18 / 21
恋の駆け引き13
しおりを挟む
リオは貫かれたまんま、ひょいっと持ち上げられた。
「あぅっ、・・・・・・んんっ」
自分の重さで、アレクシオがずっと深く突き刺さってくる。
「ちょっと場所移動するぞ」
そう言って、すたすたとアレクシオは歩きだした。
リオはたまったものじゃない。アレクシオが無造作に動くと、深く突き刺さりすぎて、もうイッテしまいそうだ。
「あっ、ひゃ、あ・・・あぁんっ」
歩くたびに嬌声をあげるリオにの様子に気がついたアレクシオが、わざとゆっくりと揺すった。
「リオ、教えて?」
俗にいう駅弁の体位で揺すられるとはこれいかに。
「あ、あんっ、む、りぃ・・・!」
リオが首を振っても、緩い揺れは収まらず、激しくもしてもらえず、イク一歩手前でじらされているようなものだ。
そんなリオを少しの間眺めてから、アレクシオは執務机に座った。
当然のごとく、リオは執務机に座ったアレクシオの膝の上だ。・・・・・・入ったまま。
さっきまでリオを支えていた両手が自由になったので、リオの夜着を脱がせようとした瞬間、
「んあぁぁんっ」
リオは軽く達してしまった。
「リオ、イッたのか?」
さっきまでの刺激ではイケなくてもどかしげだったのに?
アレクシオが不思議に思ってみれば、リオは、とろんとした顔つきで、アレクシオを眺めていた。
「課長みたい・・・すごい、すてき・・・」
なんのことはない。執務机に座った一糸乱れぬアレクシオ(といっても夜着だが)に、淫らに跨っている自分を認識して、リオは達した。
「カチョーとはなんだ?」
「えっ・・・と、長官みたいな、役職?その人がお仕事をする場所で、こんなことしてるなんて・・・・・・」
シチュエーション萌えである。
潤んだ目でアレクシオを眺めるリオは、妄想が具現化したものを見ている気分でいた。
さっきまでの恥じらいなんて、この状態の前には吹き飛んでしまっていた。
「なるほど?」
よく分からないが、他の人間のことを考えていたわけではないらしい。
アレクシオはそう判断して、リオの夜着を全てはぎ取った。
興奮に体を震わせるリオの背中を支えて、胸に吸い付き、激しく突き上げた。
「ひあっ、あぅ・・・っ、はげしっ・・・!」
背中を支えている手とは反対の手で、花芽をくりっとつまんだ。
「んああああぁぁぁぁんっ」
「くっ・・・・・・」
背をのけぞらせて思い切りイッたリオに引きずられるように、アレクシオも精を放った。
体全てをアレクシオに預けて荒い息を吐くリオの額にキスをしてから、アレクシオは自身を引き抜いた。
ほっと無意識にか息を吐くリオを、とりあえず無視して、ひっくり返してから机にうつぶせさせた。
「ひゃ!?冷たいっ?」
リオが正気に戻っても、背中はアレクシオに抑えられていて、起き上がれない。
そして、さっきまでアレクシオを迎え入れていた場所に、指を突き立てられて、ぐちゃぐちゃとかき混ぜられた。
「アレクシオ様っ!」
リオが咎めるようにして呼べば、背中に覆いかぶさってきたアレクシオがリオの耳を噛んだ。
「リオ」
少しかすれた声を吐息交じりに耳に吹きかけられて、リオの秘所がぴくんと反応した。
「机でされるのが好きなんだろう?いっぱいしてやろう」
その言葉と同時に、すでに元気になったアレクシオが押し入ってくる。
体ごとリオの背中に覆いかぶさって、左手はリオの胸の下に潜り込ませて、右手は、繋がった入口あたりを確認するようになぞっていた。
「い・・・いっぱいとか、無理だよう。あっ、ぁん!や、イっちゃう・・・!」
「可愛い」
アレクシオは、リオの耳にキスを落として、激しく動き始めたのだった。
ここまでリオをじらしたということは、ここまでアレクシオも我慢をしていたと言うことで。
思った以上に短かったので、もう一回と思えば、何度もできた・・・という話。
さらに後日、軍服を脱ぐ前のアレクシオに昼間っから、執務机でいろいろされてしまったのだった。
逆らえない自分が憎い。
