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Ⅳ.五人の生贄
2※R18
しおりを挟む百年以上二人で過ごしてきて初めて敵ではない人間と過ごした一夜。それが過ぎ去り、残されたレギオンが石造りの住処へと戻る。
透明な日差しが差し込む寝室で頭巾を外したレギオンの姿は、明らかに老いていた。昨日は二十代半ばほどだったのが、今日は五十に差し掛かっているような頬の肉のやせ方と目元の鋭さをしている。
髪が一晩で白髪に、などという伝説じみた変化こそ無いが、明らかに時間の流れを無視した己の外見の変化はあの二人に見せたくなかった。
「……愛してる」
寝台に身を沈めた主へささやきながら、肌を覆っていた布団を剥がしてその体を顕にする。死ぬことも老いることもないが、呪いを受け続ける身体は今日も傷ひとつ無く、ただぐったりと疲労の色を濃く浮かべていた。
「俺の全てを、アンタにやるよ…だから」
その前の晩、レギオンは百年踏みとどまり続けた一線を超えた。
直前に主に言われた言葉が、撤回させても尚レギオンの中で不安という名の魔物となり、主が来訪者へ向けた慈愛が自身を嫉妬の獣に貶める。
主の呪いをその身体に受け、魂を捧げた自分が唯一彼の傍に居続ける特別な存在である。其れがレギオンにとって矜持であり執着であった。
――なのに、アイツらと一緒に行けって?
抱きしめた熱に苦しむ痩躯を寝台に寝かせて、覆い被さった。
『――俺は』
主の白い衣に広がる血。汗を浮かせ、疲労を浮かべた紫水晶の瞳が感情の凪いだ顔で獣を見上げている。
レギオンは自分が獣だと心の裡で心底嫌悪した。何故主は理解しないのかとまた怒りが燃え上がりそうだった。
同時にレギオンの人間性が「理解していないのはテメェ自身だ」とも冷たく詰る。
『アンタの……知らない、顔、みたい』
レギオンは眉間に皺を寄せながら言葉を探して、拾い上げて、並べるように紡ぐ。お互いに通じる言葉は限られている。そのやり取りの中で、幾つかどうやっても通じなかった言葉がある。
「愛してる」
『アイシテル? …すごく、すごく好き?』
『好きじゃ、足りない』
――愛の概念の欠如。独占欲の欠如。
『交尾、あんたと、したい』
『……? 己と?』
――性欲の欠如。
『何をするの? 己に…でき、ますか?』
『服を脱いで、抱き合って……身体に触れて』
『寒い時に、するやつ?』
――羞恥心の欠如。
『アンタに触って……気持ちよく――』
『気持ちいい?』
――性的快楽の欠如。
およそ大人を相手にしているとは思えない言葉の隔たり。だが主は真剣にレギオンを想っている。いつも案じている。
主の手が、獣の頬を撫でた。
紫水晶の瞳の中に映るレギオンの顔は、何時にも増して険しい。
皺を寄せる眉間を撫でて、眉尾を下げて己の無知が彼を苦しめていることを察して主は言葉を探す。
『困らせてる…ごめんなさい』
『…違う』
レギオンは首を横に振ると主の衣を丁寧に剥がして、瘴気に侵されて火照る身体を風に当てる。不老不死の身体はどんなに傷付いても、毒や病に蝕まれても回復する。痛みや苦しみを感じながらも生き続ける。
その背面には黄金色の刻印が刻まれていた。
その刻印が機能して、瘴気や呪いが主の身体に取り込まれる。
『は……レギオ……』
しかし呪いに対して対抗策のない主は傷が開いたり、体中から血を流したり、高熱に苦しんだり、五感を失っていったり、身体の中からありえないものを吐き出したり、ひとりでに傷が腐ったり、恐ろしい幻覚や悪夢を見たりする。
レギオンと出会った頃には主の身体は既に瘴気で穢れた毒そのものだった。安易に犯して血や体液に触れたりすれば、昼間の連中のように死に至る。
『主』
その彼に唇を重ねる。
『これは、食事じゃない』
朦朧としつつある主にこんなことをするなんて、どんな卑怯者と言われようとかまわない。
