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番外編
母犬紀子②妄想の自虐
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綱島紀子は、娘の知子が出勤するのを見届けてから浴室に直行した。
今朝見た淫らな夢が欲情を刺激し、火照った身体を持て余していたのだ。
夢の中で見た出来事は、全て事実だ。
「夢の中でも、あんな男たちに犯されて感じるなんて……どうかしている……」
シャワーを浴びながら呟いた。
淫らな思いも洗い流そうとしたが、一度火がついた欲情は消すことができなかった。
それどころか、紀子の中に目覚めた卑猥な感情が大きく成長し、身体を支配していくのを止めようがなかった。
心は否定しても、身体は凌辱者たちを求めていた。失神するほどのアクメを体感したのは、生まれて初めての経験だったのだ。
もう一度あの快感を味わいたい……。
荒々しく獣のように抱かれたい……。
身体の奥底から、そんな声が聞こえてきそうで恐ろしかった。
両耳を押さえてしゃがみ込んだ紀子に、冷たいシャワーが頭から降り注いだ。
紀子を襲った狐面の男たちの、驚くべき正体を知った。彼らは、娘が教師をしている高校の卒業生たちだった。
その事実を知った時、心臓が凍りつくような恐怖を覚えた。
男たちの言葉が脳裏をよぎった。
『知子先生の母親が、娘の教え子の情婦だなんて、学校や世間に知れたらどうなるのか、あんたなら分かるだろ?』
『時々、俺たちとセックスするだけさ。あんたも、俺たちみたいな若い男とセックスできて、欲求不満の解消になるって考えた方が、お互いのためだぜ』
『そうそう。紀子ちゃんもしっかりヨガリ声を上げてたじゃないか。俺たちの情婦になれば、いつでも若いチンポが味わえるぜ』
脅されるまでもなく、紀子の心はすでに降伏の白旗を揚げていた。
ラブホテルで撮影された恥辱の写真や映像を見せられ、アクメの声や強要された卑猥なセリフを記録された紀子には、逆らうことなどできようはずがない。
『因果応報よ。これは、過去に紀子が犯した悪徳への罰……』心の声が言った。
洗面台の鏡に映る女の顔が自分ではないような錯覚に陥った。
まるで淫らな娼婦の顔のように見えた。
『淫乱で恥知らずな変態女の顔だ……』
渋谷が言い放った言葉だ。
「……違う……私は、恥知らずな変態女なんかじゃない……」
紀子の中の理性が否定する。
『ごまかしたって無駄さ。身体は正直だ。ほらもうこんないに乳首が固くシコって……下の口も、ヨダレを垂らして……』
頭の中の声に呼応するかのように、紀子の手が赤くしこった乳首を刺激していた。
巨乳とは云えないが十分な豊かさをもった乳房の所々に、赤く鬱血した跡が見えた。
三人の獣たちが、荒々しく揉みしだき蹂躙した跡だ。おぞましいはずの凌辱の記憶が、紀子の欲情に油をそそいでいた。
『娘の教え子たちに抱かれて、失神するほどの肉欲に溺れた淫乱女を、変態と呼ばないで何と云うのだ?』
「……淫乱な変態女です……」
頭に中の声に、理性のたがが外れていくのを止めようがない。
紅く色づく乳首に刺激を与えると、脱ぎ捨てたパンティを頭から被った。
自虐の快楽が身体を走った。
変態女だと言った渋谷の指摘は正しい。
秘裂から愛液が溢れてくるのが分かった。
洗面台に片脚を乗せると、女の秘穴が鏡に映しだされた。指で割れ目を広げると、男根を求めて口を開けているようだ。
手足を拘束された時の自分を想像した。
玄関のドアを開き、渋谷に卑猥な姿で見つかった時の紀子だ。
「ああ、見て渋谷さん……これが紀子のオマンコとお尻の穴よ……」
妄想の中で紀子は、被虐と露出の快楽に身をゆだねていたのだ。
『綱島紀子は淫乱奴隷ですって、大きな声で言ってみろ。俺の肉便器にしてやるぜ』
渋谷が言ったセリフだ。
蚊の鳴くような声で言った紀子の肛門を、渋谷の肉棒が蹂躙した。
これまでは、排泄器官である肛門が欲情の対象とされたことなど一度もなかった。
ましてや肛門で感じるなど、紀子には思いもよらない事だった。
「おチンポが欲しいの。紀子の穴にオチンポください。ああ、淫乱奴隷の紀子を渋谷さんの肉便器にして」
言葉にし、声に出して言うことで、紀子の自虐心がエスカレートしていった。
「誰が相手でも、セックスするの。お股でもお尻の穴でも、口の中でも好きな所を自由に使って……紀子を悦ばせて……」
家の中には自分だけだいう安心感が、行動を大胆にしていた。
食器棚に飾られた土産物のこけし人形が、男たちの男根代わりとなった。
玄関の姿鏡が、二本のこけしを股間から生やした変態女を映し出していた。
妄想と現実の世界が交錯し、あまりに惨めな自分の姿に涙がこぼれた。
そんなことを望んではいけないと、心の奥底に追いやられた理性が叫んでいるが、被虐の快楽を知り、失神するほどのアクメを経験した紀子には、自虐の暴走を止めることが出来なかった。
激しく抽送を繰り返した後、役目を終えた二本のこけし人形が畳の上に転がった。
今朝見た淫らな夢が欲情を刺激し、火照った身体を持て余していたのだ。
夢の中で見た出来事は、全て事実だ。
「夢の中でも、あんな男たちに犯されて感じるなんて……どうかしている……」
シャワーを浴びながら呟いた。
淫らな思いも洗い流そうとしたが、一度火がついた欲情は消すことができなかった。
それどころか、紀子の中に目覚めた卑猥な感情が大きく成長し、身体を支配していくのを止めようがなかった。
心は否定しても、身体は凌辱者たちを求めていた。失神するほどのアクメを体感したのは、生まれて初めての経験だったのだ。
もう一度あの快感を味わいたい……。
荒々しく獣のように抱かれたい……。
身体の奥底から、そんな声が聞こえてきそうで恐ろしかった。
両耳を押さえてしゃがみ込んだ紀子に、冷たいシャワーが頭から降り注いだ。
紀子を襲った狐面の男たちの、驚くべき正体を知った。彼らは、娘が教師をしている高校の卒業生たちだった。
その事実を知った時、心臓が凍りつくような恐怖を覚えた。
男たちの言葉が脳裏をよぎった。
『知子先生の母親が、娘の教え子の情婦だなんて、学校や世間に知れたらどうなるのか、あんたなら分かるだろ?』
『時々、俺たちとセックスするだけさ。あんたも、俺たちみたいな若い男とセックスできて、欲求不満の解消になるって考えた方が、お互いのためだぜ』
『そうそう。紀子ちゃんもしっかりヨガリ声を上げてたじゃないか。俺たちの情婦になれば、いつでも若いチンポが味わえるぜ』
脅されるまでもなく、紀子の心はすでに降伏の白旗を揚げていた。
ラブホテルで撮影された恥辱の写真や映像を見せられ、アクメの声や強要された卑猥なセリフを記録された紀子には、逆らうことなどできようはずがない。
『因果応報よ。これは、過去に紀子が犯した悪徳への罰……』心の声が言った。
洗面台の鏡に映る女の顔が自分ではないような錯覚に陥った。
まるで淫らな娼婦の顔のように見えた。
『淫乱で恥知らずな変態女の顔だ……』
渋谷が言い放った言葉だ。
「……違う……私は、恥知らずな変態女なんかじゃない……」
紀子の中の理性が否定する。
『ごまかしたって無駄さ。身体は正直だ。ほらもうこんないに乳首が固くシコって……下の口も、ヨダレを垂らして……』
頭の中の声に呼応するかのように、紀子の手が赤くしこった乳首を刺激していた。
巨乳とは云えないが十分な豊かさをもった乳房の所々に、赤く鬱血した跡が見えた。
三人の獣たちが、荒々しく揉みしだき蹂躙した跡だ。おぞましいはずの凌辱の記憶が、紀子の欲情に油をそそいでいた。
『娘の教え子たちに抱かれて、失神するほどの肉欲に溺れた淫乱女を、変態と呼ばないで何と云うのだ?』
「……淫乱な変態女です……」
頭に中の声に、理性のたがが外れていくのを止めようがない。
紅く色づく乳首に刺激を与えると、脱ぎ捨てたパンティを頭から被った。
自虐の快楽が身体を走った。
変態女だと言った渋谷の指摘は正しい。
秘裂から愛液が溢れてくるのが分かった。
洗面台に片脚を乗せると、女の秘穴が鏡に映しだされた。指で割れ目を広げると、男根を求めて口を開けているようだ。
手足を拘束された時の自分を想像した。
玄関のドアを開き、渋谷に卑猥な姿で見つかった時の紀子だ。
「ああ、見て渋谷さん……これが紀子のオマンコとお尻の穴よ……」
妄想の中で紀子は、被虐と露出の快楽に身をゆだねていたのだ。
『綱島紀子は淫乱奴隷ですって、大きな声で言ってみろ。俺の肉便器にしてやるぜ』
渋谷が言ったセリフだ。
蚊の鳴くような声で言った紀子の肛門を、渋谷の肉棒が蹂躙した。
これまでは、排泄器官である肛門が欲情の対象とされたことなど一度もなかった。
ましてや肛門で感じるなど、紀子には思いもよらない事だった。
「おチンポが欲しいの。紀子の穴にオチンポください。ああ、淫乱奴隷の紀子を渋谷さんの肉便器にして」
言葉にし、声に出して言うことで、紀子の自虐心がエスカレートしていった。
「誰が相手でも、セックスするの。お股でもお尻の穴でも、口の中でも好きな所を自由に使って……紀子を悦ばせて……」
家の中には自分だけだいう安心感が、行動を大胆にしていた。
食器棚に飾られた土産物のこけし人形が、男たちの男根代わりとなった。
玄関の姿鏡が、二本のこけしを股間から生やした変態女を映し出していた。
妄想と現実の世界が交錯し、あまりに惨めな自分の姿に涙がこぼれた。
そんなことを望んではいけないと、心の奥底に追いやられた理性が叫んでいるが、被虐の快楽を知り、失神するほどのアクメを経験した紀子には、自虐の暴走を止めることが出来なかった。
激しく抽送を繰り返した後、役目を終えた二本のこけし人形が畳の上に転がった。
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