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第3章……迷宮攻略編
59話……仲間として
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早朝に王都に到着して一応門兵から死角となる位置でウルトから降りてポケットに収納。
徒歩で門まで歩いて朝の開門を待つことにした。
王都でウルトを目撃されるのは構わないと言えば構わないけど非常に面倒臭いことになりそうだからね。
「ホントすごいねウルトさんって……本当にリバークから王都まで一晩で着いちゃったよ」
「クリード様もウルト様もすごいんですよ! もちろんケイトさんの剣技もすごいと思います!」
しゅぱぱ……と剣を振るマネをするサーシャを見てリンもケイトも笑っている。
俺も途中までは起きていたがどうやらサーシャとケイトは移動中に親交を深めて仲良くなったらしい。
リンは元々何故かケイトには好意的だしソフィアとアンナも実力のあるケイトに一目置いている。
ケイトも持ち前のコミュニケーション能力でこのパーティに溶け込むのも早そうだ。
「そうだ、忘れてたけどケイトもあたしたちとステータスの相互閲覧許可してもらえるかしら?」
「そういえばしてなかったね……今のうちにしてしまおう」
リンに言われてようやく気付いた。
そういえばケイトの細かいステータスは知らないな……
「そうだね。じゃあ僕のステータスを開示するよ」
ケイトは「ステータスオープン」と小さく唱えてまた小さな声で何かを呟いた。
すると俺の目にもケイトのステータスが見えるようになった。
◇◆
ケイト レベル37
職業……剣闘士
年齢……21
生命力……B 魔力……D 筋力……B 素早さ……C 耐久力……C 魔攻……E 魔防……D
スキル
【剣術(上)】【剛腕】【疾風】【堅牢】【見切り】【毒耐性】【アイテムボックス】
◇◆
「ケイトさん強いです!」
「さすが剣闘士ね」
「おぉ……自分も負けてられないッスね!」
「私とレベルは変わらないのにこんなに……むぅ……」
俺がへぇと眺めているとみんな口々に感想を漏らした。
アンナはやる気を出しているがソフィアはなんだか悔しそうだな。
一通りケイトのステータスを全員閲覧したので今度は俺たちがケイトに開示する。
ケイトはまずソフィアとアンナのステータスを見てうんうんと頷いている。
それからリンのステータスに目を移して硬直、そういえばリンが大魔道士って誰も伝えてないよね?
「なに……これ……」
リンは困ったように笑いながら口を開く。
「なにと言われても……見ての通りね?」
「上位職なんて初めて見たよ……さすが上位職ってステータスだよね……」
まぁ魔力、魔攻、魔防の3つがAだもんな……
「はは……後ろに大魔道士様が控えてるなんて頼もしいね……」
ケイトは引き攣った笑いを浮かべながらサーシャのステータスに目を移し、そこでまた固まった。
「聖……女……」
やっぱりそこか、でも普通にソフィアがサーシャのこと聖女様って呼んでるのに気付いてなかったのか?