自分の元から離れろだなんて言葉を、二度と主に言わせない。俺と同じ苦しみを憶えさせたい。
『…レギ…オ…』
『キス、と…いうんだ』
胸に滲む血を掌で塗り伸ばしながら、普段よりも熱い唇に唇を重ねた。給餌の時とは違う、口の中を探る動きで粘膜を舐め回す。――娼館の連中から手解きされた、とびきりに淫靡な口吻。唾液を注ぎ込んで、飲めと言うと素直に主は飲み込んだ。
『俺は、キモチイイ』
正直、主に快楽を味わう余裕があるのか、わからない。獣に思いついた出来ることは、自分が知る快楽の形を伝えることだった。
『そ…う…。よかった…』
良いもんか。ちっともよく無い。そうじゃねえんだ。俺だけが良いんじゃ駄目なんだ。そんな自分勝手な思考が巡るのに、股座が張り詰める様に重ねて嫌悪と怒りと、抑制できない主を求める寂しさで頭が割れそうに痛い。
『アンタもキモチイイって顔』
『そ、う…ですか?』
嘘をついた。きっと怠くて重たいだろう身体。口付けの間に嘔吐しなかったのが奇跡のようだ。その手に指を絡めて、熱い体温を少しでも吸い取ろうとする。
『そう…か……ふ、ふ……キスは…気持ちいい』
『俺以外、駄目』
主の額に浮く汗を再び舐め取り言い聞かせる。
『わかりました……約束?』
どちらが主だかわからないような遣り取りだが、教えられたことはいつも素直に受入れてしまう。それが他人を傷つけるようなことでない限りは。それは自分が信頼されているという証拠なのだろうか。いや、主は誰にでもそうなのではないか。
『それから……交尾、したい。アンタと』
足の間に身体を入れ込む。
不思議そうに主が目を細めて獣を見ている。夕食までの時とは違う、今、彼の目に写っているのは黒髪赤眼の獣だけだ。
『愛している、から……交尾したい』
しなやかな手がレギオンの頬を撫でた。
一瞬呼吸を忘れるほどに、レギオンを見上げる主の顔は痛みと熱の名残で艶めき、其れを感じさせない穏やかな瞳に射抜かれた。
『いい、ですよ。レギオンの……したいことを…して』
それは、獣が求める愛の形にはほど遠い。無知故に、無欲故に、レギオンの主は牙も爪も受入れてしまう。それが何かを知らなくても、理解できなくても、獣に必要なことであることだけは理解してしまうから。
呼吸は段々と穏やかに落ち着いて、繋いだ手の体温も馴染み合う。
『……アイツらと、違う事だから。信じてくれ』
レギオンは苦しさに泣き出しそうな衝動を必死で抑え込みながら絞り出すように告げ、主の薄い肋から腹を撫でていく。擽ったいと笑う、そこにやはり性感の熱は見受けられない。
『貴方になら』
なめらかな糖蜜色の太腿のつけ根を撫でて、会陰をなぞり指先を更にその下へ。
『食べられていい』
――本当だろうかと、獣の胸には喜びよりも先に疑いが首をもたげる。黒い衝動が項を焼き尽くすかのように燃える。
『それも、他のやつには…言うな』
言わないでくれ、どうか。そう願いながら主の尻の窄まりに指先を添える。
『ここに、挿れたい』
一度身体を起こし、部屋においてある薬壺を手に取る。中身は獣の膏をつかった塗り薬だ。やはり羞恥心はないらしく、足を広げたまま、獣の行動をじっと見つめて話を聞いている。
主の目は、まるで罠にかかった兎の処理の仕方を教えたときと何も変わらない目だ。
指に膏をたっぷりと取り、尻の中へと中指を一本潜り込ませていく。
『ぅ……』
嫌だろう。いつも彼が男達に殺されるような陵辱をされた後に掻き出す時もこうして指を入れる。主が知っているのはそういう意味の行為だ。
『ここに、俺の――男のアレ、挿れたいから…ほぐす。柔らかくする』
『ぅ…なる…の?』
『なる』
レギオン自身が身をもって知っているということは言わなかったが。ゆっくりと指を深く差し込み、浅く抜き差しして様子を見る。
異物感があるのだろう、拒否こそしないが喜びはしない。
