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[Hamburger Hill Ⅱ(ハンバーガーヒル)]
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武装親衛隊の分隊は、まるで功を焦る様に静かな森の中、騒々しい音を立てながら突き進んで行った。
あのまま進めば、敵の偵察部隊を誘き寄せる事にも成りかねない。
同じ様なルートを通っていたのでは、彼等が敵と遭遇してしまった場合、単にその後方に取りついてしまうだけ。
それがもし敵の待ち伏せであったなら、同じ罠に掛かりに行く様なもの。
だから俺たちは森の端ではなく、もう少し中央付近を通るルートに変える事にした。
片側が見通しの良い森の端を進むより、全周囲の見通しが悪くなる森の中央付近は難易度が高くなる。
だが敵にとっても、それは同じこと。
人数に相当な差がない場合は、先に敵を発見した方が断然有利になる。
そして、それは俺たちなら出来る。
決して自信過剰などではない。
隊員たちのうち俺を含めた4人は、その能力に長けているから今まで生きて来られたのだ。
森の端に近付き、木陰の向こうに微かに丘が見える様になって来た頃に銃声が聞こえた。
先に撃って来たのはアメリカ兵。
やはり彼等は待ち伏せを食らった。
森の端から丘を目指す場合、もっとも危険なのは森を出た直後から丘の斜面に取りつくまでの間。
アメリカ兵がどの方面からやって来たのかは分からないが、もし森の途中で親衛隊の分隊を発見したとしても俺なら森の中では戦わない。
我々ドイツ軍の目的が戦果確認であることが分かっている以上、森から出て無防備になる瞬間を狙う。
「急ぐぞ!俺について来い!」
森の中では、うっそうと茂る木々が音を乱反射させてしまい正確な位置を特定することは困難。
だから地図から敵の予測位置を割り出し、その地点に向かって急いだ。
重装備のグロスフス MG42機関銃の射手ザシャと、その弾薬箱を両手と背嚢はいのうそれに弾帯を体に巻き付けたカミール、それに重い通信機を背負っているグリーデンが遅れるが待ってはいられない。
ロス伍長、シュパンダウ、マイヤー、そしてホルツを従えて一気に森の端、中央部に向けて走った。
もう走る音など気にもしない。
おそらく響き渡る銃声が邪魔をして、誰も小枝を踏み折る音など聞こえない。
森の端に近付くと、やや左手に方からトミーガンの音が聞こえた。
「こっちに回る。ホルツはここに残って、後続の3人に左手に曲がる様に伝えろ。いいか俺たちが向かう位置を正確に覚えて、グリーデンたちが来るのを絶対に見逃すな!」
グリーデンたち3人が、全く俺たちと同じ場所を走って来るとは限らない。
森の中で1本の木の右を通るか左を通るかだけで、ルートが大きく変わってしまう事は多々ある。
もしホルツが彼等3人を発見できなかった場合、最悪3人は敵の真ん前に飛び出してしまう事も考えられる。
「アメリカ兵発見!」
いち早くシュパンダウが敵の分隊を発見した。
「マイヤーは後方を警戒待機!」
「了解!」
「ザシャの到着を待ちますか!?」
「いや、俺たち3人でやる」
「了解!」
ロス伍長が言う様にザシャのMG42機関銃の到着を待ちたいのは、やまやまだったが敵の分隊は無傷で、逆に親衛隊の分隊は全滅寸前の状況だった。
幸い俺たち3人が装備するのはFG42 / I、発射速度は毎分900発の優れものだ。
「5メートル間隔を開けろ。射撃迄あと5秒・3・2・1撃て‼」
3丁のFG42が一斉に火を噴くと、瞬く間に敵兵5人を倒したが、直ぐに敵も攻撃目標をこっちに切り替えて反撃して来た。
最初の攻撃でBARを潰せなかったのは厄介だった。
何しろ初速の遅いトミーガンと違って、この7.62x63mm弾は強力で細い木の幹などは軽々と貫通して来てしまうので直ぐに膠着状態に陥ってしまった。
「ザシャは未だか‼」
BARに狙われているシュパンダウが叫び声を上げる。
敵は効果的に手りゅう弾を使う。
もちろん手りゅう弾の届くような接近戦ではないが、目くらましにはなる。
敵は手りゅう弾を投げては、自分たちが有利な位置になる様に少しずつ移動しているのだ。
トミーガンを持った敵が1人横に回り込もうとしているのが見えたが、木々が邪魔をして倒すことが出来なかった。
「マイヤー!1人左翼に回った‼」
「了解‼」
敵の後続部隊が居るかどうかは分からないが、もやはザシャたちが到着するのが早いか、敵の後続部隊が到着するのが早いかのどちらかで戦況は変わる状況だった。
その時、突然敵陣に凄まじい土埃が舞い上がり、ザーッと言う切れ目のない銃声が聞こえた。
ザシャのMG42の到着だ。
「ロス後は任せた。俺は左翼に回る!」
「了解‼」
「マイヤー、援護しろ!」
おそらく奴は左翼から、俺たちの後方に回り込もうとしているはず。
“居た!”