「てっきり2つ名とかだと思ってたよ……これからは僕も聖女様って呼んだ方がいいかな?」
「辞めてくださいよ。私のことを聖女と呼ぶのはソフィアだけで十分です。今まで通り呼び捨てで構いませんよ」
「でも……いや、、サーシャがそう言うなら……」
無理やり自分を納得させたな。
こういうのが出来るところがコミュ力の高さだよな。
それからケイトは一度深呼吸してから俺のステータスを覗き込んできた。
「うわぁ……」
ドン引きである。
「トラック運転手も意味わからないけどレベル49って……それにこのスキルの数……」
15個あるからな……数だけならウルトより多い。
「耐久力には自信あるって言ってたけど、Aとまでは思わなかったよ……」
「まぁ俺の力ってほとんどウルト由来だから……ウルトが居なかったら多分ソフィアやアンナよりちょっと高くてケイトより少し低いくらいじゃないかな?」
スキルの数は分からないけど今より少なくなるのだけは間違いないだろうし。
「これ僕足引っ張らないように頑張らないとな……」
「ケイト殿はお強い、そこまで思い詰める必要も無いのでは?」
「いや、キミやアンナは一般職の戦士とは思えない強さだし、戦闘技術も高かった。ウルフ殲滅の時に連携も見たけど連携力も高い、個人戦闘力なら僕の方が高いかもしれないけどパーティってことを考えたら僕の存在が足を引っ張るかもしれない……」
そういうの気にしたこと無かった……
確かにパーティとして纏まって戦うってほとんど経験してないな……
「ケイト、それはおいおいでいいのよ。少しずつ擦り合わせて行けばいいわ。それにそれを言ったらクリードだってまともにパーティ戦闘はやってないわよ?」
今それ考えてたよ。
「そうですよ? クリード様は初めてゴブリン狩りに行った時に1人でゴブリンの群れに突っ込んだりもしましたし……」
あったねぇ……
あの時は無我夢中で気が付けば倒しきってたな……
「それだけならまだしも、直後に現れたホブゴブリン2匹にも躊躇なく突撃してたッスね」
「その時は慌てて救援に向かおうとしましたが私が行く前に倒してましたね」
「クリードくん……」
「ははは……」
もう笑うしか出来ないね。
そんな話をしているうちに開門時間なさになったらしく門が開かれ入門審査が始まった。
数十分ほど待たされたが問題なく入街、さて情報収集開始だな。
「じゃあクリードはこれで色んな食べ物買っといて」
「え?」
王都に入ってすぐ俺はリンから硬貨のたくさん入った袋を渡されながらそんなことを言われた。
「情報収集は?」
「だから買い物しながら情報収集しなさいってことよ」
なんで? みんなは?
「あたしたちはギルドで情報集めてくるから買い出しもお願いね」
「あれ? 俺だけ別行動?」
いらない子なの?
「クリード様、適材適所です。買ったものは全てウルト様の【無限積載】に入れさせてもらうのでクリード様が買い出しに行くのが1番です。私やリンさんの収納魔法では温かいものも冷めてしまいますしね」
「あぁなるほど……」
確かに言われてみれば……
「合流は夕方日が落ちる前にここでいいですか?」
「そうね。いいと思うわよ」
夕方? まだ朝だよ?
「ではまた後ほど……あぁそうだ、ケイトさんはクリード様と一緒に行ってもらってもいいてますか?」
「え? 僕? それはいいけど」
「ではお願いしますね。私たちはギルドへ行ってきます」
サーシャは軽く微笑んで頭を下げてリンたちを連れて移動して行ってしまった。
「なんで僕?」
「さぁ? もしかしたら教国の協力者に会うのかもね。それなら俺たちは一緒じゃない方がいいだろうし」
「なるほど、じゃあ行こうか、王都はあんまり来たことないから案内してよ」
「いや、俺の方が知らないと思うぞ? まぁ色々見て回ろう」
俺とケイトは並んで市場の方へ向かって行った。
