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【 滅び 】
合流
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飛び立った重飛甲母艦は、編隊を組まずにそれぞれ微妙に角度と速度を変えながら東へと進路を取った。
「全出力良好。機関問題ありません」
「ここで問題が起きるようでは、どの道終わりですよ。下に行っています。何かあったら呼んでください」
ヘッケリオ・オバロスはそういうと、席を立ち母艦下部の格納庫へと歩いて行った。
「随分と気楽な男だ。状況をどこまで理解しているのか」
「彼も愚かではありますまい。まあ、常識があるとも言い難いですが」
そんな彼の背中を、今ひとつ面白くなさそうな表情で見送る一組の男女。
男の方は身長273センチ。肌は真っ黒で、真紅の角刈りに筋肉質の巨体。
ムース自由帝国“比翼の天馬”、ルヴァン・マルファーク。
もう一人は身長269センチ。彼と同じくムーオス人らしい黒い肌に、腰まで伸ばした真っ白い髪。体は筋肉質で、ルヴァンよりわずかに細い程度。
同じく“比翼の天馬”である オベーナス・ヘルト・レッケラーだ。
以前は重飛甲母艦隊の指揮を任されていた二人であったが、魔族の侵攻からは元の飛甲騎兵乗りに戻っていた。
“比翼の天馬”とは、世界最強の飛甲騎兵乗りである二人に与えられた異名である。
開戦以来、数多くの魔族を葬ってきた。いつか来る死の時まで、二人でこの空を飛び続けると誓っていた。
まあ実際には二人とも操縦士であり、2騎のペアだ。ツーマンセルによる連携攻撃を得意とする。
当然ながら後ろにはそれぞれ無関係の動力士が乗っているが、それはまあよしとしよう。
だがそれも、最終作戦ではお預けとなった。ヘッケリオという荷物を届けることが、今回の目的なのだから。
「一応、我等の騎体は積んであるしな」
「いざという時は、再び二人でこの空を舞いましょう」
ここからコンセシール商国の国境まで、およそ2500キロメートル。おおよそ1日半、休み無しだ。
いつもより多くの動力士を乗せ、不眠不休の旅へと出立したのであった。
◇ ◇ ◇
上空5千メートル。強風が吹き荒れる中にも関わらず、相和義輝は快適に飛行していた。
彼をくるむのは、ふかふかの白い毛皮。
体表は赤紫だが、尻尾は白い。蝙蝠に近い顔と羽を持つが、そのフォルムは翼竜だ。
飛び方も蝙蝠の様にバタバタとはしない。気流に乗って、殆ど羽ばたかず空気を切って進む。
魔人ボンボイル。この為に彼が呼び、選んだ魔人であった。
わざわざ魔王の為に飛行能力を身につけたプログワードは少し不満だが、速度と高度が違うのだから仕方が無い。
一応は、魔王の後を低空で付いては来ている。だが重飛甲母艦相手では分が悪い。
というより、戦いにもならず逃げられて終わりである。
「ああ、間違いない。それが本命だ」
毛皮に包まれた相和義輝の手には、大きな巻貝のような器具が装着されている。人間が使う通信機だ。
実は前から探していたのだが、使えるものはなかなか見つからなかった。飛甲騎兵に搭載されているものは大きすぎ、都市に備え付けられた長距離型は更に大きい。
しかし個人で使う為の通信機はやはり少々不便だ。ここはやはりもっと優れた文明の利器を使いたい。
そんな訳で、実はこれは飛甲騎兵に取り付けられていた物をはぎ取ったのだ。
手に持っているのは、マイクとスピーカー部分。本体はと言うと、魔人ボンボイルの体内に収納されている。よく見れば、通信機から延びたコードが体内へと消えているのが分かるだろう。
そして通信相手は、要塞工業都市ナテンテ上空を飛行する、鳥の翼の生えた巨大な目玉。魔人ウラーザムザザである。
魔王相和義輝は、最初からここが本命だと思っていた。重飛甲母艦を擁し、揺り籠を生産する。ここが本命でなくどこが本命だというのか。
そんな訳で、ムーオス軍や各地の浮遊城が動いた当初からここは見張られていたのだ。