「オリヴィア様・・・・・・」
「は、はい!」
いつになく真剣なリオに、オリヴィアは姿勢を正した。
「駆け引きなど、してはダメです!」
リオはオリヴィアの両手を握りしめて、叫んだ。
「全ては自分に返ってきてしまいます。素直に愛していると、それだけ伝えるだけで十分なのです」
「なるほど・・・・・・!」
リオの実感がこもりすぎた言葉に、オリヴィアは甚く感銘を受け、リオからの教えを友人に話して回った。
こうして、リオは恋のエキスパートということになったのだった。
・・・・・・残念なことに。
「あぅっ、・・・・・・んんっ」
自分の重さで、アレクシオがずっと深く突き刺さってくる。
「ちょっと場所移動するぞ」
そう言って、すたすたとアレクシオは歩きだした。
リオはたまったものじゃない。アレクシオが無造作に動くと、深く突き刺さりすぎて、もうイッテしまいそうだ。
「あっ、ひゃ、あ・・・あぁんっ」
歩くたびに嬌声をあげるリオにの様子に気がついたアレクシオが、わざとゆっくりと揺すった。
「リオ、教えて?」
俗にいう駅弁の体位で揺すられるとはこれいかに。
「あ、あんっ、む、りぃ・・・!」
リオが首を振っても、緩い揺れは収まらず、激しくもしてもらえず、イク一歩手前でじらされているようなものだ。
そんなリオを少しの間眺めてから、アレクシオは執務机に座った。
当然のごとく、リオは執務机に座ったアレクシオの膝の上だ。・・・・・・入ったまま。
さっきまでリオを支えていた両手が自由になったので、リオの夜着を脱がせようとした瞬間、
「んあぁぁんっ」
リオは軽く達してしまった。
「リオ、イッたのか?」
さっきまでの刺激ではイケなくてもどかしげだったのに?
アレクシオが不思議に思ってみれば、リオは、とろんとした顔つきで、アレクシオを眺めていた。
「課長みたい・・・すごい、すてき・・・」
なんのことはない。執務机に座った一糸乱れぬアレクシオ(といっても夜着だが)に、淫らに跨っている自分を認識して、リオは達した。
「カチョーとはなんだ?」
「えっ・・・と、長官みたいな、役職?その人がお仕事をする場所で、こんなことしてるなんて・・・・・・」
シチュエーション萌えである。
潤んだ目でアレクシオを眺めるリオは、妄想が具現化したものを見ている気分でいた。
さっきまでの恥じらいなんて、この状態の前には吹き飛んでしまっていた。
「なるほど?」
よく分からないが、他の人間のことを考えていたわけではないらしい。
アレクシオはそう判断して、リオの夜着を全てはぎ取った。
興奮に体を震わせるリオの背中を支えて、胸に吸い付き、激しく突き上げた。
「ひあっ、あぅ・・・っ、はげしっ・・・!」
背中を支えている手とは反対の手で、花芽をくりっとつまんだ。
「んああああぁぁぁぁんっ」
「くっ・・・・・・」
背をのけぞらせて思い切りイッたリオに引きずられるように、アレクシオも精を放った。
体全てをアレクシオに預けて荒い息を吐くリオの額にキスをしてから、アレクシオは自身を引き抜いた。
ほっと無意識にか息を吐くリオを、とりあえず無視して、ひっくり返してから机にうつぶせさせた。
「ひゃ!?冷たいっ?」
リオが正気に戻っても、背中はアレクシオに抑えられていて、起き上がれない。
そして、さっきまでアレクシオを迎え入れていた場所に、指を突き立てられて、ぐちゃぐちゃとかき混ぜられた。
「アレクシオ様っ!」
リオが咎めるようにして呼べば、背中に覆いかぶさってきたアレクシオがリオの耳を噛んだ。
「リオ」
少しかすれた声を吐息交じりに耳に吹きかけられて、リオの秘所がぴくんと反応した。
「机でされるのが好きなんだろう?いっぱいしてやろう」
その言葉と同時に、すでに元気になったアレクシオが押し入ってくる。
体ごとリオの背中に覆いかぶさって、左手はリオの胸の下に潜り込ませて、右手は、繋がった入口あたりを確認するようになぞっていた。
