【連載版】「すまない」で済まされた令嬢の数奇な運命
アナ・ベイア子爵令嬢はごくごく普通の貴族令嬢だ。
彼女は短期間で二度の婚約解消を経験した結果、世間から「傷物令嬢」と呼ばれる悲劇の女性であった。
「すまない」
そう言って彼らはアナを前に悲痛な顔をして別れを切り出す。
アナの方が辛いのに。
婚約解消を告げられて自己肯定感が落ちていた令嬢が、周りから大事にされて気がついたら愛されていたよくあるお話。
※こちらは2024/01/21に出した短編を長編化したものです
※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています
彼女は短期間で二度の婚約解消を経験した結果、世間から「傷物令嬢」と呼ばれる悲劇の女性であった。
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そう言って彼らはアナを前に悲痛な顔をして別れを切り出す。
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完結おめでとうございます( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!
2度も相手側の自分勝手な理由で婚約破棄されたアナが、3度目のロビンで穏やかな幸せを得ることができたのは、『アナ、良かったねぇ…(*´ω`*)』という気持ちです。良い子なのに報われないのはちょっとね…。
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モーリスのほうは曖昧にぼかされましたね。ミィナはささやかなものでも幸せを感じれてたらいいんですが。
エドウィーズ嬢も曖昧に終わった( ̄▽ ̄;)
まあ、突撃されて一悶着、なんて起こらないならそれに越したことはありませんもんね。
モーリスは、まさに恋って印象です。悪い意味での。
なんもいうか…ミィナに一目惚れしたのはどうしようもないけど、それを成就させようとしたのは、先のことを考えるとミィナのためにもならないって考えられなかったところが“恋は盲目”って感じ。
モーリスがなんで彼女に目が止まったのかって考えたら、自由でキラキラして見えたから。じゃあ自分という貴族と一緒になったら、彼女は自由じゃなくなるのでは? それは彼女の為になるか? とまで考えられなかった。というか、生まれた時から貴族という環境だったから、そうじゃない平民にとっては不自由だらけ、って思い至らなかったのかな?
結果、ミィナを不幸にしてる。モーリスが想いを告げなければ、ミィナは今でも自由でキラキラしてたでしょうに。
逃がした魚は大きかったとようやく理解できたのか。もう遅いけどね。
結果的に、婚約がなくなったのはアナにとってはよかったかもしれませんね。結婚後にやらかされたかもしれませんもんね。
オーウェンが頭が悪いのと曾祖父に似たのは前提として、
オーウェンの曾祖父のせいで家が傾いた事と友情のお陰で持ち直してきた事を教えなかった両親こそクズ、だから息子が輪をかけてバカになったと思うわ。
曾祖父の事はぼかすにしても家の大事なことを黙ってるって有り得ないんだけど。
結局、何だかんだ父親も曾祖父と似た性質だったんだな。
それがオーウェンで取り返しがつかないぐらい表面化しただけ。
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モーリスはこんなハズじゃなかったと悔やみながら生きるだろうけど踊り子はそのうち出奔しそう。
番外編があるならオーウェンとモーリスのざまぁな日々が読みたいですね。
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おお、読み切り版とは違う展開ですね。
ペロッ…これは…!エドウィーズ嬢とやらが突撃してくる流れ…!
曽祖父も同じことをしてたと知らなかった。
ほー、へー、…で? 知らなかったとしても、普通に考えて、貴族としてはアウト寄りのアウトですよね。貴族としてというか、人としてもアウトだし、叱られると思ったから親に相談しなかった、って幼児か?? (゜Д゜)アァン?
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お嫁にくる友人の娘との関係も良好で息子にはしっかりと「誠意を持て」と教えていたにも拘わらずこの体たらく、伯爵はきっと十歳以上老けてしまいます……!!
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