ラジヲのノイズ

ラジオをつけて作業する女がいた。

ちょっとした出来事が理由で会社を辞めたばかりの女は、手持ちの金がないばかりに中古のラジオしか持っていない。
そのせいか、調子の悪いラジオはノイズが多く、音が聞えなくなってしまった。

弄っていると不思議な声が聞えて、彼女は過去を思い出すのだった。

※小説家になろうにも投稿されています
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,403 位 / 194,403件 ホラー 7,010 位 / 7,010件

あなたにおすすめの小説

いま、いく、ね。

玉響なつめ
ホラー
とある事故物件に、何も知らない子供がハンディカムを片手に訪れる。 表で待つ両親によって「恐怖映像を撮ってこい」と言われた子供は、からかうように言われた「子供の幽霊が出るというから、お前の友達になってくれるかもしれない」という言葉を胸に、暗闇に向かって足を進めるのであった。 ※小説家になろう でも投稿してます

後から、悔いる

玉響なつめ
ホラー
男は、疲れていた。 真っ暗な家に帰ってきてふと台所の机の上に、メモがあるのを見つける。 喧嘩をしてしまった妻からだろうか。 それは次の行き先を見つける、宝探しのゲームのようでなんとなしに男は従った。 彼が、ゲームの果てに見つけたのは…… ※小説家になろう にも掲載中

【実話】お祓いで除霊しに行ったら死にそうになった話

あけぼし
ホラー
今まで頼まれた除霊の中で、危険度が高く怖かったものについて綴ります。

繭玉

玉響なつめ
ホラー
とあるジムのロッカールームで出た噂話。 それを耳にした麻友は、その店名に聞き覚えがあった。 たまたま持っていたその店のカードに記載されている電話番号に、縋るように電話した麻友。 人が変わったように美しくなると言うリラクゼーションサロン『コクーン』の話。 ※カクヨム・小説家になろうにも載せています

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

こちら聴霊能事務所

璃々丸
ホラー
 2XXXX年。地獄の釜の蓋が開いたと言われたあの日から十年以上たった。  幽霊や妖怪と呼ばれる不可視の存在が可視化され、ポルターガイストが日常的に日本中で起こるようになってしまった。  今や日本では霊能者は国家資格のひとつとなり、この資格と営業許可さえ下りればカフェやパン屋のように明日からでも商売を始められるようになった。  聴心霊事務所もそんな霊能関係の事務所のひとつであった。  そして今日も依頼人が事務所のドアを叩く────。  

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

その洋食店のハンバーグ定食は、なぜおいしいのか?

速水静香
ホラー
 私は、ある洋食店が気になっていた。それは昭和ノスタルジックを感じさせる、そんな洋食店だった。