終焉のうさぎ イブ

仲葉彗

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序章んっ

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 モルサスは優れた指導力を発揮し、対話と進撃を以て分断した国内の利潤と思想を統一した。

 多様性の綻びによって崩壊した民主制から、再び政治は由緒正しき君主のもとへ集約される。
 伝統信仰と開発が溶け合っていたブシャーンの民にとって、かつての王族を依存の対象として迎え入れることもまた、ひとつの回復の道であるという合意があった。

 救世主モルサスが王位についた瞬間である。

 モルサスの指導の下、一時的な立憲君主制が敷かれた。
 専門技術・産業の分野に半自律的な管轄がおかれ、かつての官僚に親和的なアプローチをとりつつ、およそ5年で新たな中央集権を確立させた。

 それぞれの分野の機能回復を試みる中で、ブシャーンの吸収を目論むプロントパール連邦からの圧力が掛かった。
 大国の脅威という新たな危機に対し、牽制の姿勢をとりながら国力の向上を目指す方向をモルサスは示した。

 しかし1年前、国家の回復の夢も半ばに、ブシャーン国王モルサスが急死した。
 53歳であった。


 テク○ブレイクでった。


「違う」『ん』

「あ、ごめんなさい」


_人人人人人人人人人人人人人_
> テク○ブレイクであった <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
 
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