「い・・・いっぱいとか、無理だよう。あっ、ぁん!や、イっちゃう・・・!」
「可愛い」
アレクシオは、リオの耳にキスを落として、激しく動き始めたのだった。
ここまでリオをじらしたということは、ここまでアレクシオも我慢をしていたと言うことで。
思った以上に短かったので、もう一回と思えば、何度もできた・・・という話。
さらに後日、軍服を脱ぐ前のアレクシオに昼間っから、執務机でいろいろされてしまったのだった。
逆らえない自分が憎い。
「オリヴィア様・・・・・・」
「は、はい!」
いつになく真剣なリオに、オリヴィアは姿勢を正した。
「駆け引きなど、してはダメです!」
リオはオリヴィアの両手を握りしめて、叫んだ。
「全ては自分に返ってきてしまいます。素直に愛していると、それだけ伝えるだけで十分なのです」
「なるほど・・・・・・!」
リオの実感がこもりすぎた言葉に、オリヴィアは甚く感銘を受け、リオからの教えを友人に話して回った。
こうして、リオは恋のエキスパートということになったのだった。
・・・・・・残念なことに。
5
お気に入りに追加
1,436
あなたにおすすめの小説
将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです
きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
(R18)灰かぶり姫の公爵夫人の華麗なる変身
青空一夏
恋愛
Hotランキング16位までいった作品です。
レイラは灰色の髪と目の痩せぎすな背ばかり高い少女だった。
13歳になった日に、レイモンド公爵から突然、プロポーズされた。
その理由は奇妙なものだった。
幼い頃に飼っていたシャム猫に似ているから‥‥
レイラは社交界でもばかにされ、不釣り合いだと噂された。
せめて、旦那様に人間としてみてほしい!
レイラは隣国にある寄宿舎付きの貴族学校に留学し、洗練された淑女を目指すのだった。
☆マーク性描写あり、苦手な方はとばしてくださいませ。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。

噂の悪女が妻になりました
はくまいキャベツ
恋愛
ミラ・イヴァンチスカ。
国王の右腕と言われている宰相を父に持つ彼女は見目麗しく気品溢れる容姿とは裏腹に、父の権力を良い事に贅沢を好み、自分と同等かそれ以上の人間としか付き合わないプライドの塊の様な女だという。
その名前は国中に知れ渡っており、田舎の貧乏貴族ローガン・ウィリアムズの耳にも届いていた。そんな彼に一通の手紙が届く。その手紙にはあの噂の悪女、ミラ・イヴァンチスカとの婚姻を勧める内容が書かれていた。
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。

アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
私を幽閉した王子がこちらを気にしているのはなぜですか?
水谷繭
恋愛
婚約者である王太子リュシアンから日々疎まれながら過ごしてきたジスレーヌ。ある日のお茶会で、リュシアンが何者かに毒を盛られ倒れてしまう。
日ごろからジスレーヌをよく思っていなかった令嬢たちは、揃ってジスレーヌが毒を入れるところを見たと証言。令嬢たちの嘘を信じたリュシアンは、ジスレーヌを「裁きの家」というお屋敷に幽閉するよう指示する。
そこは二十年前に魔女と呼ばれた女が幽閉されて死んだ、いわくつきの屋敷だった。何とか幽閉期間を耐えようと怯えながら過ごすジスレーヌ。
一方、ジスレーヌを閉じ込めた張本人の王子はジスレーヌを気にしているようで……。
◇小説家になろうにも掲載中です!
◆表紙はGilry Drop様からお借りした画像を加工して使用しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる