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最終章……神の座を目指して
182話……戦闘経験
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10階層に降りて真っ直ぐ進み、ついに迷宮の最奥へと到着した。
『では……』
「ちょっと待って」
いつもの様に侵攻しようとするウルトに声をかけて止める。
「この後最終試練があるんだろ?」
『はい。内容は分かりかねますが』
「もしかしたら戦闘かもしれない。そうなった時のために少し強いやつと戦っておきたいからここの悪魔とは俺が戦うよ」
【理外】になってからも数回は戦闘はしている。
訓練も欠かしてはいないが、強敵との戦闘は行っていないのだ。
もし最終試練が戦闘で勝てるか勝てないかギリギリの相手であった場合、経験不足が原因で負けかねない。
少しでも強敵との戦闘経験を積んでおくべきだろう。
それを考えると昨日の怠惰の悪魔との戦闘を行わなかったことが勿体ないと感じるな。
『かしこまりました』
お? 自分から言っておいてアレだけど、やけにあっさり認めたな。
止められるかと思ってた。
『マスターは私が止めると思っているご様子ですが、私の見立てでは悪魔よりもマスターの方が強いと確信しておりますので』
「そうなんだ」
ならウルトの見立てが間違っていないと証明するためにも負ける訳にはいかないな。
【無限積載】の中から明けの明星を喚び出して装備、武器は本気で戦うということで聖剣で戦うことにする。
敵のスキルを奪う強欲の剣は今の俺には必要無いし、純粋に武器としての性能では聖剣が一番だ。
「よし、じゃあ行こうか」
「レオ様、お気を付けて……」
「負けるんじゃないわよ」
よめーずに見送られながらウルトから降りて扉の前に立つ。
「んじゃ先行く」
『マスターの方が強いとはいえ油断は禁物です』
「分かってるよ」
扉はゴゴゴ……と思い音を響かせながら自動で開く。
開ききったことを確認してから俺はウルトの前を歩いて部屋へと入った。
部屋の中には、今まで何度も見た光景。
開かれていた扉がガチャンと音を立てて閉まると同時に、悪魔が咆哮する。
《がぁぁぁああああああああ!!!》
理性は無し。
初手は魔法か? 突撃か?
どう出てこられても対処出来るように聖剣を構えて悪魔を見る。魔法だ。
咆哮と共に放たれる黒い炎の塊。俺も【魔力霧散】は使えるが、それで対処するのも味気無い。
放たれた黒炎を回避、突撃される前にこちらから相手に接近していく。
踏み込む事に魔法が放たれる。
黒い氷を受け流し、岩の礫を回避。吹き付ける強風は【天翔閃】を放って斬り裂いた。
あと一歩で剣が届く位置にまで接近すると、悪魔も魔法を諦めて手に魔力を集めて殴りかかって来た。
力の流れはバラバラ、しかし拳に篭もる魔力は極大。
受け流しは不可能と判断して回避、【絶対切断】を発動したカウンターで悪魔の右肘から先を斬り落とす。
《がああ!!》
痛みを感じないのか、斬り落とされた右腕を気に留めることもなく回し蹴りを放ってくるが、これにはあまり魔力は乗っていない。
フォームもバラバラで上手く力も乗っていない、力任せの蹴りだ。
受け流すまでもない。
剣から左手を離して防御、受け止めた後右手一本で剣を振り上げて悪魔の脳天へと振り下ろした。
《あが……》
悪魔はゆっくりと左右に別れて倒れていく。
立ち上がる気配は無い。
『お見事です。マスター』
終わりなの?
「もう終わり?」
『はい。魔力反応の消失を確認しました。あちらにこの迷宮の戦利品も出現しております』
そちらを見ると装備品の山。
どうやら杖やローブが多いらしい。
「弱くね?」
『ですからマスターの方が強いと申しました』
「それにしても……マンモンはもっと強かったぞ?」
『それは当然です。この悪魔には自我がありません。力を振るうだけの獣と同じです』
そっか……
『ですが普通の人間では決して勝てない存在でもあります。それに勝利したマスターは間違いなく強者です』
「うん、ありがとう」
礼を言ってウルトからの賞賛を受け取る。
悪魔の倒れた場所を見ると、紫色の光の玉が浮かび上がってきているところだった。
「あれが嫉妬の力か」
『おめでとうございます。これで全ての迷宮の力を従えました』
紫色の光の玉は当たり前のように俺に吸い込まれて消える。
能力は……欲しいと思った能力、アイテムの劣化コピーを作成する能力とスキル【解析鑑定】か。
アイテムのコピーを作るには膨大な魔力が必要みたいだけど、特に欲しいものも無いし……
あったとしても俺の魔力量なら問題無く作れるだろう。
そうだ、劣化コピーなら聖槍や聖盾の劣化コピー作ればソフィアとアンナが使えるかも。
ウルトに戦利品回収を任せて聖槍と聖盾の劣化コピーを作成、ソフィアとアンナに試してもらうと問題なく使えたのでそのまま持たせておく。
「ありがとうございます」
「すぐに使いこなして見せるッス!」
2人が新装備の完熟訓練を開始したのでそれを眺めていると、ウルトも戻ってきた。
「お疲れ様」
『いえ、この程度造作もありません』
「まぁいいじゃん。じゃあ最終試練、行ってみようか」
『今から挑まれますか?』
ん?
