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戦うとみぃ
52話。錬金術
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それから大急ぎでアイリスから鎧を取り外す作業が行われ、休む間もなく続いて俺に鎧を取り付ける作業が開始された。
早く行こうよとツッコみたい気持ちもあるのだが、それよりもこの白銀の全身鎧を身につけたい気持ちが強かったりするので甘んじて受け入れる。
「やっぱりトミーにも大きいですわね」
「そうだね。それでもなんとか形にはなってるかな? なってればいいな」
15分ほど掛けて俺への鎧の着付けが行われ、完了すると同時に俺の目の前に大きな姿見が設置された。
「おお……かっこ……良くねぇな」
「そう? あたしにはよく似合ってるように……ぷふぅ!」
俺の隣に立って一緒に姿見を覗き込んでいたティファリーゼは、俺を褒めるかの様なセリフを言いかけ、最後まで言いきれずに吹き出した。
失礼なエルフである。
自分なんて鎧どころか服すらまともに着れないのになんで俺の事笑ってるんだよ。
「トミー、似合っていませんわ」
「知ってる」
そもそもどんなにカッコイイ装備であってもサイズが合わなければ似合う似合わない以前の問題である。
そもそも論でイケメンではない俺がサイズの合わない鎧を着て似合うはずがないのである。
「これくらいならすぐですね。使徒様、このまま動かないでくださいね」
錬金術師が鎧に手を触れ、魔力を高める。
すると鎧が輝き、徐々に小さくなっていく。
「おお……」
俺の口から感嘆の声が漏れ出る。
鎧は光り輝きながら収縮していき、数分もしないうちに俺の体にピッタリなサイズまで縮んでしまった。
「おお……ピッタリ」
「それなら似合いますわよ」
「そうね、笑いたいけど笑えないくらいには似合ってるわよ」
アイリスとティファリーゼから賞賛の声が投げかけられる。
ティファリーゼのセリフにはなんかトゲがあったような気がするけど気にしない。
俺は鎧から視線を外して姿見へと向ける。
「ふぉぉぉ……カッコイイ……」
我ながら語彙力の無さに落ち込みそうになるが、本当にそれ以外の言葉が出てこない。
ちなみにカッコイイのは鎧であって俺ではない。そこは間違えてはいけない。
腕を上げてみたり、体を捻ってみたり、足を上げてみたり……
体の様々な部位を動かして着心地を確かめる。
どこにも引っかかるところは無くとても動きやすかった。
「アイリス! 写真撮って!」
鎧を着るために脱いでおいた作業着のポケットからスマホを取り出しカメラを起動してアイリスに手渡す。
「これ、なんですの?」
「この丸いのを対象に向けて、画面のこの丸いところを押すと……」
カシャっとシャッターが切られ、画面にはこちらを向いて立っているティファリーゼの姿が写し取られていた。
「写真って言ってね、めちゃくちゃ綺麗な絵みたいな感じ? というかこの世界写真無いの?」
「聞いた事ありませんわね」
今まで多くの転生者が居たようだし、写真くらい伝わっているかと思っていたけどどうやら伝わっていなかったようだ。
まぁ、俺が伝えられるのかと聞かれると無理なんだけどね。
写真の原理とか知らんし。
「これでトミーを写せばいいんですの?」
「お願いします!」
アイリスは俺から数歩離れてカメラを俺へと向ける。
「はい、チーズ」
「絶対写真のこと知ってるよね!?」
俺のツッコミも虚しく、カシャっというシャッター音が響いた。
「これでいいんですの?」
スマホの画面を俺に向けて見せてくるので覗き込む。
画面にはカッコイイ鎧を着たカッコよくない俺がドヤ顔で写っている。
「うーん……なにか足りない……」
「そうですわね。なんだか物足りませんわね」
二人で画面を眺めていると、不意に後ろからティファリーゼが話しかけてくる。
「剣じゃない? せっかく鎧を着てるんだから、剣も構えないと」
「なるほど、確かに……」
「盲点でしたわ……」
ティファリーゼの言葉に衝撃を受け、アイリスはマジックバックから愛用の長剣を取り出して俺へと差し出してくる。
「まずは腰に」
「こう?」
ベルトを巻いて腰に剣を差す。
「右手を柄頭に……そうですわ。それから足をもっとこう……」
アイリスの指示に従い、いくつかのポーズを取る。
「いいですわいいですわ! そうそう、もっと視線をこちらに! さぁ、そろそろ剣も抜いちゃいましょう!」
なんだろう、開いちゃいけない扉開いちゃった気がする……
「ア、アイリス? そろそろ……」
「はっ!? わたくしとしたことが一体何を……」
恥ずかしそうに返されたスマホを受け取り、画面を確認すると……
「一体何枚撮ったの……」
「いえ……気が付けば……」
画像フォルダが俺の写真でいっぱいになっていました。
「使徒様、そろそろ……」
「あ、はい」
錬金術師に促され、鎧を脱ぐ。
そういえば錬金術師の手にある金属って鎧から削り出したミスリルなのかな?
あれ、なにかに使うのかな?
「はい」
脱いだパーツを順番にティファリーゼへと手渡す。
ティファリーゼはそれを秘書や女性店員に手渡して次々とアイリスに装着していく。
「何とか動けますわ」
「今回はギリギリ顔出てるね」
なんとか鼻の上だけが鎧から出ているアイリスが面白かったので写真を一枚。あとで見せてからかってやろう。
「なんだかトミー臭いですわね……」
「俺臭いって何!? 俺ってそんなに臭うかな?」
慌てて自分の腕の臭いを嗅いでみるが、自分ではわからない。
もしかして、俺が気付けないだけで加齢臭が酷かったり?
いや、この体はまだ10代、加齢臭なんてまだ遠い未来のはず……
「えっと……嫌な思いさせちゃったかな、ごめんね?」
「……別に嫌ではありませんわ」
アイリスはまるでモグラ叩きのモグラのごとく、鎧の中へと顔を潜らせてしまった。
俺臭いんでしょ? なんで俺臭い鎧の中に自ら入って行ったの?
「では調整してしまいますね」
俺たちのやり取りを華麗にスルーして、先程と同じように錬金術師は鎧に手を触れて魔力を高めはじめた。
先程と全く同じ光景が繰り返され、数分でピッタリサイズの鎧を身に纏ったアイリスが姿を現した。
美しい……
某ドラゴンをしばく有名RPGで勇者が装備する伝説の鎧の如く輝かしい鎧を身に纏った絶世の美女アイリス、これはシャッター連打不可避。
存在自体が輝いて見える。
動画も撮っておこう。これはバズる。
しかし撮りながら思う。
これ、写真より絵の方がエモくない?
俺に絵心が無いことが悔やまれる。
こんなことなら美術の授業真面目に受けておくんだった。
「アイリスちゃんすごい似合ってるよ! 綺麗!」
これにはティファリーゼも手放しで褒め称えている。
その気持ち、わかるよ。
「めちゃくちゃ似合ってる」
俺も素直に思ったことを口にする。
俺とティファリーゼの褒め言葉に頬を赤く染めるアイリスがとてつもなく尊い。
「あ、ありがとうございます……わ」
「ホントよく似合ってるよー! 姫騎士より聖騎士の方がいいんじゃない?」
「聖騎士か……俺は聖騎士より戦乙女の方がしっくり来ると思うけど」
「戦乙女! それ、イイ!」
以前俺が思っていた聖騎士にピッタリだとティファリーゼが騒いでいたが、この姿を見れば聖騎士より戦乙女だと思う。
強く気高く美しく敵を屠るアイリスの姿が目に浮かぶ。
「いいね! これからは『姫騎士』より『戦乙女』の名前で売っていこう! ボッターさんはどう思う?」
「『戦乙女』ですか、いいと思いますよ」
俺は思ったことを口にしただけなのだが、何故かティファリーゼとボッター氏は乗り気なようだ。
これからは姫騎士ではなく戦乙女として名前を広めていく気満々だ。
君たちさ、それはいいんだけど……
白銀の鎧を身に纏った戦乙女の横に並び立つのは作業着を着用したフツメンだよ?
めっちゃシュールじゃない?
早く行こうよとツッコみたい気持ちもあるのだが、それよりもこの白銀の全身鎧を身につけたい気持ちが強かったりするので甘んじて受け入れる。
「やっぱりトミーにも大きいですわね」
「そうだね。それでもなんとか形にはなってるかな? なってればいいな」
15分ほど掛けて俺への鎧の着付けが行われ、完了すると同時に俺の目の前に大きな姿見が設置された。
「おお……かっこ……良くねぇな」
「そう? あたしにはよく似合ってるように……ぷふぅ!」
俺の隣に立って一緒に姿見を覗き込んでいたティファリーゼは、俺を褒めるかの様なセリフを言いかけ、最後まで言いきれずに吹き出した。
失礼なエルフである。
自分なんて鎧どころか服すらまともに着れないのになんで俺の事笑ってるんだよ。
「トミー、似合っていませんわ」
「知ってる」
そもそもどんなにカッコイイ装備であってもサイズが合わなければ似合う似合わない以前の問題である。
そもそも論でイケメンではない俺がサイズの合わない鎧を着て似合うはずがないのである。
「これくらいならすぐですね。使徒様、このまま動かないでくださいね」
錬金術師が鎧に手を触れ、魔力を高める。
すると鎧が輝き、徐々に小さくなっていく。
「おお……」
俺の口から感嘆の声が漏れ出る。
鎧は光り輝きながら収縮していき、数分もしないうちに俺の体にピッタリなサイズまで縮んでしまった。
「おお……ピッタリ」
「それなら似合いますわよ」
「そうね、笑いたいけど笑えないくらいには似合ってるわよ」
アイリスとティファリーゼから賞賛の声が投げかけられる。
ティファリーゼのセリフにはなんかトゲがあったような気がするけど気にしない。
俺は鎧から視線を外して姿見へと向ける。
「ふぉぉぉ……カッコイイ……」
我ながら語彙力の無さに落ち込みそうになるが、本当にそれ以外の言葉が出てこない。
ちなみにカッコイイのは鎧であって俺ではない。そこは間違えてはいけない。
腕を上げてみたり、体を捻ってみたり、足を上げてみたり……
体の様々な部位を動かして着心地を確かめる。
どこにも引っかかるところは無くとても動きやすかった。
「アイリス! 写真撮って!」
鎧を着るために脱いでおいた作業着のポケットからスマホを取り出しカメラを起動してアイリスに手渡す。
「これ、なんですの?」
「この丸いのを対象に向けて、画面のこの丸いところを押すと……」
カシャっとシャッターが切られ、画面にはこちらを向いて立っているティファリーゼの姿が写し取られていた。
「写真って言ってね、めちゃくちゃ綺麗な絵みたいな感じ? というかこの世界写真無いの?」
「聞いた事ありませんわね」
今まで多くの転生者が居たようだし、写真くらい伝わっているかと思っていたけどどうやら伝わっていなかったようだ。
まぁ、俺が伝えられるのかと聞かれると無理なんだけどね。
写真の原理とか知らんし。
「これでトミーを写せばいいんですの?」
「お願いします!」
アイリスは俺から数歩離れてカメラを俺へと向ける。
「はい、チーズ」
「絶対写真のこと知ってるよね!?」
俺のツッコミも虚しく、カシャっというシャッター音が響いた。
「これでいいんですの?」
スマホの画面を俺に向けて見せてくるので覗き込む。
画面にはカッコイイ鎧を着たカッコよくない俺がドヤ顔で写っている。
「うーん……なにか足りない……」
「そうですわね。なんだか物足りませんわね」
二人で画面を眺めていると、不意に後ろからティファリーゼが話しかけてくる。
「剣じゃない? せっかく鎧を着てるんだから、剣も構えないと」
「なるほど、確かに……」
「盲点でしたわ……」
ティファリーゼの言葉に衝撃を受け、アイリスはマジックバックから愛用の長剣を取り出して俺へと差し出してくる。
「まずは腰に」
「こう?」
ベルトを巻いて腰に剣を差す。
「右手を柄頭に……そうですわ。それから足をもっとこう……」
アイリスの指示に従い、いくつかのポーズを取る。
「いいですわいいですわ! そうそう、もっと視線をこちらに! さぁ、そろそろ剣も抜いちゃいましょう!」
なんだろう、開いちゃいけない扉開いちゃった気がする……
「ア、アイリス? そろそろ……」
「はっ!? わたくしとしたことが一体何を……」
恥ずかしそうに返されたスマホを受け取り、画面を確認すると……
「一体何枚撮ったの……」
「いえ……気が付けば……」
画像フォルダが俺の写真でいっぱいになっていました。
「使徒様、そろそろ……」
「あ、はい」
錬金術師に促され、鎧を脱ぐ。
そういえば錬金術師の手にある金属って鎧から削り出したミスリルなのかな?
あれ、なにかに使うのかな?
「はい」
脱いだパーツを順番にティファリーゼへと手渡す。
ティファリーゼはそれを秘書や女性店員に手渡して次々とアイリスに装着していく。
「何とか動けますわ」
「今回はギリギリ顔出てるね」
なんとか鼻の上だけが鎧から出ているアイリスが面白かったので写真を一枚。あとで見せてからかってやろう。
「なんだかトミー臭いですわね……」
「俺臭いって何!? 俺ってそんなに臭うかな?」
慌てて自分の腕の臭いを嗅いでみるが、自分ではわからない。
もしかして、俺が気付けないだけで加齢臭が酷かったり?
いや、この体はまだ10代、加齢臭なんてまだ遠い未来のはず……
「えっと……嫌な思いさせちゃったかな、ごめんね?」
「……別に嫌ではありませんわ」
アイリスはまるでモグラ叩きのモグラのごとく、鎧の中へと顔を潜らせてしまった。
俺臭いんでしょ? なんで俺臭い鎧の中に自ら入って行ったの?
「では調整してしまいますね」
俺たちのやり取りを華麗にスルーして、先程と同じように錬金術師は鎧に手を触れて魔力を高めはじめた。
先程と全く同じ光景が繰り返され、数分でピッタリサイズの鎧を身に纏ったアイリスが姿を現した。
美しい……
某ドラゴンをしばく有名RPGで勇者が装備する伝説の鎧の如く輝かしい鎧を身に纏った絶世の美女アイリス、これはシャッター連打不可避。
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これ、写真より絵の方がエモくない?
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「アイリスちゃんすごい似合ってるよ! 綺麗!」
これにはティファリーゼも手放しで褒め称えている。
その気持ち、わかるよ。
「めちゃくちゃ似合ってる」
俺も素直に思ったことを口にする。
俺とティファリーゼの褒め言葉に頬を赤く染めるアイリスがとてつもなく尊い。
「あ、ありがとうございます……わ」
「ホントよく似合ってるよー! 姫騎士より聖騎士の方がいいんじゃない?」
「聖騎士か……俺は聖騎士より戦乙女の方がしっくり来ると思うけど」
「戦乙女! それ、イイ!」
以前俺が思っていた聖騎士にピッタリだとティファリーゼが騒いでいたが、この姿を見れば聖騎士より戦乙女だと思う。
強く気高く美しく敵を屠るアイリスの姿が目に浮かぶ。
「いいね! これからは『姫騎士』より『戦乙女』の名前で売っていこう! ボッターさんはどう思う?」
「『戦乙女』ですか、いいと思いますよ」
俺は思ったことを口にしただけなのだが、何故かティファリーゼとボッター氏は乗り気なようだ。
これからは姫騎士ではなく戦乙女として名前を広めていく気満々だ。
君たちさ、それはいいんだけど……
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