52 / 85
戦うとみぃ
50話。出陣準備
しおりを挟む
それからまた1週間ほどの間、ほぼ毎日依頼を受けて戦ったり、依頼が無くても戦ったりしながら日々を過ごした。
ティファリーゼに関してはほぼ毎日うちに来て飯を食い、酒を飲み、ぐでんぐでんに酔っ払って下着姿てその辺に転がっている。
毎日この様なので、流石に慣れた。
下着ってさ、普段決して見えないからこそ見えた時に嬉しいものであって、普段から見せつけられているとなんとも思わなくなるもんなんだね。
いつの間にやら俺の認識が「見えた! ラッキー!」ではなく「また脱いでる、早く服着なさいよ、風邪ひくよ?」になっている自分に驚いた。
俺の中でのティファリーゼの下着姿はとっくに需要が無いようだ。
そんな日々を過ごしていたある日、俺が朝起きると同時にスマホから通知音が鳴った。
寝ぼけ眼でなんだろうとスマホを手に取り、通知内容を確認した瞬間に目が覚めた。
【速報、小国家郡レトフにて1週間後に悪魔出現の兆しあり。騎士級】
来た。ついに来てしまった。
俺のスマホにインストールされている神託アプリがついに悪魔の出現を予告した。
この️2週間、悪魔出現に対応するため改めて地理を学び直した。
小国家郡に関しても学んだので、レトフの場所はわかる。
エフリからほぼ真南にあるセターン、そこから少し西に行ったところにある小国だ。
ここからなら徒歩でも5日あれば十分に到着出来る。
【クリエイトオフロード車】の出番は無さそうだ。
「まずはアイリスたちに伝えないと……」
そうと決まれば即行動。
寝間着から作業着へと素早く着替えて洗面所へと向かう。
「おはようございますトミー様」
「おはようございますお兄ちゃん!」
「二人ともおはよう」
着替え終わったので顔を洗うため洗面所へと移動しようとリビングに繋がる扉を開けると、メアリさんとシルフィエッタが二人で朝食の支度をしている所だった。
リビングの隅では酔いつぶれて寝ているティファリーゼの姿も確認できる。
今日は服を着ているので、メアリさんかシルフィエッタが寝ているティファリーゼに着せたのだろう。
ウチのパーティメンバーがご迷惑をおかけしてすみません……
洗顔をでしょうか?済ませ、リビングに戻るとアイリスも降りてきていた。
朝食の準備も出来たようで、視界の隅でシルフィエッタがティファリーゼを起こそうと奮闘している姿も見える。
お手伝いちゃんと出来て偉い。
「トミー、おはようですわ」
「おはようアイリス。今日はちょっと話さないといけないことがあるんだけど……」
未だティファリーゼは起きる気配を見せない。
家を出たらシャキッとするのだが、家の中に居るティファリーゼはいつもあんな感じだ。使い物にならない。
「ゔー……飲みすぎた、頭痛い……」
「もう! 飲み過ぎには気を付けてって言ったでしょ! はい、お水飲んでしっかりして!」
「ありがとうシルフィちゃん。もうちょい声小さくしてくれたらお姉さん嬉しいな……」
そうこうしているうちに、ようやくティファリーゼが起動したようだ。
飲み過ぎたと言っているが、コップ2杯しか飲んでないじゃん。
弱すぎるだろう……
「おはよう……トミーくん、アイリスちゃん」
「おはようですわ。トミーから話があるようですので、シャキッとして下さいまし」
「ゔー……わかった。それで話って何? ついに我慢の限界を迎えた感じ?」
この野郎、髪の毛引っ掴んで前後左右に振り回すぞ?