そこで、繋いでいた手を離してそちらにも膏をすくい取った。
『ここ、ヌルヌルで、グチャグチャにする。キモチイイ』
膏でぬめる手で主の柔らかい性器を、にちゅ…と捏ねてみた。
『んっ…く……』
腰がふるえたのが、初めて見た性的な快楽への反応だ。そのまま小振りな肉竿を軽い力で握って上下に扱き、気を散らしながら蕾の中を擽り咲かせるように解していく。少しだけ、主が快楽を身体であることを確認できたことに喜んでいる自分がいると頭の醒めた部分が自分自身を観察する。
『変――』
『キモチイイ、これが、交尾のキモチイイ』
『もう……交尾、して…いるの?』
『そうだ、言ってくれ。キモチイイ、って』
は……と主が吐息を震わせながら獣の中で性器を固く張り詰めさせている。ぬちぬちと音を立てて、部屋の中に響かせる。外にいる奴らは眠っているだろうか。聞こえていてもかまわない、聞かせてやろうと思っていた。
『ん………キモチ…イイ…』
愚かなまでに素直な主の唇を我慢できずに奪いながら二本めの指を、熱い肉管の中へさしこんだ。
指にまとわせた膏を塗り込みながら、挿れては抜きまとめていた指を少しずつ開いて閉じた後孔をゆるめ、性器の包皮をむき出しにさせて先端の粘膜を撫でた。
『んあっ……!く……レギオン、そこは…己、好きじゃない』
『そこ?』
首をもたげる嗜虐心から、嫌がる亀頭をぬるつく手でなで回し続ける。神経の集まっている亀頭から雁首の段差を攻められる快楽は、初めての経験には刺激が強すぎただろうか。後孔に潜り込ませた指もきゅうっと強く締め付けられてしまった。
しかし赤く充血して張り詰めた性器の先端から透明な蜜を滲ませ始めたのを手の滑る感覚で知る。後ろをほぐす指は無理に動かさずに、先端ではなくて竿を緩やかにしごいてやるとホッとしたように身体が弛緩した。
『あ……はっ――ふっ』
強すぎる快感の後で与えられる緩い快感がちょうど良かったのだろうか、唇を震わせながら漏らす吐息がそれまでと変わる。
窓の隙間から差し込む光に、白銀の髪がきらきらと輝き汗ばんだ褐色の肌がもがき踊る。胸の傷からじくじくと滲み続ける腥い鉄錆に似た血の匂いすらどこか甘く獣に錯覚させる。
『くすぐったい……んっ、ひぅ』
これだけ与えてもまだこれが快楽だと解らない、哀れな主。獣は無意識のうちに口角が上がり笑っていた。
『気持ちいい、だ』
『違う……だって…』
『ああ』
『こんなの……気持ちいいじゃ……ありません――んぁ、はっ』
主が知っている、水浴びや風を感じたり、獣に抱きしめられて感じる穏やかな「気持ちいい」と快楽の神経をこじ開けられていく「気持ちいい」は別物だ。
知ればいい。それが痛みよりもたちの悪い膿んだ傷になるのだと。其れを与えたのが誰なのかを、忘れさせたりしない。
再び肉孔をほぐす指をゆるゆると揺らし、もう一本、そっと足して慎重に飲み込ませていく。
『交尾の気持ち良い、嫌か』
――もしここで嫌だと言われたら、俺は踏みとどまれるのか。
自問するレギオンの赤い瞳を紫水晶の瞳が見上げ、首を横に振った。
『わからないけど、嫌では……ない、です。レギオン』
「ッ――……!」
その返答と、景色に獣の中で何かがぶつりと千切れた。汚れた手を拭うことも忘れて着衣を捨てる。既にペニスは充血して反り返り、着衣から出した途端ぶるんと揺れた。
『レ、ギ……オン?』
糖蜜色のなだらかな胸に、乳暈から膨らんで飛び出した肉粒に喰らいつきたい。喰らいつきながら、一息に犯したい。
「は…………」
正しく獣の衝動だ。息を吐いてそんなものを逃して、固く昂ぶった己の雄楔を、主の性器の裏に重ねる。
『子供の時は、もっと……小さいのに』
『……怖いか』
ぬるつく性器をすり合わせ、会陰を辿り菊座に切先を当てると主は身体を強張らせた。
『怖い、です』
主の言葉に獣が顔を上げると、褐色の肌をした手がそっと浅黒い額を撫でた。
『そう、か……』
自分が越えようとしている一線は、あの侵略者達と同じ線だと今更思い知らされる。頭の芯がキィンと冷えるのに、レギオンの性器は固く熱いまま。
きつく眉根を寄せて険しい顔をしていると、その眉間のシワを伸ばすように親指で額を捏ねられた。
『貴方がずっと、苦しそうな顔をしているのが、己はこわい』
『……あ?』
主が寝台に肘をついて上体を起こし、掬い上げるように獣の唇に唇を重ねた。
初めて自分からしたキスはレギオンと鼻先がぶつかって、うまく行かないと首を傾げている。もう一度繰り返されたキスも、まるで母親が赤子にするような触れるだけのキスで、到底大人がまぐわいの時にするような情熱のある口付けには及ばない。
『は………』
しかし、主のその行為にレギオンは息を吐いて表情を緩めた。
「呪いの王の血で、俺も、仲間も皆死んで……棄てられた死体の山から一人だけ生き返って、アンタの気配を追いかけてこの森を何年も這いずり回ってよ」
再び主の身体を寝台に寝かせ、背を丸めて彼の首筋に顔を埋めながら自分自身に言い聞かせるようにつぶやく。
「何度も死にながらようやくたどり着いたアンタは――俺に水とボロボロの短剣をくれたよな」
主の足を抱え直して、未だに昂ぶったままのペニスを、小さな尻の窄まりへ ぐぷ と押し込む。
『ッ……う…』
「俺が気が済むまでアンタは俺に刺されて、終いには剣も折れて」
肉穴の中は膏でぬめるものの雄の楔が進むには手狭で、馴染ませるために動きを止める度にじれったさに背中に虫が這うような感覚が湧き上がる。
『己…は――』
絡み合った蔓のようなしなやかな足が、レギオンの腰に回って、ぎゅうとしがみつく。無意識だろうに、それが愛おしく思えて、冷えたはずの頭が再び燃えるように熱くなった。
『貴方を己に縛り付けている』
ずっ、ぐぷっと少しずつ性器を主の腹の中へ収めさせる。肉襞が中でひくついてきゅっと締め付けてくる。
レギオンが振り返り呟いた言葉は、主に半分程度しか伝わっていない筈だが、それでも応えるように主が紡いだ言葉に胸がチクリと痛む。獣は主の憂い否定するために再び唇を重ねた。
『くち、ひらけ』
間近で覗き込んだ紫水晶の瞳が涙で潤んでいる。赤みのさした柔らかな唇を舌で割り込み、呼吸の合間を縫って粘膜をねぶった。
二人の息遣いと舌が唾液を混ぜ合う音が響く中で、獣の雄楔が括れた隘路に行き当たった。
まだ獣の楔は収まり切っていない。
『んっ……ぅ……』
腹の中の違和感に主は苦しそうで、呼吸も浅く下腹がひくついている。太腿を撫でると驚いたようにビクリと体が跳ねた。
『ありがとう。――愛している』
これ以上、自分の欲のために主を傷つける自分自身を許せずに、レギオンはまたゆっくりと腰を引いた。ずるずると肉襞を雁首で擦りながら雄楔を引き抜き、主の腹の上に擦りつけて腰を揺らす。
「は……んっ、く……ふ」
『レギオン……?』
レギオンの不完全燃焼に気付いていない訳では無いが、作法を知らない主はただ、自分よりも大きな身体にしがみつき揺さぶられた。
獣としてのレギオンは壊れそうな唯一の人へ体重をかけて、己の存在を受け止められている実感を求めたのかもしれない。
『ふ、んっ……んぁ…』
腹の間でぐちぐちと性器が擦れて、ぞわぞわっと背筋を震わせる主の姿を見下ろして今は満足する。
「く――あっ」
骨盤の底から込み上げる衝動にくっと尻に力が籠もる。陰嚢がせり上がり、精が込み上げる全長に肉竿がどくどくと脈打った。
「ッ――――は……ぁ……」
びゅぐっ びゅるるるっ と粘ついた精液を獣が吐き出すと同時に、白銀の青年も自らの腹の上に精を吐く。
『ン――っは………あっ……』
重なり合う汗ばんだ肌の間で、混ざりあった体液が溢れ出し脇腹を伝い落ちた。
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