「今からじゃないのか?」
『マスターのお好きなタイミングで挑戦できます。今から挑戦しますか?』
好きなタイミングでいいのか……
「なら後日にするよ。どんな試練か分からないならもしかしたら万が一があるかもしれない」
『それは……』
「だろ? だから好きなタイミングで挑めるのならしっかりとよめーずと話してからだな」
『……かしこまりました』
よし。
この迷宮でやることは終えたので自宅へと戻る。
帰ったらしっかりと話し合おう。
『では……』
「ちょっと待って」
いつもの様に侵攻しようとするウルトに声をかけて止める。
「この後最終試練があるんだろ?」
『はい。内容は分かりかねますが』
「もしかしたら戦闘かもしれない。そうなった時のために少し強いやつと戦っておきたいからここの悪魔とは俺が戦うよ」
【理外】になってからも数回は戦闘はしている。
訓練も欠かしてはいないが、強敵との戦闘は行っていないのだ。
もし最終試練が戦闘で勝てるか勝てないかギリギリの相手であった場合、経験不足が原因で負けかねない。
少しでも強敵との戦闘経験を積んでおくべきだろう。
それを考えると昨日の怠惰の悪魔との戦闘を行わなかったことが勿体ないと感じるな。
『かしこまりました』
お? 自分から言っておいてアレだけど、やけにあっさり認めたな。
止められるかと思ってた。
『マスターは私が止めると思っているご様子ですが、私の見立てでは悪魔よりもマスターの方が強いと確信しておりますので』
「そうなんだ」
ならウルトの見立てが間違っていないと証明するためにも負ける訳にはいかないな。
【無限積載】の中から明けの明星を喚び出して装備、武器は本気で戦うということで聖剣で戦うことにする。
敵のスキルを奪う強欲の剣は今の俺には必要無いし、純粋に武器としての性能では聖剣が一番だ。
「よし、じゃあ行こうか」
「レオ様、お気を付けて……」
「負けるんじゃないわよ」
よめーずに見送られながらウルトから降りて扉の前に立つ。
「んじゃ先行く」
『マスターの方が強いとはいえ油断は禁物です』
「分かってるよ」
扉はゴゴゴ……と思い音を響かせながら自動で開く。
開ききったことを確認してから俺はウルトの前を歩いて部屋へと入った。
部屋の中には、今まで何度も見た光景。
開かれていた扉がガチャンと音を立てて閉まると同時に、悪魔が咆哮する。
《がぁぁぁああああああああ!!!》
理性は無し。
初手は魔法か? 突撃か?
どう出てこられても対処出来るように聖剣を構えて悪魔を見る。魔法だ。
咆哮と共に放たれる黒い炎の塊。俺も【魔力霧散】は使えるが、それで対処するのも味気無い。
放たれた黒炎を回避、突撃される前にこちらから相手に接近していく。
踏み込む事に魔法が放たれる。
黒い氷を受け流し、岩の礫を回避。吹き付ける強風は【天翔閃】を放って斬り裂いた。
あと一歩で剣が届く位置にまで接近すると、悪魔も魔法を諦めて手に魔力を集めて殴りかかって来た。
力の流れはバラバラ、しかし拳に篭もる魔力は極大。
受け流しは不可能と判断して回避、【絶対切断】を発動したカウンターで悪魔の右肘から先を斬り落とす。
《がああ!!》
痛みを感じないのか、斬り落とされた右腕を気に留めることもなく回し蹴りを放ってくるが、これにはあまり魔力は乗っていない。
フォームもバラバラで上手く力も乗っていない、力任せの蹴りだ。
受け流すまでもない。
剣から左手を離して防御、受け止めた後右手一本で剣を振り上げて悪魔の脳天へと振り下ろした。
《あが……》
悪魔はゆっくりと左右に別れて倒れていく。
立ち上がる気配は無い。
『お見事です。マスター』
終わりなの?
「もう終わり?」
『はい。魔力反応の消失を確認しました。あちらにこの迷宮の戦利品も出現しております』
そちらを見ると装備品の山。
どうやら杖やローブが多いらしい。
「弱くね?」
『ですからマスターの方が強いと申しました』
「それにしても……マンモンはもっと強かったぞ?」
『それは当然です。この悪魔には自我がありません。力を振るうだけの獣と同じです』
そっか……
『ですが普通の人間では決して勝てない存在でもあります。それに勝利したマスターは間違いなく強者です』
「うん、ありがとう」
礼を言ってウルトからの賞賛を受け取る。
悪魔の倒れた場所を見ると、紫色の光の玉が浮かび上がってきているところだった。
「あれが嫉妬の力か」
『おめでとうございます。これで全ての迷宮の力を従えました』
紫色の光の玉は当たり前のように俺に吸い込まれて消える。
能力は……欲しいと思った能力、アイテムの劣化コピーを作成する能力とスキル【解析鑑定】か。
アイテムのコピーを作るには膨大な魔力が必要みたいだけど、特に欲しいものも無いし……
あったとしても俺の魔力量なら問題無く作れるだろう。
そうだ、劣化コピーなら聖槍や聖盾の劣化コピー作ればソフィアとアンナが使えるかも。
ウルトに戦利品回収を任せて聖槍と聖盾の劣化コピーを作成、ソフィアとアンナに試してもらうと問題なく使えたのでそのまま持たせておく。
「ありがとうございます」
「すぐに使いこなして見せるッス!」
2人が新装備の完熟訓練を開始したのでそれを眺めていると、ウルトも戻ってきた。
「お疲れ様」
『いえ、この程度造作もありません』
「まぁいいじゃん。じゃあ最終試練、行ってみようか」
『今から挑まれますか?』
ん?
「今からじゃないのか?」
『マスターのお好きなタイミングで挑戦できます。今から挑戦しますか?』
好きなタイミングでいいのか……
「なら後日にするよ。どんな試練か分からないならもしかしたら万が一があるかもしれない」
『それは……』
「だろ? だから好きなタイミングで挑めるのならしっかりとよめーずと話してからだな」
『……かしこまりました』
よし。
この迷宮でやることは終えたので自宅へと戻る。
帰ったらしっかりと話し合おう。
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