里穂の不倫

半道海豚

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Episode-14 人を呪わば穴一つ

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 私、奈々さん、安寿さんの間で、狭間翔一社長の肩書きが替わりました。
 イケメン爽やかインラン社長です。
 3人で彼が話題になると、悪口しか出ません。
 自殺未遂の場合、治療に保険が適応されません。なので、仁科安寿さんのお父様は蓄えがつきてしまいました。
 だから、安寿さんは働かなくてはなりません。それと、結納を交わしたわけではないですが、結婚の約束をした方とは復縁の話が消えてしまいました。
 奈々さんは、善波さんの行為を知りません。でも、300億円ものお金が消えたことには「いい気味」と断言。
 夫は「俺は仕掛けてこなければ、監視するだけだ」と言っていますが、兆候があれば徹底的に叩くでしょう。
 私は、1課長の善波さんのことを知り、少しですが心が強くなっています。
 私たち家族に味方がいて、それも身近な人だから……。

 そして警察が来ました。しかも、都道府県警ではなく、警察庁のサイバー犯罪の担当と名乗りました。
「単刀直入に」
「はぁ?」
「最近、ある企業の口座から巨額な送金がありました。
 我々は、犯罪ではないかと疑っています」
「メーティス社のオフショア口座からユニセフに300億円が寄付された件ですか?」
「詳しいですね」
「はい、又聞きになりますが、前職の情報を伝えてくれる友人がいるので……」
「つまり、同社といまだに関係があると?」
「はっきり言います。
 私は、6年間も社長から関係を強要されていました。関心がないはず、ないじゃないですか!」
 隠したいことを、隠さなかったので、警察庁の方は少し驚いたようです。
「恨みがあるんですね。
 だから、300億円を……」
「で、何ですか?
 口座開設者の裁判管轄は日本じゃないですよね。
 それにどんなにひどい人物であっても、世界の子供たちのために寄付をすることは賞賛されることでしょう。
 何が問題なんですか!」
「新藤さんが、ある社員に不正な行為を命じた可能性もあると言うことですね」
「ある社員とは、善波のことですね」
「……」
「仮にですよ、私が善波に命じて、法に反することをしたとしましょう。
 その証拠は?
 善波はかなり以前に取り調べはされましたが、起訴どころか逮捕もされていませんよね。
 つまり、証拠はなかった。
 今回も、証拠はない……」
「証拠は、必ず見つけますよ」
「そうですか。
 この会社には、メーティスの犠牲になったスタッフが3人います。
 長期間、関係を強要された私。
 子供を人質にされ奴隷のように扱われた社長の前妻。
 社長の命令で社員にレイプされた元社員。
 恨みは海の底よりも深いですよ。
 メーティスの側に警察が立つなら、レイプ魔の味方を警察がするなら、どうするか考えないといけませんね。
 警察が悪徳企業家を守り、虐げられた私たちを辱めるなら、私は覚悟します」
「証拠がないでしょう。
 メーティス社が犯罪を行っているという」
「私が社員に命じて、犯罪を行っているという証拠もありませんよね」
「……」
「わかりました。
 警察は、メーティスに頼まれて私たちに圧力をかけに来たんですね。
 嫌がらせですね。これからもメーティスのために一生懸命働いてください。私たち力のない女性を痛めつけてください。
 悲しいですが、これが現実だと受け止めます」
「そ、それは違いますよ!」
「警察庁がメーティスの忠犬なら、そのように行動てください。
 私には、対抗手段がありません。
 どうぞ、ご自由に」
 そう言ったあと、私は大泣きしました。もちろんフリです。
「悔しい!
 帰って!」
 ヒステリー気味に叫びます。
 夫が提案した女の武器を使ってみました。
 1課長への嫌がらせを逆手に取り、私への嫌がらせに転化したことで、議論がかみ合わないようにしました。
 ある程度、成功したかもしれません。

 警察が来たことは、すぐに夫に伝えました。

 私は、社長との不倫をイヤがっていた自覚はありません。ですが、夫によれば2回目以降は強弱はあるものの関係の解消を訴えていたとのことです。
 それが私からなくなり、私が社長の精神的な支配下に入りそうになったことから、夫は私を守るために行動を始めました。

 帰宅すると、夫が食事を用意してくれていました。いつもです。
 でも、今日はいつもより1時間遅かったので、夫と娘は先に済ませていました。
 こういう日は、夫は私の晩酌のための肴も用意してくれます。
「飲むの?
 食べるの?」
「少し食べてから、飲む。
 お腹すいてるの」
 夫がキッチンに立ち、娘の部屋をそうっと覗き、浴室に向かいます。娘は少し熱があったので、よく寝ています。

 室内は暖かいので、私は白のTシャツを着て、下は生足のまま。ショーツは赤です。
「赤は珍しいね」
「真っ赤だよね」
 私が笑うと、夫も笑います。
「その色を選んだんじゃないの?」
「セットで買ったら、この色があっただけ。
 履いていけないよね」
「見せなきゃいいでしょ」
「えー、病院とか急に行って見られたらぁ」
「その場合は、仕方ないでしょ。
 でも、すごいビキニだね」
「デザインはかわいいんだよ。
 色もね。
 だけど、これだけ真っ赤」
「ビキニは少ないよね」
「でも、たまにはいいでしょ」
「あとで脱がそっかな」
「いいよ~」

 娘の様子は徹夜で仕事をする予定の夫が見ていてくれるので、私は少し飲むことにしました。

 最初はダイニングテーブルで飲んでいましたが、夫に誘われるまま、リビングのソファーに移動。最初はくっついて座っていましたが、気付くと夫の膝の上。夫の右手は私のショーツの中。
 左手はお腹を抱いています。
 夫に警察が来たときの様子を話すと、夫が少しだけ吹き出すように笑います。
「まだ、懲りないんだな。
 脅せばどうにかなると思っているんだろう。いままでも警察庁からのお出ましだった。
 善波憎しなんだよ。基本は。
 常習者じゃないし、数年に一度、とんでもないことをする。しかも、自分の利益を考えたものじゃない。損得を超えた何かをする。そして、悪が泣く。
 今回もそうだ。善波には一切の利益がない。あるとすれば、世界の子供たちだ。
 今回もいままでの流れだ。
 だが、これからは違う。いまの警察庁長官は首相の忠犬。狭間社長は首相のお友達。
 忠犬が飼い主のために動く。
 どう動くか、それが問題だ」
「健昭も脅されたの?」
「あぁ、誰でも叩けばホコリは出ますよ、って言っていたな。
 だから、ホコリなら防衛省が知ってるよ、と答えてやった」
「ボウエイショウ?」
「防衛省情報本部」
「……。
 健昭って犯罪者?」
「いいや。履歴書には賞罰なし、って書けるよ」
「じゃぁ、スパイとか?」
「ミッションインポッシブルの見過ぎ」
「真琴の顔合わせで、姐御が話したこと覚えてる?」
「バルカン半島で、何とか?」
「それと関係がある」
「えっ、おもしろそう!」
「もうこれ以上はダメ。
 気持ちよくなる時間だよ」
「えぇ~、ヤダぁ~、真白さんに嫉妬ぉ~」
 夫がショーツのクロッチをずらしたので、私は少し身体を持ち上げ、夫を支えにして、腰を沈めました。
 あとは上下に動くだけ。娘が起きないように、声を殺します。
 それも、たまにはいい感じです。これなら、突然起きてきても、仲良くしているだけって思うかも。
 無理ですよね。

 夫がいきなり突き飛ばして、私は絨毯に四つん這いになり、クルリと反転して、両手とお尻で身体を支えて夫に向き直ります。
 そうしたら、頬に飛んできたんです。
「ヤダぁ~、こんなに飛ぶの!」
 私がおもしろがっていると、夫が「ダメだコントロールできない。次からはコンドーム使うぞ」と宣言。
 私が夫を口に含み、きれいにしていると、しつこすぎたのか2発目を発射。
 それは、いつもと同じように飲みました。

 私の前職もIT企業の範疇に入ります。ですが、現職とは対極にあります。
 前職はWeb系のエンドユーザーアプリケーションが専門で、特に政府・官庁に深く食い込んでいました。自社で設計・開発するのではなく、都度、案件が得意な外注を使います。まぁ、中抜きで儲ける会社です。80億円で受注し、20億円で外注するようなビジネスモデルです。いまならわかりますが、狭間社長は政商なのでしょう。
 現職は、民間企業の研究・開発に関わる案件を得意とし、自社でほとんどすべてを賄います。特殊な試作機械の制御システムなども手がけます。ですから、不確定な要素が多く、場合によっては利益がないこともあります。
 なので、同じITではあってもまったく異なるのです。新藤前社長はエンジニアです。
 狭間社長と新藤前社長は、IT企業の経営者という以外、一切の共通点がありません。
 新藤前社長は「仕事をするには会社がいる」と言います。狭間社長には、この考えは理解できないでしょう。
 私の考えは、狭間社長に近かった……。だから、幾分か惹かれたのでしょう。
 夫の後任となり、夫の仕事を知り、夫の考えを理解しました。だから、夫に惹かれています。
 正しいとか間違いとかではないんです。

 夕食後、夫が自分の部屋に私を呼びました。なので、エッチではないことはわかっていました。エッチなら、私の部屋でします。チャンスがあれば、リビングとか私の部屋以外でもしますが……。
 でも、私はデスクチェアに座る夫の膝に腰掛けます。
「どんな話?」
「3人目、つまり、俺と善波以外だが、誰かはからない。プロファイルもできない。俺よりも年上かとも思ったが、違うかもしれない。
 何度かやりとりをして、文体が古くさいから年上と感じたんだが、単なる文のくせかもしれない。
 ネットのアダルトコンテンツについて、かなり詳しいし、表も裏も知っている。信頼はしていないが、一定の範囲で信用している。
 それと、理由はわからないが狭間翔一を憎んでいる。
 俺と善波、謎の3人目が組めば、簡単ではないだろうが狭間を破滅させられる。
 だが、善波はこの件に関しては、俺を含めて誰とも組まない。もともと、一匹狼だし。
 その点は俺もそうだが……。
 俺は早く決着を付けたいが、謎の3人目はそうは思っていない。真綿で首を絞めるように、時間をかけてジワジワと追い詰めるつもりだ。
 俺や善波よりも、この3人目のほうが狭間にとっては恐ろしいはず。だが、存在を知らないし、存在を知らぬまま、破滅させられることになる。
 そういう状況なことは知っておいてくれ」
「3人目って、誰かな?」
「わからない。
 若いのか高齢なのか、男か女か、日本人か外国人か、何もわからない。
 わかっていることは、俺以上に狭間を潰したいと思っていることだけ」
「誰だか探るの?」
「いや。
 それはしない」
「なぜ?」
「ルールだからね」
「今夜は、まだお仕事?」
「いいや、疲れた。
 舞の扁桃腺は可哀想だね。
 でも、峠は過ぎた。今夜は朝までグッスリ眠るよ。きっと」
「私のベッドに行こ。
 優しくしてあげる」

 夫をベッドに仰向けに寝かせ、下着を脱がせます。あとは、ただ舐めるだけ。夫の横にいて、お尻を夫の顔のほうに向けています。
 私はフルバックのショーツだけなんですが、夫は足やお尻を適当で雑に触っています。
「早めに出す?」
「里穂のタイミングでいいよ」
「だったら、朝まで舐めてるよ」
「それは困る」
 夫が笑います。
「じゃぁ、早めに」
「OK」
 私はフェラを加速します。
 たくさん出たのに、まったく萎んでいません。これが、夫の魅力。
 私が飲み込み、下着を履かせようとします。
「里穂はいいの?」
「疲れてるでしょ」
「使っていいよ」
「ん?」
「オナニーの道具になるよ」
「あぁん。
 じゃぁ、使う」
 私は夫に跨がり、夫を使ってオナニーを始めました。Tシャツの上から左手で乳首を自分でつまみ、右手はクリトリスへ。
 気が付くと夫が見ていたので、ちょっと怒ります。
「見ちゃダメ」
「何で?」
「恥ずかしいでしょ」
 私も満足して、夫と抱き合って寝ました。
 夫は謎の3人目が気になっているようでした。

 今日は1課長が出勤してきました。
 出社直後、「新藤さん、相談していいですか」と。
 私は、仕事のことだと思ったのですが……。
「狭間奈々さんと一緒に住もうかなと思うんですが、彼女は会社を辞めたくないって、言っていて……」
 ちょっと、ビックリしましたが、同棲と会社は無関係だと思いました。
「関係ないでしょ」
「そうですよね」
「うん」
「この件は、狭間さんから相談があるので、いまのことは黙っていてください」
「わかった。
 で、もう1人の狭間さんは?」
「彼女の前の亭主のこと?」
「うん」
「絡んできたら、素っ裸にして、ひょっとこ踊りさせますよ。
 どっちが喧嘩が強いか、わからせてやるから、気にしていないです」
「そう、わかった」
 裸にするって、お金が消えるって意味だと思いました。夫が「善波を怒らせたら、財布の中身しか残らない」と。
 私は善波さんはともかく、奈々さんには幸せになってもらいたいんです。

 こんな時代ですが、会社の業績は順調。でも資金繰りはたいへん、それでも夫が社長のときよりは改善しています。

 夫は自宅で仕事をしていますが、今日は娘が友だち2人を連れてきたとか。
 おやつにリングドーナツを出したところ、娘が「ササミの燻製がいい」と言い出し、ササミ3本を提供したとか。
「居酒屋で騒ぐ、ねーちゃんみたいだった」と。
 夕食後にそう教えてくれました。
 私がお風呂から出て、いつもの恰好、Tシャツとショーツでリビングにいると、娘が夫に言います。
「パパちゃんと言ったぁ」
「何を?」
「ママ、かわいい紐パン履いてるよぉ。
 かわいいねって言わなきゃダメでしょ」
「……」
 夫絶句、私爆笑。

 夕食後、夫は23時頃まで仕事をしていました。キーボードのタッチ音がわずかに聞こえます。
 22時頃からバックスペースを連打する癖が出てきて、疲れが出てきていることがうかがわれます。
 私はリビングで読書をしています。
 コミックだけど。

「限界だ。
 明日にする」
 自室から出てきた夫に、私は「お疲れ様」と声をかけます。
「ささっと、やろうか?」
「うん」
 手をつないで私の部屋に行きます。

 私はビックリしています。
 夫が紐パンのリボンの端を咥え、引っ張って解いたのです。もう一方も同じように……。ほどけたショーツを咥え、口だけで脱がされました。
 初めての体験で、恥ずかしかった……。思わず両手で股間を押さえ隠しちゃったくらいです。
 それからは夫のペースで、短い時間だったけど、濃密に愛されました。

 夫の腕枕の中で……。
「善波さん以外にビックリする社員っているの?」
 夫が少し考えます。
「那澤だけど、24のときに転職してきた。
 あいつはかみさんと同じ歳で、付き合いは中2からだそうだ」
「えぇー!
 そんなに長いんだ」
「童貞と処女だったそうだ」
「ちょっと、たいへんかも」
「まぁ、それはいいんだが、あいつの前職もIT系の小さいシステムハウスだった。大手の孫請け、曾孫請けの仕事をしていた。
 会社は儲かっていたようだが、社長が女好きだった。バーベキューだか、パーティだかであいつの嫁さんを見初めたんだ。
 どうやって、かみさんの番号を知ったのかは知らないが、かみさんを口説いた。亭主の会社での立場をからめてね。
 若い女の子なんて、中年のおっさんの狡猾さには打つ手がない。
 結局、落とされた」
「どうしたの?」
「那澤か?
 社長は、『おまえの嫁は俺の女になった。これからたっぷり仕込んで、俺好みの女に改造してやる』、みたいなことを言ったらしい。
 それを、那澤に見せつけるとも」
「ひどい」
「で、那澤は言った。
 俺は妻と中2のときから付き合っている。10代の性欲は半端ない。毎日10回以上やっていた。休みになれば、朝から晩まで。夏休みなんて、毎日12時間連続だ。
 軽く計算しても、妻の中に俺は2500~3000回は出している。俺が妻に出した精子の量はざっと45リットル。あいつの身体は俺の精子でできているようなものだ。
 そんな女をあんたは、舐めたんか?
 よくできたな。
 そんな啖呵を切ったらしい」
「うわっ」
「社長は、しばらくして吐いたそうだ。
 で、うちに転職してきた。
 俺が退任する直前に聞いた。
 どこまで本当で、どこまでが武勇伝か知らないが、おもしろいヤツだ。
 どんなことでも、何もかも負けていても、勝つ手段はあるんだ。
 よく考えればね」

 夫と社長との事実確認は、完全に停止しています。真白さんが「これからの対応をどうするか、相談したい」と夫を事務所に呼びました。
 私も同行しました。

「新藤、どうする」
「放っておくさ」
「相当に怨まれているよ」
「そう仕向けている面はある」
「ユニセフ寄付の件は関係していないよね」
「もちろん。
 金融系の操作は、俺の趣味じゃない」
「秘密の暴露」
「それは趣味だ。
 だが、たいしたことはやっていない」
「何もやっていないわけじゃないのね」
「あぁ」
「勝手なことするなよ。
 庇いきれなくなるから……」
「狭間を怨んでいるヤツがもう1人いる」
「えっ!」
 真白さんが驚きます。
「そいつのほうがヤバイ」
「新藤、接触したの?」
「途中からね。
 里穂のことだけなら、その必要はなかった。
 正体を探ったが、仁科さんの回りにはそういった技術や情報を持っていそうな輩はいない。
 とすると、アルカディアがらみだろう」
 真白さんは、少し戸惑います。
「アルカディアって、存在するの?」
「あぁ、実在する。
 場所を特定した」
「ネットでは酒池肉林とか?」
「ネットの想像を超えているよ。
 だが、知らないほうがいい」
「なぜ?」
「政界、官界、財界の暗部だ。
 狭間社長の力の源泉でもある。政官界に食い込んむための道具であり、政官界を握る役目も果たしている。
 だから、不用意に触れれば殺されかねない」
 私は息を飲み、真白さんは額に手を当てました。
「新藤、どうするの?」
「いやぁ、里穂のことだけなら、あのふざけた野郎が2度と手を出さないように恥をかかせればいいだけなんだが、そうもいかなくなってきた。
 まぁ、事実確認は当面放置でいいよ」
「解決させないことが、最良の解決かも」
 真白さんの意見に私も賛成です。
「人を呪わば穴二つ。呪ったほうも、呪われたほうも、墓穴を掘るわけだが、俺は狭間社長を呪ってはいない。
 呪っているのは、社長側だ。
 墓穴は1つしか掘らない。入るのは、狭間だ」
 夫が言い切りました。
 本気です。
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