~サーシャサイド~
「よかったの?」
クリード様たちと別れてギルドの方向へ歩いていると、リンさんがそう声を掛けてきました。
「なにがですか?」
「クリードとケイトを2人きりにして、よ」
なんだそんなことですか。答えは簡単です。
「もちろんですよ。あの2人はお互い意識し合ってますからね」
「でもサーシャちゃんも……でしょ?」
「それを言うならリンさんもでしょう?」
もぅ……リンさんは分かってるくせに意地悪です。
「あたしは……歳も歳だしね、妾にでもして貰えたら理想なんだけどね」
「またそんなことを……」
「あたしとしては本妻はサーシャちゃんがいいんだけどね」
「それがどれだけ難しいかリンさんなら分かってますよね?」
「それはそうだけど……」
おそらくですが、私の気持ちが叶うことはありません。
なぜなら――
「王国の勇者たちが魔王を倒してくれれば……ね」
「それが理想です。でももし失敗したら……」
「その時は……」
「もちろん覚悟は出来ています。もしそうなれば私は……」
間違いなく命を落とすのですから……
徒歩で門まで歩いて朝の開門を待つことにした。
王都でウルトを目撃されるのは構わないと言えば構わないけど非常に面倒臭いことになりそうだからね。
「ホントすごいねウルトさんって……本当にリバークから王都まで一晩で着いちゃったよ」
「クリード様もウルト様もすごいんですよ! もちろんケイトさんの剣技もすごいと思います!」
しゅぱぱ……と剣を振るマネをするサーシャを見てリンもケイトも笑っている。
俺も途中までは起きていたがどうやらサーシャとケイトは移動中に親交を深めて仲良くなったらしい。
リンは元々何故かケイトには好意的だしソフィアとアンナも実力のあるケイトに一目置いている。
ケイトも持ち前のコミュニケーション能力でこのパーティに溶け込むのも早そうだ。
「そうだ、忘れてたけどケイトもあたしたちとステータスの相互閲覧許可してもらえるかしら?」
「そういえばしてなかったね……今のうちにしてしまおう」
リンに言われてようやく気付いた。
そういえばケイトの細かいステータスは知らないな……
「そうだね。じゃあ僕のステータスを開示するよ」
ケイトは「ステータスオープン」と小さく唱えてまた小さな声で何かを呟いた。
すると俺の目にもケイトのステータスが見えるようになった。
◇◆
ケイト レベル37
職業……剣闘士
年齢……21
生命力……B 魔力……D 筋力……B 素早さ……C 耐久力……C 魔攻……E 魔防……D
スキル
【剣術(上)】【剛腕】【疾風】【堅牢】【見切り】【毒耐性】【アイテムボックス】
◇◆
「ケイトさん強いです!」
「さすが剣闘士ね」
「おぉ……自分も負けてられないッスね!」
「私とレベルは変わらないのにこんなに……むぅ……」
俺がへぇと眺めているとみんな口々に感想を漏らした。
アンナはやる気を出しているがソフィアはなんだか悔しそうだな。
一通りケイトのステータスを全員閲覧したので今度は俺たちがケイトに開示する。
ケイトはまずソフィアとアンナのステータスを見てうんうんと頷いている。
それからリンのステータスに目を移して硬直、そういえばリンが大魔道士って誰も伝えてないよね?
「なに……これ……」
リンは困ったように笑いながら口を開く。
「なにと言われても……見ての通りね?」
「上位職なんて初めて見たよ……さすが上位職ってステータスだよね……」
まぁ魔力、魔攻、魔防の3つがAだもんな……
「はは……後ろに大魔道士様が控えてるなんて頼もしいね……」
ケイトは引き攣った笑いを浮かべながらサーシャのステータスに目を移し、そこでまた固まった。
「聖……女……」
やっぱりそこか、でも普通にソフィアがサーシャのこと聖女様って呼んでるのに気付いてなかったのか?
