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トゥートゥーツーツー!5、共通の集団。
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再び形を失っていた私が世界を取り戻していく。
私は生きていた元の世界の事を思い出していた。今まであの世で出会った者たちとは姿が違うとはいえ、同じような存在は元の世界の人間にもいたはずだ。だとしたら、元の世界も気持ちわるくはなかったのかもしれない・・・。私はぼんやりとした思考の中で、そう思った。
私は自分の形をはっきりと取り戻し、世界を見回した。
家が燃えている。
何を急に言っているのかわからないだろうけど、私もこの緊急事態をすぐには受け入れられず混乱している。一つ一つ、世界を認識していこう。
まず、家が燃えている。
夜の住宅街で2~3階建ての一軒家が燃えている。炎の勢いは強い。野次馬の人々がザワザワと集まっており、大変だ大変だと口々に話しながら安全が確保された距離で炎を見守っていた。
燃えている家の2階、道路側のベランダには人影が見える。逃げ遅れたのだろう。1階は炎に包まれている。緊急事態以外の何ものでもない。
誰か消防署へは連絡をしているのだろうか。野次馬の人々はただただ、大変だ大変だと口々に話しているだけだった。
私も野次馬の一人に過ぎず、ただ見守る事しかできなさそうだ。でも・・・。
私はもう死んだ身である事を思い出した。とりあえず死んでいるので死ぬことはない。熱さは感じるのだろうか。そこだけが気がかりだ。
そう思いながら、私は炎の前へ歩いて行った。熱くない。不思議だ。炎は揺らめいているだけで、私に対して干渉してこなかった。暑い日のミストシャワーにあたっているかのようだ。
私は燃えている家へツカツカとお邪魔して行った。後ろから野次馬の人々がさらに大変だ大変だと言う声が聞こえていた。
あの野次馬の人々は、私が気持ちわるがっていた世界そのものだ。無責任無関係安全である立場から、言うだけの存在。・・・この先は不適切な表現の言葉しか浮かんでこないのであの人々の認識はここまでとする。
私は熱くない炎に囲まれていた。階段はどこだ?私は逃げ遅れた人のもとへ行こうとしていた。
なぜ?
わからない。それは動物である以上の抗えない同種助けの本能か。それか気持ちがわるい人々へ対する苛立ちからか。はたまた私の秘めたる正義の心からか。
自分の行動に対して、自分の思考が離れた後方にあるような感覚に驚きながらも、私は炎の海の中に見つけた階段を上がって行っていた。
私はそんな事を考えながら、だんだんガッカリしてきていた。
あの黒い海からもこの炎の海からも、私はまざってひとつになる事を拒否されているのではないだろうか。そんな気持ちに襲われていた。
階段を上がった先、炎は1階よりかは落ち着いていた。燃えてはいるが。その廊下の中に開いているドアがあった。そこが人影が見えたベランダがある部屋だろう。風が吹き抜け、炎を踊らせているのでそう思った。
「いらっしゃいナ。」
柔らかで落ち着いたお婆さんの声が私を部屋へ招いた。部屋の左右にある棚やソファーはチロチロと燃えていて、ベランダへ続く大きな窓は開け放たれ、四角く夜を切り取っていた。その四角い夜の真ん中に柔らかな落ち着いた笑顔でお婆さんがこちらを向いて立っていた。
「ベランダから、あなたが炎の中へ入って来るのを見ていましたヨ。ささ、あなたもこちらへいらして、下をご覧なさいナ。」
物腰は本当に柔らかく、優しい笑顔で私を招いてはいるが。このお婆さんは怖い。なんだかそう感じた。
私はベランダへ出て、お婆さんと並んで下を見た。相も変わらず、野次馬の人々がザワザワと集まっており、大変だ大変だと口々に話しながら安全が確保された距離で炎を見守っていた。
「あなたはもうご存じのとおり、この炎は熱くはないワ。しかもこれ以上燃え広がらないのヨ。そんな炎があるだなんて、ただ見守っているだけの彼らは思いもできないノ。」
ああ・・・。
「気持ちわるいですね。」
私の口からこぼれ出た言葉に、ほんの一瞬だけお婆さんは驚いた表情をした。すぐに元の柔らかい優しい笑顔になって、そうよネと言った。
「ここはたぶん地獄ヨ。この火事の夜は延々と続いていて、終わりはないようなノ。下の彼らは永遠に何もせずに、自分以外の誰かが何とかするようにという言葉を同じく永遠に吐き続けていくことでしょう。ホント、気持ちがわるいわネ。ワタシもそう思うワ。」
ああ・・・。このお婆さんは私と似ている。もしかしたら、私もこのお婆さんと同じく少し怖いと周囲の人間に見られていたのかもしれないな。そして、お婆さんも私と同じく自殺してこの世界に来ているのかもしれない。そう思った。
突然、お婆さんが自らの頭に手を当てた。
「・・・ええ、きこえるわヨ。」
私には何もきこえない。これは・・・。少しお婆さんはだまって何かをきいていた。
「ええ・・・、でもワタシはもう大丈夫。このベランダへ彼女が来てくれたかラ。」
お婆さんは誰かと話をしているようだった。彼女と言ったところで私をチラと見た以外、その会話に私は関われない。私にはその会話の相手の声はきこえないから。
「フフ・・・、あなたにはずいぶんお世話になりましたネ。・・・、なんとなくワタシにはコレがどういう事だったのか、わかってきている気がするノ。」
お婆さんは頭からきこえてきているであろう声と会話を続ける。
「ええ、ええ。ありがとう。ノウネム。」
ノウネム!やはり!お婆さんの会話の相手はノウネムだ!私と同じく、このお婆さんはこのあの世の世界の色々な場所を巡りまわっているんだ。
「お婆さん!話を!話を聞かせてもらえませんか?!」
私は叫んだ。
目の前からお婆さんは消えていた。きっと私も今まで違う場所へ飛ばされる(?)時は、このように一瞬で消えていたのだろう。
『ザザッ!・・・トゥートゥーツーツー!トゥートゥーツーツー!・・・聞こえますかぁ?トゥートゥーツーツー・・・!』
「ノウネム!今のお婆さんはどこへ行ったの?!お婆さんと話をしていたのはアナタなんでしょ?!」
私はノウネムの声かけに対して食いぎみに問いかけた。
『トゥートゥーツーツー!!るり子さん、何のこと?わたっしは誰とも話してなかったよ?ツーツーツー・・・!』
そんなっ・・・。お婆さんは確かにノウネムと・・・。ノウネムが嘘をついて私に何かを隠している・・・?
いや、ノウネムという名前はつまりは名無しだ。私のノウネムとお婆さんのノウネムは別人の可能性は大いにある。だが少なくとも、ノウネムと名乗る共通の集団、存在は必ずいる。そして、私のようにこのあの世の世界の色々な場所を巡りまわっている存在も、他にいるだろう。
何なのだ?成仏への道か?
『トゥートゥーツーツー!よくわからないけど・・・話を戻すよっ。自分が思った感覚や感想を持っているのは自分だけだなんて、そんな事はないんだろうねっ!!
トゥートゥーツーツー!!るり子さん、じゃあ次へいくよ!!!トゥートゥートゥートゥー!!!!』
そうノウネムが言うと、熱くない炎と燃えている家とベランダと私は全部まっ白なとてつもない光に包まれた。まっ白なモノとして、私たちはみんなまざって無くなってしまった。
私は生きていた元の世界の事を思い出していた。今まであの世で出会った者たちとは姿が違うとはいえ、同じような存在は元の世界の人間にもいたはずだ。だとしたら、元の世界も気持ちわるくはなかったのかもしれない・・・。私はぼんやりとした思考の中で、そう思った。
私は自分の形をはっきりと取り戻し、世界を見回した。
家が燃えている。
何を急に言っているのかわからないだろうけど、私もこの緊急事態をすぐには受け入れられず混乱している。一つ一つ、世界を認識していこう。
まず、家が燃えている。
夜の住宅街で2~3階建ての一軒家が燃えている。炎の勢いは強い。野次馬の人々がザワザワと集まっており、大変だ大変だと口々に話しながら安全が確保された距離で炎を見守っていた。
燃えている家の2階、道路側のベランダには人影が見える。逃げ遅れたのだろう。1階は炎に包まれている。緊急事態以外の何ものでもない。
誰か消防署へは連絡をしているのだろうか。野次馬の人々はただただ、大変だ大変だと口々に話しているだけだった。
私も野次馬の一人に過ぎず、ただ見守る事しかできなさそうだ。でも・・・。
私はもう死んだ身である事を思い出した。とりあえず死んでいるので死ぬことはない。熱さは感じるのだろうか。そこだけが気がかりだ。
そう思いながら、私は炎の前へ歩いて行った。熱くない。不思議だ。炎は揺らめいているだけで、私に対して干渉してこなかった。暑い日のミストシャワーにあたっているかのようだ。
私は燃えている家へツカツカとお邪魔して行った。後ろから野次馬の人々がさらに大変だ大変だと言う声が聞こえていた。
あの野次馬の人々は、私が気持ちわるがっていた世界そのものだ。無責任無関係安全である立場から、言うだけの存在。・・・この先は不適切な表現の言葉しか浮かんでこないのであの人々の認識はここまでとする。
私は熱くない炎に囲まれていた。階段はどこだ?私は逃げ遅れた人のもとへ行こうとしていた。
なぜ?
わからない。それは動物である以上の抗えない同種助けの本能か。それか気持ちがわるい人々へ対する苛立ちからか。はたまた私の秘めたる正義の心からか。
自分の行動に対して、自分の思考が離れた後方にあるような感覚に驚きながらも、私は炎の海の中に見つけた階段を上がって行っていた。
私はそんな事を考えながら、だんだんガッカリしてきていた。
あの黒い海からもこの炎の海からも、私はまざってひとつになる事を拒否されているのではないだろうか。そんな気持ちに襲われていた。
階段を上がった先、炎は1階よりかは落ち着いていた。燃えてはいるが。その廊下の中に開いているドアがあった。そこが人影が見えたベランダがある部屋だろう。風が吹き抜け、炎を踊らせているのでそう思った。
「いらっしゃいナ。」
柔らかで落ち着いたお婆さんの声が私を部屋へ招いた。部屋の左右にある棚やソファーはチロチロと燃えていて、ベランダへ続く大きな窓は開け放たれ、四角く夜を切り取っていた。その四角い夜の真ん中に柔らかな落ち着いた笑顔でお婆さんがこちらを向いて立っていた。
「ベランダから、あなたが炎の中へ入って来るのを見ていましたヨ。ささ、あなたもこちらへいらして、下をご覧なさいナ。」
物腰は本当に柔らかく、優しい笑顔で私を招いてはいるが。このお婆さんは怖い。なんだかそう感じた。
私はベランダへ出て、お婆さんと並んで下を見た。相も変わらず、野次馬の人々がザワザワと集まっており、大変だ大変だと口々に話しながら安全が確保された距離で炎を見守っていた。
「あなたはもうご存じのとおり、この炎は熱くはないワ。しかもこれ以上燃え広がらないのヨ。そんな炎があるだなんて、ただ見守っているだけの彼らは思いもできないノ。」
ああ・・・。
「気持ちわるいですね。」
私の口からこぼれ出た言葉に、ほんの一瞬だけお婆さんは驚いた表情をした。すぐに元の柔らかい優しい笑顔になって、そうよネと言った。
「ここはたぶん地獄ヨ。この火事の夜は延々と続いていて、終わりはないようなノ。下の彼らは永遠に何もせずに、自分以外の誰かが何とかするようにという言葉を同じく永遠に吐き続けていくことでしょう。ホント、気持ちがわるいわネ。ワタシもそう思うワ。」
ああ・・・。このお婆さんは私と似ている。もしかしたら、私もこのお婆さんと同じく少し怖いと周囲の人間に見られていたのかもしれないな。そして、お婆さんも私と同じく自殺してこの世界に来ているのかもしれない。そう思った。
突然、お婆さんが自らの頭に手を当てた。
「・・・ええ、きこえるわヨ。」
私には何もきこえない。これは・・・。少しお婆さんはだまって何かをきいていた。
「ええ・・・、でもワタシはもう大丈夫。このベランダへ彼女が来てくれたかラ。」
お婆さんは誰かと話をしているようだった。彼女と言ったところで私をチラと見た以外、その会話に私は関われない。私にはその会話の相手の声はきこえないから。
「フフ・・・、あなたにはずいぶんお世話になりましたネ。・・・、なんとなくワタシにはコレがどういう事だったのか、わかってきている気がするノ。」
お婆さんは頭からきこえてきているであろう声と会話を続ける。
「ええ、ええ。ありがとう。ノウネム。」
ノウネム!やはり!お婆さんの会話の相手はノウネムだ!私と同じく、このお婆さんはこのあの世の世界の色々な場所を巡りまわっているんだ。
「お婆さん!話を!話を聞かせてもらえませんか?!」
私は叫んだ。
目の前からお婆さんは消えていた。きっと私も今まで違う場所へ飛ばされる(?)時は、このように一瞬で消えていたのだろう。
『ザザッ!・・・トゥートゥーツーツー!トゥートゥーツーツー!・・・聞こえますかぁ?トゥートゥーツーツー・・・!』
「ノウネム!今のお婆さんはどこへ行ったの?!お婆さんと話をしていたのはアナタなんでしょ?!」
私はノウネムの声かけに対して食いぎみに問いかけた。
『トゥートゥーツーツー!!るり子さん、何のこと?わたっしは誰とも話してなかったよ?ツーツーツー・・・!』
そんなっ・・・。お婆さんは確かにノウネムと・・・。ノウネムが嘘をついて私に何かを隠している・・・?
いや、ノウネムという名前はつまりは名無しだ。私のノウネムとお婆さんのノウネムは別人の可能性は大いにある。だが少なくとも、ノウネムと名乗る共通の集団、存在は必ずいる。そして、私のようにこのあの世の世界の色々な場所を巡りまわっている存在も、他にいるだろう。
何なのだ?成仏への道か?
『トゥートゥーツーツー!よくわからないけど・・・話を戻すよっ。自分が思った感覚や感想を持っているのは自分だけだなんて、そんな事はないんだろうねっ!!
トゥートゥーツーツー!!るり子さん、じゃあ次へいくよ!!!トゥートゥートゥートゥー!!!!』
そうノウネムが言うと、熱くない炎と燃えている家とベランダと私は全部まっ白なとてつもない光に包まれた。まっ白なモノとして、私たちはみんなまざって無くなってしまった。
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