森の奥を走る奴を見つけた時、奴も同時に俺に気付きトミーガンを撃って来た。
距離は150m。
トミーガンは発射速度は速いが、初速が遅いので有効射程距離は短い。
接近戦には非常に有効な武器だが、距離があると命中精度は低い。
逆に俺の持つFG42は軽機関銃並みの発射速度(毎分900発)と、有効射程距離(550m)も長く精度も良い。
しかもマイヤーの持つKar98kは光学照準器を装備しているので有効射程距離は1000mに達する。
距離を詰めるしかない敵と、このままの距離でも充分に戦える俺たちでは勝負は目に見えている。
だが、いかに有効射程が短いと言っても、弾が飛んでこないわけではない。
迂闊に身を晒して流れ弾にでも当たれば、お終いだ。
じっくりチャンスを待って料理する必要はある。
奴は、やはり乱射して来た。
乱射して俺たちが身を隠している間に距離を詰めて来るつもりだ。
敵ながら勇気のある奴。
補給が早く、ふんだんに弾薬が使える連合軍だから出来る戦術。
補給の遠い俺たちでは難しい。
いつの間にかMG42の発射音も止んだ。
直に俺の仲間もやって来る。
マイヤーに撃たないように指示して、敵に声を掛けた。
「Throw away your gun and raise your hand up to come out!(銃を捨てて手を上げて出て来い)」
敵からの返事はない。
「We are an Air Force unit. Comply with international law(俺たちは空軍だ。国際法を遵守する)」
木の陰に隠れていた奴が姿を見せた。
俺と同年代の精悍な顔つきには、何故か過去にどこかであったような気がする。
そして鋭い目が俺を睨んで離さない。
だがその目は、憎しみの目ではなく、どちらかというと笑っている様にも見えた。
誰だ……。
一瞬俺が他所事を考えたのが分かったのか、奴はトミーガンを撃って来た。
しかも、的外れな空に向けて。
しかし、それだけでも十分効果はある。
既に戦闘が終わったものと気を緩めかけていた俺とマイヤーは、慌てて身を隠す羽目になってしまい、奴は俺たちをあざ笑う様に森の奥に走り去って行く。
「撃ちます!」
マイヤーがKar98kを構える。
「もういい!」
マイヤーは何も言わずに構えた銃を降ろした。
木の幹を利用してジグザグに走って行く奴に、弾が当たる確率は低い。
奴が部隊に帰って何を報告するのか分からないが、作戦自体を揺るがす情報を持っている訳でもない。
それはこれから丘に向かう俺たちも同じこと。
上層部は俺たち偵察に向かう兵士の命を削ってでも、この砲撃で敵がどのくらい死んだか知りたいだけなのだ。
数が多ければ美味いワインが飲め、少なければ苦いワインを飲む。
しかし戦場で重要なのは兵士の数ではなく、装備の質だ。
そのことは、時代遅れの騎兵を主力したポーランド軍との戦いで、戦車部隊を最前線に投入した我々ドイツ軍が易々と勝利したことで実証済みのはず。
どうして上層部の人間は、この重要な体験を学ばないのだろう。
あのまま進めば、敵の偵察部隊を誘き寄せる事にも成りかねない。
同じ様なルートを通っていたのでは、彼等が敵と遭遇してしまった場合、単にその後方に取りついてしまうだけ。
それがもし敵の待ち伏せであったなら、同じ罠に掛かりに行く様なもの。
だから俺たちは森の端ではなく、もう少し中央付近を通るルートに変える事にした。
片側が見通しの良い森の端を進むより、全周囲の見通しが悪くなる森の中央付近は難易度が高くなる。
だが敵にとっても、それは同じこと。
人数に相当な差がない場合は、先に敵を発見した方が断然有利になる。
そして、それは俺たちなら出来る。
決して自信過剰などではない。
隊員たちのうち俺を含めた4人は、その能力に長けているから今まで生きて来られたのだ。
森の端に近付き、木陰の向こうに微かに丘が見える様になって来た頃に銃声が聞こえた。
先に撃って来たのはアメリカ兵。
やはり彼等は待ち伏せを食らった。
森の端から丘を目指す場合、もっとも危険なのは森を出た直後から丘の斜面に取りつくまでの間。
アメリカ兵がどの方面からやって来たのかは分からないが、もし森の途中で親衛隊の分隊を発見したとしても俺なら森の中では戦わない。
我々ドイツ軍の目的が戦果確認であることが分かっている以上、森から出て無防備になる瞬間を狙う。
「急ぐぞ!俺について来い!」
森の中では、うっそうと茂る木々が音を乱反射させてしまい正確な位置を特定することは困難。
だから地図から敵の予測位置を割り出し、その地点に向かって急いだ。
重装備のグロスフス MG42機関銃の射手ザシャと、その弾薬箱を両手と背嚢はいのうそれに弾帯を体に巻き付けたカミール、それに重い通信機を背負っているグリーデンが遅れるが待ってはいられない。
ロス伍長、シュパンダウ、マイヤー、そしてホルツを従えて一気に森の端、中央部に向けて走った。
もう走る音など気にもしない。
おそらく響き渡る銃声が邪魔をして、誰も小枝を踏み折る音など聞こえない。
森の端に近付くと、やや左手に方からトミーガンの音が聞こえた。
「こっちに回る。ホルツはここに残って、後続の3人に左手に曲がる様に伝えろ。いいか俺たちが向かう位置を正確に覚えて、グリーデンたちが来るのを絶対に見逃すな!」
グリーデンたち3人が、全く俺たちと同じ場所を走って来るとは限らない。
森の中で1本の木の右を通るか左を通るかだけで、ルートが大きく変わってしまう事は多々ある。
もしホルツが彼等3人を発見できなかった場合、最悪3人は敵の真ん前に飛び出してしまう事も考えられる。
「アメリカ兵発見!」
いち早くシュパンダウが敵の分隊を発見した。
「マイヤーは後方を警戒待機!」
「了解!」
「ザシャの到着を待ちますか!?」
「いや、俺たち3人でやる」
「了解!」
ロス伍長が言う様にザシャのMG42機関銃の到着を待ちたいのは、やまやまだったが敵の分隊は無傷で、逆に親衛隊の分隊は全滅寸前の状況だった。
幸い俺たち3人が装備するのはFG42 / I、発射速度は毎分900発の優れものだ。
「5メートル間隔を開けろ。射撃迄あと5秒・3・2・1撃て‼」
3丁のFG42が一斉に火を噴くと、瞬く間に敵兵5人を倒したが、直ぐに敵も攻撃目標をこっちに切り替えて反撃して来た。
最初の攻撃でBARを潰せなかったのは厄介だった。
何しろ初速の遅いトミーガンと違って、この7.62x63mm弾は強力で細い木の幹などは軽々と貫通して来てしまうので直ぐに膠着状態に陥ってしまった。
「ザシャは未だか‼」
BARに狙われているシュパンダウが叫び声を上げる。
敵は効果的に手りゅう弾を使う。
もちろん手りゅう弾の届くような接近戦ではないが、目くらましにはなる。
敵は手りゅう弾を投げては、自分たちが有利な位置になる様に少しずつ移動しているのだ。
トミーガンを持った敵が1人横に回り込もうとしているのが見えたが、木々が邪魔をして倒すことが出来なかった。
「マイヤー!1人左翼に回った‼」
「了解‼」
敵の後続部隊が居るかどうかは分からないが、もやはザシャたちが到着するのが早いか、敵の後続部隊が到着するのが早いかのどちらかで戦況は変わる状況だった。
その時、突然敵陣に凄まじい土埃が舞い上がり、ザーッと言う切れ目のない銃声が聞こえた。
ザシャのMG42の到着だ。
「ロス後は任せた。俺は左翼に回る!」
「了解‼」
「マイヤー、援護しろ!」
おそらく奴は左翼から、俺たちの後方に回り込もうとしているはず。
“居た!”