「てっきり2つ名とかだと思ってたよ……これからは僕も聖女様って呼んだ方がいいかな?」
「辞めてくださいよ。私のことを聖女と呼ぶのはソフィアだけで十分です。今まで通り呼び捨てで構いませんよ」
「でも……いや、、サーシャがそう言うなら……」
無理やり自分を納得させたな。
こういうのが出来るところがコミュ力の高さだよな。
それからケイトは一度深呼吸してから俺のステータスを覗き込んできた。
「うわぁ……」
ドン引きである。
「トラック運転手も意味わからないけどレベル49って……それにこのスキルの数……」
15個あるからな……数だけならウルトより多い。
「耐久力には自信あるって言ってたけど、Aとまでは思わなかったよ……」
「まぁ俺の力ってほとんどウルト由来だから……ウルトが居なかったら多分ソフィアやアンナよりちょっと高くてケイトより少し低いくらいじゃないかな?」
スキルの数は分からないけど今より少なくなるのだけは間違いないだろうし。
「これ僕足引っ張らないように頑張らないとな……」
「ケイト殿はお強い、そこまで思い詰める必要も無いのでは?」
「いや、キミやアンナは一般職の戦士とは思えない強さだし、戦闘技術も高かった。ウルフ殲滅の時に連携も見たけど連携力も高い、個人戦闘力なら僕の方が高いかもしれないけどパーティってことを考えたら僕の存在が足を引っ張るかもしれない……」
そういうの気にしたこと無かった……
確かにパーティとして纏まって戦うってほとんど経験してないな……
「ケイト、それはおいおいでいいのよ。少しずつ擦り合わせて行けばいいわ。それにそれを言ったらクリードだってまともにパーティ戦闘はやってないわよ?」
今それ考えてたよ。
「そうですよ? クリード様は初めてゴブリン狩りに行った時に1人でゴブリンの群れに突っ込んだりもしましたし……」
あったねぇ……
あの時は無我夢中で気が付けば倒しきってたな……
「それだけならまだしも、直後に現れたホブゴブリン2匹にも躊躇なく突撃してたッスね」
「その時は慌てて救援に向かおうとしましたが私が行く前に倒してましたね」
「クリードくん……」
「ははは……」
もう笑うしか出来ないね。
そんな話をしているうちに開門時間なさになったらしく門が開かれ入門審査が始まった。
数十分ほど待たされたが問題なく入街、さて情報収集開始だな。
「じゃあクリードはこれで色んな食べ物買っといて」
「え?」
王都に入ってすぐ俺はリンから硬貨のたくさん入った袋を渡されながらそんなことを言われた。
「情報収集は?」
「だから買い物しながら情報収集しなさいってことよ」
なんで? みんなは?
「あたしたちはギルドで情報集めてくるから買い出しもお願いね」
「あれ? 俺だけ別行動?」
いらない子なの?
「クリード様、適材適所です。買ったものは全てウルト様の【無限積載】に入れさせてもらうのでクリード様が買い出しに行くのが1番です。私やリンさんの収納魔法では温かいものも冷めてしまいますしね」
「あぁなるほど……」
確かに言われてみれば……
「合流は夕方日が落ちる前にここでいいですか?」
「そうね。いいと思うわよ」
夕方? まだ朝だよ?
「ではまた後ほど……あぁそうだ、ケイトさんはクリード様と一緒に行ってもらってもいいてますか?」
「え? 僕? それはいいけど」
「ではお願いしますね。私たちはギルドへ行ってきます」
サーシャは軽く微笑んで頭を下げてリンたちを連れて移動して行ってしまった。
「なんで僕?」
「さぁ? もしかしたら教国の協力者に会うのかもね。それなら俺たちは一緒じゃない方がいいだろうし」
「なるほど、じゃあ行こうか、王都はあんまり来たことないから案内してよ」
「いや、俺の方が知らないと思うぞ? まぁ色々見て回ろう」
俺とケイトは並んで市場の方へ向かって行った。
~サーシャサイド~
「よかったの?」
クリード様たちと別れてギルドの方向へ歩いていると、リンさんがそう声を掛けてきました。
「なにがですか?」
「クリードとケイトを2人きりにして、よ」
なんだそんなことですか。答えは簡単です。
「もちろんですよ。あの2人はお互い意識し合ってますからね」
「でもサーシャちゃんも……でしょ?」
「それを言うならリンさんもでしょう?」
もぅ……リンさんは分かってるくせに意地悪です。
「あたしは……歳も歳だしね、妾にでもして貰えたら理想なんだけどね」
「またそんなことを……」
「あたしとしては本妻はサーシャちゃんがいいんだけどね」
「それがどれだけ難しいかリンさんなら分かってますよね?」
「それはそうだけど……」
おそらくですが、私の気持ちが叶うことはありません。
なぜなら――
「王国の勇者たちが魔王を倒してくれれば……ね」
「それが理想です。でももし失敗したら……」
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