「はいはい余裕余裕。それで話なんだけど」
適当にあしらって話を続けると、真面目な話だと理解したのかティファリーゼも静かに話を聞く姿勢になった。
「神託が来た。1週間後にレトフに騎士級の悪魔が現れる」
「ついに……ですのね」
「騎士級かー……騎士級ならあたしでもなんとか戦えるかな?」
アイリスもティファリーゼも、真剣な顔になりやる気を漲らせているのが伝わってくる。
「そういうわけだから、早速出発しようと思うんだけど」
「そうね。足はボッター商会から馬車を借りればいいし……レトフの冒険者組合の組合長は知り合いだからその辺も任せておいて」
「それは助かる」
レトフ国国王宛にファトス王やセドカン王からの紹介状も持ってはいるが、冒険者組合からも要請してもらった方が話はスムーズだろう。
一箇所からより多方面からアクセスがあった方が動きがスムーズになるのは道理だろうし。
「アイリスもそれでいい?」
「構いませんわ。ティファ、これからボッター商会へ行くのであればわたくしも同行しますわ」
そういえばアイリス用のミスリル製の鎧が近々届くと言っていたな。
それが届いているかの確認と、届いていた場合に受け取るためだろう。
「鎧ね。でも届いていたとしても調整に少し時間がかかるんじゃない?」
「問題ありませんわ。わたくしもトミーも【錬金魔法】を使えますもの。作成までは無理だとしても、サイズ調整くらいならおそらく自分で出来ますわ」
この世界にもミスリルやオリハルコンという金属は存在しているが、鉱山などから発掘されるものでは無い。
一部の魔物がレアドロップとして落とすそうだ。
ミスリルは聖銀とも呼ばれていて、武器に加工すれば魔力の乗りやすい武器となり、防具に加工すれば魔力、特に闇属性に対して高い防御力を誇る防具となるらしい。
オリハルコンは神鉄とも呼ばれているが、硬いだけで特に魔法的な力は備わっていないそうだ。
しかしその硬度で右に出る金属は存在せず、魔法を扱えるほどの魔力を持たない戦士職からすればオリハルコン製の武具というのは、夢に見るほど憧れるものなのだそうだ。
どちらの金属も、通常の製法では加工不可能であり、熟練の【錬金魔法】の使い手でないと加工出来ない不思議金属であると教えてもらっている。
そんな伝説級の金属であるミスリルで造られた鎧を手に入れられるなんて、ボッター商会は大したツテをお持ちのようだ。
ちなみに俺の作業着だが、オリハルコン製の鎧並みの物理防御力にミスリル製の鎧並みの魔法防御力がある不思議作業着である。
女神エルリア様がその魔力で創ったものらしいので、大変な性能をしているようだ。
カッコイイ鎧を着てみたい気持ちはあるのだが、これは言っても仕方ないだろう。
「了解。じゃあとりあえず……朝ごはん食べてから行動しようか」
「賛成ですわ」
「りょーかい、お腹減っちゃった」
こうして俺たちは各々出発の準備を整え始めた。
よくよく考えると、俺は特に準備する物も無かったのでとりあえずアイリスとティファリーゼについてボッター商会へと行くことにした。
ティファリーゼに関してはほぼ毎日うちに来て飯を食い、酒を飲み、ぐでんぐでんに酔っ払って下着姿てその辺に転がっている。
毎日この様なので、流石に慣れた。
下着ってさ、普段決して見えないからこそ見えた時に嬉しいものであって、普段から見せつけられているとなんとも思わなくなるもんなんだね。
いつの間にやら俺の認識が「見えた! ラッキー!」ではなく「また脱いでる、早く服着なさいよ、風邪ひくよ?」になっている自分に驚いた。
俺の中でのティファリーゼの下着姿はとっくに需要が無いようだ。
そんな日々を過ごしていたある日、俺が朝起きると同時にスマホから通知音が鳴った。
寝ぼけ眼でなんだろうとスマホを手に取り、通知内容を確認した瞬間に目が覚めた。
【速報、小国家郡レトフにて1週間後に悪魔出現の兆しあり。騎士級】
来た。ついに来てしまった。
俺のスマホにインストールされている神託アプリがついに悪魔の出現を予告した。
この️2週間、悪魔出現に対応するため改めて地理を学び直した。
小国家郡に関しても学んだので、レトフの場所はわかる。
エフリからほぼ真南にあるセターン、そこから少し西に行ったところにある小国だ。
ここからなら徒歩でも5日あれば十分に到着出来る。
【クリエイトオフロード車】の出番は無さそうだ。
「まずはアイリスたちに伝えないと……」
そうと決まれば即行動。
寝間着から作業着へと素早く着替えて洗面所へと向かう。
「おはようございますトミー様」
「おはようございますお兄ちゃん!」
「二人ともおはよう」
着替え終わったので顔を洗うため洗面所へと移動しようとリビングに繋がる扉を開けると、メアリさんとシルフィエッタが二人で朝食の支度をしている所だった。
リビングの隅では酔いつぶれて寝ているティファリーゼの姿も確認できる。
今日は服を着ているので、メアリさんかシルフィエッタが寝ているティファリーゼに着せたのだろう。
ウチのパーティメンバーがご迷惑をおかけしてすみません……
洗顔をでしょうか?済ませ、リビングに戻るとアイリスも降りてきていた。
朝食の準備も出来たようで、視界の隅でシルフィエッタがティファリーゼを起こそうと奮闘している姿も見える。
お手伝いちゃんと出来て偉い。
「トミー、おはようですわ」
「おはようアイリス。今日はちょっと話さないといけないことがあるんだけど……」
未だティファリーゼは起きる気配を見せない。
家を出たらシャキッとするのだが、家の中に居るティファリーゼはいつもあんな感じだ。使い物にならない。
「ゔー……飲みすぎた、頭痛い……」
「もう! 飲み過ぎには気を付けてって言ったでしょ! はい、お水飲んでしっかりして!」
「ありがとうシルフィちゃん。もうちょい声小さくしてくれたらお姉さん嬉しいな……」
そうこうしているうちに、ようやくティファリーゼが起動したようだ。
飲み過ぎたと言っているが、コップ2杯しか飲んでないじゃん。
弱すぎるだろう……
「おはよう……トミーくん、アイリスちゃん」
「おはようですわ。トミーから話があるようですので、シャキッとして下さいまし」
「ゔー……わかった。それで話って何? ついに我慢の限界を迎えた感じ?」
この野郎、髪の毛引っ掴んで前後左右に振り回すぞ?
「はいはい余裕余裕。それで話なんだけど」
適当にあしらって話を続けると、真面目な話だと理解したのかティファリーゼも静かに話を聞く姿勢になった。
「神託が来た。1週間後にレトフに騎士級の悪魔が現れる」
「ついに……ですのね」
「騎士級かー……騎士級ならあたしでもなんとか戦えるかな?」
アイリスもティファリーゼも、真剣な顔になりやる気を漲らせているのが伝わってくる。
「そういうわけだから、早速出発しようと思うんだけど」
「そうね。足はボッター商会から馬車を借りればいいし……レトフの冒険者組合の組合長は知り合いだからその辺も任せておいて」
「それは助かる」
レトフ国国王宛にファトス王やセドカン王からの紹介状も持ってはいるが、冒険者組合からも要請してもらった方が話はスムーズだろう。
一箇所からより多方面からアクセスがあった方が動きがスムーズになるのは道理だろうし。
「アイリスもそれでいい?」
「構いませんわ。ティファ、これからボッター商会へ行くのであればわたくしも同行しますわ」
そういえばアイリス用のミスリル製の鎧が近々届くと言っていたな。
それが届いているかの確認と、届いていた場合に受け取るためだろう。
「鎧ね。でも届いていたとしても調整に少し時間がかかるんじゃない?」
「問題ありませんわ。わたくしもトミーも【錬金魔法】を使えますもの。作成までは無理だとしても、サイズ調整くらいならおそらく自分で出来ますわ」
この世界にもミスリルやオリハルコンという金属は存在しているが、鉱山などから発掘されるものでは無い。
一部の魔物がレアドロップとして落とすそうだ。
ミスリルは聖銀とも呼ばれていて、武器に加工すれば魔力の乗りやすい武器となり、防具に加工すれば魔力、特に闇属性に対して高い防御力を誇る防具となるらしい。
オリハルコンは神鉄とも呼ばれているが、硬いだけで特に魔法的な力は備わっていないそうだ。
しかしその硬度で右に出る金属は存在せず、魔法を扱えるほどの魔力を持たない戦士職からすればオリハルコン製の武具というのは、夢に見るほど憧れるものなのだそうだ。
どちらの金属も、通常の製法では加工不可能であり、熟練の【錬金魔法】の使い手でないと加工出来ない不思議金属であると教えてもらっている。
そんな伝説級の金属であるミスリルで造られた鎧を手に入れられるなんて、ボッター商会は大したツテをお持ちのようだ。
ちなみに俺の作業着だが、オリハルコン製の鎧並みの物理防御力にミスリル製の鎧並みの魔法防御力がある不思議作業着である。
女神エルリア様がその魔力で創ったものらしいので、大変な性能をしているようだ。
カッコイイ鎧を着てみたい気持ちはあるのだが、これは言っても仕方ないだろう。
「了解。じゃあとりあえず……朝ごはん食べてから行動しようか」
「賛成ですわ」
「りょーかい、お腹減っちゃった」
こうして俺たちは各々出発の準備を整え始めた。
よくよく考えると、俺は特に準備する物も無かったのでとりあえずアイリスとティファリーゼについてボッター商会へと行くことにした。
20
お気に入りに追加
370
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ざまぁされるための努力とかしたくない
こうやさい
ファンタジー
ある日あたしは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気付いた。
けどなんか環境違いすぎるんだけど?