森の奥を走る奴を見つけた時、奴も同時に俺に気付きトミーガンを撃って来た。
距離は150m。
トミーガンは発射速度は速いが、初速が遅いので有効射程距離は短い。
接近戦には非常に有効な武器だが、距離があると命中精度は低い。
逆に俺の持つFG42は軽機関銃並みの発射速度(毎分900発)と、有効射程距離(550m)も長く精度も良い。
しかもマイヤーの持つKar98kは光学照準器を装備しているので有効射程距離は1000mに達する。
距離を詰めるしかない敵と、このままの距離でも充分に戦える俺たちでは勝負は目に見えている。
だが、いかに有効射程が短いと言っても、弾が飛んでこないわけではない。
迂闊に身を晒して流れ弾にでも当たれば、お終いだ。
じっくりチャンスを待って料理する必要はある。
奴は、やはり乱射して来た。
乱射して俺たちが身を隠している間に距離を詰めて来るつもりだ。
敵ながら勇気のある奴。
補給が早く、ふんだんに弾薬が使える連合軍だから出来る戦術。
補給の遠い俺たちでは難しい。
いつの間にかMG42の発射音も止んだ。
直に俺の仲間もやって来る。
マイヤーに撃たないように指示して、敵に声を掛けた。
「Throw away your gun and raise your hand up to come out!(銃を捨てて手を上げて出て来い)」
敵からの返事はない。
「We are an Air Force unit. Comply with international law(俺たちは空軍だ。国際法を遵守する)」
木の陰に隠れていた奴が姿を見せた。
俺と同年代の精悍な顔つきには、何故か過去にどこかであったような気がする。
そして鋭い目が俺を睨んで離さない。
だがその目は、憎しみの目ではなく、どちらかというと笑っている様にも見えた。
誰だ……。
一瞬俺が他所事を考えたのが分かったのか、奴はトミーガンを撃って来た。
しかも、的外れな空に向けて。
しかし、それだけでも十分効果はある。
既に戦闘が終わったものと気を緩めかけていた俺とマイヤーは、慌てて身を隠す羽目になってしまい、奴は俺たちをあざ笑う様に森の奥に走り去って行く。
「撃ちます!」
マイヤーがKar98kを構える。
「もういい!」
マイヤーは何も言わずに構えた銃を降ろした。
木の幹を利用してジグザグに走って行く奴に、弾が当たる確率は低い。
奴が部隊に帰って何を報告するのか分からないが、作戦自体を揺るがす情報を持っている訳でもない。
それはこれから丘に向かう俺たちも同じこと。
上層部は俺たち偵察に向かう兵士の命を削ってでも、この砲撃で敵がどのくらい死んだか知りたいだけなのだ。
数が多ければ美味いワインが飲め、少なければ苦いワインを飲む。
しかし戦場で重要なのは兵士の数ではなく、装備の質だ。
そのことは、時代遅れの騎兵を主力したポーランド軍との戦いで、戦車部隊を最前線に投入した我々ドイツ軍が易々と勝利したことで実証済みのはず。
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