「全部で33機ずい。方角は大きく見れば東ずぬが、微妙に変えているずお」
ほんのわずかにノイズが入る程度で、通信はクリアだ。
聞いた話では、こういった通信機はかなりの魔力を使うらしい。俺の方は天から降りてくる魔力を使えば無尽蔵だが、ウラーザムザザの負担は大きいだろう。あまり無駄話も出来ない。
「どのくらいで人間の国に入りそうです?」
「遅くとも、明日の夜明けには到着するずら」
――猶予が無さすぎる。
「近辺で動ける連中に、そいつらを墜とす様に伝えてください。それが本命です」
「伝えるずな」
とはいえ、魔人同士は通信機で連絡を取り合っているわけではない。
即対応できる魔人がどれほどいるか……。
「ボンボイル、緊急事態だ。重飛甲母艦の予想進路へ向かってくれ」
「任せるがいい、魔王よ」
細かい座標は言わなくても伝わる。それと――
「エヴィア。必要となれば、俺も出ることになるぞ」
「魔王は飛べないし、空から落ちたらペシャンコかな。大丈夫、魔王が戦わなくてもエヴィア達が何とかするよ」
「だからそれ、絶対にフラグになるから!」
◇ ◇ ◇
ムーオス自由帝国地上軍、重飛甲母艦隊。南方三つの門を守護する浮遊城。更には南方で動き出したカルタ―率いるティランド連合王国軍。
また魔族領北部のティランド連合王国、ハルタール帝国、そして浮遊城ジャルプ・ケラッツァ。
一斉に動き出した人類軍に対し、魔王と魔人もまた動く。
そんな中、マリッカはボケーっとしながら早めの朝食をとっていた。
そろそろ空も明るくなる頃合いか。操縦士のサイレームと動力士はまだ寝ている。
ここは魔族領。全員が一斉に寝る事は無い。この後、夜明けとともにマリッカは暫しの休息に入り、昼前には出立となる。そんな訳なので、彼女からすれば、今食べているのは夕飯というべきだろう。
この辺りはそれなりに緑が見える。
ドーム型のサンゴを思わせる植物の塊が密集して生えており、さながら人間の街のミニチュアの様だ。
この植物は人間社会には無い。魔族領固有種だ。確か食べられないと聞いている。
何度も処分しているはずだが、魔族領にはまだ本格的な入植は行われてはいない。放置すれば、やがてこの辺りはこの植物で埋まるだろう。
壁に近い辺りは畑や牧場なども作られていたが、魔族の反抗……いや、魔王の出現によって多くは破棄された。
土地を捨てたわけではない。人類は、一度得た土地を捨てたりなどしない。
だが魔王の出現と同時に、一斉に魔族の動きが活発化した。特にリアンヌの丘戦以来顕著だ。
そうして一斉に増えた魔族達に対応できず、蹴散らされたと言って良いだろう。
――そういえば、魔王は何か失敗したとか言っていましたね……。
まだ暗い中、小さな焚火で片手鍋を温める。中に入っているのは魚の缶詰に、その辺で拾った何かの卵。加えて千切ったそこいらの草だ。
一応毒のチェックはしたので問題無いだろうが、味は保証できない。というより、この対毒チェック機器で問題無しと出たのに、動力士が一人食中毒で死んでいる。今いる動力士は、入って以来二人目だ。
――もっと高性能な検査キットが必要ですね。
動力士までなら良いが、操縦士のサイレームが死ぬと厄介だ。こんな所でヒッチハイクなどできはしない。
まあどこかで魔人と合流できるでしょうが……そんな事を考えていたマリッカの前で何かが動く。
それが姿を現したのは一瞬だけ。黄色い丸っこい体にブーメランのような形状をした頭。
つやつやとした皮膚は、両生類を思わせる。
以前マリッカと行動を共にした時は体の半分を商国に置いていたが、今は前後とも繋がっている。
前後共に同じ頭。二匹の両生類を繋ぎ合わせたような独特な姿は、他の誰かと見間違えるような事は無い。
それは二つの丸く黒いつぶらな瞳でマリッカを見つめると、短い手で2回ほど手を振って姿は消えた。
言葉は発していないが、『ハーイ』といわれた気がする。
――アンドルスフ……来たのですか。
今は壁も穴だらけ。修復の名目で、コンセシールの業者が抑えている箇所も多い。魔人アンドルスフなら、確かに余裕で越えてくるだろう。
ただとっくに実家……いや、商国に戻っているかと思っていただけに驚きだ。
とはいえ、これはおそらく偶然ではない。何かの用事があって来たのだろう――そう、マリッカは考えていたのだった。
「全出力良好。機関問題ありません」
「ここで問題が起きるようでは、どの道終わりですよ。下に行っています。何かあったら呼んでください」
ヘッケリオ・オバロスはそういうと、席を立ち母艦下部の格納庫へと歩いて行った。
「随分と気楽な男だ。状況をどこまで理解しているのか」
「彼も愚かではありますまい。まあ、常識があるとも言い難いですが」
そんな彼の背中を、今ひとつ面白くなさそうな表情で見送る一組の男女。
男の方は身長273センチ。肌は真っ黒で、真紅の角刈りに筋肉質の巨体。
ムース自由帝国“比翼の天馬”、ルヴァン・マルファーク。
もう一人は身長269センチ。彼と同じくムーオス人らしい黒い肌に、腰まで伸ばした真っ白い髪。体は筋肉質で、ルヴァンよりわずかに細い程度。
同じく“比翼の天馬”である オベーナス・ヘルト・レッケラーだ。
以前は重飛甲母艦隊の指揮を任されていた二人であったが、魔族の侵攻からは元の飛甲騎兵乗りに戻っていた。
“比翼の天馬”とは、世界最強の飛甲騎兵乗りである二人に与えられた異名である。
開戦以来、数多くの魔族を葬ってきた。いつか来る死の時まで、二人でこの空を飛び続けると誓っていた。
まあ実際には二人とも操縦士であり、2騎のペアだ。ツーマンセルによる連携攻撃を得意とする。
当然ながら後ろにはそれぞれ無関係の動力士が乗っているが、それはまあよしとしよう。
だがそれも、最終作戦ではお預けとなった。ヘッケリオという荷物を届けることが、今回の目的なのだから。
「一応、我等の騎体は積んであるしな」
「いざという時は、再び二人でこの空を舞いましょう」
ここからコンセシール商国の国境まで、およそ2500キロメートル。おおよそ1日半、休み無しだ。
いつもより多くの動力士を乗せ、不眠不休の旅へと出立したのであった。
◇ ◇ ◇
上空5千メートル。強風が吹き荒れる中にも関わらず、相和義輝は快適に飛行していた。
彼をくるむのは、ふかふかの白い毛皮。
体表は赤紫だが、尻尾は白い。蝙蝠に近い顔と羽を持つが、そのフォルムは翼竜だ。
飛び方も蝙蝠の様にバタバタとはしない。気流に乗って、殆ど羽ばたかず空気を切って進む。
魔人ボンボイル。この為に彼が呼び、選んだ魔人であった。
わざわざ魔王の為に飛行能力を身につけたプログワードは少し不満だが、速度と高度が違うのだから仕方が無い。
一応は、魔王の後を低空で付いては来ている。だが重飛甲母艦相手では分が悪い。
というより、戦いにもならず逃げられて終わりである。
「ああ、間違いない。それが本命だ」
毛皮に包まれた相和義輝の手には、大きな巻貝のような器具が装着されている。人間が使う通信機だ。
実は前から探していたのだが、使えるものはなかなか見つからなかった。飛甲騎兵に搭載されているものは大きすぎ、都市に備え付けられた長距離型は更に大きい。
しかし個人で使う為の通信機はやはり少々不便だ。ここはやはりもっと優れた文明の利器を使いたい。
そんな訳で、実はこれは飛甲騎兵に取り付けられていた物をはぎ取ったのだ。
手に持っているのは、マイクとスピーカー部分。本体はと言うと、魔人ボンボイルの体内に収納されている。よく見れば、通信機から延びたコードが体内へと消えているのが分かるだろう。
そして通信相手は、要塞工業都市ナテンテ上空を飛行する、鳥の翼の生えた巨大な目玉。魔人ウラーザムザザである。
魔王相和義輝は、最初からここが本命だと思っていた。重飛甲母艦を擁し、揺り籠を生産する。ここが本命でなくどこが本命だというのか。
そんな訳で、ムーオス軍や各地の浮遊城が動いた当初からここは見張られていたのだ。
「全部で33機ずい。方角は大きく見れば東ずぬが、微妙に変えているずお」
ほんのわずかにノイズが入る程度で、通信はクリアだ。
聞いた話では、こういった通信機はかなりの魔力を使うらしい。俺の方は天から降りてくる魔力を使えば無尽蔵だが、ウラーザムザザの負担は大きいだろう。あまり無駄話も出来ない。
「どのくらいで人間の国に入りそうです?」
「遅くとも、明日の夜明けには到着するずら」
――猶予が無さすぎる。
「近辺で動ける連中に、そいつらを墜とす様に伝えてください。それが本命です」
「伝えるずな」
とはいえ、魔人同士は通信機で連絡を取り合っているわけではない。
即対応できる魔人がどれほどいるか……。
「ボンボイル、緊急事態だ。重飛甲母艦の予想進路へ向かってくれ」
「任せるがいい、魔王よ」
細かい座標は言わなくても伝わる。それと――
「エヴィア。必要となれば、俺も出ることになるぞ」
「魔王は飛べないし、空から落ちたらペシャンコかな。大丈夫、魔王が戦わなくてもエヴィア達が何とかするよ」
「だからそれ、絶対にフラグになるから!」
◇ ◇ ◇
ムーオス自由帝国地上軍、重飛甲母艦隊。南方三つの門を守護する浮遊城。更には南方で動き出したカルタ―率いるティランド連合王国軍。
また魔族領北部のティランド連合王国、ハルタール帝国、そして浮遊城ジャルプ・ケラッツァ。
一斉に動き出した人類軍に対し、魔王と魔人もまた動く。
そんな中、マリッカはボケーっとしながら早めの朝食をとっていた。
そろそろ空も明るくなる頃合いか。操縦士のサイレームと動力士はまだ寝ている。
ここは魔族領。全員が一斉に寝る事は無い。この後、夜明けとともにマリッカは暫しの休息に入り、昼前には出立となる。そんな訳なので、彼女からすれば、今食べているのは夕飯というべきだろう。
この辺りはそれなりに緑が見える。
ドーム型のサンゴを思わせる植物の塊が密集して生えており、さながら人間の街のミニチュアの様だ。
この植物は人間社会には無い。魔族領固有種だ。確か食べられないと聞いている。
何度も処分しているはずだが、魔族領にはまだ本格的な入植は行われてはいない。放置すれば、やがてこの辺りはこの植物で埋まるだろう。
壁に近い辺りは畑や牧場なども作られていたが、魔族の反抗……いや、魔王の出現によって多くは破棄された。
土地を捨てたわけではない。人類は、一度得た土地を捨てたりなどしない。
だが魔王の出現と同時に、一斉に魔族の動きが活発化した。特にリアンヌの丘戦以来顕著だ。
そうして一斉に増えた魔族達に対応できず、蹴散らされたと言って良いだろう。
――そういえば、魔王は何か失敗したとか言っていましたね……。
まだ暗い中、小さな焚火で片手鍋を温める。中に入っているのは魚の缶詰に、その辺で拾った何かの卵。加えて千切ったそこいらの草だ。
一応毒のチェックはしたので問題無いだろうが、味は保証できない。というより、この対毒チェック機器で問題無しと出たのに、動力士が一人食中毒で死んでいる。今いる動力士は、入って以来二人目だ。
――もっと高性能な検査キットが必要ですね。
動力士までなら良いが、操縦士のサイレームが死ぬと厄介だ。こんな所でヒッチハイクなどできはしない。
まあどこかで魔人と合流できるでしょうが……そんな事を考えていたマリッカの前で何かが動く。
それが姿を現したのは一瞬だけ。黄色い丸っこい体にブーメランのような形状をした頭。
つやつやとした皮膚は、両生類を思わせる。
以前マリッカと行動を共にした時は体の半分を商国に置いていたが、今は前後とも繋がっている。
前後共に同じ頭。二匹の両生類を繋ぎ合わせたような独特な姿は、他の誰かと見間違えるような事は無い。
それは二つの丸く黒いつぶらな瞳でマリッカを見つめると、短い手で2回ほど手を振って姿は消えた。
言葉は発していないが、『ハーイ』といわれた気がする。
――アンドルスフ……来たのですか。
今は壁も穴だらけ。修復の名目で、コンセシールの業者が抑えている箇所も多い。魔人アンドルスフなら、確かに余裕で越えてくるだろう。
ただとっくに実家……いや、商国に戻っているかと思っていただけに驚きだ。
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