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第一章 闘志に燃える赤い一等星
魔王と彗星とアルファと
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あの一等星 遙か彼方に輝いている こちらをまるで嘲笑うように
これは魔力を持つ者達のパーティーの壮絶な物語である
アルファ「遠くで何か聞こえる」
こいつが主人公アルファ
ある特殊な能力を秘めているらしいが本人はその能力に気付いていない
アルファ「どこかで何か起こったか?」
アルファの家系は異変に敏感だった
アルファ「父さんなにか起こったよ!」
アルファは一族の中でもすごい敏感だ
父さん「そうかい でも父さんも歳だ お前ならやれるよな?」
アルファ「父さん…」
父さん「アルファ、世代交代の年だ やれるな?」
アルファ「うん やってみせるよ父さん」
全てはここから始まった
異変の起こったところ
アルファ「こんな山奥なの?誰もいなさそうだけど」
進んでいくうちに開けた土地が見えた
そこには獣達がたたずんでいた
何者かを祭るように
アルファ「なんだこの群れは」
見えたものは王みたいなたたずまいをしている
アルファ「魔王!?」
声を大きくしていってしまった
魔物「だれだっ!」
アルファ「くそっやるしかねぇ!連撃波術!百光拳!」
ドンガンドンバンドーン!
アルファ「倒しても倒しても湧き出てくる…」
魔王「攻撃を停止しろ」
魔獣はその一言で攻撃を全員停止させた
魔王「すまんな うちの魔獣たちが お前はなにしにここへ来た?」
アルファ「お前を倒しにだ オリャッ!」
ドォーン!
渾身のストレートを食らわした
魔王「はぁ!?魔獣達退散だ!まだここは訪れるとこではない」
魔獣「ガルルルルー」
アルファ「アッ!待てぇー!」
魔王「しつこい童だな 」
シュルルルルル!!(魔力をためる音)
魔王「デスクラッシュ!」
アルファ「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
手下「魔王様、いくら能力持ちとはいえただの童に反抗しすぎです!」
魔王「あいつはやばい 成長する前に滅ぼしておくべきだ」
手下「え?」
魔王「分からないのか あいつの瞳は黒紅色 そう易々とは殺せないぞ」
手下「黒紅色だとなにか悪いことでも?」
魔王「神話になるのだが“赤き瞳持つ能力者、紅き彗星となり悪き者滅すであろう”と言う話だ」
手下「そんなまさか」
アルファ「おりゃぁっ!彗星矢!!」
ピュー!!
魔王「推測だ…」
グサッ!!
手下「大丈夫ですか魔王様!」
魔王「大丈夫だ…ギリギリ急所ではなかったから良いものの誰だっ?」
アルファ「俺は絶対にお前ら達を…いや、魔王達を討伐しいつか平和を取り戻してやるんだよ!!」
魔王「あのクソガキ!!」
アルファ「例え火の中水の中草の中森の中土の中雲の中お前の異世界の中」
手下「どうします?殺っときます?」
魔王「逃げるぞ 追尾されたら城付近まで誘い城の援軍とともに殺すだけだから」
アルファ「逃がさん!」
ピューピュピュー!(口笛)
バサッバサッバサッ(鳥の羽音)
アルファ「先祖代々語り継がれてきた不死鳥がほんとにいたとな」
魔王「コレはどうする?」
手下「今日中には狩れませんね」
魔王「催眠鳥!!ラリホー!」
催眠鳥「カァー!」
アルファ「くそっ眠気を誘われたっ ただでさえ夜にもなってるしな 今日はやめといてやる ラディア、帰るぞ」
ラディア「カァー!」
バサッバサッバサッバサッ(羽音)
魔王「なんだよあの童は 何者なんだよっ!」
~END~
次回二話「ナイトメア・ザ・スター」
これは魔力を持つ者達のパーティーの壮絶な物語である
アルファ「遠くで何か聞こえる」
こいつが主人公アルファ
ある特殊な能力を秘めているらしいが本人はその能力に気付いていない
アルファ「どこかで何か起こったか?」
アルファの家系は異変に敏感だった
アルファ「父さんなにか起こったよ!」
アルファは一族の中でもすごい敏感だ
父さん「そうかい でも父さんも歳だ お前ならやれるよな?」
アルファ「父さん…」
父さん「アルファ、世代交代の年だ やれるな?」
アルファ「うん やってみせるよ父さん」
全てはここから始まった
異変の起こったところ
アルファ「こんな山奥なの?誰もいなさそうだけど」
進んでいくうちに開けた土地が見えた
そこには獣達がたたずんでいた
何者かを祭るように
アルファ「なんだこの群れは」
見えたものは王みたいなたたずまいをしている
アルファ「魔王!?」
声を大きくしていってしまった
魔物「だれだっ!」
アルファ「くそっやるしかねぇ!連撃波術!百光拳!」
ドンガンドンバンドーン!
アルファ「倒しても倒しても湧き出てくる…」
魔王「攻撃を停止しろ」
魔獣はその一言で攻撃を全員停止させた
魔王「すまんな うちの魔獣たちが お前はなにしにここへ来た?」
アルファ「お前を倒しにだ オリャッ!」
ドォーン!
渾身のストレートを食らわした
魔王「はぁ!?魔獣達退散だ!まだここは訪れるとこではない」
魔獣「ガルルルルー」
アルファ「アッ!待てぇー!」
魔王「しつこい童だな 」
シュルルルルル!!(魔力をためる音)
魔王「デスクラッシュ!」
アルファ「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
手下「魔王様、いくら能力持ちとはいえただの童に反抗しすぎです!」
魔王「あいつはやばい 成長する前に滅ぼしておくべきだ」
手下「え?」
魔王「分からないのか あいつの瞳は黒紅色 そう易々とは殺せないぞ」
手下「黒紅色だとなにか悪いことでも?」
魔王「神話になるのだが“赤き瞳持つ能力者、紅き彗星となり悪き者滅すであろう”と言う話だ」
手下「そんなまさか」
アルファ「おりゃぁっ!彗星矢!!」
ピュー!!
魔王「推測だ…」
グサッ!!
手下「大丈夫ですか魔王様!」
魔王「大丈夫だ…ギリギリ急所ではなかったから良いものの誰だっ?」
アルファ「俺は絶対にお前ら達を…いや、魔王達を討伐しいつか平和を取り戻してやるんだよ!!」
魔王「あのクソガキ!!」
アルファ「例え火の中水の中草の中森の中土の中雲の中お前の異世界の中」
手下「どうします?殺っときます?」
魔王「逃げるぞ 追尾されたら城付近まで誘い城の援軍とともに殺すだけだから」
アルファ「逃がさん!」
ピューピュピュー!(口笛)
バサッバサッバサッ(鳥の羽音)
アルファ「先祖代々語り継がれてきた不死鳥がほんとにいたとな」
魔王「コレはどうする?」
手下「今日中には狩れませんね」
魔王「催眠鳥!!ラリホー!」
催眠鳥「カァー!」
アルファ「くそっ眠気を誘われたっ ただでさえ夜にもなってるしな 今日はやめといてやる ラディア、帰るぞ」
ラディア「カァー!」
バサッバサッバサッバサッ(羽音)
魔王「なんだよあの童は 何者なんだよっ!」
~END~
次回二話「ナイトメア・ザ・スター」
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