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第9話 魅了を使っていちゃいちゃする

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 カノンとセックスした翌日。

 目が覚めると、カノンの顔が目の前にあった。

 こうして黙って寝てると本当に美人だな。

 普段の言動が残念なだけで、元はいいんだよな。

「ん……あっ、おはよう」

 じっくりと寝顔を観察していたらカノンが目を覚ました。

 そして、何故かそのまま俺にキスをしてきた。

 ちゅっ♡……ちゅっ♡ちゅっ♡……ちゅるっ♡……ちゅぱっ♡ちゅぱっ♡……

 それも軽いキスではなくて、舌を口の中に入れてくるディープな奴だ。

 いや、気持ちいいな。

 カノンの少しざらざらとした舌に口の中を舐められると頭がビリビリした感じになる。

 そう言えば、これはファーストキスではないだろうか。

 こんな形でファーストキスを奪われるとは思っていなかったが悪くはない。

 寝起きの一発にしゃぶらせようと思っていたのだが、ちょっとばかし女体を堪能させて貰おう。

 手始めにカノンの胸に手を伸ばす。

 ちゅぱっ♡ちゅぱっ♡……ちゅるるっ♡……ちゅうっ♡……

「んふっ♡……なんだよ、朝からやるのかよ♡」

「先に始めたのはカノンだろう?」

「そうだけどさ……あっ♡」

 胸をむにっと揉んで乳首を摘まむとカノンは声を出した。

「あっ♡あっ♡やんっ♡」

「乳首が弱いのか?」

「そ、そこっ♡ビリビリするっ♡」

 どうやら乳首が弱いらしい。

「ほら、喘いでないで舌絡ませるチューしろよ」

「あんっ♡……しょうがねえな♡」

 ちゅっ♡……ちゅぱっ♡ちゅぱっ……ちゅっ♡ちゅううっ♡……

 うーん、ベロチューしながら胸揉むのって最高だな。

 ……待てよ。

 ベロチューセックスはもっと最高なのでは?

 そうだよな。

 やっぱりセックスは愛のあるセックスをしないとな。

 昨日のは俺の性欲を一方的に叩きつけてるだけだった。まあ、それもいいんだけど。

 よし、挿入しよう。

 思ったら即実行ということで、ベロチューしながら先ずはカノンに覆い被さるように体制を徐々に変える。

 ぺちゃぺちゃ♡……ちゅっ♡ちゅっ♡……ちゅるっ♡ちゅるっ♡……

 無事仰向けになることに成功した。

 次にカノンの両足の間に自分の足を入れて開かせていく。

 ここまでいくとカノンも俺のしたいことがわかったのか、ガバッと開脚した。

 ギンギンにそりかえった肉棒をカノンのまんこにあてがい、一気に挿入する。

 ぐちゅうぅぅっ♡

「んふ~~~~~~っ♡」

 ベロチューをしているカノンは、鼻息を荒くして肉棒に反応している。

 朝一の生まんこは暖かくて気持ちがいいな。

 ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡

「んっ♡んっ♡んんんっ♡」

 カノンと舌を絡め合ったまま、肉棒を出し入れする。

 濡れに濡れたまんこの快感は、一気に俺を覚醒させた。

 おまけに一気に射精へと導く。

 ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅうぅぅっ♡

 ドビュルルル! ビュルルルッ! ビュルッ!

「んっ♡んっんっ♡んふ~~~~~~っ♡」

 朝一番の子種をカノンのほかほかまんこの中に注ぎ込む。

 ふう、ベロチューセックスの破壊力がよくわかった。

 これはみんなしたくなるわけだ。

「ぷはっ♡はぁ♡はぁ♡……ダイスケ出し過ぎだろ」

 このあと、カノンに三回種付けしてから宿をでた。


 カノンが泊まっていた宿に行くとちょうどアネッサさんが外に出てきていた。

「カノンちゃんとダイスケさん?」

「おう、おはよう」

「おはようございます」

「おはようございます。ってカノンちゃんどうしたの?」

 俺にべったりとくっついているカノンを見て、アネッサはいぶかしげな視線をカノンに向けている。

「あれだよ。その、ちょっとダイスケといい仲になっちまってさ」

「いい仲って……ええ!」

 アネッサさんは顔を赤くしてカノンと俺を交互に見ている。

 そりゃ驚きますよね。

 昨日までの様子から考えたら仲が深まる要素なんてなかったもんな。

 何度か交互に見た後、アネッサさんの視線が俺の所でとまった。

「ど、どういうことですか?」

「えっと、アネッサさんを女将さんに引き渡した後に色々ありまして、いまこうなってます。なっ、カノン」

「おう、さっきもたっぷりと愛し合ったところだぜ」

「あ、愛し合った……男に全く興味なかったカノンちゃんが……」

 アネッサさんはフリーズした。

 どうやら、おっさん顔の俺とカノンがセックスしたと言う事実を受け入れたくないようだ。

 確かに俺が魅了を使わなければこんな事態にはなっていないので、思考が追いついてこないのも無理はない。

「アネッサの奴どうしたんだ?」

「とりあえずギルドに行こう。アネッサさんは引っ張ってやったらどうだ」

「そうだな。おーい、行くぞ」

「私より先にカノンちゃんが? 嘘よね? 冗談なんでしょ?」

 独り言をぶつぶつ言っているアネッサさんをカノンが引っ張る形で、俺たちは冒険者ギルドへと向かった。
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