回のように国としての交流はなかった。
そのため、王族としても、どのように対応すればいいのか、悩んでいたのだ。
何事も初めての時は何が正解かなんてわからない。これから、交流していき、段々とお互いことを理解していけたらいいと陛下たちは思っていたようだ。
「獣人が話したその貴族については、また後日か」
「あなた、もしかしたら、そのものは反貴族派の・・・」
考えればきりがないが、今はこれから始める獣人たちとの謁見だ。私が奴隷はないと強く言ったため、その話は出てこないと思うが、不安は尽きない。
「父上。、獣人の皆様をこれ以上待たせるのも悪いでしょう」
アトランが陛下に言う。
「そうだな。少なくとも、謁見とその後のパーティーは問題なく進めないといけない。しかし、ルセリア嬢から話を聞く限りでは
我々人間とだいぶ文化が異なるのだう。話を聞いた我々はまだしも、他の貴族たちは獣人に対し偏見を持つかもしれん」
「獣人たちのお目付け役が必要ということか?」
「それでしたら、お姉様がよろしいのでは?」
「・・・はい?。わたし」
お目付け役がいれば、少しは安心できるがなぜ私が?と思うが理由は尋ねなくてもわかる。だって、この中で一番獣人のことについて理解?しているのは私で、道案内して少なからず交流ある、何より城の衛兵には案内役だと言ってしまっている。
「任せてもよいか?ルセリア嬢」
少し安心した顔になった陛下が私を見てくる。それに続き、王妃様、アトラン、ロベルト、エクリシアは順番に私を呼び。
「ルセリア嬢」
「ルセリア」
「ルセリア」
「ルセリアお姉様」
何この同調圧力、しかもそれが全員王族、言うなれば王族圧力、つまりは逆らえないということだ。
あきらめた私は、深く深呼吸をして
「わかりました。ただし、陛下、3つお願いしたいことがあります」
「話してみよ」
私は3つのお願いを陛下に話、陛下は少し驚くが3つとも了承してくれた。
それから、私は城の外で待つ獣人たちの元に戻った。大分待たせてしまったようで、私が戻るなり、
「遅いぞ、お前」
とサンガが私に怒ってきた。大部待たせてしまったが、まだしばらくは待ってもらわないといけない。
ここは私が謝ろうと思い。
「ごめんなさい。・・・あとサンガ様私はお前ではなくルセリアです」
「お前で十分だ」
「サンガ様、・・・申し訳ありません。ルセリア様」
「いえ、待たせてしまったのは私ですから。それに、もうしばらくは待ってもらいますから」
「まだ、待たせるのか」
サンガがまた文句を言いだすが、こればっかりなし方がない。再度謝ってから、しばらく私は獣人国アマーゾネについて、そして犬獣族についての話を聞いていった。
しばらくして、城の従者が来て、
「アストライア公爵家令嬢。準備ができました。案内いたします」
と報告しに来てくれたので、私は獣人のみなさんに「私についてきてください」と言って、一緒に城の中に入っていく。
城の中を獣人たちと歩いていると、獣人が小さな声で「すごくきれいな家」「あまり人がいないのか?この家は」「この柱、石でできているのか?」など話始める。そして、従者の人が止まり「ここになります」と言う、二つの部屋の前には執事とメイドが立っていた。私は振り返り、
「今から男女に分かれてもらいます。男性はこの部屋に、そして女性はこちらの部屋に入ってください」
執事とメイドがお辞儀をして、部屋のドアを開ける。部屋の中は豪華な衣装が多く並んでいて、いわゆる衣装部屋だ。
陛下にお願いした1つ目のお願いが、獣人の全員に衣装を用意してもらうこと。
申し訳ないけど、獣人たちが着ている服?布?で謁見に出るのは明らかに場違いだし。獣人を偏見や差別する貴族が出てくるかもしれない。そのために、獣人のための衣装とここまで来るのに、なるべく貴族たちと会わないためのねまわしを陛下にお願いしていた。男女に分かれ、緊張しながらもみんな部屋に入ってくる。
「お前、なんだこの部屋は?」
サンガが私に言ってくる。
「衣裳部屋です、服を着替える部屋ですよ」
「見ればわかる。だがなぜ着替えないといけない」
心の中で、溜息を吐きながら
「サンガ様、”郷に入っては郷に従え”です」
「何だ、その郷に何とかは」
「”郷に入っては郷に従え”違う国に来たのなら、その国の風習を尊重し、それに従うことが、お互いに関係がうまくいく。という意味です。獣人国の使者であるサンガ様ならわかりますよね」
「ううん・・・」
言葉では納得したが、身体が部屋に入ろうとしていない。それなら
「サンガ様が我が国の衣装を着た姿、とても見てみたいです。とてもかっこいいと思いますので」
「////そ、そうか、なら仕方がない。着てみるか」
サンガは衣裳部屋に入っていった。(チョロいわね)
私は女性用の部屋に入る。部屋の中では何人ものメイドがいて、獣人たちに似合う衣装を選び、着替えさせていた。
緊張しながらも、今までに来たことがない衣装に興味を持っている様子。
男性の方もおそらく同じなのだろう。
私もメイドたちにドレスに着替えさせてもらい、全員が着替えると部屋を出ていく。
男性陣は既に着替え終えていたようで、女性陣を待っていた。
私が部屋を出ると
「どうだ、」
と着替えたサンガが話しかけてきた。少し顔が赤くなっているが
「凄くかっこいいですよ。サンガ様」
「////あ、当たり前だろ」
と答える。それから私たちは王侯貴族が待つ謁見が行われる広間まで歩いていく。
大きな扉の前に到着した私たちは、整列して扉が開くのを待つ。
獣人たちは緊張している。私にもその緊張感は伝わってくる。
胸に手を当てると、私の心臓はいつもの鼓動よりも早く大きく動いていた。
(大丈夫、大丈夫、絶対に大丈夫)
いつの間にか、手に人の字を書いては飲み込んでいた。
「何やってるんだよ。お前」
私の行動が怪しく見えたのかサンガが言ってくる、しかし今の私には聞こえていない。
すると呼ばれても反応しない私の手をサンガが噛んでくる
「キャァ」
びっくりした私はサンガの方を向く。
「何するんですか」
「お前が反応しないからだ」
「だからって、噛まなくてもいいではないですか」
噛まれたところを見ると、歯型が少しついているが痛みはない、噛まれた部分を見ながら、これって前世で話に聞いた”甘噛み”なのかしら?
そう思ってサンガを見ると、緊張しながらも頑張らなければという強い眼差しで私を見ていた。
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