例のごとく深く考えないで下さい。ゲーム転生系で前世の記憶が戻った理由自体が強制力とかってあんまなくね? って思いつきから書いただけなので。けど知らないだけであるんだろうな。
作中で「身近な物で代用できますよってその身近がすでにないじゃん的な~」とありますが『俺の知識チートが始まらない』の方が書いたのは後です。これから連想して書きました。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
恐らく後で消す私信。電話機は通販なのでまだ来てないけどAndroidのBlackBerry買いました、中古の。
中古でもノーパソ買えるだけの値段するやんと思っただろうけど、ノーパソの場合は妥協しての機種だけど、BlackBerryは使ってみたかった機種なので(後で「こんなの使えない」とぶん投げる可能性はあるにしろ)。それに電話機は壊れなくても後二年も経たないうちに強制的に買い換え決まってたので、最低限の覚悟はしてたわけで……もうちょっと壊れるのが遅かったらそれに手をつけてた可能性はあるけど。それにタブレットの調子も最近悪いのでガラケー買ってそっちも別に買い換える可能性を考えると、妥協ノーパソより有意義かなと。妥協して惰性で使い続けるの苦痛だからね。
……ちなみにパソの調子ですが……なんか無意識に「もう嫌だ」とエンドレスでつぶやいてたらしいくらいの速度です。これだって10動くっていわれてるの買ってハードディスクとか取り替えてもらったりしたんだけどなぁ。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
過程をすっ飛ばすことにしました
こうやさい
ファンタジー
ある日、前世の乙女ゲームの中に悪役令嬢として転生したことに気づいたけど、ここどう考えても生活しづらい。
どうせざまぁされて追放されるわけだし、過程すっ飛ばしてもよくね?
そのいろいろが重要なんだろうと思いつつそれもすっ飛ばしました(爆)。
深く考えないでください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
断罪イベント返しなんぞされてたまるか。私は普通に生きたいんだ邪魔するな!!
柊
ファンタジー
「ミレイユ・ギルマン!」
ミレヴン国立宮廷学校卒業記念の夜会にて、突如叫んだのは第一王子であるセルジオ・ライナルディ。
「お前のような性悪な女を王妃には出来ない! よって今日ここで私は公爵令嬢ミレイユ・ギルマンとの婚約を破棄し、男爵令嬢アンナ・ラブレと婚姻する!!」
そう宣言されたミレイユ・ギルマンは冷静に「さようでございますか。ですが、『性悪な』というのはどういうことでしょうか?」と返す。それに反論するセルジオ。彼に肩を抱かれている渦中の男爵令嬢アンナ・ラブレは思った。
(やっべえ。これ前世の投稿サイトで何万回も見た展開だ!)と。
※pixiv、カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う
ひなクラゲ
ファンタジー
ここは乙女ゲームの世界
悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…
主人公と王子の幸せそうな笑顔で…
でも転生者であるモブは思う
きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる