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090 短い話3(さぁあん↑)

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2024/8/5(月)  PM4:26記 

昨日は日曜なのに休みだった。

カレンダー通りの方であれば,日曜 "だから" なのでしょうが,私は週末ヒロイン気まぐれパートタイマーである。

妻が所用で外出する予定があるため,休暇を取っていた。

精神年齢の低い3人が家に取り残される形態。

エンペラーの須藤 京一ならこう指示するはず。

「シミュレーション3でいけ」


各々,思い思いの時間を過ごす。

ここ2週間ほどサボっていたし,久しぶりにビリーズブートキャンプでもやるか。

40手前のおじさんが家の中で騒がしく動いている姿は,乳幼児からしても新鮮で面白いらしくご機嫌のようだ。

「いいぞ。上手くいけば1時間くらいは,なんとかなるかも知れねぇ。」

ベジータが時間稼ぎをしている間,気を溜めていた悟空の心情が理解できた気がした。

そうこうしているとプログラムは腕立て伏せのパートへ移行。

私は腕立てを行う際いつも,3の倍数と3がつく数字だけアホになって,苦しさを紛らわすという世界のナベアツさん方式を採用している(60回やるので,たまにアホになるタイミングを間違え腕立てがお座なりになる)。

それを見て一歳半過ぎの娘が,何となく見様見真似のポーズで腕立て伏せ擬きをやりながら,アホになっていた。


……いよいよ,見たり聞いたりしたものを即座に真似する力が備わってきた。

腕立て伏せは別のやり方を考えよう。

そう思った日曜の昼下がりでした。


以上,どうか賢く育ちますように。
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